95.…正直、なんとしょうもない映画かと。これでカンヌで賞取れるなんて騒いでいたマスコミがとても恥ずかしい。新撰組ってよっぽど飢えてたんですかねぇ?アレがラストで魔物と形容されるほどの存在だとはとてもとても…少なくとも僕には惣三郎にそれほどの存在性を感じ取ることが出来ないので終始、アレに振り回される連中がマヌケに見えちゃうだけです。それと…あいもかわらず沖田は美形の法則が強いんですね。彼だけはいつまでたっても美化された姿でしか描かれないのが不憫。 【もみあげ】さん 3点(2003-01-07 23:27:26) (良:1票) |
94.私は男でしたが楽しめました。フランス人が時代劇を撮るとあんな感じになるのではないでしょうか? 【松下怜之佑】さん 8点(2001-09-27 15:16:45) (良:1票) |
93. 幕末の京都を舞台に、むくつけき男どもの世界に入り込んだひとりの若者をめぐる物語。その妖しい魅力に波紋が広がる。新選組における男色を題材にした着眼点がよい。 耽美的な映像は素晴らしいが、出演者の演技が画面に融合していない。各々バラバラに演じて調和を欠く印象。俳優陣は力演ながら浮いている場面も。芸人はテレビで見るまんま。何よりも作品の核となる松田龍平の演技に難がある。周囲を惑わす中性的な佇まいを見せるためにはセリフを極力減らし、目力を活かして神秘性を強調した方が効果的な演出と感じる。好例として「ベニスに死す」のB・アンドレセンの存在感が思い出される。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-08-21 16:00:44) |
92.いやそもそも、何で土方がたけしなのよ。当時のたけしの年齢からしても、20歳くらい違ってるんじゃない?かりに違っているのはいいとしても、ああいう老成した大将みたいな芝居をしてはだめです。終盤の入口から、演技がまったくできないトミーズ雅に重心がシフトしてしまったのも、さらに足を引っ張ってしまいました。●結局これって、大島監督が「戦メリの夢よもう一度」の感覚だけで作ってしまったのではないのかな・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-10-18 02:08:11) |
91.Huluで鑑賞。全員がわざと棒読みっぽく淡々と話す。色々と腹に抱えている剣士たちの探り合いを表現したのだろう。特に松田龍平は抑揚も表情もなくミステリアスで良かった。存在感はさすがで、組を揺さぶる美少年としての説得力があった。たけしの剣術シーンが見れます。田口トモロオは「あの顔で?」と言われるほどブスじゃないと思う。 【Bebe】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-08-19 17:12:07) |
90.惣三郎が魔性の存在であることに説得力を持たせられるか否かが鍵だったと思う。松田龍平の惣三郎は、確かに妙な色気はあり、それでいてどこかぼんやりとした雰囲気で、その気がある者ならちょっと手を出してみたくなる存在としては成立していたと思う。でも、個人的にはビジュアル面で納得がいかず、そこは減点対象だった。意外に良かったのは武田真治の沖田総司。武田の芝居が上手くない、そこが却って沖田のどこか人離れした雰囲気が出ていたように思う。ほか坂上二郎の井上源三郎や、トミーズ雅の山崎烝といった脇役に良キャラ、好演があった。 内容的にはどうってことはない。80近かった大島渚には新選組の中の衆道を題材に、というのは一大事だったかもしれないが、いわゆるやおいの世界では使い古されている。「幕末史の中の新選組」を完全に省き、衆道に焦点を絞っただけに、なおさら「新選組モノのやおい」の域を脱することができなかったように思う。そこからもう一段、なにか欲しかった。 【C-14219】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-04 01:54:25) |
89.美少年というか怪しげな雰囲気がある松田龍平です。現在の演技と比べて、喋りに癖が無くて逆に新鮮でした。一部の役者が何を言ってるか分かりづらいシーンがあったのは、かなりマイナスです。 【真尋】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-07-05 10:10:45) |
88.戦争という異常な環境の中で男色が描かれた『戦場のメリークリスマス』のように人殺しをするための集団という異常な環境の中で男色が描かれる。職業俳優を好まない大島渚はここで16歳のまっさらな、しかし松田優作の血をひく青年を主役に抜擢する。まわりを固めるのは二人の映画監督だ。演技をしない面々で作られた新撰組は妖しさを一層引き立てている。衣装も青に白のダンダラ模様といった見慣れたものではなく黒の着物。近藤でも土方でもなく沖田を中心に結束しているのもうまい改変だ。全てはこの集団に最初から潜む妖しさを表している。ロウソクの火のオレンジと月夜のブルーがやはり妖しく画面を覆う。オチだけコントみたいだった。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-22 17:09:31) |
87.新選組と衆道(男色)という映画の題名どおりタブーな話題を正面切って扱った映画だし、監督が大島渚だし、話題倒れなんじゃないかと思ったら、大変に面白い作品だった。 近藤勇、土方歳三、井上源三郎いずれも役者の年齢が高すぎるのがやや難だけどそれを逆手にとってエピソードとして入れたりして、好感度は高い。 松田龍平がいい演技をしていたのに感心。 浅野忠信のうまさはやはり光っている。 トミーズ雅もなかなか良かった。 要するに全体的に良く出来ている。 なんだか怖い話だったけど、最後の終わり方だけがちょっと説明しすぎ、やりすぎという感じでじわじわと高まっていた怖さが急に冷めた感じだったのが唯一惜しいところ。 でも決着付けないとしょうがなかったのかな。 もうひとつ、いくら衆道をあつかったからといって床のシーンは見たくなかったかも。 【称えよ鉄兜】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-10 03:54:38) |
86.“衆道”というものを題材に撮られた異色の時代劇。 前知識無しでいきなり観て、単なる時代劇だと思っていたところで、このテーマだった為、正直驚いた。 そして、この作品を観て、初めて『ヤオイ』という言葉を正確に理解した。(それまで聞いたことはあったが。) さて、主人公は松田龍平。 あの松田優作の長男だ。 しかし、どうもこの役者が苦手だ。 大体、新撰組の野郎どもに狙われるほど、魅力があるとも思えない。 その辺のリアリティが欠けてるので、いきなり入り込めなかった。 “ヤオイ”モノを観るのは初めてだったが、そんなに抵抗感はなかった。 それよりこの役者のミスマッチぶりの方に抵抗を感じた。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-01 20:49:38) |
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85.美少年役が美少年じゃないって時点でこの映画に入り込めません。タッヂオ並の少年を使ってたら!!なんてつくづく残念に思います。また違った印象を残していたでしょう。(ちなみに江戸時代に入って男色は「御法度」になり廃れていったらしいですね。でも皆こそこそやってはいたんですかねやっぱり?) 【Mari】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-03-02 11:59:16) |
84.映画全体の雰囲気は嫌いでは無いです。男色映画かと思いますが、そこまで色濃く描かれていると思えないです。隊が浮ついて乱れるというなら、松田龍平君にもっともっと妖しさが漂っていて、彼を狙う者達に何が起ってもおかしくないくらい描かれていてもよかったのでは。でもあの出演者の中では松田くんは女役でしたね、日本人形みたいでした。 【にーな】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-01 18:23:38) |
83.渋い時代劇ものだと思ったら、ホモ映画。 知ってたら、わざわざ見なかったのに。 松田龍平があまり好きじゃない。 【愛野弾丸】さん [DVD(吹替)] 2点(2006-05-21 21:11:21) |
82.初めて大島渚の映画を見たけど、ハッキリ言って微妙。北野映画を見まくった直後に観たからかもしれないけど、やたら台詞が多いたけしには違和感を感じたし、なんで崔洋一やトミーズ雅が出てるんだ? だいたい、新撰組ってあんな奴らばっかりだったのか? 【とかげ12号】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-11-20 15:21:01) |
81.私の好きなホモ映画~!う~ん。たまりません。あぁぁ惣三郎・・トモロヲさんの気持ちが分かっちゃいますね。沖田総司役の武田真治君も良いですぅぅ。ふんどしめくりたくなっちゃいます。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-08-03 19:41:19) |
80.初々しい松田龍平だが演技も初々しく、ファンながらなぜ新人賞を総ナメにしたのか理解できない。しかし酷評されているほど内容は酷くなく、たけしや浅野の剣道のオマケもつき十分5点はあると思います。 【DELI】さん 5点(2004-09-04 16:19:30) |
79.何が言いたいのかさっぱりわからん映画。 盛り上がるところもイマイチだし。 これだけ豪華面子を揃えてこのデキは痛いな。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-08-29 05:01:52) |
78.微妙。何がいいたいのか全く理解できなかった。松田龍平も別にきれいじゃないし・・ 【LYLY】さん 3点(2004-07-05 19:44:53) |
77.原作通りかなあ。でもわかりずらい物語の進み方だった。役者ほとんどセリフ棒読みだったのがいただけない。武田しんじもたけしもトミーズ雅も大根。同性愛は嫌いじゃないので不快ではなかったです。 【耳】さん 6点(2004-06-26 21:47:54) |
76.見たんですよ、見たんですけど、すごく眠くてトロトロしながらだったので、今までレビューはひかえてました。でもたぶん二度見ても、感想は変わらないかなあとも思いまして・・。 キャスティングは確かに面白かったんだけど、私が思うには、やや演技のすべってる方もいらして、ちょっとハラハラ。 その中では武田真治だけは意外や意外(あーそーそー、最近「以外」と書く人多いですけどねー、間違いだよー)よかったですね。でも、どうよかったかは忘れた。ごめんなさい。 松田の美しさが評判先行で大したことなかったのに対して、むしろ彼のほうが美しいなあと思った覚えがあります。役にも一番合っていた。 で、私としては5点くらいなんだけど、息子は「これは正真正銘すばらしい」と主張するので、まあネットぎらいの息子(この時代にめずらしいアナログ人間なんです)の意見とミックスして、大盤振る舞いの7点にしておきます。 だって「すばらしい」を連呼するんだもの。あのヘンテコな無声映画さながらの字幕もお気に入りなんだって。あのばかばかしさ、かろみがいいらしいデス。 まあだからね、何を言いたいかって言うと、やっぱ評判だけで判断しないで、気になる作品は見たほうがいいかもね、見てみたら自分には案外ヒットするってこともあるかもよー、と言いたい、ただそれだけなんですけど。 【おばちゃん】さん 7点(2004-06-16 20:44:07) |