171.アクションシーンが皆無なのに、バチバチと火花散るような展開が盛りだくさんの本作。 とにかくオッサンたちが叫ぶ、吠える。 そして、回転ドアをくぐり抜け、コートを襟立たせて立ち去るパチーノの後ろ姿!キメッキメのスローモーションにBGM! ちくしょう、最高にカッコいいじゃないか。 世界一カッコいい職場の立ち去り方を学べる映画です。(笑) 追記 最近、新聞記者をテーマとする某映画を鑑賞した。その作品との対比で、この作品の凄さ・本気度がわかってきた。 というのも本作、実話ベースであるだけでなく、登場人物や登場企業、登場する番組まですべて実名である。関係者からの訴訟リスクも怖れず、実話だからなんか文句あるか?という硬派なスタンスで映画を作り切ったわけである。この硬派な態度、本気度があるからこそ映画に独特のリアリズムが生まれ、本作がより面白くなっているのではないかと最近感じた。 【nakashi】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-03-15 18:06:53) (良:1票) |
170.自分はこの映画の男達のように全てを失い、なお圧力を掛けられている状態で巨大な権力に立ち向かう事ができるのだろうか・・・正直言って自分には無理だと思う。家族や地位、名声を失ってもなお闘い続ける事に意義を見出せないからだ。大多数の人間がそうだと思うが彼らは違った。自分の信念に忠実に勇気を武器に立ち向かった。結果がどうであれ行動する事に意味があるんだよと教えられた気がする。1人の男として尊敬するしカッコいいと思った。素晴らしい映画をありがとう。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-12 20:44:02) (良:1票) |
169.この映画を観て以来、回転ドアをくぐり抜ける時のおれの気分はいつもアル・パチーノです。 【Minato】さん 7点(2004-11-06 23:58:51) (笑:1票) |
【ゆきむら】さん 7点(2004-05-25 10:11:43) (笑:1票) |
167.えええええええ!!!!!タバコって体に悪かったの????? 【永遠】さん 4点(2004-04-04 08:58:38) (笑:1票) |
166.↓確かにアルパチーノは熱かった。元々ラッセルのファンでこの映画を手に取ったのだが、おかげでアルパチーノという俳優にめぐり合えた。感謝。 社会的害悪・脅し・世の悪習に屈さない男たちの戦い。感動したっ 【アキト】さん 6点(2004-01-03 05:14:35) |
165.濃厚な社会派ドラマなどという触れ込みは非常に多いが、この映画ほどその売り文句にふさわしい作品はない。たばこ会社の訴訟を題材にしたドラマはもちろん濃厚であるが、それよりも何よりもアル・パチーノ、ラッセル・クロウの競演が濃厚の一言に尽きる。派手なアクションなどは一切無いが、男たちが繰り広げる闘いに息を呑む。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-12-03 12:38:57) (良:1票) |
164.テーマにしているのは身近に接する機会の多いタバコ。タバコが体に害があるなんて分かりきったことだと思いますが、この作品を観ることでタバコを吸いたくなくなるような決定的何か!が明らかにされるのか?って期待したのですが、案外この程度かって感じが。アンモニアを調整してとか、ニコチンを体に吸い込むと発ガン性が、とかは従来から知られてきたこと。この程度では恐らく、この映画を観て“タバコを止めよう!”って思う人少ないのでは?それともこの作品では明らかにされなかったもっと凄い何かがタバコには隠されているのでしょうか?☆☆☆インタビューに応える主人公。そのインタビューシーンがやっと日の目をみます。しかしそのシーンは劇中、たっぷりと見せると言う演出ではなく、空しく見つめる人々と、娘にそれを見せることが出来た主人公(はっきり言って、こんな幼い子に難しいニュース番組を見せて分かるんかいな!)。しかしこのシーンから何かが明らかになるって感じじゃないですね。むしろそう言った見方ではないのでしょう。この作品はタバコを摘発する映画ではなく、大きな圧力に屈しなかった勇気ある人々を描きたかった。そしてマスコミの実態。また自由の国アメリカの裏側にある暗い部分を。その辺は作り手の趣味。そして見る側の主観に任せられるのでしょう。とにかく個人的にはハマった作品でした。 【☆】さん 9点(2001-11-10 01:10:51) (良:1票) |
【松下怜之佑】さん 10点(2001-07-31 04:45:26) (良:1票) |
162.やはり、アル・パチーノは最高だって事だよ。 【puratina】さん 10点(2000-09-06 02:12:52) (良:1票) |
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【タイラー】さん 9点(2000-06-09 23:05:39) (良:1票) |
160.内容からいって、展開は容易に読める「成功するか 失敗するか」の二択。直球勝負だから、ほぼ演技にかかってる。ラッセル・クロウって、演技うまいよなあ。告発者はこんな感じなんだろうなあっていうのが、きちんと伝わってくる。 私事だけど、JTの人と仕事したことがある。かなり理不尽なことをされてメンタルを削られたけど、麻薬の売人と一緒なんだなあと考えるようになった。関わらないほうがいいと、心から言える。 【くろゆり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-05-31 20:10:31) |
159.古今東西どれだけ多くの人が不正を暴こうとして失脚していったことか。脚色過剰でも多少演技が臭くても自己を犠牲にして正義を貫く姿はそれだけで心に響きます。隠蔽そのものが困難になりつつあるネット社会の未来も、フェイクニュースの対応さえしっかりできれば明るいのですが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-16 07:04:26) |
158.時間は長いが緊迫感がずっと続くので、飽きることなく観続けられる。 実話に基づくということも緊張感を醸し出している要因の一つか。地味だがなかなか面白い。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-09 23:11:01) |
157.重そうなテーマで長尺だがこの俳優達の戦い、演技を極限に出すためと考えれば妥当な案配。 今となっては何でもこなすインテリ役のクロウ、デカやマフィアでなくとも輝きを放つ熱い報道記者のアルパチーノ。このベストキャストに圧倒される。 この2人あってからこそだが、社会派サスペンスとして傑作。 |
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【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-12-29 09:13:52) |
154.個人的に好きなのは、冒頭でアルパチーノがラッセルクロウに取材依頼のため連絡を取るところ。ろくに話もできずに断られても、パチーノは全く戸惑うことも躊躇することもなく次の行動に移る。地味なシーンではあるけれど、主人公の経験豊かなプロデッショナルっぷりが見ていて気持ちがいい。ただ雰囲気だけで「彼はベテランのプロなんですよ」となんとなく説明してしまう映画とは違う感じがする。そしてこのシーンでの2人のキャッチボールが、巨大なスケールに発展していく最初の一投目だと思うと、かなりゾクゾクする。この瞬間から、2人のキャッチボールはリレーを重ね、より間隔は広がり豪速球になっていく。そしていかに相手のボールをキャッチするか、信頼を勝ち取るかが見所。投げるとき以上にキャッチする瞬間にしびれる!にわかプロが一人でブイブイ言わせてる映画とはやっぱり違うと思う。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-01 03:37:46) |
153.-中盤から物語に追えなかった。がワイガンドのインタビュー映像が後半にいくにつれ説得力を持っていく。特に2人が窮地に立たされた後に放映されるワイガンド=ラッセル・クロウ・インタビューの表情は、バークマンを信頼しながらも、守秘義務を破る葛藤、この物語を象徴する顔になっている。当時の世論の状況は知らないが、例えユナボマー事件がなくても3000万人もの人が興味を持つようなスクープではなかっただろう。世間の感心は常に分かりやすい物に集中され、重大さを持つ分かりにくい報道ほど人は感心を持たないのだ。 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-26 15:50:55) |
152.大企業の告発と巨大産業の圧力、ロビーイングが必要以上に多大な影響力を持つアメリカではどこにでもある話だが、この映画のインパクトと言えばなんと言っても実名ということ。事実だろ文句言ってみろという挑発的な実名のリアリティと濃厚なサスペンスと次々と立場が逆転する駆け引き。個人的に類似性を感じた傑作に13デイズがあるが、確かに傑作だが歴史をなでただけの13デイズよりこの作品が深いのは、バーグマンの行動原理だったジャーナリストの誇りが「映画人の誇り」としてここにあることだ。描けないものを描き、その上ここまでサスペンスとして楽しめる傑作に仕上げた関係者に賛美を送りたい 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-06-10 17:40:11) |