167.大晦日のホテルでいろいろ起こるんだけど、メインとなるイベントは何だったんだろうか。どれも上滑りで心を打つようなものは一つもなく、全て同程度につまらなかったとしか言えない。ここ数年の三谷映画は見掛けはド派手で中身が空っぽという点で一致している。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 1点(2022-02-25 10:24:58) |
166.何が面白いのやらさっぱりわからなかった。「王様のレストラン」など過去の三谷作品にはいくつか大好きなものがあるが、話の展開や笑いは過去に使った手をちょっと変えたくらいのもので、進歩がない分数段キレが落ちている感じ。 キャストの人数が多いうえにいちいち豪華すぎるのも、作品にとってプラスになっているとは思えない。芸能人大忘年会の余興みたい。それが狙いです、と言われたらそれまでだけど。三谷監督が望んで超豪華キャストにしてるのか、興行的に仕方がないのかちょっとわからないけど、4番バッターばっかりの野球チームって魅力ないと思う。作品自体に自信がないのか、と疑ってしまいたくなる。 【クリロ】さん [DVD(邦画)] 2点(2019-12-22 15:05:17) |
165. ネタバレ回避を第一に考え、以下レビューします。 まず、パーティ感というか軽い気持ちで見ることをお勧めします。舞台は12月31日~1月1日にかけてのホテル。視聴する時期も合わせると良いかもしれませんね。 ホテルに関係する様々な人々が登場。その彼らそれぞれに焦点が当てられ、頻繁に場面が切り替わり、様々な部分で彼らは互いに関係している、といった作り。「リアルな人生色」強め、コメディ色強め、テーマ主張弱め、ドタバタ感強め、群像劇(グランドホテル方式)。 「ホテルに関係する様々な人々」とはホテルの従業員(支配人、考え方が異なる副支配人2人、客室係、ベルボーイ、筆耕係、等々)、嫌疑をかけられ宿泊している政治家、大物ベテラン歌手、芸能事務所と芸人、ホテル付きの探偵、謎の大富豪とその息子、受賞した鹿の研究者、などなど。これらの人物全てに各個に焦点が当てられ、しかもそれらは様々に絡み合っている。 描かれるテーマは「人は皆それぞれ色々な人生を送ってきている」「失敗もあれば成功もある」「好きなように生きるべきだ」「人間関係(もっといえば愛)の大切さ」といったようなもの。しかし、テーマ主張自体は強くはない。視点が当てられる登場人物がとにかく多いので、共感できる者もいれば共感できない者もいる。共感とかそんなもん関係なしに眺める視点もまた良し。そんな感じです。 なんか「豪華キャスト」という触れ込みだったらしいですが、「登場人物がめっちゃ多く、しかもそれぞれに視点が当てられる」という作りのため、「○○さんが観たいから観る!」といった見方をすると逆に後悔するかも。 役者の演技はやはり個人差アリ。まあ「極端に酷い」という人がいなかったのでそういう意味ではまあ良かったのかも。世界観は完全にホテルなので、ホテルのあの雰囲気が好き~という人には向いてるかも。BGM(テーマ曲)はまあそれなりに良いんですが、BGMが流れる頻度自体は少ない。 「キャストがこうかだから」という見方も一つの面白さですが、「内容」に焦点を当てて気楽に見た方が良い映画と自分は感じました。陰キャ寄りというよりは陽キャ寄りの作風。大学生カップルとかご家族(ただし年少のお子さんには多分理解できません)で見る際、あるいは年末~年始にかけてのあのちょっとした高揚感がある時期、に見るのが向いてるかな、と思います。もちろん主観です。 【53羽の孔雀】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-09-15 18:29:31) |
164.2時間越えの作品だったけど、つまらなくて辛かったです・・。 ごちゃごちゃ雰囲気が鬱陶しいし、まったく笑えません。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 3点(2018-01-27 11:23:49) |
163.有名な映画なので期待したけれど……うーん。 群像劇の多重構造になっているのは面白いけれど,誰にも今ひとつ心惹かれず,ガヤガヤして怒鳴ってヒステリックな人ばかりで,観ていてしんどかった。そうでない人も,基本的に不条理なことを人に要求したりで,人のエゴばかりずっと観せられた気持ちだった。 物事が転がるきっかけも,見栄や嘘ばかりで,全然笑えませんでした。 ギターを背負いながら仕事したり,バンダナをしたまま仕事をしたり,高級ホテルのバーにキャビンアテンダントの服を着て現れたり……これらの不自然さは,舞台だったら面白かったと思う。でもこれは映像作品なので,強引な演出がすごく気になってしまう。 演出がうまくはまっていなくても,物語にやさしさがあふれていれば,面白かったと思うし, 逆に物語が見栄や嘘ばかりでも,演出がはまっていれば面白かったと思います。 フィナーレも,「ああ,フィナーレだなあ」という以上の感想がなかった。 【プランクトン】さん [地上波(邦画)] 5点(2017-11-27 14:45:30) |
162.パズルのような面白さです。大きな感動はありませんが、飽きずに見れました。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 17:32:29) (良:1票) |
161.笑える小ネタは少しありましたが全体的にうるさすぎて、ちょっと落ち着かないです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-11-02 10:56:38) |
160.今でこそ数々の映像作品にその活躍の場が広い三谷幸喜だが、やはりホームは舞台劇。ステージ上で展開されるような限られた空間を生かし描いた喜劇にこそ、彼の「笑い」に対する創造性が生かされることはもはや周知の事実であろう。そう一般に言う「グランドホテル形式」こそ三谷幸喜の独壇場なわけだ。ならば、その言葉自体を生んだ名作「グランドホテル」そのものをパロディ化した今作はが面白くないわけがない。 盛りに盛られた三谷流の“笑い”の伏線の数々に、問答無用に“豪華”なキャスト陣がそれぞれ絡み合い、爆笑を通り越してもはや「見事」と言うほか無い。 年越しを目前にして、様々なタイプの人間たちが集い、それぞれの悩みや葛藤を解消していく。笑いと同時に、素晴らしいドラマ性も含んだ映画世界は、愛すべき幸福に溢れていると思う。 ただ残念なのは、この年の瀬を描いた映画が、年明けの二週間後に公開となったこと。やはり、数日でも年末を含んで公開して欲しかったと思う。そして、リアルな年の瀬、もしくは正月に観たかった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-09-16 15:18:27) |
159.だんだん辻褄が合っていってなかなか楽しめた。でもやっぱり香取慎吾の演技は苦手なんだなぁ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-19 21:38:54) |
158.大晦日のホテルを舞台とした群像劇だが、完全に自己模倣に陥っており、見るに耐えない。ひたすらお寒いギャグの繰り返しでしかなく、『ラヂオの時間』にはあった緊張が、ここでは完全に失せている。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-09-07 22:40:02) |
|
157.もっともっと楽しませてくれると思ったけどなぁ。 |
156.アドリブの利く空間や演出でこそ活きるような脚本ではないでしょうか?有頂天ですね。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-06-21 17:21:10) |
155.こうキチンと娯楽を提供する能力を評価したい。大団円に至る心地よさ。「やり直す・生まれ変わる」といった取敢えずの前向きなテーマがあって、人間の出入りという映画自体のモチーフを上滑りさせない。この「取敢えずのテーマ」ってのが、映画の後味ではけっこう大事で、映画の味わいは「純粋」に煮詰めないほうがいいところもあるようだ。映画が芸術でありつつ娯楽であってきた来歴があるわけで、純粋に煮詰める派がある一方、娯楽を提供する職人でもあり続けてきた。そこらへんが「映画」の足腰の強さになってるのではないか。その二派がきれいに分離できないところがいいんだ、映画って。盗んだスチュワーデスの制服着てロビーをうろつくか、といった素朴な疑問を持ってもいい、伊東四朗・西田敏行がちゃんと使い切れていない、という不満を持ってもいい。それでも最後にニンマリできたら監督の勝ち。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-11-08 09:48:40) (良:2票) |
154.最初は無関係だったいろいろなパーツが徐々に絡まり始め、最後はひとつにまとまってめでたしめでたし・・・という、三谷幸喜お得意のパターン。これ、舞台で観たら面白いでしょうねぇ。ただ、今回はちょっといろんな人物を登場させ過ぎて、これといった落としどころがなかったような印象でした。それにもうちょっと尺を縮めた方が良かったのでは?でも気楽に楽しみたい時にはピッタリの映画だと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-17 18:39:49) |
153.三谷幸喜監督の映画が苦手だ、ということを教えてくれた映画。 おもしろい展開なんだろうけど、素直に笑えない。 頭でっかちな笑いなのかな。 映画ってやつは、こうすればおもしろいだろう?というような?? 道徳の授業の時に道徳の教科書を読まされてる気分とでもいうのか、悪いとは思わないけど、苦手だ。 まぁ、好きな人にはたまらないベタの連続だという気もする。 好きな人なら何度観ても笑える三谷ワールド、というやつだろうか。 映画のつくりはエログロなしでしっかりしてるから、ファミリーとかでほのぼのと観るといい映画。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-02 02:22:11) |
152.脚本と演出はすごく良く出来ている。 何となく観ていて気が付かない伏線もたくさんあったはずだ。2度3度観て気づくことも多いだろう。 しかし、単純な話、このホテルに集まった人たちに全く共感できない。 お金持ちの人たちの行動、性格はこうも無様であるというだけである。 庶民の感覚からかけ離れている。映画の出来より、気持ちとして理解できない。 悪徳議員など悪徳にすぎないし、演歌歌手が偉いとは全く思わない。 これらの有名人は、人の前で見栄をはらなければならないという病気にかかっているわけで、過去の某有名俳優の自殺を思わせる。 自分の生活とかけ離れているだけに素直に笑えない作品でありました。お金持ちが観て笑えばいいのだと思います。 【どっぐす】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-16 02:12:07) |
151.ガルボやバリモアの名のスウィートが出てくるように、「グランド・ホテル」のオマージュ。あちらは男女5人の物語だが、こちらは客にホテル関係者、芸人まで何人も出てきて収拾がつかなくなるほど。それこそいろんな人が入り交じってのドタバタ劇でもあり、おもしろおかしい人間ドラマでもある。それでも収まるところは収まっていて見事な脚本だ。こういう映画はどこに視点を置いて見るかでずいぶん点数も変わってくると思うが、一応私好みということで。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-10-20 10:44:18) |
150.コケタ..かなりコケタ..期待していただけに、コケタ.. 三谷幸喜、どうしちゃったの..こんな駄作、映画にするなー!って言いたい.. 役所広司、元妻の前でのあれはなに?(カッコ悪い~) 川平慈英、演技臭すぎ、ウザイ! 松たか子と佐藤浩市、やってることが意味分からん! オダギリジョー、気持ちわる~ 香取慎吾、そんな歌売れるかー! 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 2点(2012-06-22 13:07:31) |
149.三谷作品らしいゆるい笑いが続くコメディだが、これだけの個性派俳優を揃えながら、キャスティングの妙が無いキャラクター設定と、延々続く必然性の無いストーリーでは、いくらなんでもゆるすぎではないか。さらにクライマックスに近づくにつれ尻すぼみしていく様は出来の悪いネタ切れコントのようだ。グランドホテルをオマージュとした展開も各ストーリーの必然性の無さから陳腐でただの監督の自己満足に成り下がっている。いくらなんでも70年経っているのだから進歩が無いのはマズイ。日本にも内田けんじ作品のような出来の良いものがあるので比較してしまうと余計に陳腐さが際立ってしまう。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-04-18 07:13:26) (良:1票) |
148.日本の豪華キャスト満載ですごく楽しめました。物語もハチャメチャだけど時間軸などよく管理されています。監督の力ですね。アヒルの名前(だぶだぶ)おもしろすぎ。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-17 21:08:27) |