ワイルド・アット・ハートのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ワイルド・アット・ハート

[ワイルドアットハート]
Wild at Heart
1990年上映時間:124分
平均点:6.44 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-01-15)
ドラマ犯罪ものロマンス小説の映画化ロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-28)【Olias】さん
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監督デヴィッド・リンチ
キャストニコラス・ケイジ(男優)セイラー
ローラ・ダーン(女優)ルーラ
ウィレム・デフォー(男優)ボビー
イザベラ・ロッセリーニ(女優)ペルディータ
ダイアン・ラッド(女優)マリエッタ
シェリリン・フェン(女優)交通事故の女性
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ジョニー
クリスピン・グローバー(男優)デル
デヴィッド・パトリック・ケリー(男優)
シェリル・リー(女優)良い魔女
プルート・テイラー・ヴィンス(男優)
カルヴィン・ロックハート(男優)
フレディ・ジョーンズ(男優)
ジャック・ナンス(男優)
相沢まさきセイラー(日本語吹き替え版)
塩田朋子マリエッタ(日本語吹き替え版)
桐本琢也ボビー(日本語吹き替え版)
牛山茂ジョニー(日本語吹き替え版)
水内清光マーセラス(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・リンチ
音楽デヴィッド・リンチ(追加音楽)
アンジェロ・バダラメンティ
撮影フレデリック・エルムズ
製作シガージョン・サイヴァッツォン
スティーヴ・ゴリン
美術パトリシア・ノリス[衣装](プロダクション・デザイン)
録音ランディ・トム
トム・マイヤーズ(録音)
ゲイリー・A・ヘッカー
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
愛し合うセイラーとルーラ。ルーラの母が持つ娘への異常なまでの愛情から逃れ自由になるため、2人は逃避行をはじめる。オズの魔法使いのように。行く先でのさまざまな奇人変人(笑)との出会い、愛とバイオレンスの旅の果てには・・。カンヌパルムドール。
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【クチコミ・感想】

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123
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46.感性の合わない人はオール引くであろう本作。リンチが苦手なわたしもなんと感想にしたら良いのかわからない。リンチって内容はともかく画はもっとキレイじゃなかったかしら、などと戸惑いながらの120分。
一つ一つのメタファーに意味を求めるからダメなんだろうなワタシの場合。場面転換に流れていく唐突なバーサンの顔とか太った半裸の女たちとか、考えたって分かるわけない。
意味不明瞭でもパルムドールなんだねえ。ヨーロッパの感性もわからん。
極めて個人的なこと言うと、キレてる男と女の逃避行なら‶トゥルーロマンス”タイプのが断然好み。娼婦みたいな恰好のローラ・ダーンよりパトリシア・アークウェットの方が可愛いし。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-04-20 23:26:12)
45.ブルーベルベットの辺りから、何をやっても「狙ってるなあ」としか思われなくなってるのが、リンチの不幸なところでもあり、自業自得なところでもあるのでしょうか。本作でも冒頭にR.シュトラウスの「4つの最後の歌」が流れてきて、「ああ、またヤッテルなあ」と思っちゃう。なんというか、リンチ自身は興味ないくせに「場違いなモノならなんでもいいや」みたいな、投げやりな感じ。
しかしこの一見投げやりな感じ、テキトーそうなものを実は一生懸命作り込んでる感じが、彼の持ち味とも言えるのでしょう。本作などは、適度な「やり過ぎ感」で、難解な印象を与える事も無く、作品世界を作り上げてます。
もっとも、映画終盤ではそれがついにブッ壊れて、ここだけ殆ど別の映画みたいになってしまっており(そこでチンピラどもに礼をいうか?)、ここからラストにかけてが一番印象的なシーンとなっているのが、ちょっと皮肉でもあります。
という、リンチ版・地獄の逃避行。ニコラス・ケイジが実は結構「動ける」男であるコトも、作品によく表れています。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 09:27:06)
44.“鬼才”デヴィッド・リンチの比較的初期の頃の作品。
リンチ作品の中では『マルホランド・ドライブ』や『エレファント・マン』と並び、非常に評判の良い本作。

しかし、映像的には特別みるべきものはなく、リンチ後年の美しい作品群と比較すると、かなり雑な印象を受けた。
また、リンチ独特の緊迫感もなし。
そしてエログロさも弱い。
しかし、だからといって本作がダメというわけではない。
というより、後年の作品群と比較するという考え方自体が間違っている。

なぜなら、本作は後年の作品群の基礎となった作品であるといえるからだ。
つまり本作には、リンチ風味のエッセンスが凝縮されているのだ。
荒削りだが、その輝く原石のまばゆさに、きっと目を奪われるであろう。

主演はニコラス・ケイジ。
この頃のニコラス・ケイジには、まだ頭髪がタップリあった。
そして、この頃から既に“ダサカッコいい”。
蛇皮のジャケットが奇妙にハマっている。

そしてその相手女優に若き日のローラ・ダーン。
身長180cmでスレンダー、そして出るところは出ていて、抜群のプロポーション。
個人的には理想の体型だ。
劇中のセリフを拝借すれば、
「やせていて、おっぱいがコンニチハしている女のコ」(訳:戸田奈津子)
である。
本作では常に露出も高く、セクシー極まりない。
そしてラブ・シーンもてんこ盛り。
ローラ・ダーン好きの私としては、これだけでも十二分に楽しめた作品であった。

ラストの展開には唖然。
あの“天使”は一体・・・

リンチという監督は、映画を撮り重ねることで洗練されていったんだなぁ、と実感。
全体的にダメダメ感が漂う本作ではあるけれど、決してつまらないというわけではなく、むしろ面白い。
このセンスのイマイチ感と面白さの不思議な融合が、評判の良さの理由ではないだろうか。

リンチ作品の中では、個人的に、『マルホランド・ドライブ』に次いでオススメの作品である。
そしてローラ・ダーン好きの人には絶対に外すことのできない作品だ。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-05-28 00:05:04)
43.オズの魔法使いがベースになってるよう。「虹の彼方に」や黄色いレンガ、“靴をキュッキュッ”があるけど、空気はルイス・キャロルに近かった。クレージーな人々の中を旅していく二人組。母親がトランプのクイーンの貫禄。小さな火と燃え盛る炎が繰り返される。煙草の火のように抑えた情熱と、めらめらといく火事の炎。その二種類の火の間の狂気の世界。…てなふうに頭ではまとめたものの、もひとつ彼の世界に徹底できなかったと言うか。ユーモアの質が、この人のユーモアとは違う気がした。昔のポピュラーソングはこの人のよく使うものだけど、「ラヴミー・テンダー」はなんか違った。フェイントの笑いであって、この人のはもっと「本気がとんでもない方向に発揮されてる笑い」なんじゃないか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2014-01-14 09:26:25)
42.登場人物がワイルド、ストーリーもワイルド、何から何までワイルド。
こんなにもワイルドに徹底した作品なのに生まれて来た子どもがあんまりワイルドじゃなかったのがちょっと残念。
あと、ラストシーンもどちらかと言うとマイルド。
もとやさん [DVD(吹替)] 6点(2013-01-05 20:00:04)
41.どんだけやるねんっちゅう話よ。デブの裸体は笑った
TWISTED SISTER CHRISTIANさん [DVD(吹替)] 6点(2011-07-26 00:29:06)
40.これは何と言って表現したらいいのか、かなりイカれたようなブッ飛んだ映画。気楽に楽しみましょう!「マスク」や「遠い空の向こうに」のあの清純な役とは360度うって変わって、まるで人格の違うアホみたいな軽い女の役をやっていたローラ・ダーンの女優という職業の不可解さと同時に面白いものだと感心もしました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-30 08:51:24)
39.おみごと
翼ネコさん [DVD(字幕)] 10点(2009-11-17 11:21:05)
38.何が何だか、好きです。
zero828さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-09 11:14:56)
37.ニコラスケイジは志村けんに似ている。
フッと猿死体さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-30 20:40:36)
36.能天気な暴走カップル、セイラーとルーラの恋の逃避行がケバケバしさと説明のつかないヘンなやつらがでてきて描かれているわけですね。リンチの変態趣味ともとれる数々の映像、しつこい演出がかなりうれしい。なんといってもニコラス・ケイジのバカバカしいほどキザな演技がいい、この人ってどの作品を観てもいつも「一生懸命」なのね、手抜き仕事してるなーと感じることの無い俳優だと思う。
舞台、背景は砂漠みたいにカラカラ乾いた感じなのに、登場人物たちは濃くてジトっと湿った雰囲気なのが心地よい不潔感を感じさせる。
ユーモアと狂気のバイオレンス映画、でも純愛モノとも言えるんじゃないでしょうか。
マイナス1の理由は・・・「ツイン・ピークス」のキャストをあっちにもこっちにも出しすぎってことかな。
envyさん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-30 14:42:53)
35.嫌いじゃないけど最後の天子みたいなのがでてくるところはよくわからん。
かじちゃんパパさん 6点(2004-11-05 15:57:28)
34.良くわからないなあ。特に、最後の天使。ウーン、難しい。
じろうさん 4点(2004-10-03 01:42:29)
33.タバコに火を点ける映像が印象的。あと絡み。濃いキャスト。意味を理解しようとする前にとにかくダルくなってしまった。ちょっとグロ風味ありーの面白さが理解できないーのというダメな感じで終わってしまった。監督作品はこの他にマルホランドドライブぐらいしか観ていないが共通して不思議な余韻を残しますね。綺麗な女性が出てたりとにかくやたらと目を惹くカッコよさを秘めた人が出てたりしたらまた違ったんでしょうが個人的には居なかったです。
HIGEニズムさん 5点(2004-09-13 09:17:04)
32.全員揃ってほんとは一体どこに行きたかったのか、訊ねたくなってしまう位異色な映画。一般的な映画で括っても、リンチ映画で括っても、異色。ほんと一体みんな何をしたかったんだろう(笑)。何とも言えず良い感じに粘っこいハイテンション。生々しいのに何だかシュール。主人公カップルを始め、出て来る人出て来る人、過激でクールなのにどうしようもなく野暮ったくて間抜けで滑稽で必死でお馬鹿な感じが素敵だ。
ひのとさん 7点(2004-06-07 20:24:33)
31.狂気。とにかく次から次へとポルノ映画のようにカラミが多く、くどすぎて、落ち着いて観れない。(何回音量いじったか・・・W
)3人の裸デブばばあで嫌気が差しかけた。まあ、こういう映画もたまにはいいかなと
やっぱトラボルタでしょうさん 6点(2004-05-09 14:51:03)
30.最初から最後まで通して気だるい。しかし、リンチは並のホラー映画と比較にならないほど怖い。イレイザーヘッドとこの作品が私的に怖かった映画NO1、2を占めている。出演者全員が狂人。特に二人くらい酷い。口紅の使い方を間違えてる。泣きそうになった。
ぷりんぐるしゅさん 4点(2004-05-04 15:19:04)
29.「だから何なんだ」と言いたい映画。さっぱり分からなかったし、楽しめる場面も無かった。ローラ・ダーンはオカマにしか見えない。
ラーションさん 3点(2004-03-29 01:38:17)
28.ヒートでハートフルな映画を撮りたかったのだろう。でもなんだかキタナイ。汚物の汚さではなくて、雰囲気的にキチャナイ印象の映画だった。リンチの感性はうらぶれた街界隈がベースなのだと強く感じた。彼が今後表現しようとする何もかも、コレから発されるのだろう。オズ魔女やラブ・ミー・テンダーを歌う姿等は言葉通りのワイルドアットハートな世界。永遠のハードロックな憧れ。これがリンチの愛の表現。しかし、なんというか…。主人公以外はリンチワールド以外では出てこない住人達。リンチワールドは良くも悪くも妄想の世界。ファンはそれを十二分に了解して観ている。なのに、この主人公ニコラス・ケイジがその世界を許さない。知名度のある彼は一種のリアリズムだ。この違和感が、チグハグさがリンチワールドをだいなしにしている。でも他の役者でも別に観たいとは思わないな。
夢の中さん 4点(2004-03-06 04:27:58)
27.リンチにしてはノーマルで、ありふれたB級映画の一つにしか見えない。それ故、カンヌ受賞作の中で最も受賞理由が分からない作品。ある意味、「マルホランド」より謎が多い。
STYX21さん 4点(2004-03-02 01:47:45)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.44点
000.00%
123.28%
211.64%
334.92%
446.56%
51016.39%
6914.75%
71219.67%
8813.11%
9813.11%
1046.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

1990年 63回
助演女優賞ダイアン・ラッド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1990年 48回
助演女優賞ダイアン・ラッド候補(ノミネート) 

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