994.これは、はじめてみたときから大嫌いな映画。主人公が手に入れるお金は、不正によって得たお金だし、この不正のせいで、仕事を得られなかった健全な企業があったはず。事実を新聞社にばらすなら、お金も警察におくれよと思う。 黒人のおじさんも、結局法律違反をして逃げてるし・・・。 それで、南国で幸せに過ごしました。メデタシメデタシ。 なんていうのは、道義上絶対に許せない。 【孤島の鬼】さん 0点(2004-10-24 13:33:27) (良:11票)(笑:5票) |
993.下にある「N列23番」さんの感想が非常に正直だと思ったので、それを受ける形で私なりのレビューをしてみたいと思う。もはや本作は、映画本来が持つ力からは離れてしまった所に位置されている作品だと思う。つまり、「ショーシャンクの空に」という名前だけが一人歩きし、ブランド化し、記号化されてしまってる。夢や希望といったヒューマニズムがあり、それでいて人生の苦味もあって、バランス感覚が優れている作品ではある。派手でバカなハリウッド映画でもないし、至極難解な哲学的映画でもない。役者陣はだれも力があって、カメラワークも悪くない。全体的に「良い」作品だ。しかし、本作高評価の背景にあるのは、こうした「映画的なバランスの良さ」からではなく、もう一つのバランスが作用してるからではないかと思う。すなわち、超メジャースターが出ておらず、アカデミー受賞作でもない。ほどよく知的で、ほどよく娯楽性もあるという、観る側のセンスの良さをアピールできるバランス感覚だ。ミーハーでもなければ、マニアックなオタク趣味でもない。前評判の高さも手伝い「ショーシャンク」は見る者のハートをくすぐる。「ショーシャンク」の名は、こうしてある特定の意味を象徴する記号となり、無批判なブランド化を生んでしまったのではないか。であるならば、きわめて不幸な作品と呼ぶこともできると思う。 【給食係】さん 6点(2004-01-30 00:29:20) (良:14票) |
【シネマレビュー管理人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(1999-10-28 00:17:42) (良:14票) |
991.無実の罪で投獄されるなんて、普通に考えれば“絶望”というより他にない境遇だ。しかし本編の主人公は、密かにずっと“希望”を持ち続け、チャンスを待ち続けていた。そして自由を得るという大きな目的を果たしたとき、観ている我々は感銘を覚えずにはいられないのである。本編に出会ったことにより、人生に少なからずの影響を受けた人は沢山いるに違いない。映画の100年の歴史の中で多くの名作が生まれ現在にも生き続けているが、本編が近い将来そういう映画の仲間入りするのはまず間違いないだろう、と思う。 ところで、僕がこの素晴らしいシネマレビューサイトを訪れた最大の理由は、自分の好きな映画や思い入れの強い映画に対して、他の人たちは一体どのような見方をしているのかを知りたかったからである。自分が最高だと思っている映画に対して、同じ気持ちを持っている人を見つけたときの喜びは何とも言えないし、ときに辛辣な批判的コメントを見つけて「なるほど、そういう見方もあったか」と新鮮な驚きを覚えるのも、大いに楽しい。映画ファンが100人いれば100人の見方があって当然で、むしろ自分と異なる角度から鋭く核心を突いたコメントを見つけると、そのレビューアの方が他の映画に対してどんなコメントをしているのか、とても興味をそそられる。そして、意外な映画について自分と共有する部分を見つけ出しては、モニタの前でニヤリとひとりほくそ笑む、というのが僕の密かな流儀なのである。 さて、本編については実に700人以上の方が評価をされており、そのうち400人以上が10点満点を付けている。この状況については僕だけでなく、多くの方がとまどっているのではないだろうか。とくに、本編を自分の中で最高傑作に位置づけている人こそ、その思いが強いのではないかと推察する。自分が愛する映画だからこそ、客観的に正しい位置づけを知りたいと願うものだし、自分とは異なる評価を見てみたいとも思うものだからだ。本編をこよなく愛する当サイトの管理人さんに敬意を表す意味でも、遠慮のない評価・コメントのさらなる投稿を期待したい。 ★追伸★我が偏愛する映画『ペティコート作戦』に対しても、遠慮のない評価・コメント投稿をよろしく。 |
990.「この映画を評価する事が”映画通”の証しになっている風潮がある」のようなやや批判的コメントを見かけましたが、最近は全くそんな事がないと思います。 なぜなら、この映画はあまりに有名になりすぎてしまって、”極めて大衆的な人気作”になってしまったと思えるからです。 むしろ、近況は「この映画を批判する事により映画通を自称する人」が増えている気がします。 取りあえず、この映画の価値評価が落ち着くのは、おそらく、あと10年以上はかかるでしょう。 個人的には、文句なく「10点」です。 極めて完成度やメッセージ性が高く、大衆からマニアにまで幅広く支持されている”希少性”を評価します。 【もえたん】さん 10点(2003-12-16 18:07:58) (良:7票)(笑:1票) |
989.国際線の上映で見た。となりの外人さんから「素晴らしい映画だ!この時間を異国人の君と共有できて良かった!」とかなんとか言われて握手を求められ、映画の出来以上に気持ちが引いた・・・。 【mimi】さん 5点(2004-01-30 21:47:40) (笑:6票) |
988.午前十時の映画祭を利用し、劇場にて鑑賞。 今年の始めに友人と「ショーシャンク映画館でやるらしいぞ。9月。」 「そうなのか。始まったら一緒に観に行こう。」と話していた。いつの間にかもう9月になったので、約束通りそいつと一緒に見に行った。 今回何度目の鑑賞になるのか分からないが、今までで一番心に響いた。映画館で観れたからかもしれないが、恐らく今自分がいる状況と、この映画の主題が程よく合致したのだろう。一緒に行った友人曰く、「無駄なシーンが一つもない映画。」 早めに映画館に着いたのでカウンターに一人で赴き「大人二人」と言った際、お店の方に「カップルシートお勧めですよ」と言われた。とっさの事に断る事もできず、男二人でカップルシートに座って観る事になった事が、唯一想定外であった。 【rain on me】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-09-07 21:28:26) (笑:6票) |
987.私が初めて映画を観て、涙を流すことではなく、拍手をしようと思った映画。観終わったあとすごく晴れ晴れした気分になった。 【テンダータッチ】さん 10点(2004-09-16 22:30:33) (良:6票) |
986.感動するよ、と言われて見たのだが、全然感動しなかった。なんで皆の評価が高いのかわからない。この高評価は何か、巨大な組織が裏で動いているんじゃないかと思うくらい自分的には面白くなかった。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-02-03 16:05:57) (笑:5票) |
985.周りの友達が「いいよ、これ!」と言うので、見てみましたが何ともない映画でした...。 でも凄い好評価ですね、この作品。 【ゆきいち】さん 1点(2003-12-18 01:37:54) (良:1票)(笑:4票) |
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984.最初、ビデオのパッケージを見て、雨に打たれて両手を広げている男を見て、「っさぶ!」・・・。。きっとこの映画は、ナルシストの男が目覚めて「‥自然ってすんばらしいっ!!」的な映画だと思った。その先入観が良かったのかも。 【小星】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-12 18:56:38) (良:2票)(笑:2票) |
983.すっごく評価高いんですねぇ、この映画。でも私にとって脱獄ものといえば、「ミッドナイト・エクスプレス」。はるか昔に観たのですが、あの暗さ、重さが未だに鮮烈な印象として残っています。それに比べれば、ショーシャンク刑務所なんて天国じゃないですか。昼休みもある。食事もある。仲間もいる。タバコもある。ついでに図書館まで……。だから「希望が大事」なんて強調されても、なんか歯の浮いたようなセリフにしか聞こえないんですよねぇ。でも唯一、M・フリーマンの言ったセリフ「最初は塀を恐れ、しだいに塀に慣れ、最後は塀に頼るようになる」はけっこうグッと来ました。これは刑務所のみならず、どんな組織に所属している人間にとっても言えることのような気がします。 【眉山】さん 5点(2004-09-09 17:54:21) (良:4票) |
982.普通に良い映画だったって感じですね。ただ心を揺さぶられるほどの映画ではなかったです。自分だったらどうだったかと思うと、違う生方をしたと思う。そんなで世間での評価には、少し引くかな。。。もっと世の中には良い映画が一杯あるよ!!って感じ。偉そうだな、自分(^^ゞ 【Pizz】さん 6点(2004-08-10 23:12:21) (良:3票) |
981.僕のまだ短い映画人生、最高の一本を挙げるとするならば、迷いなくこの映画を選びます。 始めて観た時からずっと、あのラストシーンが心に焼きついて離れません。 爽やかな感動が最後の引きの映像とともにザワッと入り込んでくるあの感覚。 何度観ても最高の瞬間が味わえる。 よく晴れた夏の日でも、雨の降る切ない夜でもよく似合う。そんな映画です。 【赤毛のダニー】さん 10点(2004-06-08 10:00:07) (良:4票) |
980.希望を生み出すために必要な「強さ」、そして希望とは人間の強さそのものであることを思い知らされる映画。絶望するのにあまりに十分な19年の時間、現実から逃げず、ヒステリックに嘆くこともなく淡々と行動を重ね、自分を曲げずに環境に常に対応し、ついにドンデン返しの奇跡を成し遂げる。これこそ人間の強さの真骨頂。屋根の上でビールを退ける主人公のなんとも言えない表情、フィガロに心を解放され天を仰ぐ囚人達、この2つのシーンが大好きでいつも熱いものが込み上げて来る。刑務所の中という無機質な背景の中だからこそ、美しいものが引き立って見えるのだろうか。物語は余りに完成されすぎた結末を迎えるが、やりすぎの感は無く、腹の底からスッキリとした爽快感を覚える。ここ数年で唯一観て涙し、それから10年、随分色んな作品を観たが、いまだにこの映画の感動を上回る作品に出会うことができない。これからもずっと出会えないような気がしてならないのだ。 【six-coin】さん 10点(2003-11-07 00:26:57) (良:4票) |
979.この映画と普通のどうでもいいハリウッド系ヒューマンドラマとの違いがどうしても分からん。私には良くも悪くもない、全然印象に残らない映画でしたが・・。 【黒猫クロマティ】さん 3点(2003-06-18 12:17:42) (良:3票) |
978.映画史に残る傑作中の傑作。これほど映画を見終わった後に清々しく腹一杯になる映画があるだろうか?小説を映画化することはよくある話しだが、原作を超える脚本と言うのはほとんど存在しない。それは読み手のイマジネーションによって各個人の頭の中にそれぞれの世界が描かれる小説と違って、映画はある一人の脚本家によって創られた世界を悪く言えば押し付けられるからである。もし自分の思い描いていた世界と映画の内容が違えば自分の解釈のほうがいいと思うであろう。しかしこの映画はどうだろう。たとえ自分の想像と違っていたとしても気分を悪くするする人はいないはずである。また、原作を読まずにこの映画を見た人もこの映画の完成度に驚愕するはずだ。それだけこの映画の脚本は強い説得力を持ち、それを高い完成度で仕上げた監督兼脚本家のフランクには脱帽である。スティーブン・キング好きか小説好きでない限り一生読むことはなかったであろうこのすばらしい物語を世界中の人々に広めたフランクにただただ感謝するのみである。単純で派手なエンターテイメント色の強いハリウッドの中で刑務所という重い場面設定と希望という古臭く説教臭いメッセージを持つこの映画は非常に珍しいかもしれない。しかし観客が映画に求めているものというのはまさにこの映画のような強いメッセージ性と多くの伏線をもつ複雑で高い構成力である。これ以上にないキャスティングと彼らによる最高の演技(特にモーガン・フリーマン)はこのすばらしい物語に生命を吹き込み、映画の理想型というものを具現化させた。ラストシーンには賛否両論あるかもしれないが、あれはフランクの原作に対する一つの解答であり、あの青くてどこまでも澄みきった太平洋はフランクから観客への最高のプレゼントである。映画が好きでよかった、この映画に出会えてよかった、そう思わせるすばらしい作品である。 |
977.女の子に「好きな映画は??」と聞かれて「ショーシャンクとか結構好きかな??」って答えると、なんとなくカッコイイと勘違いしてるのはオレだけではないはずだ。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-01 01:01:58) (笑:3票) |
976.う~ん。周りの男の人でこの映画がNO.1って人多いですが、原作を読んだときにすごい感動したからか、映画は原作通りに作られているし、キャストも良いのに、どうしても見終わった時に心に何も残らない。最後のシーン空の色はとっても奇麗でした。でも、それだけ。 【さら】さん 3点(2005-03-14 14:46:22) (良:2票)(笑:1票) |
975.涙もない。人生観が変わるわけでもない。驚愕もない。でも、最高の映画。映画としてこれほど完成された作品も珍しいのでは?人に紹介する時、「最高の映画」そう紹介できる名作。 【東京ロッキー】さん 10点(2004-08-26 16:30:23) (良:3票) |