35.「春の日のヒトラー」のイメージがまずあって出来た話じゃないかな。ショービジネスとナチって、大衆相手(大衆操作)というところで似通っている。風刺とか皮肉とか言う以前のこの「似通ったイメージ」をなんとかしたい、という作家としての欲望がまずあったのではないか。目的のある明るさ。冒頭の失敗した新作、「またちゃんとつまらなかった」と皆が笑いながら出てくるところがおかしい。『バンド・ワゴン』はファウストだったが、これはハムレット。ミュージカルナンバーとしては、ばあさんたちの歩行器も使っての群舞が印象的。どうってことはないんだが、牢の中でそれまでのあらましを歌い演ずるのが、おかしい。ブロードウェイミュージカルをシンシンに置き換える。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-10-22 10:19:37) |
34.試写会のときの事、映画を最後まで見終わり御大の捨て台詞を聞いた観客席から沸き起こったのは試写会を見に来た人達の拍手の音でした。 たしかに最後に勢いで拍手しやすいタイプの映画ではあるのですが、とはいえ試写会で観客席から拍手がおきる映画なんてそうそうあるもんじゃございません。新鮮な体験でした。(もちろん僕も拍手していたうちの一人だったわけですが) 笑いというジャンルの場合、ときに内容に多くの毒を含む事もありますし、とことん下品だったりもします。そのため頭の固いヒトからは往々にして迫害の対象にあったりするものです。 この映画も、なんせメルブルックス爺の映画ですから「トニー賞12部門受賞」という金看板からは想像もできないくらい下品で毒を含んでいて(その毒もレベルが低い)くだらない映画です。 「子供に見せたくない番組」にリストアップされるようなお下劣プログラムを敵視する類の人には噴飯物の映画だと思います。 しかしほんとにくだらない映画であれば、試写会の最後に拍手なんかおきるわけありません。 僕らも「八時だよ全員集合」「裏番組をぶっとばせ」「クレヨンしんちゃん」etc.. が低俗というレッテルを貼られながら視聴者に支持されてきた事を身近な例でよく知っています。 そのプログラムが下品だとかくだらないかどうかなんて事は、面白いかどうかに比べれば瑣末な事です。 ほんとに面白ければどんなレッテルを貼られても観客は拍手で答えてくれるという事をこの映画は証明してくれました。 低俗万歳、お下劣万歳、毒万歳、ハイルエリザベス!すべてのゲイに祝福を! 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 9点(2013-10-17 21:58:32) (良:1票) |
33.やっぱりミュージカルは飽きてしまう。でもこの作品はちょっと笑えました。ユマ・サーマンは華がありますね。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-22 23:03:45) |
32.あのテンポ感にはまったくついていけません。ストーリーもたいして面白いわけでもなく、最後まで観るのがかなり苦痛でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-07-09 00:28:18) |
31.もう、最初から最後までやたら騒がしくて、うるさくて、落ち着きがなくて・・・作品世界自体がほとんど受け付けられませんでした。音楽表現を大きく導入するからこそ、押しと引きの呼吸はきちんと備えておいてほしいものです。それに、設定からしてもっと単純に笑えるかと思ったのに、コメディとしても今ひとつでした。色彩感覚はカラフルで楽しかったので4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-06-27 00:20:08) |
30.映画でこんなに笑わせてもらったのは何時以来だろうか。いや面白かった~。変態最高! 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-28 23:34:26) |
29.いや、普通に面白い映画でした。 映画館で時々笑いがおこって、気付いたら私も笑ってました。 そういう映画少なくなったよね。 【norainu】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-09 17:51:05) |
28.ユマ・サーマン良かった。ミュージカルものは結構いい。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-27 10:16:31) |
27.最後あたりは良かったが、まぁこんなもん?って感じでした。 【miso】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-12 00:18:24) |
26.ごめんなさい。点数を下げてしまいますが、ここでの高得点作品を、レビューは読まずに見ている身としましてはこの点数は??? 映画である必要性は全く感じませんでした。高点数を挙げられている人も、繰り返し視聴はされない作品ではなかろうかと、勝手に思っております。私の個人的意見では、繰り返しみたいと思える作品にポイントあげたいです。あ!ユマ・サーマンで1点献上です。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-07-22 18:26:55) |
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25.ウィルフェレルが超おもしろかったです。 私は好きですね、この映画。 めちゃ笑いました~(^^) 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-22 14:30:35) |
24.こんなに下品な作品だとは思わなかったけども、くどいほどに散りばめられたアイロニーには笑わせてもらいました。理解できないものも多かったですが…。 個人的にあまりピンとくる曲がなかったのと、一つ一つの場面がちょっと長すぎるためか、退屈さも感じました。 しかし、改めてユマ・サーマンを見直しましたね。 この人はマジで体を張った、一切妥協しない女優というイメージがさらに強まりました。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-30 15:04:24) |
23.ユマ・サーマンの熱烈なファンとしては、どうして観ないでいられましょうか?彼女の美しさを堪能するためにあるかのような本作!彼女に撃たれるならば痛みも何も感じないで逝けると、実感した次第であります。この6点とは、ユマ・サーマンに対する謝意であって、その他の映像にはなんら感じ得なかったことの証左でありますことよ。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-03 19:05:21) |
22.男だらけのミュージカル映画で退屈だった。あの女性はユマ・サーマンだったのね。もっと登場させてほしかったな。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-02-17 18:22:15) |
21.内容はそれほど面白いと思わなかったけどな~ 舞台で観ればまた違うとおもうんですけど~映画では面白さが伝わりにくいかも? それにしても、ユマ・サーマンが美しい!もっともっと登場させて欲しかったぁ~~~ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-01-02 16:01:43) |
20.露骨で下品な笑いが肌に合わず辛かった。この手のセンスはまったくダメ。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-12-13 21:08:25) |
19.だめだ合わん。ギャグが全くと言っていいほど合わん。この映画少なくとも30分は短縮できただろう。いろいろな場面で引き伸ばしすぎ、さっさと先すすんでくれと何度思ったことか。そのせいか、見るのにすごく疲れた。いろんなとこで紹介されていたこの映画のあらすじ(最悪な作品を作ろうとしたらすごく評判がよくなってしまった)を読んでこの映画を見たのだが、僕としては評判がよくなった後どうなるのかが気になって見たのに、その部分が時間・内容共にたいしたことなくてかなりがっかりした。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-26 08:20:58) |
18.トニー賞史上、歴代最多受賞数を記録した、ブロードウェイはもちろん、ウェストエンドでもスマッシュヒットを今も続ける作品の映画版。映像的に映画ならではの違いはあるが、内容は舞台版とセリフも含めてほぼ一緒。よくできている。ウマ・サーマンとウィル・フェレルを除けば、メインキャラクターは皆ブロードウェイのオリジナル・キャストだけあって共演者同士の息もピッタリ。基本的にはスラップスティックだが、世界史、ショウビズ、あるいはゲイに対する皮肉も効いていて、ただの「おバカ・コメディ」ではない。ある程度の知識がなきゃ笑えない作りになってる。また、ミュージカルである以上歌は絶対的な重要性を持つが、その歌詞も実にうまくできている。単純に韻を踏むだけでなく、英語ならではのダブルミーニングを多用した同音異義語の数々で、すこぶるうまい。残念な点を挙げるとすれば、ウマ・サーマンのダンスがお粗末だったこと(お母さんがスウェーデン人だから適正ではあったけれど)。舞台版では歌われるキーになる曲が一曲削除されてしまったこと。もうひとつは、本作最大の皮肉といえるセリフが、同じく舞台版とは違い消えてしまったこと。自主規制か、どこぞの団体からのクレームを恐れてかは知らないけれど、ちょっと残念。でも完成度は高い。 【給食係】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-08 01:09:06) |
17.個人の好みの問題でしょうが、私はダメ。ギャグの色があわないので、もうしょーがないです。はい。下調べが甘かった私の怠慢のせいなんですが、映画の最後に「メル・ブルックス」が・・・。どーりでダメなはずだ(納得)。好き嫌いが分かれる映画です。あっ、ただユマ・サーマンの名前ネタは、ちょろっと良かったかも。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-07-01 23:14:06) |
16.「シカゴ」が悪徳肯定妄想ミュージカルなら、この映画は悪趣味肯定妄想ミュージカルですね。どっちもサービス精神旺盛、自分の価値観の中ではギリギリセーフで楽しめました。こりゃおすぎが必要以上に持ち上げて褒めちぎる理由が分かる気がするわ。「人間は人との出逢いで人生を変えられる事も可能」っていうテーマがストーリーの根底に流れているのがいかにもアメリカ映画らしくていいです。数有るナンバーの中で、むっちりマシュー&骨太ユマのデュエット「THE FACE~、THE FACE~」が自分はかなり好き。ヒトラーのミドルネームと、演出家のミドルネームがどっちも「エリザベス」っていうのは、ゲイ人気が異常に高いと言われている、女優エリザベス・テイラーを揶揄したものなのかな?なんか随所に、そういう小ネタが隠されているみたいで、字幕と自分の語学力じゃどうにも理解出来ないのがもどかしかったです。欲を言えば、もう一つ位目玉になるようなポピュラーな曲があっても良かったかも。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-02 15:47:19) |