25.1973年の作品とは思えない程の映像美! これは素晴らしいの一言に尽きる。 雪が降り、紫紺の着物が風に舞う。 そこに同じく紫紺の和傘。 そこに佇む梶芽衣子。 これだけで十分、画になるのに、映像まで素晴らしい。 ただし、その映像センスに比し、どうも演出が稚拙。 ストーリーもやや破綻気味で、リアリティの欠如は否めない。 しかし、そこが逆に言えば本作の楽しみ所で、それをどれくらい素直に受け入れられるかで、本作の評価は決まってくるであろう。 でも、当時、梶芽衣子は20代中盤。 それにしちゃあ老けてる。 なんか目にクマもあるし。 確かに色っぽいが、もう少しみずみずしさがあったら、もっと完璧なのだが・・・ 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-19 22:40:20) (良:2票) |
24.B級映画にはB級採点が許される。 A級オトコかZ級オトコか、あるいはS級オンナが登場すればそれでいいのだ。 【火蛾】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-04-26 23:52:19) (良:1票) |
23.『キル・ビル』に代表される昨今流行の血飛沫どっぱー系ソードアクションの先駆け的作品でしょうか。復讐劇の筋立て自体はかなり濃厚で、とてもじゃないけど娯楽作品に適さないと思われますが、これがなかなか良い塩梅に漫画チックに味付けされていると感じました。多すぎる血糊。荒唐無稽な特訓。妙にヌルイ歌謡曲主題歌。リアリティを削ぐ要素が豊富なのです。さらに梶芽衣子の演技!大きく眼を見開き眼力全開。大味過ぎて上手いとは思えませんが、その大雑把な演技プランが、本作からシリアスさを奪っていて逆に好都合。結果的に娯楽色豊かな復讐チャンバラ映画が出来上がったというわけ。面白いです。21世紀の今こそ、この感性を楽しみたい映画。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-28 22:51:18) (良:1票) |
22.しんしんと、ただ静かに降り積もる雪、雪、ユキ。その雪よりも白い梶芽衣子の肌。血飛沫。その顔が紅い血に染まれば染まるほど、その眼光が怨みに燃えれば燃えるほど、その姿はひたすら美しくなってゆく。ゾクリと背中を伝う憎しみ。究極のナチュラル・ボーン・キラー。地獄に咲く一輪の花だ。 「世界三大美女を答えられる者はいるか?」「ハイッ」「よし、言ってみろ」「エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、そして日本の梶芽衣子でありますっ!!!!」 【紅蓮天国】さん 8点(2004-05-08 15:19:30) (笑:1票) |
21.残念です。キルビルより先に観ていれば8点だった・・・。あちらが「修羅雪姫」をリスペクトしつつ100倍くらい派手に(主に殺陣シーン)しちゃったものだから、こちらが大人しく見えるのは仕方ありません。常軌を逸した修行や血に染まる着物等印象に残るとはいえ、私の中ではアクション映画においては殺陣の評価に重点を置きますので、この点数です。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-03-19 11:53:00) |
20.梶芽衣子は、教師ビンビンなど中年以降の印象が出来上がっているので、より美しさを感じてしまいます。話は「なんだかなぁ~」という感じですが、短いですし彼女の目力を味わうだけでも価値はあると思いますよ。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-08-15 12:43:18) |
19.この映画は、ただただ梶芽衣子の美しさを鑑賞するための作品ですね。話もまぁ、そこそこ面白かったですが、雪が梶芽衣子でなければ、すぐに観るのをやめていたと思います。それに挿入歌の「修羅の花」も、最後のシーンに激しくハマってます!梶芽衣子を見るたびに「この人で“実写版・サザエさん”を作ってほしかった」と思うのですが、今のところ賛同者ゼロです(笑) 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-07-20 01:29:51) |
18.邦画の幅広さに改めて感服しますし、血の使い方や梶芽衣子の美しさなど、好きな人は好きなんだろうなぁ、と思う個所は多々ありましたが、私には全く面白くなかったです。 【こね】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-04-23 23:19:44) |
17.セットから構図から視覚的な美にこだわりまくってる作品。梶芽衣子も美しすぎる。鮮血も噴き出まくる。キル・ビルに相当影響与えてるなーってのも分かったし、一見の価値ありな芸術作品。殺陣が以外と少なく、テンポが悪いのは残念。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-03 23:20:39) |
16.漫画が原作だったと思うけど、こんな内容の話だったかな? 冒頭の仮面ライダーばりのアクションには笑ってしまったけど、 映像演出に関して、独特の世界観はしっかりと確立していて、ナレーションもカッコいい。 梶芽衣子の風貌、鋭い目つきもこの役柄には合っていた。 漫画原作の映画化作品としては、よく出来ているほうだと思う。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-18 07:13:48) |
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15.「修羅雪姫」っててっきり「白雪姫」みたいな映画を想像していたらとんでもなかった。何という女の情念、哀しさ、哀れさとでも言うべきか?女の強さ、恐さが故に見ていて何となく増村映画的な雰囲気を漂わせる。血で血を洗う女の恐さ、主演の梶芽衣子の美しさの中に男にはない秘めた思い、正しく雪の女を感じさせる冷たさが見ていて恐く、これほど観る前の想像と大きく違う内容に戸惑いを隠せない。はっきり言ってしまえばストーリーなんてどこ行く風か、あまりにも美しく儚い女の姿に圧倒させられた。けして、面白い映画でもないし、もう一度、見たいとも思わないけど、ここまで血に染まる女の恐さを美しく描き切った映像美はいつまでも心に残りそうなほどとにかく全てが恐ろしいほど美しく哀しい。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 22:12:47) |
14.完成されたコントラスト…漆黒の闇、舞い散る雪、噴き出す血飛沫、梶芽衣子の眼力、修羅の花。キル・ビルの元ネタだとは知っていたけど、まんまやね。でも梶芽衣子の美しさには、釈は言わずもがな、ユアサーマンもルーシーリューもかなわない。あ、でも柴咲コウはけっこう似てるなあ。タランティーノはキル・ビルに柴咲をオファーしてたっていう話、あながち嘘じゃないのかもしれない。 |
13.とにかく全てがかっこいいな。こういう邦画を最近も撮ってほしい。 【デフォルトモード】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-23 19:27:42) |
12.笑いを置きにきているわけでもなく、かといって意識していないはずもない。任侠映画を客観視して作られた新しいエンターテインメント映画って感じがした。まさにデフォルメされた世界。このあくまで亜流な温度感が心地よいし、どことなくポップで疲れない。漫画っぽい。個々のシークエンスを倒置的に表現することで、先の読めそうなストーリーでも気が抜けないし何倍も楽しめる。キルビルの元ネタみたいな事を聞いていたが、この作品の段階でその本質は補完する必要も無いほどに完成していたという事に驚いた。噴出す血の量にはもっと驚いた。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-06-29 23:23:54) |
11.ここまでクールビューティな作品もなかなかない。梶芽衣子が壮絶に美しい。血糊が明らかに多いけど、白い肌と白い着物が返り血で赤く染まるのが綺麗。修羅の子として生まれ修羅として育てられ修羅を貫く、まさに修羅雪姫です。ラストの「修羅の花」が流れるシーンも格別。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 22:35:32) |
10.座頭市(第1作)なんかは純粋に「面白かった!も一回見たい!!」と思ったんだけど、正直なところ、コレはあんまり好きではなかったです。ストーリー的にちょっと退屈だった・・・。ラストシーンはグッ!ときました。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 19:11:19) |
9.唯一、日本女優目当てで鑑賞する映画。昭和の絵師上村一夫が描くオンナのモデルは、やはり梶芽衣子。釈はいわずもがな高島礼子の”おりん”も梶の”雪”のまえでは霞んでしまう。 【Waffe】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-16 09:16:35) |
8.梶芽衣子綺麗過ぎ! あまりに素敵過ぎて一回目はストーリーが良くわからなかった、、、 二回目見てやっと内容を把握しました(笑) 何と言うか、残酷なシーンも(死体真っ二つ!のとことか。) 「う、美しい!!」と思う私はすっかり梶フェチですね。 と、いうかストーリーもしっかりしてて普通に面白い作品です! 7点+芽衣子タンのお色気に+1点!(オヤジ評価だ!スマソ!!!) 【GRIN】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-07-02 06:59:49) |
7.凄い映画です。梶芽衣子の修羅っぷりもあの眼力も血しぶきも復讐劇も全部が凄かったです。ホンマ怨みって怖い。「キル・ビル」の女性陣と対決したらおもろいでしょうな。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-26 00:57:42) |
6.これは若いころに観た映画です。当時は何て凄まじく血が飛び散る、残酷な映画なんだろと思ったけど、今観返すととってもいけてますね。30年も経っているとは思えないほどざん新な感じです。梶芽衣子のファンになったのもこの映画を観てからですもんね。今はどうしているんでしょう? 【teruru】さん 8点(2004-11-21 18:11:45) |