122. 今のところ生涯最高です。40~50回くらいは観ました。少年期、青年期、中年期(老年期?)の切り替わり、場面の切り替わりが巧く、好みです。編集、脚本が本当に素晴らしい。心に残るシーンもたくさんあります。そしてそのシーンにはモリコーネの音楽が響きます。ストーリー上あまり重要ではないのですが、ケーキを持って行くとさせてくれるという娘に少年がケーキを持って行って待つが、待ちきれずにケーキを食べてしまうシーンなんか思わず顔が緩みます。ヌードルスの最後の笑みは、中年期の冒頭で、「これまでゆっくり眠ることは無かった」みたいな事を言ってたように、この先彼には追われる身である不安と友人を亡くした悲しみとロッカーから無くなった現金の謎を抱えて生きていかねばならず、唯一の光である良き思い出も最後には踏みにじられるという辛くて悲しい人生を歩むこととなるが、この時だけは逃げおおせた安堵感をしみじみと感じ、ぐっすりと眠ることができた。そしてそれがこの先二度と感じることの無い最後の安堵感だった。ということの象徴なんじゃないでしょうか? 【R&A】さん 10点(2003-04-25 16:17:00) (良:5票) |
【紅蓮天国】さん 6点(2003-10-13 21:13:53) (笑:3票) |
120.B級映画の巨匠セルジオ・レオーネのノスタルジー溢れる青春ギャング大作。確かにキャスト、音楽、映像、上映時間、そしてタイトルと、どれをとっても米メジャー資本の超大作と呼ぶに相応しいと感じられるが、やっぱりこの映画は所詮B級だ。友情と裏切り、愛と金、栄光と挫折、そこで描かれるテーマの実に類型的なことか。少年時代から延々とエピソードを積み重ねて、最終的には壮年になった2人の男の対決に繋がっていくのだが、そのなんとも言えないヒューマンタッチには正直いって奥深さが感じられない。ギャング映画といえば「ゴッドファーザー」という名作があるが、そこで描かれた孤独と呪縛の歴史に比べ、ノスタルジーに重きを置いた情緒的ストーリー、ただ「時の過ぎ行くままにこの身を任せた」歌謡曲的進行はあまりにも軽々しい。大体、肝心の場面にBeatlesの「Yesterday」とは、、、確かに時代設定と主人公の心情を伝えるにはいいけど、楽曲としてはちょっと安っぽい。男たちの生き方に苦悩の本質が見出せず、印象的なモリコーネの音楽と妙にミステリータッチな展開で押し切ってしまった演出も。。。う~む、実は、「ワンス~」をレビューするにあたり、自分がこの作品をここまで酷評するとは実際に書きだしてみるまで思いもよらなかった。しかし、思い出してみるにやっぱりこの映画はB級だ。それがマカロニと称されたセルジオ・レオーネの拘りと限界であり、また逆に愛すべきところでもあるのだ。最後に褒めておくけど、この映画、僕としては、そんなセルジオ・レオーネの頑固なまでのB級性を楽しむことができたし、時間もそれほど長くは感じなかった。まぁそれなりに面白かったということなのである(実は)。そして、デニーロ。彼の「笑顔」はやはり強烈だ。そこに何らかの意味を求めたくなる気もするが、それは凡庸な展開の裂け目に垣間出でたデニーロ自身の押さえ切れない狂気と見るべきなのだろう、ということにしておく。 【onomichi】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-04-18 00:12:04) (良:1票) |
119.「いい映画だぁ」と純粋に思わせた作品。セルジオ・レオーネ監督&エンニオ・モリコーネ(音楽)の「最強タッグ」はマカロニウェスタンだけではないのだった。。。人間同士の熱い程の「繋がり」を、強烈なまでに表現している。だから、そういった交錯する各々の想いに対して、何度も目頭が熱くなるんだろうなぁ。それをモリコーネの音楽が更に盛り上げるのだからたまらない。観る度にやられてしまう。流石です。当時、この映画が正当に評価されなかったのは本当に残念。よりによってアメリカで。。。ちなみに、DVDではアメリカの映画評論家による解説が音声特典として付いています。「正当に評価できなかった」アメリカ人のダメな解説なんかを何故につけるのだろうか?? 【ムトゥ】さん 10点(2003-09-10 09:02:17) (良:1票) |
118.個人的に、名作を満を持して鑑賞する気分だったのですが、裏切られました。すごく長いうえに、長さに見合った印象的なエピソードがない。インターミッションを挟むのに、ここまでつまらないと感じた映画は初めてです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 3点(2020-09-28 22:44:13) |
117.お気に入りの夕陽のガンマン2部作と比べると、このどんよりとした長さがどうも・・・中身も大したことがないのでせめて時系列だけでも込み入った構成にしたんでしょうか?ラストの思わせぶりな主人公の笑みも巨匠の自己満足しか伝わってきませんでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-25 17:42:53) |
116.とにかく長い。途中で切れちゃいました。デニーロの子供の頃は面白かっただけに、どこかで線引きすれば良かったのにと思う。見どころのあるシーンが沢山あるだけに、勿体無い作品だと思います。 【SUPISUTA】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2016-08-17 20:35:01) |
|
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-29 14:24:12) |
113.主人公の半生を描いた映画って、どうしても焦点がぼんやりしてしまって、 あまり好きじゃないんだけど、これは良かった。デニーロは相変わらずの役作りに加え、 演出、映像、音楽ともに、80年代の作品とは思えない完成度の高さ。 「ゴッドファーザー」を初めて観たときのような、そんな印象を受けた。 やっぱり男性向けの作品になるのかな。かなり長い映画だったけど、飽きることなく鑑賞できた。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-16 05:03:27) |
|
112.「ゴッドファーザー」以上に嫌いだが、‘Amapola’で踊るジェニファー・コネリーだけは切り取って飾っておきたい。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-08-04 00:00:31) |
111.根は真面目なのにトリップしてて面白かった。 【zero828】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-09 11:34:52) |
110.タイトルからして「ウエスタン(Once Upon a Time In The West)」の現代版であろうかと思いこみ鑑賞しました。しかし、マカロニウエスタンの巨匠レオーネに期待したものが大きすぎたのか、傑作の域に達していないように観賞後感じました。ストーリーと時間軸を不必要にいじってしまった気がします。しかし、撮影よし、音楽よし、役者よしで、これらは本当に素晴らしかったです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 01:00:31) |
109.こーいう映画だったのか。友情のお話ですね。公開当時からすごく評価されていたけれど、その時に見逃した為に最近まで観る機会がなかった。こういう作品は一度見逃すと、上映時間が長いこともあって、なかなか正対する気力が興らなかった。観始めると長さは気にならなかったです。おとなしい演技ではあるが、十分に持たせるデ・ニーロは流石です。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-06 00:55:35) |
108.この作品ならではの雰囲気と音楽に堪能できました。さらに裏切りが長時間を忘れさせてくれるストーリー展開。デニーロの名演も文句なしです。 |
107.ラストの意味があまり良くわからなかったのがとても悔しい作品でした。しかしそれまでの厚みのある構成と音楽、雰囲気がとても好きです。長さも気になりませんでした。ロバート・デ・ニーロは最高の役者です。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-29 22:13:02) |
106.何度見返しても最高! デ・ニーロファンになった作品。レオーネ&モリコーネも健在。ヌードルスとマックスの生き様を比較するのも楽しい。謎めいた箇所を様々に解釈することも楽しい。年末に観ると何故かさらに良い (詳細はブログにて) 【しー】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-22 15:14:27) |
105.2回目鑑賞。一昔まえのアメリカでの悪がき仲良しが裏社会の大物として伸上がっていくものがたり。感心できる題材ではないが友情、裏切り、成功、挫折。 悪に成り切れないデ・ニーロの葛藤が良い。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-06 14:25:56) |
104.無駄な台詞が一切ない。表情でみせることによって、さらに重厚感が増している。その表情はやっぱりデ・ニーロが特に素晴らしい。完全にストーリーが理解できたわけでもないのに、長時間なぜか引き込まれる。そこは監督の腕なんだろう。 【Syuhei】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-23 16:56:19) |
103.完全版を見たので長かったです。でも、飽きずに見れたし面白かった。デニーロ素敵。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-12 13:44:35) |