53.なによりもまずこの作品は、「モンスターパニックもの」として高水準のエンタテインメントに仕上がっている。怪物<グエムル>を「熊やワニよりはるかに大きいが、ゴジラよりは小さい」サイズに設定した事で、迫力や恐怖感に説得力が生まれているし、国や軍隊ではなく個人に焦点を当てて等身大の物語を描いたのも正解だったと思う。つまり「普通に面白い」。■加えて、随所に見られる「ポン・ジュノ」印。例えば合同葬儀会場のシーン。一家が報道陣に囲まれ、フラッシュがたかれる中、ペ・ドゥナのジャージの背中が「ぺろん」とめくれる。孫の死を嘆き悲しみながら、父親は思わず娘のジャージを引き下げ、横暴なマスコミに怒る。「悲しみ」と「羞恥心」と「怒り」という、普通同時に並列し得ないものが並列する面白さ。■また、人物描写の豊かさ、それを通じて韓国の社会や歴史をさりげなく見せる巧さ。例えば軍政時代を経験しているであろう父親は、警官に対して媚びた笑顔を浮かべながら「袖の下」を渡そうとするし、学生による民主化運動をくぐり抜けた次男は逃げることと火炎瓶の扱いに長けている。■さらには一作目「ほえる犬は噛まない」にも見られた、話の流れをありがちな展開からずらし、観客の予想を良い意味で裏切る、ある種のユーモアも、いかにもポン・ジュノらしい。■ポン・ジュノらしいと言えば、容易に観客に感情移入させない、「抑えた」表現も個人的には好ましい。彼はいかにも「お涙頂戴」的な感情表現を使わない代わりに登場人物にひたすら「行動」させる。雨の中、或いは下水の中、彼らは己が行動を台詞で説明することなく、ただただ逃げるために走り、追うために走り、しばしば転びつつも、怪物に対して勇敢に立ち向かう。つまり「ベタ」ではないが「エモーショナル」なのだ。■ラストに関しては、賛否分かれる、というより「否」の意見が多いかもしれないが、個人的にはあれで良かったと思う。ポン・ジュノは常に「違和感」と「居心地の悪さ」を異化効果的に駆使する、確信犯的作家なのだから。 【ぐるぐる】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-03 18:16:49) (良:4票) |
52.今、世界中から最も熱い眼差しを受けている韓国の社会派ポン・ジュノが、いわゆる大娯楽作品に挑戦したのが本作である。本国では当たらないとされているジャンルであるにも拘らず、大ヒットを記録したこの作品は、紛れもなく“正しい怪物映画の作りかた”的な面白さに満ち溢れていて、今後、亜流作品が続出することは間違いない。 本作の最も注目したい点は、政府や軍隊あるいは科学者といった、市民(=弱者)を守り、本来立ち向かっていくべき組織が怪物を生み出す原因を作り、そればかりか、自ら闘う事を余儀なくされる市民の足枷にまでなってしまうという、今までの怪獣映画の常識を覆す逆転の発想にある。冒頭の在韓米軍研究所から薬物を廃棄処分するシーン(いかにもB級っぽい!)や、政府による妨害工作など、反米・反政府といった社会派としての一面を覗かせてはいるが、実のところ余り深読みするほどの面白みは感じない。それは怪物に攫われた娘を、家族が力を合わせて救出するというストレートなドラマツルギーのほうが勝っているからに他ならない。それは一方で、さながら街をジャングルに見立てた、サバイバルゲーム的な面白さとでも言えるだろうか。怪物と国家の両方と闘わなければならない家族には、悲壮感や深刻さを余り感じさせず、どこまでもカリカチュアされた描写を貫く事で、大騒動を繰り広げる人間たちの滑稽さと悲しさを浮き彫りにしている。それにしても、韓国映画の生々しさは本作でも健在で、黒くヌルっとした物体が橋の欄干から、(まるでウ○コのような)いかにも排泄物の塊のように垂れ下がる姿で登場する怪物と、“ん?あれは一体、ナニ?”と、一瞬わが目を疑うような反応をする人々の描写が秀逸で、そのあとにくる河川敷でのパニックへと波及していく転換の面白さは比類のないものである。カメラの遠くから近くへの遠近法と、「ジョーズ」を参考にしたような横移動との巧みな組合せによる視覚効果は、緊迫感を伴った極めて精度の高い迫真の映像であり、中でも、次々と人々を襲う怪物が土手で足を滑らせるマヌケぶりなどは、まるで本当の生き物のような錯覚を覚えさせるほど芸が細かい。この序盤の圧倒的な素晴らしさに比べると、クライマックスは少々呆気ないが、ジャンルを問わずとも質の高い映画を描出するポン・ジュノの才能も然ることながら、映画製作に於ける柔軟な姿勢と懐の深さには敬服せざるを得ない。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-02 16:39:36) (良:3票) |
51.怪物の姿がいきなり現れたときの唐突感が素晴らしい。怪物がぜったいいそうにない空間に怪物がいるという不自然さが素晴らしい。その後の徹底した家族のストーリーも悪くはない。むしろ徹底しているから良い。でも初顔見せが素晴らしかったのに、怪物が一向に怖くならないのが致命的。恐怖演出が弱い。弱すぎ。怪物が出てくるだけで実は社会派映画だからとか家族の絆こそをメインに描いた映画だからとか、そんなの理由にならん。怪物なんだから怖くないと話にならん。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-23 14:16:10) (良:2票) |
50.いま観てきました。 アンチ怪獣、アンチ大作な心意気が映画のフォルムを壊しまくっている。素晴らしい。 モンスターデザインにはタトプロスではなく、成田了の遺伝子を感じますな。一見ありえなさそうなシュールなボディラインが素晴らしい。 そしてストーリー! まるっきりロジャー・コーマン製作の『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』のパクリじゃないですか! 真似るにことかいてコーマン御大の怪獣映画かよ! むっちゃくちゃ素晴らしい! 音楽が見事なくらい「わかってなかった」のがつくづく残念。満点には至りませんでしたが、とってもとっても素晴らしい映画だと思います。 人気の悪さ、宣伝の拙さに振り回されて、食わず嫌いしてた自分が本当に悲しくなりました。「蓋を開けてみると小粒な動員だったけれど…」と評しながらも、あえて再上映してくれた蠍座のオーナーさん、感謝です! ●追記:一日じっくり考えてみた。これほど明確に具象化された「北朝鮮」を今まで見た事がないのに気づいた。生い立ちも、自然界に存在を許されない奇怪な形態も、拉致って生殺しにする食餌行動も、水路から迫る襲撃経路も、そのステルス性と俊敏さを兼ね備えた攻撃能力も、そして大多数の市民にとって真の脅威ではない点もビシッと符合する。その上で、マスコミに流布するウィルスの噂や、論点がずれて行く(というかずらして行く)政府や米軍の行動や、火炎ビンで戦う事の意味や、墓穴を掘りまくる主人公たちの思慮のなさに、いろいろな意味付けが出来はじめた。そして、実際に怪獣なるモノが現れた時には、案外行政府ってこんな風に行動するんじゃないか…とも。 ここまでの政治性の強さは、日本怪獣映画(テレビは除く)ではやれなかったものだと思う。「んにゃ、グエムルの母はヘドラだ」と言う向きはあるかもしれないけどね、日本ではヘドラは根付けなかったのをお忘れでないよ(廃棄物13号は…オイラ的には発展性の少ないオマージュだったと思うがね…マンガしか見てないけど)。 この怪獣はきっと、日本より漢江の水が合ってたんじゃないかな。観客の危機意識ベクトルの問題かもしれんがね。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-10 20:28:44) (良:2票) |
49.構造的には同監督作品の「殺人の追憶」とあまり変わらない。黒幕は連続殺人犯でも異形の怪物でもなく、韓国という社会。両作とも印象的なのはソン・ガンホのクローズアップ(「グエムル」ならば、小屋から暗闇の向こうに銃口を向けるシーン)で、彼の視線は映画を飛び越えて、実社会へのまなざしとして観客に投げかけ、映画が終わった後も居心地の悪さを残し続ける。大きく異なるのは、「殺人の追憶」においては犯人=怪物を見せないという事を徹底したのに対し、「グエムル」では群集を襲う怪物としてとにかく見せるという事だろう。前者がサスペンスならば後者はスペクタクル。しかし「殺人の追憶」のサスペンスの支柱となった、韓国の軍事政権下の社会をダイナミックに描いた様は、スペクタクルそのものだったように思う。「グエムル」では、スペクタクルの支柱となる見られる対象としての怪物に、スピード感ある視覚効果やキモいイデタチを与えるが、おそらく10年とか時間が経ったとして、そのフォルムを覚えている者はいないだろう。ゴジラとかエイリアンとか、そして最近だと「宇宙戦争」のトライポッド(怪物ではないが一応)、これらのフォルムや動作が忘れられないのはそれなりの理由があるからだが、「グエムル」の怪物にはそれなりの理由が無い。テキトーな感覚で言うならば、こいつは「企画から生まれた」感が非常に強い。あるいは、「~的」であろうとし過ぎている気がする。地味であるほどに存在感を引き立てるぺ・ドゥナの方がよっぽど怪物なんじゃないのか。映画が高速化する中で、アーチェリーの矢を、しかもジャージ姿で放つ彼女と矢の軌道からは、高速化するサッカーの中で一発のスルーパスに賭ける前時代的なトップ下のそれを感じ取れるだろう。優雅な運動はスポーツ界のみならず、映画からも消えつつある。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-09 01:56:37) (良:2票) |
48.ポン.ジュノ監督アカデミー受賞記念として鑑賞。 やはりメッセージ性ある作品なんだね。警察も医者も【聞く耳持たず】。頼れるのは己の力のみ。 「パラサイト」同様アメリカを皮肉ってる部分も見えるし、只の娯楽作品ではなく、何を感じるか、何を伝えたいのか、ポン監督の作品は考えさせられます。 【tonao】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 16:30:53) (良:1票) |
47.なぜ『グエムル』は日本でコケたのか? という表題の記事を多く目にし、今さらそれらの記事を読み漁ってみたのですが、その中のひとつに 【 『グエムル』は韓流スターを前面に押し出さず、怪獣映画として日本に広報された。 しかし日本で怪獣ジャンルはマニア層が存在するが、彼らの期待心理を充足させることができなかった。 彼らは(つまり、日本人は)グエムルが遅く登場し、英雄や自衛隊にやられるという従来の怪獣映画の公式と『グエムル』の違いを受け入れることができなかった」と説明した。】 というご意見を目にしたのですが、、、 いかがなのでしょう・・ なんか違う。この方の見解には納得できない なぜなら日本人だからってグエムルが遅く登場する事なんて たぶん誰も望まない。逆に唐突早々に現われた事に度肝をぬかれた訳であって そこをかなり評価している それになにさ、英雄やら自衛隊っていうのは具体的にいうなら アレですかね、例えば、ウルトラマンやウルトラ警備隊などの事を指して言ってらっしゃるのでしょうか。そんなバカな。あなた日本人をかなりオタク扱いしてくれちゃってませんか とまあ、なんだか記事に対して異議を唱えてみたくなってしまいましたので この場をお借りしてみました。すみませんでした。 しかし、個人的な見解であってデータ的なものではないんであれなんですが、『グエムル』って日本ではほんとにコケたのでしょうか いや、コケたって言われるほどではないでしょ。そりゃ確かに、劇場収入は見込んでいた数字以下の大惨敗だったのでしょうが、その後 DVDの売れ行きは良い感じでしたやん、レンタル市場でもヒットしてましたやん、結局は日本人の皆さん何らかの手段にて目にされているわけなんですから、あんましコケたコケた言わんでもいいんではなかろうでしょうか そんなにめちゃめちゃコケたわけでもないのに コケたコケた言われるって事は そんなにハゲてもいないのに ハゲやハゲやって言われてるようなもんやないでしょうか そんなんやったらカワイソですやん。以上です。 【3737】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-21 23:42:02) (笑:1票) |
46.旦那に代わって妻投稿。この映画はモンスターパニック映画につきものの、大勢の犠牲者と怪獣の屍の上で感傷に浸る主人公とヒロイン連中に対するアンチテーゼではないかと思う。ガメラ、仮面ライダー何でもいい。夜道を家に帰る端役女性が突然その命を通り魔的に奪われる。次の瞬間には主人公の図々しい日常が描かれ、被害女性の今までの人生や、彼女の帰りを待っていた彼氏が変わり果てた恋人を前に嘆き悲しんだり、家族が蒸発した娘を必死で探すであろう事実はなかったことにされるような展開に、きっと制作者は違和感を感じていたのではないか。それが、この映画における葬式のシーンやラストの唖然とする結末など、頑張って努力した主人公の家族が悲惨な運命を背負う描写へとつながったんだと思う。あの女の子の遺形はモンスターを際立たせるために殺された映画やテレビの中の無名の人々の墓標ではないかと思う。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-02 03:12:21) (良:1票) |
45. これはどうやらいろんな映画のパロディーでしょうな。そもそもしょっぱなの設定が『悪魔の毒々モンスター』とちがうのか? ジャンルとしてのB級映画のパロディーだ。だから、封切り当時のある新聞の論評のように、駐留アメリカ軍や汚職体質への批判だとか、そんな生真面目一本に観てはつまらない。しかし、ねらいがよく伝わってこないところは作品自体の責任で、そこが欠点だ。ところで、父親役のおっさんは味のあるいい俳優ですな。 【goro】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-04-19 01:22:08) (笑:1票) |
44.「殺人の追憶」の時も、普通のみんなが想像する、こーであってほしい猟奇殺人ものってゆう展開から途中逸脱し、警察の馬鹿さ野蛮さをこれでもかとアピールし、笑っていーもんかちょっと戸惑うシーンなんかも入れて、期待してたものと全然違う要素へ寄り道ばかりしたおかげで、観てる方を混乱させた一癖ある監督さんでした。今回も一筋縄ではいかずにかなり寄り道の多い映画でした。モンスターモノですが、娘が襲われ家族が協力してやっつける、ここまでは、多分途中でみんなが期待する方向、しかし、それをまたまた逸脱し、変なこれまた笑っていーもんか戸惑うシーンをしっかり盛り込み、主役の家族もみんなどっかおかしい奴らに描き、色々グダグダして方向はそれて、なかなか、みんなが期待するモンスターストーリーに帰ってこないとゆう前作に似た感じです。娘が死んでグダグダ泣くとこなんて、なんか俺も泣きそーになってたのに、ひつこいくらいにグダグダやってて流石にちょっと笑ってしまいました。なんなんですかね~、この監督さん。でも、やっぱり盛り上げ方はうまくて、しめるとこはちゃんとしめてる感じします。妹がメールを受け取るシーンなんて、かっちょよくてゾクゾクしまたし、兄弟がまた揃うとこも、よいんですわ。この監督、緊迫感やスリルあるシーンはほんと見せてくれます。普通にそれだけの映画にしたらもっと万人うけするのに、やらない。でもこの普通とは違った角度からの表現にハマる人ははまると思います。ある意味三池監督みたいです。 俺は見所が多いし、最近の映像ではあまり観た事ない変わった雰囲気のしかも本格的な日常モンスターものとして十分楽しめましたので。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-24 23:34:13) (良:1票) |
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43.オレはいつソン・ガンホがグエムルに変身するのかドキドキしながら待ってた訳だが…。 【デヘデヘ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-14 13:30:12) (笑:1票) |
42.まー無茶な話だ、無茶すぎて「無茶だ」とか考えている事が、バカバカしくなって途中から無茶だ無茶だヤムチャだ、とは考えないようになった。ここまで突き抜ければ、映画って何でもアリなんだなぁって思った。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-28 22:03:03) (笑:1票) |
41.明らかな「モンスター映画」でありながら、その主眼はほとんどモンスター自体には当たらず、ひたすらな家族愛を中軸とするシニカルなヒューマンドラマに仕上がっている。 米国の“モンスターパニック映画”や日本の“巨大怪獣映画”を想定してこの「モンスター映画」を観ると、少なからず面食らってしまうことは間違いないだろう。 かといって、登場するモンスター自体にもしっかりとインパクトはある。 水質汚染の突然変異的に誕生した~というのはかなりありきたりではあるが、その登場や動きの“描き方”は、これまでのモンスター映画の“パターン”に反旗をひるがえす様な、常軌の逸しかたを見せる。 笑ってしまうほどに“ぶさいく”なビジュアルにも賞賛を送りたい。 展開されるストーリーには、“陽”と“陰”が入り混じり、ただ“エンターテイメント”とはくくり切れない「感情」がほとばしる。 もちろん、そこには好みや固定観念が立ちふさがるので、一概に「面白い」とは言えない部分もあるにはある。 だが、一言に「モンスター映画」と言っても、国とその国民性の相違によって、これほどまでに独特で新しい「モンスター映画」が生まれるものか、と思う。 そして、そういう部分にこそ、映画が様々な国で作られ、それが様々な国で観られることの、意味と価値があると思うのだ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-23 15:00:17) (良:1票) |
40.観た当時の感想ですが、単純に面白かった。 韓国エンターテイメントの最先端を観た感じだった。 日本映画と比べると質が全く違う。 韓国映画界はアジアのハリウッドだなと思った作品。 同時に日本のエンターテイメント映画も頑張ってほしいと感じた。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-13 02:00:00) |
39.モンスターパニックのような 人間(家族)ドラマのような どちらにしても中途半端な感じ 一連の話としてもあまりうまくまとまってないような 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-15 00:18:30) |
38.天下のポン・ジュノ監督の作品であるが、個人的にはダメだ。好きなジャンルの怪獣映画なのに。なぜなのだろう。ストーリーも、映像も、違和感なく見られたのに。のれないんだなあ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-12-22 21:42:08) |
37.なんだかガチャガチャしてて、テンポもギクシャクしてる。 クリーチャーのサイズ感ぐらいは統一して欲しかった。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-07-24 22:25:50) |
36.韓国での記録的な大ヒットということで見たのだが・・・。「殺人の追憶」の時も思ったのだが、この監督の意図することがよくわからない。これが単なる怪獣もの、パニック映画だとしたら突っ込みどころ満載の馬鹿馬鹿しい映画だろう。解説等に書いてあるように風刺や皮肉を込められたものだとしても、それが何なのかわからないとまったくおもしろくない。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-07-12 20:51:19) |
35.CGが良く出来ていて、迫力がありましたね。クライマックスも見ていて楽しい。突っ込みどころはたくさんありすぎるくらいですが、それもまた魅力になりうる映画だと思います。愛される映画でしょう。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-06 10:24:40) |
34.ロード・オブ・ザ・リングを手掛けたチームが作り出した迫力ある映像と、キャストの迫真の演技で、モンスターパニック映画としては及第点を満たしていると思う。 しかし、中盤は色々と盛り込みすぎて、中だるみ感があった。 なんだか惜しい。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-11 09:42:08) |