16.過剰な演技による映画の盛り上げこそはないけれど、それだからこそ彼女たちのなまなましい感情がこんこんと伝わってきます。こういうのを『静かな映画』と呼ぼうと思います。胸の大きさで悩んだり、一方そのころ自殺図ったり、客観的には大小あるようなそれぞれの乙女の悩み、それはとても主観的で各人にとっては同等に重い悩み。それらを無言で受け止めているのが空。ちょっと排気ガスと高層ビルで汚れてるけど、優しく包んでいる。今後も『静かな映画』が創り続けられて欲しいと思います。 |
15.素晴らしい 非常に共感できる ちょうどいまこんな感じ 美大生の女の子はちっちゃくて細くてぎゅってだきしめたら壊れちゃいそうな感じ だけど抱きしめたくなった 台湾から来た留学生がんばれよ しゃべんなきゃ上達しないよ まあいきなりアナタニアエテウレシイデスとかいわれてもはぁ ありがとうとしかいえないけど 【ぺぷとりじ】さん 8点(2005-02-03 14:28:57) (良:1票) |
14.昼飯を家で食べてるシーンが見ていて孤独感をひしひしと感じた。たぶん、私が実際に一人暮していて何もしてない無職時があったからだろう。淡い感じの映像が華奢な女性達とマッチしていていた。観賞後、学生の時に魚楠キリコや桜沢エリカの漫画を読んだ後の感覚を思い出した。 |
13.東京で生活する女性たちの孤独を、リアルに描いており秀逸。 都内のコインランドリー、夜更けの電車、路地裏の猫。 全て何気ない描写だが、都内で孤独を感じたことがある人なら分かるであろう、極めてリアリティのある繊細な描写は見事。 出演者も粒揃いだが、個人的には好きな役者は出ておらず、そこは残念。 それと粒の粗い画像と聞き取りにくい音声は考え物。 狙ってそうしたのかもしれないが、逆効果と言わざるを得ない。 切り口は実に良いが、それを演出するセンスがいまいちなのが残念な作品。 ただし音楽は素晴らしい。 特にラストに流れる音楽のみずみずしさ。 良い部分といまいちな部分が共存する作品だが、どちらかと言えば好きな部類の日本映画。 派手な演出とスピード感ばかりを重視したメジャーな日本映画が氾濫する中で、本作のような作品はとても貴重。 2002年製作ということだが、2010年代に入った日本映画界でこのような作品を創ることができる環境はあるんだろうか。 興行収入と話題性がますます重視される現在の映画界で、このような作品が世に出るのは難しいかもしれないが、それだけにこういう作品に出会うと、嬉しい気持ちになる。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-22 22:50:05) |
12.ムードだけで、彼女たちの寂しさだけに共感するしかない。 とりあえず自分は、共感したから作品として評価するってことにはなりません。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-12-04 21:10:33) |
11.雰囲気や空気感はすごく好きなんだけど、さすがにちょっと長いかな。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-04 05:30:58) |
10.ラストが特にいいですね。ほわ~んと心が温かくなりました。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-29 22:24:36) |
9.狙いすぎなのかなあ、感じ出そうとしすぎててストライクゾーンがすごく狭いピンポイントにしかウケない映画になってしまってる気がします。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2005-03-12 19:00:52) |
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8.非常に共感。切ない。空がきれいだった。どうしようもないさみしさが痛く伝わった。 たしかに好き嫌い分かれる映画ではある。 【ガム】さん 8点(2005-01-23 09:57:28) |
7.普通の人の日常の中にこそドラマがある等と言いますが、それは嘘です。少なくとも、この映画の登場人物達の日常にドラマは無いし、この女の子達がボーっとしてたり、弁当食ったり、くっちゃべってたりするのをただ黙々と眺めるのには、非常な忍耐を要します(確かに「覗き趣味的楽しみ」というのは、本作唯一の鑑賞方法かもしれない)。また、「実験」とは新しい試みを検証することであり、全く新しさの無い本作は実験作とも呼べないでしょう。それに長すぎます。ひたすらくっちゃべってるだけだった喫茶店のマスターとウエイトレスのエピソードが繋がった瞬間の驚きに、2点献上。 【sayzin】さん 2点(2004-12-02 00:33:53) |
6.俺にはこの映画の面白さがわかりませんでした、 物語らしい物語もなく、東京で生きる女性達の日常をただそのまま撮っただけって感じで…音楽や雰囲気は好きなんですけど。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-06-06 18:15:30) |
5.最初、誰が誰なのやら、わからなくって、あとで6人模様だった事を知って納得。も一度見直ししたく思います。ずっとカウンター越しだったウェイトレスの子と井川遥と小説書いてた主演の子(?)の、3人は見ながら分かってたのだけど、あとはみんな同一人物なもんだと思ってた。めがねの子が本上まなみだったって事にも気付かなかったし。 けども、そんな訳分からんストーリーだったけど、喋らない台湾女性が最初なぜ喋らないんだろう?って気になってしまい 見てしまいましたね。最後まで。。 そして、これから見られようとされてます方は? 予め、登場人物を知っておいてから見られる事をお勧め致しますですよ。そのほうが楽しめると思いますですよ。 【3737】さん 7点(2004-03-30 23:55:50) |
4.電車の音と朝の色、ありゃ間違いなく東京だ。俺にもあんな見え方をした時期が確実にあった。 |
3.本上まなみさんも井川遥さんも板谷由夏さんも大好きなので見てみたのですが、よくわかりませんでした・・・。私には難しかったんだと思います。もっと本上まなみさんの声が聞きたかったです。 【mako】さん 5点(2004-02-10 19:06:12) |
2.6人の女性の東京での日常生活がテーマとなったオムニバス形式の映画でしたが、話が上手くつながってて、まとまりのある所が良かったです。また主演の井川遥&本上まなみの競演も○。井川遥に関してドラマに出ている時よりも、素な感じでいい表情をしてました(ラストシーンに道路を下着姿で走っているのにはマジで焦ったよ!)。だから井川遥ファンの方&女優・井川遥が観たい方は必見だと思います。点数は甘めですが6点です。 【ピルグリム】さん 6点(2004-01-07 21:50:35) |
1.主役(?)の板谷由夏が、なんかどっかで見た事あるなーっと思って調べてみたらイタリア語講座をやっていたらしい。佐藤康恵の前だからけっこう昔。セリフはボソボソと聞きとりにくかったけど、それもリアルで良かったと思います。西島秀俊がこんなところでいい役をやっていて、しかも流れがすごくすーっとして、なんか驚きました。悪い役なんだけど、悪さがない。いや、最低なんだけど、なんだか爽やか。それに長塚圭史も出ていて、男性陣はなかなか面白いキャストを持ってきているなと思う。本上まなみ他は、なんというか、シナリオの無い映画って感じで(そのままか、)なんとも評価のできない映画です。好き嫌いがはっきりしているので、嫌いな人には本当に薦められない。「ディスタンス」「ワンダフルライフ」の是枝監督が嫌いな人はこれも嫌いになりそうだ。実を言えば、僕はJungle Smileの高木郁乃が気になって観たわけなんですが、妙な登場の仕方でなんとも言えませんでした。高木郁乃(通称イクノフ)笑ってましたね。この撮影の時は元気だったんだろうな、今は元気にしているんだろうかと、妙な感傷に浸ってしまったのでこの映画の評価は上手くできません。僕的には、元気な高木郁乃の映像を見てそれで十分。そういえば、全体的な画は良かったと思います。 【fero】さん 5点(2004-01-07 19:20:30) |