91.私の職場にはミシシッピー出身の白人がいます。酔っ払うと「ミシシッピー・バーニング」や、「評決のとき」のおかげでミシシッピー人はいつも差別者だ、畜生だとバカにされると管を巻きます。更に酒をすすめながら、「じゃあ偏見はないんだ」と聞くと、「あまり大きな声では言えないんだけど」と”叫び”ながら、おじいちゃんの話を始めます。(これが聞きたいんで、毎回みんなで飲ませてるんだけど)このおじいちゃんが白いとんがり頭巾の愛用者で、それはそれは無茶苦茶の限りを尽くしていたとのこと。バット片手に追い掛け回すのはあたりまえ、その他にも犬をけしかけたり、銃を撃ったり、火炎瓶を投げたり、車で突っ込んだりというのを、身振り手振りを交えて面白おかしく説明してくれます。他に儀式のことなんかも。で、そんなことやったら捕まるだろうと聞くと、「いや、じいちゃん保安官だから」と。映画の中の出来事だと思っていたら、身近にいました。凄いのが。で、そのおじいちゃんの孫は、おじいちゃんが敵視してた”有色人種”の中で、のうのうと生活してます。日本人の可愛い奥さんまでもらっちゃって。今の姿をおじいちゃんが見たらどうなっていたことか。また、こいつがキレたらおじいちゃんのようになるのかなあ、なるんなら見てみたいなあと、何時も以上に酒を奨めまくる今日この頃です。 【tantan】さん 8点(2004-11-08 23:17:43) (良:1票)(笑:2票) |
90.テーマは非常に深くて面白い。サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー、キーファー・サザーランドあたりは好演していると思う。が、なぜか全体としてはつまらない学芸会になってしまっている。理由は、多分、ドナルド・サザーランド、マシュー・マコノヒー、サンドラ・ブロックとの関係描写がよく出来てない、あるいは不要だからだろうか。特にサンドラ・ブロックとマシュー・マコノヒーはミスキャストかも。 |
89.いわゆる、裁判物の本作。あまり多くを観ませんが、本作を観て気付いた事。アメリカは野球の国である。欧州はそれよりサッカーが人気がありますよね。またアメリカは実に裁判の多い国とも聞きました。思いついたのは野球のゲームの構造と裁判物とは似ていませんか?攻撃があり、守備があり、表と裏が交互にあり、入念なデータ収集がある。そして何故あれ程までにあの国民は野球が好きなのかは、一発大逆転があるんですよ。サッカーでは考えられないような。その大逆転は裁判物の醍醐味みたいな物でもあるはずです。だから本作をはじめ、裁判物の基本構造なわけですよ。確かに重い題材なのだから、丁寧に描いて欲しかったというのも多いにありますが、この構造こそ裁判物が娯楽作としてある場合の最低条件であり、これだけのキャスト(クリス・クーパーもいる、サザーランド親子もいる)を使い、興行的に成功しなくてはならない本作の宿命なんですよ。テーマとか人種問題より、何より面白くなきゃ、映画もスポーツも観ないんですよ。(すみません、あまり、まとまらなくて) 【あまぬま】さん 7点(2000-11-06 21:27:41) (良:1票) |
【TERU】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-08 21:57:53) |
87.本筋とは関係ありませんが、「私はできる女よ!」臭をプンプン匂わせるサンドラ・ブロック(が演じている役)が、私はどうも苦手。今どきこんなことを言うと怒られますが、こういうキャリア系の女性、多いんですよね。妙に肩肘を張って、自己中な正義感を振りかざし、周囲の他人をマウントしないと気が済まない感じ。しかも男なんか簡単に奪えると思っているフシがあるので、本当にタチが悪い。 それはともかく、やたら気が滅入る事件から始まりながら、お話としてはずいぶん浅い感じ。実際はどうなのか知りませんが、姑息な法廷戦術で有罪と無罪がコロッとひっくり返るようなことがあっていいんですかねぇ。こういう面倒くさいことを避けるために、かの国では警官が容疑者を現場で容赦なく撃ち殺すのかな。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-01 23:51:37) |
86.大好きです。 例えば 1 無口で話すのが苦手 → チャラ男(しゃべりまくる) 2 チャラ男で後からフォロー → 無口(無口) 1,2 の動き、どちらの動きが楽なのか。 黒人差別を極端に叫ぶのと 白人優位をやんわりと諭すのと。 そこに、公判のラストにお互い一石を投じる。 壱「白人のお前を利用してるんだよ。敵だから利用するんだ」 弐「このような仕打ち(黒人の娘に対する事実)を受けました。 あなた方の人種が」 ここで、1が無口なこと、2がチャラ男と書いたのは語弊がとてもあります。 しかし、近づくのに必要な熱量は 1と2の差と、壱と弐の差で表されるのではないか。 たった一つの名詞を変えるだけで、 差別 =>先入観 を先入観 => 自己反論反論 に変える稀有なパワー。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-01-15 21:38:12) |
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84.何気に豪華出演陣。絡みはないもののサザーランド親子の共演も珍しい。 裁判がメインのストーリーだけあって裁判シーンはまあまあ面白い。 だが多くをブチ込み過ぎているので落ち着かない出来栄えになっている。 「ミシッシッピー・バーニング」のような重厚さはない。 もう一度観たいかと言われると微妙。。。 【ヴィルトーゾ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-02 19:41:51) |
【承太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-04 10:29:28) |
82.人種差別を題材とした法廷もの。一見重そうだけどテンポが良くまったく退屈を感じなかった。マシューマコノヒーのラストの迫真の演技・・しびれました! |
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81.時間を感じさせない展開の仕方にひきこまれるんですが、死刑か無罪か二つに一つというのと、陪審員の心情一つだけで評決が決まってしまう裁判方法にどうも納得できない感があり、最後も首をひねってしまいました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-29 16:13:07) |
【ジダン】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-10-26 21:27:19) |
79.アメリカ人の人種差別は尋常ではない。白人全てに言えることだが、日本人ももちろん差別対象になっているという事実を受け止めながら見て欲しい。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-31 17:49:04) |
78.予定調和というか、最後は情に訴えて逆転というところもあまり現実的ではないと感じました。ただ、キャストなど豪華でB級レベルの映画ではありませんでした。 【mhiro】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2007-06-19 16:24:06) |
77.白人ならかわいそうで、黒人ならかわいそうじゃないわけがない。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-19 04:06:06) |
76.テーマが重たいのですが、印象に残っていた映画であり、最近CSでやっていたのでみていたら、豪華俳優満載ですのねこれが。人種差別や陪審員制度の問題点を考えさせられる映画です 【pokobun】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-27 00:12:20) |
75.法廷ものは好きなのですが、人種問題をテーマにしている作品は初めてで色々と考えさせられました。身近な問題でないだけに実感はしにくいのですが・・・。内容としては、長時間の作品なのに全く飽きることなく見入ってしまいました。特に最終弁論のシーンはマシュー・マコノヒーの演技も相乗効果となって涙が止まりませんでした。原作があるようなので、是非読んでみたいと思います。それにしても俳優陣が有名どころばかりですね。オーシャンシリーズより豪華なキャストかも。 【クリスタル】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-04-02 15:55:18) |
74.ジョン・グリシャム原作の映画好きの僕としては一応最高峰ということにしておきましょう。ジョエル・シューマッカーのわかりやすさがあってこそか? 【やぶ】さん 10点(2004-11-10 22:47:31) |
73.思った以上に人種差別を浮彫にした話だった。しかもレイプという重いテーマ。…にしてもラストの皆に忘れさられたような、捨てられた子犬のような目をしていたサンドラ・ブロックがあまりに惨めだと思ったのは私だけ? |
72.扱ったテーマは非常に重みのあるものだと思うけど、中身にそれほど重さを感じなかった。特に裁判シーン。とてももったいなさを感じる映画でした。 【たけぞう】さん 5点(2004-09-21 11:42:34) |