11.2008年にインドのムンバイで起こったテロ事件を映画化。
絶望のホテル内で離ればなれになってしまった家族と赤ちゃん、
そして勇気あるホテルの従業員たちのドラマと、テロリスト側の動きが交錯する。
ここまで張りつめた緊張感が全く途切れることの無い映画を久々に見た気がした。
その一方で見るのを止めたくなるようなシーンが一体何度あったことだろう。
実際に起こったテロ事件の映画化なので、序盤から登場する主要登場人物でさえ、
「全員殺してしまえ」の命令1つであっけなく殺されていく。
そんな中にも事件鎮圧後のいくつかの再会と最後のホテル再建の映像、
そして「今もいる従業員の多くがホテル・ムンバイの戦士である」に胸が熱くなった。
二度と見たくはならないだろう。しかし凄い映画でした。