129.すべてのエピソードを盛り込もうとするあまり浅薄な内容になってしまうという、実話ものにありがちな落とし穴に陥っている。例えば、最初にマリファナの売却がいきなりうまくいくというのは、当時のヒッピー・ムーブメントと密接に関わっているはずなのだが、それについての表現もまったくできていない。そもそも、麻薬密売のトップというのはそれだけで一般人と異なる特殊な表現テーマであるはずで、それならば描写の対象も商売や営業の状況に集中する方がその特殊性を生かせると思うのだが(家族関係の部分などは、ほとんどが不要)。ジョニー・デップも、この役に適しているとはまったく思えない。それと、最初の逮捕のときにあっさり釈放されていますが、あれだけ大量に所持して卸までやっていたら、日本ではそれだけで実刑10年以上ですので。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 3点(2019-09-27 23:48:20) |
128.麻薬王としてのし上がり、そして朽ちていく男の生き様が実に哀愁深く描かれる。実在の主人公を演じたジョニー・デップの存在感が素晴らしい。一気に頂点に駆け上り、哀しいまでに落ちていく麻薬王として生きた男。彼の娘に対する想いが極めて切なく、その象徴とも言えるラストにやられた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-08-24 08:27:18) |
127.ドラッグムービーとしては及第点。 コカインの歴史がよくわかる。ビジネスでも同様、誰もやったことがないことは儲かる。そういった見方すれば見て損無し。 ジョニー・デップの映画の中では面白い方だと思う。 |
126.ダメな人間を反面教師とするのはよいのだが、犯罪者の自伝を親子愛で中途半端に美化しちゃうとこうなってしまうよなあ。ジョニーデップの中年太りもちょっと無理があったし。 最近出所し、続編としての書籍も刊行されたようですが、犯罪を繰り返して人生の半分ぐらいを刑務所暮らしする事について、何か書かれているのでしょうか?老年になってからの人生観の方が気になりますが。 |
125.もっと面白くできる素材だと思うんだけどなぁ |
124.麻薬王となる主人公の生き方が、仕事もプライベートもとにかくカッコ悪いです。それが実話のリアルさなのでしょうが。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-09-01 20:43:13) |
123.麻薬の有害さに関する認識がまるで甘い脚本に終始イライラしました。こんな程度の認識で脚本が書かれ、映画が作られるとか、もうあの国ほとんど終了じゃないですかね。 売人に簡単に保釈が認められる司法制度にも問題ありかと。 ただ、脱法ドラッグを売ったり吸ったりしてる連中もこんな認識なんでしょうね。決して他の国だけの話じゃない 【rhforever】さん [CS・衛星(吹替)] 1点(2014-08-25 16:57:02) |
122.ありえるな、という展開が何度も続いていく。 自業自得ではあるが、どうにも悲しい結果が明確で、もう少し家族からは優しくされたかったのだろうな、と思う。 何となく観たので、最後で実話に基づいていることを知った。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-08-24 22:00:40) |
121.終始ドキュメンタリータッチで進行していく。鑑賞前はもう少しスリリングな展開を予想していたが肩すかし。盛り上がりに欠けていて正直眠たかったです。。。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-01-26 03:06:46) |
120.特に何と言う感想も持てない「だから何?」といった映画だった。この映画を観て学んだことは3点。1.毒を喰らわば皿まで。悪いことするんならトコトンまでやらなきゃね、ってことと、2.裏切り者許すべからず。一度裏切ったヤツは2度3度と裏切ります。きっちり殺してしまいましょう。そんなヤツを許したり、まして再度信用するなんて以ての外です。3.ろくでなしにはろくでなしの女しか付かない。ペネロペ・クルスがろくでなしのバカ女を怪演してます。w 『ゴッド・ファーザー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』などと観比べると、大物にのし上がっていく悪者と、そうでない悪者の差が判りますな。w たっぷりと悪事を働いたあとは、派手に見事に散ってこそ伝説の大悪党として名前が残るのです。www 余生を刑務所で暮らしながら娘の面会に儚い期待をかけてるなんて小者、小者。そんな小者の情けなさをデップが好演してるのが唯一の観所かな。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-31 12:58:28) |
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119.どうも面白くなかったです。前半の爽快な展開はよかったけれども、後半は退屈しっぱなしでした。最後はちょっと悲しくなりました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-08-21 17:57:48) |
118.どこまでが事実でどこまでが脚色されたものなのか知らないけど、うまくまとまってるというか、全てに意味がありすぎるというか。例えば、ギャングでもなんでもない男が麻薬王へとのし上がってゆき、落ちてゆくお話なのに、少年時代から入ってゆくあたりは正直勘弁してくれよと、前フリはいいよと、思ってたんだけどそこで映された貧乏な家庭環境が麻薬王への足がかりになっているというシーンにもなり、「幸せ=金」という概念を持つ母という図式が将来の自分の家庭に繋がったり、あるいは自分に対する父の想いが将来の娘を想う気持ちに繋がってたり、麻薬王になっても人を裏切らない真っ直ぐな性格が父譲りであり、それでも派手な生活へと突き進んでしまう様が母譲りであることの説明にもなっているという恐ろしく効率的な描写になっている。全編でそんな感じ。ただ「麻薬王の波乱万丈伝」では終わらずに「父と息子の物語」にしてみせたいかにもニック・カサヴェテスな脚本は物語としてはうまいと思うものの、映画としてはもっと削いでやったほうが面白かったと思う。無駄なものは無いが、何もかもが詰め込まれすぎている。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-15 15:10:41) |
117.まだ生きてるんかい。本人が死んでから作れ。 【Yoshi】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-03-22 08:28:51) |
116.実話だということに驚きですね。ユングは仲間に騙されすぎ。ジョニー・デップと本人の顔があまりにも違いすぎてびっくりしました。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-26 12:47:55) |
115.特に構成を施されることなく、つらつらと綴られる芸のない伝記映画。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-12-05 07:10:21) (良:1票) |
114.良いときもあれば悪いときもある。ジョージのようにそれなりの報いを受ける人もいれば、マーサのようにのうのうと生きていく人もいる。まさに人生の縮図が凝縮されてますな。テンポが良く飽きさせない秀作です。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-19 23:18:03) |
113.犯罪者を描いた映画で、主人公を道徳的に断罪したって意味はないのだが、この映画では、麻薬ビジネスがまさしく「犯罪」ではなく「ビジネス」として描かれていて、主人公は捕まることは恐れていても、自分のやっていることへの罪悪感は皆無である。マリファナやコカインの密輸は、自分の度胸と才覚を試す冒険であり、莫大な富を得る手段でもある。そして、自分がアメリカ国内に持ち込んだ麻薬がその先でどんな事態を引き起こすかは、まったく頭に浮かばない。 ふつうは、そんな人物像を見せられたら、一般の人間は鼻白んで共感などできないものだが、多彩な表情で主人公の魅力を引き出しているのは、もうジョニー・デップの力技としかいいようがない。 大学生から50代までを演じていて、でずっぱりなので、デップファンには見所が多いともいえるのだが、その一方70年代や80年代の今見ると奇矯なファッションや髪型、中年以降の出っ腹、最後には鼻のラインまで鉤鼻にしているとあっては、かっこいいデップもだいなしである。とくに、刑務所から出所してきて娘の通う学校に会いに行くあたりの衣装は、あまりにダサいので、見てて泣けてくる。 2時間以上という長さは、だらだらしすぎのような気もするが、主人公の両親や、ふたりの妻、仲間たちなどの脇が、それぞれ内実のある人物像を描き出しているので、それなりに見られる。フランカ・ポテンテの地に足のついた雰囲気と、ペネロペ・クルスの浅薄な感じが対照的でよかった。しかし、レイ・リオッタはせっかくの好演なのに、脳みそ食べられちゃう役なんかをほかで見ちゃうと、顔を見ただけで、最初はぎょっとするな。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-25 15:26:41) |
112.ど~しょうもない親父ですね。でもそこが良かった気がする。あとデップさん似すぎでしょ! 【Dr.Tea】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-21 19:05:43) |
【ucs】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-03-04 17:51:05) |
110.彼が一番求めて得られなかったもの それは母の愛。 この映画ではそのように見える。 名誉毀損の問題とかで突っ込んだ表現は難しかったのだろう。 映画では某国の銀行に騙し取られたことになっているが あれほどのビジネスセンスの持ち主が 金の隠し方に対してあれほど無頓着であったとは考えにくい。 実際のところはどうなのだろうか?。 麻薬を産地直送して利益を上げるところなんか 胸のすくような展開で まるでプロジェクトXを観ているようだった。 この人物を知らなかったので面白く鑑賞できた。 【アホをどり】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-07 15:03:53) |