ぼくらの七日間戦争(1988)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ぼくらの七日間戦争(1988)

[ボクラノナノカカンセンソウ]
1988年上映時間:94分
平均点:6.23 / 10(Review 117人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-08-13)
アクションドラマシリーズもの青春もの学園ものアイドルもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-12-08)【イニシャルK】さん
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監督菅原浩志(クレジット「菅原比呂志」)
助監督鹿島勤
キャスト宮沢りえ(女優)中山ひとみ
五十嵐美穂(女優)橋口純子
安孫子里香(女優)堀場久美子
菊池健一郎(男優)菊地英治
大沢健(男優)中尾和人
工藤正貴(男優)相原徹
金田龍之介(男優)青葉中学校校長 榎本
笹野高史(男優)丹羽
佐野史郎(男優)教師 八代
大地康雄(男優)教師 野沢
倉田保昭(男優)教師 酒井
室田日出男(男優)瀬川
浅茅陽子(女優)英治の母 菊地詩乃
賀来千香子(女優)西脇先生
原作宗田理「ぼくらの七日間戦争」
脚本菅原浩志(クレジット「菅原比呂志」)
音楽小室哲哉
石川光(音楽プロデューサー)
作詞小室みつ子「SEVEN DAYS WAR」
作曲小室哲哉「SEVEN DAYS WAR」
編曲小室哲哉「SEVEN DAYS WAR」
主題歌TM NETWORK「SEVEN DAYS WAR」
製作角川春樹
角川書店(製作協力)
東北新社(製作協力)
角川春樹事務所
配給東宝
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【クチコミ・感想】

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98.いい大人になってしまった今では、おそらく2度と観ることがないであろう映画。世間知らずで、露骨に反抗する根性すらなかったチンケなマジメ中学生であった当時だから陶酔できた世界だ。でも、こんな作品を心から楽しみ感動していた当時の自分を否定することはできない。幼稚な反権力精神を持っていたあの時代、この映画は確かに皆のバイブルだった。TVで観ている横で、教師の親父が苦々しい顔をしていた。誰もが同じことをしたいと憧れ、何回も観て心を熱くし、テーマ曲は飽きるほどに何回も聴いたものだ。心深くにしまいこんでフタをして、2度と開きたくないけれど、なぜか捨てるに捨てられない、アルバムのような映画。幼稚だった時代の感動に意味があったことを思って5点。
six-coinさん [地上波(吹替)] 5点(2005-07-25 00:01:50)(良:3票)
97.学校への不満、教師への反抗、立入禁止の廃工場、自分たちだけの生活。誰もが共感できて、誰もがワクワクする。私も同級生と、当時こんな事がしたかった。かつて少年少女だった全ての人のロマン。
でも初めて観た時は、私はもう15~6歳だったから、面倒くさいお年頃だったと思う。
外国のデモ隊と警官隊の衝突のニュース映像なんかを見た経験から『機動隊のやられ方、嘘くさ!戦車が出てきた時点で、警察も本気でツブしにくるだろ』学校祭の出し物、展示物を何日も掛けて制作した経験から『最後の罠とか花火とか、嘘ばっかり!』なんて。特に映画の後半部分の嘘くささが鼻について、気持ちが冷めていったっけ…あぁ、もう少し子供だった頃に観たかった。
いい大人になった今は、TMネットワークの歌とともに懐かしさも感じながら、当時よりずっと楽しめたかな。

何より宮沢りえの“時の人オーラ”が凄い。彼女の白い肌と透明感。他の女の子と並んだとき、腰の位置が違う。このあと芸能界で色んな仕事をさせられるけど、このときは宮沢りえの存在全てが絶対領域だった。
体育教師にジーンズの裾を引っ張られて破れる。中山役の宮沢りえをホットパンツ姿にする見事な演出。
中山「エレーナをそんなにぶたないで(棒)」カッキーが戦車を見上げると、あらら大胆な改造ホットパンツに。
ここのシーン、しゃがんだ中山が立ち上がるまでを、もっとネチッこく撮りたかったハズだし、その意図で入れたシーンだと思うけど、意外なほどアッサリしたカメラワーク。“宮沢りえをそんな目で見てはいけない”という意識が働いたのかもしれない。なんて思ってしまうほどの彼女の存在感だった。
菊池と中山の仲を見て急に機嫌が悪くなる安永。かといってこの三角関係が発展するとか無く、淡いままで終わらせるとか、いかにも当時の中学生らしい。
エース菊池と補欠の相原が仲が良かったり、絵の得意な久美子が、鉄の扉の外側でなく内側に大きな絵を書くとか、彼女の才能と内向的な性格が出ていてすごく良い。このくらいの歳まで、みんな才能も明るい希望や夢もあるけど、画一的な教育社会では、みんなの才能が世間に認められるわけじゃない。

61式戦車も重要。なんであんなところに居たのかは謎だけど、それが却って不思議で面白い。
何年も放置されたであろう古い鉄の塊。子どもたちの修理なんかで動くシロモノじゃない。それが動くなんてファンタジーだ。
まるでアイアン・ジャイアントやラピュタのロボット兵並みに、子どもたちのピンチに「・・・どれ、助けてやるか」と動き出すエレーナ。
61式は戦後初の国産戦車で、一度も戦闘で血を流すこと無く、今では全車退役しているそうな。そんな平和な時代の、動くはずのない戦車が、子どもたちを助け、みんなを載せて敷地内を楽しそうに駆け回り、元の位置の戻り、エンジンが焼けて寿命を迎える。
人に向けて撃つことのなかった大砲は、子どもたちの七日間戦争の終わりを告げる花火を打ち上げる。

今見ても最後の大暴れ、完成度の高すぎるトラップの数々が、11人の子供が頑張った感=リアリティが無くやりすぎで残念。
小規模にするか、せめて他の生徒も応援に来てみんなで…とかなら、多少説得力も増しただろうか?
最後どうなったのか。子どもたちはあれだけのことをして『楽しい思い出が出来たなぁ』くらいな感じで学校に通う。
バラバラに転校もさせられず、ワンポイント・ソックスも勝ち取れず、校長先生に殺されもせず。何もなかったかのような登校風景。
子供も大人もお互いに理解し合えず。って結末。最後が惜しい。
K&Kさん [地上波(邦画)] 6点(2021-08-25 14:23:49)(良:1票)
96.設定も進行もほとんど滅茶苦茶だし、登場人物は絵に描いたようなステレオタイプなんだけど、最後まで迷いなく一直線に突っ走るシンプルさが作品を成り立たせている。●りえちゃんはそんなに中心的な出番があるわけでもないのに(そしてこの頃は演技が上手かったわけでもないのに)、やはりこの湧いて出るようなスターオーラは突出している。この作品のMVPは、手足の長さを強調するために、タンクトップシャツとジーンズ(しかも終盤はショートパンツ!)をりえちゃんに配点した衣装担当者だろう。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-11 00:03:48)(良:1票)
95.クソガキ全員刑務所にぶちこんでください。実名、顔写真報道もよろしく!
一番星☆桃太郎さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-07-18 17:12:34)(笑:1票)
94.これを見たのは大学生の時だが、中学時代にかなり反抗していので、結構共感をもって見た記憶がある。宮沢りえはホントよかった。今はクサイ演技しかできない女優になってしまったが。やはり例の一件でケチがついて女優生命を絶たれてしまったのだろうか・・・。
<追記>先日TVで見た。20年ぶりに。完全な大人になってしまって、どんな印象を持つだろうか?と思ったが、作品は特に色あせてもなく、昔見た気持ちとあまり変わらず、共感してしまった・・・。成長していないって事か?
<追記>12年ぶりに再見。相変わらず成長していないのか、印象は変わらない。人間にとって最も大切なものは「自由」であって、本作は圧政に対して「抵抗権」を行使していると解釈可能であり、自由のために戦う事に関しては素直に共感する。それは現在の香港情勢を見ても同じ気持ちになるのと一緒。尚、香港の民主化リーダーは欅坂の「不協和音」が心の支えになったそうだが、自分の中での革命ソングはTMNの「SEVEN DAYS WAR」。この辺が世代の違いかもしれないが、「自由」を求める気持ちは同じでありたいと思っている。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2004-01-15 16:08:23)(良:1票)
93.大人になってましたんで、大人目線で鑑賞してますから、まるで楽しめません。シッカリと義務と権利をこどもに教えてください先生。こどもに権利なんていりません、教育をシッカリしてやってください。
亜流派 十五郎さん 2点(2003-11-16 10:42:10)(笑:1票)
92.おそらく子供の頃に見た人は8~10点。大人になってからの人はそれ以下の点をつけたくなるんじゃないでしょうか。こんなに子供心をドキドキさせる映画はそうありません。「スタンドバイミー」くらいかな?映画に出てくる学校の教師(大人代表)の演技も過剰なくらい大袈裟で、子供が見ても分かりやすい。小学校の時の夏休みにこの映画を見た自分は、とても素敵なプレゼントを貰った気分になりました(誰に?)。あの時の感動を思い出すと、当時と同じくらい胸が熱くなります。良作!!(りえちゃん可愛い!)
 - @さん 9点(2003-10-01 23:10:20)(良:1票)
91.角川の倉庫で眠ってた戦車を使いたいというだけで出来たような映画という印象が拭えないです。子供達の中では、宮沢りえは可愛いけど演技が上手くなくて、安孫子里香が演技が上手いけど可愛くない(笑)というのが妙に印象的でした。佐野史郎にしても加来千賀子にしても倉田保昭にしてもなんか演技が中途半端に見えたのは何故かな?倉田さんなんか熱演してるんだけどね。
奥州亭三景さん 5点(2001-08-20 18:41:34)(笑:1票)
90.宮沢りえがカワイイ。
戦車のインパクトが凄い。
主題歌がTM NETWORK。
序盤は宮沢りえの出番が少なくて如何なものかと思ったけど、中盤以降は盛り上がった。
機動隊員が何人か死んでそうだけど、最終的には丸く収まったようで安心した。
もとやさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-07-23 11:23:04)
89.いろいろ雑で粗削りだけど、勢いで突っ切った感じ。
当時の雰囲気を思い出されてその辺は良かった。
misoさん [地上波(邦画)] 6点(2022-01-03 22:01:07)
88.過去作の履修。
「管理教育への小さな反抗」

15歳の宮沢りえが眩しすぎる。それに尽きる映画。
あとはTMN(小室哲哉)のファンなので。
正直、映画の内容とBGMが合ってるかは微妙だけど。

1988年の映画なので色々と無茶ぶり。
30年以上前の邦画なのでシナリオはご愛嬌。
良くも悪くも昭和感で、当時にしかできない貴重さ
愛野弾丸さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-15 09:15:00)
87.あの、およそ分別というものには無縁と思われるアントニオ猪木でさえ、リング外に設置された五寸釘ボードに落ちることは拒否した訳ですが。では、釘の剣山に顔面から突っこんでみせた機動隊員は、本当に無事だったんだろうか。
なんてことを気にする必要はないと思いますが(でももし死んでたら、シャレならんぞ、少年たちよ)、それを除いてしまうと、盛り上がりに欠けるのが、この「立て籠もり感」の弱さ。戦車なんか登場させる余裕があるなら、もっと攻めろ、もっと戦え!とか思っちゃうのは、ダメですかねえ?
教師陣も、大地康雄とか佐野史郎とか、そのクセモノぶりは結構だけれど、「あとでたっぷり、ヤラレてみせます」という雰囲気が漂ってしまっていて。ああ、せめて倉田保昭兄さんくらいは、もっと非常識に暴れてみせてくれたなら。
ってか、一番腹黒そうに見えちゃうのが賀来千香子である、という皮肉。
すみません、ヒネクレてるのは、私の方ですかね。
鱗歌さん [DVD(邦画)] 4点(2018-10-17 22:26:48)
86.この作品を楽しめるのは小学生までじゃないでしょうか・・・。
小学生が楽しめるかも微妙なところ。
若い頃の宮沢りえは知らないので、「おぉおお。なるほど〜」となりました。笑
へまちさん [DVD(邦画)] 0点(2018-05-13 19:10:42)
85.昭和の邦画でしかも学園ものの映画は観た記憶がなく、古いけどある意味新鮮だったけど、戦車だとか特殊部隊のヘタレぶりや何もなかったかのような後日談など突っ込みどころが多い映画。小室哲哉さんの音楽やメインテーマから観た感じなので感情移入しづらく・・・
ラスウェルさん [DVD(邦画)] 5点(2017-03-08 23:06:29)
84.小学生の時は文句なく10点だったけど、
不幸にも大人になってから見直してしまった。。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-12 01:25:47)
83.まずは宮沢りえ嬢のほとばしるほどの瑞々しさを讃えたい。次に名優陣もすばらしい。最後にいまはゆるゆるの校則、実は現代にも少し見習ってほしいものがあると言いたい。でもあのラストはなんなのでしょうか、びっくりして開いた口が閉じられませんでした!もう少しなんとかなったでしょうに・・・あと、みんな中1には絶対みえないから、おかしい。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-05-12 13:39:16)
82.子供たちが主役の、かわいらしい思春期反抗映画。
ストーリーが単純で判り易く、とても物語に入っていきやすい。
出演している子供たちもみんな活き活きしていて、爽やかな印象を与えてはくれるけど、
周りの大人たちから甘やかされている今の子供が観ても、ピンとこないかもしれないね。
欲を言えばラストシーンに、彼らの大人に対するメッセージを入れてほしかったな。
MAHITOさん [映画館(邦画)] 5点(2011-08-20 13:47:18)
81.毎日毎日、教師達から厳しく生活指導を受けてれば、反発、反乱したくなるよなぁ。仲間内でワイワイ楽しく騒いでるのを見て、青春っていいなぁって思いました。
真尋さん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-26 08:03:38)
80.やっぱ宮沢りえだよなあ、作品はまったくのクソ映画だが、宮沢りえはいいんだよね。まさに“可能性を秘めている”とか、“きらっと光るものがある”って言葉がぴったりで。北の国からなんか観ても、彼女は存在感あると思うし(昔からの同ドラマのファンには評判悪いようだが)、本当はいい女優になれたタレントだと思う。もっと早くからマトモな作品に出て、スキルを磨いていればなあ。10代-20代前半に、あんなとにかく話題とゴシップで週刊誌に露出する、みたいな売り方をしてきたのはもったいない限りだ。・・・あ、すみません、ここは映画評のサイトでしたね。映画について。本当、こういう子供に迎合したような映画はやめて欲しい(と十代だった当時さえ思った)。これが「管理教育批判」なんて、ヘソが茶を沸かすぜ。宮沢りえに2点、TM Networkに1点ってことで。
あっかっかさん [地上波(邦画)] 3点(2009-03-04 13:11:37)
79.子供のころ何度も見た映画ですが、今見るとくだらない。たいした理由もなく子供が反抗して、それにやたら目くじら立てる大人たちが戦うというなんの中身も感動もない内容にビックリ。子供たちが主役のはずなのに、大人の役者陣の濃さに比べ、若き日の宮沢りえは可愛いもののみんなキャラが薄い。
笑えるシーンもないし、スリルもないし、音楽はTMN。少年の頃、リアルタイムで観ることによってのみ輝く、見直してはいけない映画。
すべからさん [DVD(邦画)] 4点(2008-09-10 17:23:30)
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【点数情報】

Review人数 117人
平均点数 6.23点
010.85%
121.71%
232.56%
365.13%
41411.97%
52017.09%
61613.68%
72319.66%
897.69%
91210.26%
10119.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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