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雪国(1957)

[ユキグニ]
1957年上映時間:134分
平均点:7.55 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-04-27)
ドラマラブストーリーモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-01-13)【_】さん
タイトル情報更新(2016-08-07)【イニシャルK】さん
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監督豊田四郎
キャスト池部良(男優)島村
岸恵子(女優)駒子
八千草薫(女優)葉子
久保明(男優)佐一郎
森繁久彌(男優)伊村
加東大介(男優)宿の主人
田中春男(男優)番頭
中村彰(男優)行男
多々良純(男優)万吉
浪花千栄子(女優)おたつ
萬代峰子(女優)菊勇
浦辺粂子(女優)駒子の養母
中田康子(女優)花枝
東郷晴子(女優)宿のお内儀
千石規子(女優)女按摩
三好栄子(女優)師匠
谷晃(男優)
若宮忠三郎(男優)駅長
大村千吉(男優)
沢村いき雄(男優)
堤康久(男優)
出雲八重子(女優)
市原悦子(女優)勘平
馬野都留子(女優)
原作川端康成「雪国」
脚本八住利雄(脚色)
音楽團伊玖磨
撮影安本淳
製作佐藤一郎
配給東宝
美術伊藤熹朔
編集岩下広一
録音藤好昌生
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【クチコミ・感想】

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1
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7.川端康成の名作文学を「夫婦善哉」の豊田四郎監督が映画化した文芸大作。例によって原作は読んでおらず、「トンネルを抜けると雪国であった」という出だしの有名な一節しか知らない。最初のほうの再会シーンから初めての出会いを描く回想シーンあたりまでの雰囲気はけっこう良かったので駒子がなぜ芸者になったか判明したあたりからのドロドロした展開にはビックリしたが、格調高い叙情あふれる映画で、これは間違いなく名作と呼ぶに相応しい作品だと思う。駒子を演じる岸恵子がなんといっても素晴らしい演技をしており、この頃の出演作では「女の園」くらいしか見てないけど、雰囲気も「女の園」と比べると大人っぽくなり、後年の市川崑監督の映画とかで演じる女性像に近いものを感じた。60年代に松竹でも岩下志麻主演で映画化されてるみたいなんでそっちも見てみよう。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-27 02:01:35)(良:1票)
6.川端康成の原作を忠実かつ最高に美しく描いた作品。
豊田四郎は原作の雰囲気を映像で再現してしまう反面、原作で問題視された個所(たとえば医術の間違った知識など)もそのまま再現してしまうためしばしば批判の対象にされてきた。

この「雪国」もラストの衝撃的な結末をありのままに再現してしまった。

しかし、川端康成が描いた幻想的な雪原の美しさをここまで映像化した監督は豊田四郎だけだろう。
白黒の映像だからこそ映える白と黒の濃淡。

原作から引き継がれた難解さは何度見てもよく解らない。
原作でも言明されなかった「それ」は未だに謎だ。
だからこそ様々な解釈が出来るワケだし、それを映像で堪能できるのなら映画にする意味があると思う。
感じ方は人それぞれだ。

恋心に悶える岸恵子の演技が素晴らしかった。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-01-21 23:59:56)
5.原作未読でどの程度世界観を映像化できているのかわからないし、文学的評価もよくわからないのだが、この時代にこれだけ面倒な女がいるという事に結構違和感を感じる。まあいつの時代にもこういう女はいるのかもしれないが。あと駒子と葉子の精神的関係性がイマイチよくわからなかった。
池部良の終始一貫した落ち着きぶりと好対照の感情の起伏が激しすぎる岸恵子の演技はややオーバーだが確かに素晴らしい。こういう演技の出来る女優は現代には見当たらない。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2013-12-27 14:18:59)
4.岩下志麻の駒子を先に見ていたので、この映画の岸恵子には最初違和感があった。しかし改めて見てみると、今度は岸恵子の駒子に慣れてしまって、岩下志麻の駒子の方が思い出せなくなってしまった。要するにそれぞれの駒子がすばらしく、それに引き込まれてしまうということなのか。おかげで川端康成の「雪国」のストーリーがよくわかるようになったと思う。
岸恵子の駒子はすごく感情表現の幅が大きいと思う。時には歓び時には泣く、時には甘え時には怒る、駒子という女性はこんなにも愛が深く情熱的だったのか、改めて思う。

ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-24 21:45:36)
3.岸さん、お綺麗なんだけど、どうにも駒子が面白すぎる。特に酔ってる場面は相当面白い。これは必ずしも褒め言葉ではなく、本当はもっとじっくり見る映画だと思うのだが、笑えた印象の方が強くなってしまった。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-22 23:02:00)
2.岸恵子の演じた駒子。
これがどうも好みに合わない。
こういう女性は苦手。
妙に女くさすぎるというか。

しかしそれとは関係なく、豊田四郎の撮る映画は、実に「モノクロ映画」らしい叙情に溢れており、魅力は十分。
モノクロ映像による美しい雪国。
それを堪能できただけでも満足だ。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-04-18 21:16:16)
1.寒い日に燗酒を一杯やっていると、なぜかこの映画を見たくなる。駒子が今かたわらにいて、お酌をしてくれているような気分にひたりながら、ゆっくりと杯を口に運ぶ。あ~、最高! でも物語の後半は暗くて見ているのがつらくなる。島村は駒子に対して何のアクションも起こさず、しかし、駒子を訪なうのをやめはしない。こんな男って、ひどすぎはしないか。
駆けてゆく雲さん 7点(2004-01-14 23:08:35)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.55点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
519.09%
619.09%
7218.18%
8545.45%
9218.18%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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