171.みなさん点数が低いようですが、、私は文句なしの満点!!派手な銃弾戦やアクションシーンは少ないものの充分スリリングで大変面白かったです。いや、むしろアクション無しなのにこんなに楽しむことができるのは本当に素晴らしい。よく出来た映画だと思います。会議室の中での心理ゲーム、トムを助けるためのネルソンの見事な手腕、騙し合い、駆け引き、どれをとってもcool!!!まさにスパイゲーム。だけど、このようなスリリングな駆け引きが「国の作戦」だったら私はここまではまらないと思う。ネルソンが単純にトムを助けたいっていうのがまた良いのである。情けで人を助けないのがルールであり、スパイとして優秀で冷徹なネルソンがトムを助けようとするとこに胸が温まる。ディナー作戦を軽やかにやってのけた後、ネルソンが去るシーンはまさに爽快だし、トムが作戦の名前を聞いたときは思わず泣きそうになる。スリリングなゲームと格好いいロバートレッドフォードを楽しみたいならまさにこの映画しかないでしょう。 【うらわっこ】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-04-07 23:58:40) (良:2票) |
170.「スパイゲーム」というタイトルの割にはゲーム性もなく、007のような映画とは違い、真面目で落ち着いた出来に仕上がっている。 出来自体は決して悪くはないのだが、盛りあがりに欠ける為、期待ハズレと感じる人も多いだろう。 部下であったトム救出のために動き回るネイサンの退職の日の「現実」を縦軸に、75年ベトナムでの出会いから、76年西ドイツでの二人の考えの対立、そして85年のベイルートでの二人の別れを「過去」の回想を横軸に二重構造にして描かれている。 ネイサンの信念には「情報提供者に命をかけるな」というスパイの役目や負けられない危険なゲームと割り切ることが大切という考え方があり、一方、トムは理想肌で「人を殺すことは苦しいこと」と語っていたように「人の命の重さ」を知っている。 二人の考え方はだいぶ違うと思ったが、やはり二人にはどことなく似ている部分を感じさせるし、人間的な根っこは同じような気がする。本作では師弟愛が感じられた。 しかしなあ、ネイサンはベイルートでは当然の策とはいえ、トムを待たずに、キプロス義勇軍を使ってしまったり、エリザベスをトムから引き離すために拉致って中国に引き渡したりしているわけでかなり実際はかなり非情なオトコなんだよな。 トムとエリザベスの二人の愛が本物だとは知らずに拉致ったりしているから今回のような事件が起きたわけで、28200ドルは自分のまいた種を刈り取ったようなものかもしれない。 エリザベスとトムの二人には、救出後2台の離れたヘリコプターで見つめ合う姿に愛を感じさせずにいられなかった。 ネイサンの奥さんネタも随所に登場させているから、ネイサンの奥さん、家族、愛についての考えも少しだけでも描いて欲しかった気がした。 奥さんネタはやや消化不良に終わっていると感じたな。 衛星写真のすり替えや「ディナー作戦決行」の周りの反応などニヤリと出来る場面も多く、「ディナー作戦」と聞いた時のトムの反応も特に良かった。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2004-12-18 16:35:49) (良:2票) |
169.アメリカ人は結局、東洋人なんか蛮族としか思ってないのね、というのがとてもよく分かる映画。義理だ友情だ愛情だと言って、なんて自己愛に溢れた人たちの話! シワシワ眼鏡のレットフォードは、ちょっとガタイのいいウッディ・アレンにしか見えません。老いれば皆同じ・・・ 【ともとも】さん 3点(2003-12-29 23:37:03) (笑:2票) |
168.爆発シーンは結構凄かった そうとう集中して見ないと面白くないかも 【マーガレット81】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-29 19:14:15) (良:1票) |
167.評価が分かれているようですね。確かに、派手さはないです。また、映画の流れも、ジグソーパズルのピースを一つ一つ組み立てていって最後に全体の絵が見えて、「なるほど」と思えるような仕組みなので、そのパズルのピースを嵌め込む過程を楽しめないと面白くないのかもしれないですね。因みに、ミッションインポッシブル2の様なスパイアクションを期待して見た場合には、確かに評価が下がると思います。そのような「スパイ」映画ではないですね。とはいえ、これは私には10点でした。収穫でした。パズル好きであればおすすめです。 【あげどん】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-28 12:59:47) (良:1票) |
166.観客はどこに視点を置いて楽しめば良いのかわからない作り。 結局ストレートにブラット・ピット演じる人物を助けたかっただけなんですね。 これでは延々と説明しているだけの内容じゃないですか。 何をどう見せたいのか整理してから取り組んで下さい。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 1点(2007-03-02 23:33:37) (良:1票) |
165.この映画が5点台なのはかなしい。確かに1度見たときは分かりずらさが印象に残ったけど、2度見て話の全体像が掴めて、3度見て内容は掴んでいるから、構成とレッドフォードとブラピの良さが際立って見えてくるのだ。うん、3度見て7点の映画。 【michell】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-04-08 00:50:40) (良:1票) |
164.記憶力というか集中力を要する映画かも。ちょっとぼやぼやしてるとすぐに話が分からなくなる。実際、一回観ただけでは理解できていない部分がたくさん残った。それに、地名やテロ組織や紛争関係の歴史の知識がある程度ないと何が起こってるのかさえ分からない部分も。あいにく自分は歴史に弱いので、ベトナム戦争以降どうなっていったのかさっぱり。ストーリーの半分も楽しめてないだろうな。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2004-02-15 17:21:55) (良:1票) |
163.何ヘンな髪型とヘンなメガネのおかげで何故にか全くロバートだと気づかず(笑)。存在感のある役者だと感心し、エンドロールではじめて知ったので、それがとてもおもしろかった。ストーリー的には多いに不満。全ての亀裂の始まりである難民キャンプの女性は、大義のためならテロも仕方ない女。この考え方はアメリカの大義と共通する。そんな彼女を愛する割に、ブラピはアメリカの大義に我慢がならないという。難民キャンプは聖、アメリカは邪というわけらしい。正当化という歪みを常に持つ「主義思想」に次第に憎悪を抱くが選ぶは似たもの同士。最終的には、国家の大儀を越えて、ブラピが女側になり、デニーロはブラピに歩み寄る。が、どうにもブラピの女性との愛に崇高さを感じない。人物設定が練り不足。描きたいものが国家を越えた男と男の絆としたかったのはよくわかる。そこできっかけとなる女性を用意しようと、後からつじつま合わせをしたような女性設定。脚本の構成は悪くないが、根底となる美学そのものが概念的で稚拙。映画全体の雰囲気はいいし、質も悪くない。監督も含め、スタッフがいい。壮大で大人向けの崇高な大作を作ろうとプロフェッショナルとして仕事をしている。そんな彼らのプロ意識を無駄使いしている作品として5点。 【夢の中】さん 5点(2003-11-23 23:22:01) (良:1票) |
162.美しい師弟愛。それに渋くてカッコイイ映画だった。大人の男のカッコ良さをレッドフォードが完璧に演技。これは今どきの若い俳優には無理でしょう。映像だけが派手で中身の無いような映画とは違い、ストーリーで魅せる大人の映画を見た。ブラッドピットが子ども扱いだったがそれも本作の雰囲気に合っていて良かった。レッドフォードの頭脳戦が映画ならではの演出でよく出来ていた。最後、車で走り去るレッドフォードが物凄く渋く、爽快な気分になった。回想ばかりだとか話が良くわからんなんて言ってる人はこういう渋い映画を理解できないでしょう。まあ勝手ですけどね。 【べんちゃんず】さん 10点(2003-10-26 12:23:27) (良:1票) |
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161.この映画、別に興味はなかったんですが、某深夜番組の企画で観に行きました、「自腹」で。スパイ映画って全然観てないんで最初は新鮮な感じがしたのですが終わった後頭の中には「?」が点滅。何でブラピ助けたの?だってレッドフォードって非情なスパイなんじゃないの?スカウトの仕方もひどかったのに。大体スパイって人の命も左右するような仕事なのに「ゲーム」なんてスカしてるのが嫌だ。まあこの日は井筒監督や初代アシスタントの豊岡ますみさん、飛び入りの室井滋さんにも会えたし、このくらいで勘弁したろ。 【ぐるぐる】さん 3点(2003-03-03 16:45:11) (良:1票) |
160.鑑賞しながら、青池保子氏の「Z~ツェット~」を初めて読んだ時の緊迫感を思い出した。要するに、この手の話が以前から好きなんだな。007時代の東と西がくっきり分かれていた頃は、スパイ物も単純で良かった。価値観が多様化し、情報がスピーディになった現在で、切り捨てる者、切り捨てられる者、その狭間で変化する大国の思惑を、2時間枠でよく描いている。ネイサン・ミュアーが人材とネットワークを駆使して本気でビショップを救出しようと決意させたのは、トム・ビショップは既に死亡しているという報道を見た瞬間なんだろうな。「中国で事件が起こった」ところで、「既に死亡しているスパイ」が救出されたなんて非難は、出来ないからねぇ。ディナーアウト作戦の一言で「俺は助けに行かない」と言ったネイサンが自分を助けてくれたと知った時のトムの表情が、退職後に蓄えた金の全て投じたネイサンの、してやったりといった表情に被って、実にいい。欲を言えば、ラストは、再会を喜び、「これからどうする?」「なんとかなるだろ」くらいで締めて欲しかったかな。ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットのコンビネーションが、この作品を際立たせている。 【Y-N】さん 9点(2002-09-28 23:46:37) (良:1票) |
159.まさかの安楽椅子探偵スタイル!!もっとスパイアクション満載なのかと思ってた。無理のあるストーリーをなんとなくハッピーエンドに持っていっちゃうトニーおじの力量凄いね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-11-22 20:01:51) |
158.回想ばかり延々と、身内を欺いてまでこんな作戦可能か。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2023-06-27 20:53:21) |
157.CIA工作員の話と考えると遠い世界が舞台ようですが、何度となく繰り返されるトカゲのシッポ切りの話と考えると、俄然親近感が湧いてきます。組織を守るため、もしくは不祥事を包み隠すために、外部の協力者や下っ端に責任をなすりつけるのはよくある話。ロバート・レッドフォードのような幹部または上司が現れることは滅多にありません。しかしちょっとカッコよすぎか。この作品を見るかぎり、もしかすると自分はある意味でCIA工作員よりもっと過酷な環境で働いているのではないかと、ちょっと背筋が寒くなりました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-23 23:19:22) |
156.自分が思い描いているスパイ像とは随分違った作風でした。スパイの裏舞台を描いた感じの作品で、いささか地味に写りました。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-30 23:52:55) |
155.出来は悪くない。決して悪くないのですが、ややストーリーの展開の遅さにやきもきしてしまった感はあります。トニー・スコット監督にしては、落ち着いた印象の作品でしたが、個人的にはいつもの雰囲気よりもこちらの方が好みです。ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットという二大スターを共演させておきつつ、落ち着いた作品にしあがっている事にも好感が持てます。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-12 17:29:55) |
154.なかなか骨太な作りですね。 入り込みにくさを感じさせる映画ですが、物語の組み立て方は、アメリカ映画らしからぬ緻密な脚本で、序盤わかりにくいなー、なんて思いながらもいつの間にか引き込まれていました。 密室劇みたいな感じで舞台作品にもなりえそうですよね。 キャスティングもロバート・レッドフォードとブラピが、 親子に見える一瞬見えるような、そんな絆を上手く感じさせるような絶妙なキャスティングだったと思います。 【バニーボーイ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2009-03-23 16:57:06) |
153.頭脳戦の展開が心地良い。レッドフォードが最高にカッコ良すぎ。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-09-28 13:35:17) |
152.ロバート・レッドフォードの役がかっこよすぎ。冷静だけど熱い。アクション中心ではないことを踏まえて観て欲しいです。 【まるお】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-19 07:59:39) |