36.これは良いおっぱい映画かと期待した僕が馬鹿でした。 グロいシーンは目を瞑って、おっぱいだけ観賞出来たら最高だったんですけど、おっぱい1に対してグロ9くらいの割合なので吐き気を催しました。 おっぱいで得した分を全部吐き出すくらい催したので、どう考えても得してません。 かなり損してます。 おっぱいシーンだけを繋ぎ合せた10分くらいの作品に編集してくれたら嬉しいです。 作品の持つエネルギーというか、破壊力は凄いので、グロいのが好きな人にならオススメできなくもないけど、僕はもう2度と見たくありません。 いろんな人に警告したい危険な作品ですね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-05-23 15:13:32) (笑:2票) |
35.レディースデーの金曜だというのに観客は5名ほどのしょぼい映画館。いや、上映してくれるだけでも御の字です。入ってきた老夫婦がいたのですが、終わって後ろを振り返るといませんでした(笑) 【べるぜ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-07-25 14:24:31) (笑:2票) |
34.冷凍食品やレトルト食品があっという間に食卓に並ぶ怒涛の切り替えしで圧倒されたかと思うと、でんでん登場でその有無を言わせぬ過剰な台詞まわしにさらに圧倒され、その後の豹変にさらにさらに圧倒され・・・と、結局全編で圧倒されっぱなしの映画だった。はっきり言ってそれらはコケオドシに過ぎないような気がする。『紀子の食卓』『愛のむきだし』という傑作からはほど遠い内容。しかしそれでもそのコケオドシで最後まで持たせてしまうパワーは認めねばなるまい。そのコケオドシのクオリティを高めたでんでんの演技も絶賛に値する。自身の作品も含めて他のどの映画にも似ていないオリジナリティも捨てがたい魅力。そして無駄にエロいのもいい。ということでなんだかんだ言って7点。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-05-13 18:04:25) (良:2票) |
33.人間の可能性は、果てしなく無限。それは、まさに宇宙の如く。大変残念なことに、基本的に人間は綺麗好きだから人間とその人間の住む世界を美化し過ぎてしまう。 人間とは優しく、愛に満ちていて、信じ合うことができる。そう、きっとそう。でもそれだけじゃない。人間にとってそれらは陽のほんの一部に過ぎず、それと同じくらい人間は憎しみ合い、殺意と隣り合わせにあり、そして簡単に殺し合う。人間のこれまで生きてきた短い短い歴史がそれを明確に物語っている。人間、生きていれば幸せだと感じれる瞬間もあるが、それと同じくらい、苦しみ、己を不幸だと、つまらない人生だと嘆いている瞬間もある。ただ、そっちがわに目を向けてしまうと気持ちが沈んでしまうから目を向けないだけであって、生きているというのはその両方があって、その両方をちゃんと受け入れなきゃいけない。陽が当たる場所には必ず影があるものだから。 そして、人間なんて簡単に死ぬ。人格や性格なんてもっと簡単に姿を変わる。理性なんて、たかが知れてる。本能には逆らえない。深い深い欲望の下にいる、生きようとする本能。 ぼくには十分伝わった。不器用で引っ込み思案、そして人見知りの激しい監督が、子供みたいに捻くれた思想を眠れない夜に酒に頼って死に物狂いで作ったこの作品の想いが。 泣きながら人の命がどうとか映画で描くのも良し、殺人者をただただ狂った人間だと描いたり語るのも良し、なんでもあり。 だけどぼくはやっぱり、これだけ遠周りなやり方でしか人間を描くことができない監督が、ぼくは本当に好きだ。 人間の残忍で冷酷な面を見せつけられ、ただただ幸せになりたいと願っていただけの男が、人殺しになる。誰もが、その可能性を秘めている。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-02-04 10:11:40) (良:2票) |
32.これは分類がホラーになってるので、ホラー映画かな。実際の事件をベースにしているということなので、興味本位で観ましたが、ちゃんと架空の映画でした。役者陣は、みなさん、おっしゃるとおり、すごい迫力です。ほんまもんに見えます。実際のサイコパスもでんでんみたいなもんかもしれません。平気で人を殺し、死体でちゃらけて、異常なんだけど、まともそーなこともちゃんという(いや、これは映画だから監督が言いたいことをしゃべらせてるのかもしれませんが)。誰にも共感はできません。主人公もどっかおかしいのに気づくと、恐怖感は途中で麻痺してしまいました。ただ長い映画ですが、正直、退屈はしませんでした。迫力負けしちゃいましたので。映画を見終わったあとには、すごい脱力感。今の平和な日常に感謝。やっぱホラー映画かな。<追記>その後、もとになった本「共犯者」を読みました。実際にあった愛犬家殺人事件の共犯者が書いた実際にあったことを書いたノンフィクションです。いやー、この映画、実際の事件の再現度がかなり高い。この映画のまんまでした。特にでんでんの役はセリフも含め、本当にこんな感じだったんですね。共犯者はこの映画ではもちろん吹越満演じる主役のキャラに相当しますが、そちらも結構、キャラ的には事実に近い感じがします。もちろん、最初にでんでんに出会うとこや、家族構成、後半はこの映画のフィクションですが、事件そのものに遭遇している箇所は事実と同じ感じでした。「透明のボディー」ってフレーズは、普通の感覚では出てこないのに、実際の犯人が映画のように使ってるなんて、やっぱ現実って怖いわ。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-05-15 15:22:44) (良:1票) |
31.いやー、怖かった。 結構笑えるシーンもあるのに、見終わった後は、怖くてヨロヨロしてた。 普通は見た直後にレビュー書くことにしてるんだけど、これはなかなか頭の中が整理つかなくて、いろいろ他の方のレビュー見たり、検索したりした。 それで実際にあった埼玉愛犬家殺人事件から話を取っているとわかり、話に迫力がある訳がわかった。 それにしても、他の方も書いているけど、でんでんの怖さが圧倒的! エロシーンなど、もはや休憩時間にしか見えないくらい。 「猛毒エンタテイメント」っていう宣伝文句に掛け値なし。R18も当然。 しかしこの映画、ちょっとした知人くらいじゃ、他人に薦められないなあ。 だって、自分なら、知人から「好きな映画は、冷たい熱帯魚」って言われたら、かなり引くと思うし。 それが女性だったら、ちょっと距離置いてしまうかも。 それから、自分は、この映画をもう一度見ることはたぶんないと思う。 テーマがやはり好きになれないから。 でも、凄いよ。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-15 13:02:36) (良:1票) |
30.でんでんは何をしてもコミカルに感じる。ラストはよくわからなかったが退屈なく引き込まれました。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-30 17:14:14) (良:1票) |
29.ぜひ観てみたい映画だった。都心の一部でしか上映していなかったので、足が向かず諦めていたところ、3月ごろ千葉ニュータウンで上映があるスケジュールを目にし、大変楽しみにしていたが震災で延期、その映画館は被害が大きかったらしく再開が7月になりこの映画の上映も中止になった。 そしてDVDで観たわけだけど、これが大変な映画だった。 園子温は「愛のむきだし」が初見だったが、むきだしに負けず劣らず観ているこちらのいろんなものがむきだしにされるような、特異な体験をさせてくれる恐ろしい監督だ。 この監督、有名な役者を使わないが、どの役者も最高の演技をする、すごい演出だと思う。この監督の下で役をこなすとその後オファーが多いだろうなぁ~ 内容については言及しないけど、ラスト前、多少ガタついたのが少し残念なぐらいで、あとは目が釘付けの2時間半でした。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-15 17:09:27) (良:1票) |
28.ずーっと半笑いで、ときどきふき出しながら観てて、自分はもしかして頭おかしいのじゃないだろうかと思ったのだけど、他の方々のレビューを見て一安心。やっぱ笑ってよかったんだ。2時間半という長さはまったく感じず、観終わった後にはすぐどんな話だったか忘れてしまうという園子温監督らしい映画だった。たまに会って激しくアブノーマルなセックスをして終わったらすぐ後腐れなくバイバイっていう割り切ったセフレみたいなの。 はまっちゃダメってとこも似てるな。でんでんと吹越満にさわやかサッカー教室でのセルジオ越後とサッカー少年の影をみてなぜか熱いものがこみ上げそうになったということを追記しておく。 |
27.凶悪犯罪の実録もの、ということで怖くて胸糞悪い内容を想像していたのですが、蓋を開けてみると、あまり怖くありませんでした。おそらく登場人物たちのクセが強すぎて、いまいち感情移入できなかったからでしょう。終始一歩引いて成り行きを見守るような感覚の鑑賞でした。しかもラストでまさかの超展開が待ち受けており、こうなってくるともう実録どころか、リアリティ皆無です。監督ワールド炸裂で、もうある種のファンタジーにすら見えてきます。それを最高と思うか、興覚めと思うかは人それぞれだと思います。評価の分かれる内容ではないでしょうか。 【54dayo】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-13 21:09:03) |
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26.大阪に住んでる方は知ってる人もいるかと思いますが、阪神高速乗っていると「でんでん」という会社の大きな看板を目にします。昔はそれを見ると「でんでんだってクスッ」と笑っていたのだが、この映画鑑賞後は、眼にするたびに背中に嫌な気が走る。役者のイメージをこれほど変えてしまった映画はなかなかないのでは。スプラッターシーンについては、あくまでも個人の話ですが、ゾンビが頭吹き飛ばされようが、内臓ぐちゃぐちゃでてこようが普通に見ることができるが、人間だとつらい。また、人間でも海外の人より日本人の方が、エグく感じる。この映画のスブラッターは、レベルMAXであるはずなのに、じっくり鑑賞できたのは、この映画、役者が持つパワーによるものか? 【代書屋】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-01-09 23:56:55) |
25.ちょっとグロくて人には勧めにくいけど、冷静に考えると何か評価されるものはあるんだろうと。特に終盤は、おおっ〜、という感じ。 個人的には、無理なラインギリギリ。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 4点(2020-08-13 16:37:04) |
【おとばん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-12-10 21:02:09) |
23.これは でんでんの一番のはまり役かもしれませんね。 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-05-28 08:44:05) |
22.聞陰気なだけでたいして面白くもない。グロにもエンターテイメントが必要だねよね。残念。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-05-04 01:09:43) |
21.でんでんの演技は滑舌が悪くてよいとは思えなかった。神楽坂恵は大根役者だし。そんな中、吹越満は中々の演技をしていたと思う(まわりがどうしようもなかっただけかもしれないが)。抑圧されていた男が怒りだすきっかけは妻の不貞。正義もプライドも無いと、残るのは愛憎しかないんだろうな。ここからの爆発と解放は見応えはあったが、総じておバカ映画だし、表現方法ももうちょっとどうにかなったのではないのかと。でも、「人間ってバカだよね。」ってのは伝わってきて、訴えてくるモノはあった。 |
20.でんでんのインパクトに7点。なんであっさり村田に取り込まれちゃうの?という疑問はあるけど、そこら辺がうまい人っているんだろうね。 【noji】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-05 23:39:56) |
19.劇中しきりに日時が提示されるのが、「実話を元にしてます」というドキュメンタリっぽさを出そうとしたのかと最初は思われたのだけど、どうやらそうではなくって(いやもしかしたらそれもあるのかも知れないけれど)、むしろ、(プラネタリウムのシーンとの対比として)この地球なり宇宙なりの歴史に比べりゃ、この凄惨な事件も、一瞬の出来事に過ぎないし、でんでん演じる大言壮語(有言実行?)の規格外オヤジもちっぽけな存在に過ぎない、ましてや究極の小市民のようなこの主人公なんて・・・ということを表しているように思えてきました。まあ、人間、行き詰った時には、ふと宇宙の大きさを考えたりするもんですし。 かつて、愛犬家ばかり(でも無いだろうけど)が次々に失踪する奇怪な事件が、さらに奇怪な事には連続して発生し、大きな騒ぎとなったものでした。本作は埼玉の事件の方を元にしたらしい。 当時、逮捕前の被疑者がマスコミに登場していたこともあり、犯人・村田の役は難しいものがあっただろう、と思います。ひたすら異常一辺倒ならともかく、時には磊落に、また必要があれば卑屈にもなって見せる、というさまざまな表情の持ち主。実際、熱演だと思います。ただ、「熱演」だけでは、ちょっと足りない部分もあるように思えて。村田が主人公の前で突然本性をむき出しにする場面など、いくつかのターニングポイントがあったはず、そしてそれを「熱演」によって演じ分けようとしたはず、だけど、映画の雰囲気まではうまく切り替わらない。刺激的な場面がいくら挿入されても、いまいちピリッとした刺激にならない(浴室の中での死体の解体シーンそのものよりも、外にいる主人公に浴室内から声を掛けられる事の恐怖を描いた点、これは印象的でしたが)。で、作品の流れがやや平板に感じられてしまう。そんな中で「オッ」と思ったシーンは、ラスト近くで、陽光を背に浴室に立つ黒沢あすかの姿、これはさすがに映画の印象を一変させるものでしたが・・・このシーンから先の展開、もう、ムチャクチャだしなあ。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-10-24 13:36:22) |
18.観ていてグロくて顔をしかめるよりも、すべてを超越して何か苦笑いしてしまう。そんなでんでんの存在感です。B級っぽい映画の終わらせ方は映画にケリをつけたという事で良しとしましょう。全体の世界観からもおさまりはいい。神楽坂恵の何ともいえないエロさに1票。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-07-11 01:28:13) |
17.なんでもかんでもエログロにすればいいってもんじゃないでしょ。 ストーリーの中身もないし恐くないしラストもまさにB級の終わり方だし、全部中途半端。 まだゾンビ映画みたほうが面白い。 一番ありえないのは主人公の最後のプッツンはなんだ?スーパーサイヤ的に激変したがなんなんだ? 人は短時間で急にあんな変わるもんじゃないぞ。マゾがサドになるようにね。 「埼玉愛犬家連続殺人事件」がモデルだそうだがwikiで閲覧したほうがよっぽどゾっとする。 |