50.靴がどう生かされ描かれているのかに注目して見ますと、靴のヒールが折れて姉役のコレットがぎっこんばっこん歩くところは姉妹関係のぎこちなさを現しており、妹役のディアスが服を買いに行きながら靴を眺めているシーンは姉への思慕を現しており、足元のアップから引いたショットを多用していることからも、さて皆さん、この姉妹がしっかりと地に足をつけて生きることができるのかをよく見てくださいよ、といった感じの映像となっております。最後に姉が履いた靴、着たドレスを知る時、コレットとディアスとマクレーンと詩が一体となりなかなか感動的なのですが、総じて単調なカメラワークは少し退クツなのでありました。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-07 00:10:24) (良:2票) |
49.映画の日に鑑賞。姉妹ドロドロものというと内館ドラマ「週末婚」(永作博美&松下由樹)にトドメをさすと思ってるんですが、向こうがトマトジュースだとすると、この映画は後味スッキリちょい薄めのカルピスって感じっす。でもこっちのほうがリアリティが有るような気がします。色々あるけど、やっぱ血を分けた姉妹ってこんなモンじゃないすか?キャメロンが膨大に送られてくるであろう脚本からこの映画を選んだ理由、良く解るなあ。30過ぎて、いつまでもカラダや美貌だけをウリにしてられない・・・っていう焦りは彼女自身が持たれている一般的なイメージそのものですからね。人間ってコンプレックスを克服した瞬間ってすごくいい表情するんですよ、盲目の元大学教授に詩の朗読を認められたシーンのキャメロンの笑顔、最近のどの作品よりも素敵でした。シャーリーも良かったけど脇にいた小さなおばあちゃんがいい味出してました。キャメロン露出度が高い前半は男性が楽しめ、後半からは女性の方がより共感出来る(であろう)佳作。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-02 14:04:29) (良:2票) |
48.LAコンフィデンシャルと同じ監督さんだったんですね。あの男くさいハードボイルド風味の作品を撮ったのと同じ人とは思えないような完全な「女性映画」でした(女性の視点から見たらどう見えるか分かりませんが)。3人がそれぞれに心の中に抱えてる傷やコンプレックスが癒されていく様を見ていると自分も何だか癒される気分になる。弁護士の姉が「仕事を一所懸命やって、必要とされていると思うことで自分を支えている」という台詞。「それがなくなることが不安だった」という独白。私は男ですけど、何だか共感できた。姉はそういうものを全部ほっぽり出して、生き方を少しずつ変えていく。ほかの2人のエピソードもそうだけど、人を変えるのは人との出会いやかかわり合いなんだなあ、などと何となく考えさせる映画でした。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 11:20:10) (良:2票) |
47.ちょっといい話ではあるし、気になるセリフも無いではない。キャメロン・ディアスも魅力的。だが、全体的な退屈感がどうしても漂う。 落ち着いて観れば、そして自分が女性なら多少は評価が変わるのかもしれない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-10 19:25:58) (良:1票) |
46.冒頭の姉妹の議論にもちょっと出てきただけで忘れそうになるけど、マギーは、難読症(dislexia)あるいは学習障害(LD)ですよね(計算にも難があるし)。キャメロン・ディアスのキャラもあって、ただの「おバカ」かと思いそうになるけど、これはこれでアメリカの深刻な問題を象徴しているわけだし、前半は、それも含めて姉妹のコンプレックスがうまく描かれている。一転して後半は、マイアミのご老人たちの活躍もあって、少しずつ自分を受け入れていくというストーリー。そのへんの対比の描き方は、カーティス・ハンソンの職人芸です。ただ、丁寧に描かれた佳作だけど、うまくキャラに感情移入できないと130分は長く感じる。僕は個人的には姉のほうが感情移入できるんだけど(たいていの人はそうだろう)、映画のほうは逆にシャーリー・マクレーンの絡みもあって、妹マギーのほうを中心に話が進むんで、話に入り損なった感じでした。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-24 08:55:39) (良:1票) |
45.姉妹それぞれの心境の変化が、いまいち描き切れていないように感じた。下に書かれている方もいるが、姉が妹を許す迄に至る部分(この作品で最も大事と思われる部分)にきちんとFOCUS出来ていない。前半、姉妹(特にキャメロン)のキャラクター紹介に時間を費やしたツケが最も大事なシーンにきてしまって、せっかくの題材・脚本を時間配分が潰した、少し残念な印象を受けた作品だった。 【wood】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-21 15:22:22) (良:1票) |
44.自分も妹と二人姉妹と言うこともあり、オーバーラップしてしまいました。 私の妹も私の最大の親友です。 出てくる人みんな優しくて、あたたかくて(継母以外)見終わって自分の心まであったかくなりました。 【みつ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-15 15:43:45) (良:1票) |
43.最初のうちはバカバカしくて内容が乏しい映画かと思いましたが、意外と人々の心の内面まで突っ込んで描いており、笑いあり涙ありの良い映画でした。あのシャーリー・マクレーンがこんなにばあちゃんになっちゃって...とびっくり。手と胸元のシミも隠さず、それでいてしゃきっとしたおばあちゃん姿のシャーリーはとてもステキでした。それにしてもキャメロン・ディアスって頭が空っぽな役がぴたりとはまりますね。 【チョコレクター】さん [試写会(字幕)] 8点(2005-10-19 23:20:31) (笑:1票) |
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41.ツッコミどころが少ない、よく練られた話だと思います。 【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-12 22:55:35) |
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40.読字障害や家族関係、人間的成長などちょっとどれも中途半端。個人的に主人公が好きになれなかった。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-10-06 20:15:31) |
39.ブスで賢い姉と美人でバカな妹の兄弟愛を描いた話。どちらも嫌なところもあるけど憎めないキャラでついつい二人を見守ってしまう作品でした。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-16 00:51:52) |
38.役者の演技を観るだけでも楽しめる。キャメロンのああいう役は言わずもがな、トニ・コレットもうまい。コミカルかつシニカルなセリフが小気味良い。ストーリーとしては別にどうっていうことはないが、教授と詩を読むシーンが最高。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-14 11:10:44) |
37.3人のキャストは魅力、でも映画はいまいち・・・ 難読症のキャメロンと元大学教授の「授業」はいいエピソードだったし、作品を下支えするトニ・コレットはあいかわらず巧いのだけど長く感じてしまった。 継母と祖母の描き分けも極端で、「血のつながった人がいい人」にしとくのって単純じゃないかな。 トニの妙にいい人な新カレはユダヤ系、異母妹のユダヤ教からの改宗が問題視されたりと、原作者や映画会社の民族性も反映された作品。 リドリー・スコットが製作なのは意外、「テルマ&ルイーズ」といい女性映画にも関心アリ? 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-13 07:00:07) |
36.キャメロンの鍛えられた身体と足の長さに目が奪われた。しかし『レイチェルの結婚』と似たような展開に気付いてからはどうも話が読めて楽しめなかった。 ディスレクシアを扱った映画を見たのが初めてだったので、その部分は興味深かった。ただし、眉つばではあるが。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-15 22:31:37) |
35.姉妹の気持ちがよく描けていた。ハッピーエンディング。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-06 13:25:01) |
【くまさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-07 04:42:12) |
33.私にも妹がいるのだが、姉妹の心のずれとか感慨深い映画だった。何年か後にまた見たい。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-24 00:03:50) |
32.幸せになるまで、時間がかかりすぎですね。でもまぁ、幸せになれたから、いいか。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-10-30 23:01:01) |
31.タイトルが秀逸ですね。なかなか出演者もいい味出してるし、ストーリーも悪くなかったです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-07 11:34:36) |