【TERU】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-11-20 21:56:35) 《新規》 |
158.エド・ウッドの常にポジティブ姿勢。いや、商売魂か。 モノクロでB級映画に命を懸けた男の物語が淡々と進む。実に単調。 はっきり言っておもしろくはないが、映画界にこういう男も必要なんだなと少し感心した。 |
157.観るのに我慢が必要な映画。いや、きっと人によるんだとは思う。 エド・ウッドの前向きさが全体のトーンに影響を良い影響を与えてはいるものの、単調で長いと感じる感情は消しにくい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-06-16 21:00:50) |
156.才能が無い事にこれっぽっちもへこまなく常にポジティブな姿勢にリラックスさせられる。落ちぶれたベラ・ルゴシに、82歳でオスカー受賞のクリストファー・プラマーが「70歳からいい役が回ってくるようになった」と言った事が思い浮かんだ。うら寂しさを見せつけたマーティン・ランドーの熱演に点数の全てを。 |
155.見れば見るほど素晴らしい。この映画のキーになるのは終盤、エド・ウッドが酒場でオーソン・ウェルズと出会うシーンにあると思います。深く考えなければ、この出会いをきっかけに吹っ切れたエド・ウッドが手腕を見事発揮し、珍品を作り上げてしまった。試写会は世界中の物好きな映画ファンたちが観客なんだと考えることができますが、問題は2つの事実です。エド・ウッドは酒で身を滅ぼしたということ、実際にオーソン・ウェルズに会っていないこと。このシーンは酔いつぶれたエド・ウッドの妄想だとも考えられるのです。そう考えると、試写会を終えた観客に騒ぐ気配が感じられなかったことにも意味が出てくる。もしエドがこのシーンを監督したら?細部なんて気にしないエドのことだから、告白してベガスに向かう幸せな二人の背景なんて気にしないでしょう。ディレクションはしなかったのではないでしょうか?映画が大げさでデタラメなエド・ウッド映画流の語り手のセリフによって始まるのに、ラストでの彼はセリフなしです。なぜだろう?…など、いろんなことを考えられるのもこの映画の素晴らしいところ。女装癖を告白し、ベラ・ルゴシと親しくなったエドがサングラスをしなくなったことにあえて触れないのも良いですね。下手な監督だと友人に「あれ、サングラスは?」というセリフを言わせていたかもしれません。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 10点(2015-04-20 18:12:39) |
154.ある映画監督の半自伝的な内容を描いた、ややコメディタッチの作品。 ストーリーは取り立てて何があるってわけじゃないけど、モノクロ映像がとてもきれいで、何事にもめげない主人公の明るいキャラと、好きなものに打ち込む情熱がとても共感できる。 監督さんと一人の役者さんとのあいだで、さりげなく描かれた友情シーンもいい。 エドの映画作品を観たくて堪らなくなったのだが、間違いなく外しそうだ。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-07 12:20:44) |
153.特別な印象を持てず。ティム・バートンにしては普通な感じ。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-30 22:28:12) |
152.エドっ子たち(エド・ウッド作品を愛してやまない頭おかしい人たちの意)なら間違いなく満足するであろう一本。 伝説のエピソードの数々が映像で再現されているだけで素晴らしいのに、エドの不必要ともいえる映画への情熱までもが、温かな愛を持って描きぬかれている。なんとも素敵な伝記映画だ。 エド映画の名シーン……名シーン!? はあ!? まあいいや、名シーンがちょこちょこと再現されているのも嬉しい。 ひとつ心配なのは、本作が素晴らしい作品に仕上がってしまっていること。 この映画を、たとえば好奇心旺盛な中学生やジョニー・デップファンの若い女性が見て、エド・ウッドという人物にちょっと興味を持ってしまい、その勢いでプラン9・フロム・アウタースペースやグレンとグレンダなんかをレンタルしてしまった日には、彼らを形容する言葉は「被害者」以外に無くなってしまうのではないか。いや、そこから何かに目覚める可能性も多分にあるけど。 冗談はともかくおすすめできる映画。 個人的にはティム・バートンの映画で一番好き。 欲を言うなら、オープニングの能書きでちょっとカンペ見てほしかったかな。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-03-29 04:15:47) (良:1票) |
151.エド・ウッドが植物の鉢を運んでいるシーンがすごい良かったです。 【パプキン】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-01-06 22:58:30) |
150.この映画大好きです。ティム・バートン監督のエドへの愛が溢れています。 自分も現実世界でエドのチームにいたらドロレスみたいに怒り出して距離をおいてしまいかねないけど、この映画を通してみるエドは最低映画監督には違いなくても、映画愛だけが常人よりも突出していてそこにどこまでも正直で、小賢しい考えや他人に対する悪意のない愛すべき人物に思えます。エドが世間から忘れ去られたかつての名優ベラ・ルゴシへの敬意を誰がなんと言おうと忘れないあたりなんか、微笑ましいけどどこか哀しくて最高ですね。バートン監督のこういう人間観を感じられるのがこの作品をみる上でのいちばんの幸せです。 いちばんのハイライトはなんといってもルゴシとタコの格闘シーン。何度も巻き戻して夜中に爆笑させてもらいました。ルゴシ役のマーティン・ランドーがこれでアカデミー賞を受賞したのもなんだか嬉しい。 この映画をみたらエドの作品をみてみたいという気にさせられるくらいバートンの溢れる愛が伝わってくるのだけど、たぶん実際みたらいろんな意味で絶対面白くないのでひとりでみるのはやめときます。 【クリロ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-09 21:47:16) |
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149.自分の愛する物を独自の世界観でパロディ化することが十八番のティム・バートン渾身の作品。彼のようなB級映画を愛する人間は、何も映画を面白いと思って見てるというより「なぜこんなものができてしまったのか」それを作ってしまった人間の人となりやそんなものをこの世に生んでしまうに至った過程を愛してしまうのであろう。エド・ウッドに対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。伝記モノとしてはもう少し実話性を重視してほしかった感はあるけどね。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-21 05:58:32) |
148.「あの」ベラ・ルゴシが出るんですよ、「あの」ベラ・ルゴシ! …知らん(笑) |
147.エド・ウッドとベラ・ルゴシの友情にほろっとさせられました。 映画に対する情熱と愛の感じられる作品。 観ているうちに、これほどまで映画を愛する事の出来たエドは、ホント幸せだな~と感じることが出来ました。 しょぼいSF好きなので、DVDのメニュー画面と効果音も気にいっています(笑) 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-20 21:24:47) |
146.ティム・バートンが自分と似たところのあるウッド氏に思い入れするのはわかるのですが、イタイ人を無自覚なまま出されるとツライ場合があります。 壊れジョニーの女装サービスもあって女性には好評のようですけど、ダメな人に優しすぎる映画でもあって。 バートンに「どう、イタイでしょ? だけどそんなエドがサイコーなんだよねっ♪」って嬉々として自慢されてるよ~な気がします。 裏映画史資料的な価値もあり☆ 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-04 00:00:03) |
145.才能は無い。しかしエド・ウッドには誰にも真似できない人生と映画への情熱やひたむきさがあった。本作を撮ったティム・バートンと同じくエドが生きた時代にもエドの周りには、そんな彼のことが好きだった人々がいたのでしょう。だからこそ酷評続きでも彼は何本も映画を撮ることができたのでしょう。 全編を通し撮影シーンが非常に多く後半はちょっと長く感じられましたが、エドを演じたジョニー・デップも、マーティン・ランド―をはじめ彼の仲間達を演じた俳優陣は皆が本当に素晴らしき怪演でした。 実は僕はエドの映画は観た事が無い。本作を見るまではエド・ウッドという映画史上最低の監督の名前は知っていましたがどんな人間かとかは全く知りませんでした。本作を鑑賞し終えた今、当時のエドの仲間達やティム・バートンと同じく彼に好感を持ってしまっており、彼の映画が観たいとも思っている。特にタコと戯れるあの作品が。でも、観ない方がいいんだろうなあ・・・。でも、もしも観る機会があれば、本作を見た事により優しい目で彼の映画を見る事が出来るような気がしています。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-29 00:14:21) |
144.史上最低の映画監督を面白く撮ろうなんてほうが土台無理な話。確かに変人たちがむちゃくちゃやってんのは面白いんだけど、少しだれるのも事実。でも、ベラ・ルゴシ役のマーティン・ランドーはすごくよかった。そして、彼の遺作をぐちゃぐちゃにしてしまうエド・ウッド。ほんとサイテーだ。愛があれば許されるのか?きっと、バートン監督はそう思ってる。エド・ウッドは幸せだ。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-19 18:38:00) |
143.自分の夢を精緻にフィルムに刻めた天才もいれば、いいかげんなフィルムを量産することで夢を消化していった凡才もいる。程度の差はあれ、何かを作り上げることを知ってしまった者の、恍惚と不幸と滑稽と。芸術の世界はこうしてどこかに進んでいくわけだ。夜の沼のシーンでタコと格闘する場で胸が詰まった。あそこは映画の自己愛を越えたものがあったが、あとはおおむね段取り通りの展開で、これからノッてくるのかな、という気分のまま終わってしまった感じ。意外とひねくれてない。元恋人が、こんな馬鹿なことで人生を無駄に潰したくないわ、と去っていくとこも、ちょっと胸を打つ。これはすべての登場人物の心の片隅にあった疑いの言葉であり、それでもやめられないんだから、全員がヤク中みたいなものなんだ。ここをもひとつ突き放す視点が欲しかった。でもいいのかな、一般世間はとっくにこういうB級映画は突き放してて、映画好きだけが愛を注いでるって状況なんだろうから。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-31 11:54:58) (良:1票) |
142.エド・ウッド自身の作品をぜひ見てみたいです。 【njld】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-05 15:16:07) |
141.エド・ウッドのことをまったく知らないままに鑑賞しましたが、この作品を先に見てて良かったかも。映画に対する情熱だけは誰にも負けなかったのかも知れませんね。ジョニー・デップの熱演ぶりが私をそういう気持ちにしてくれたのでしょうね。 【MINI1000】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-01-29 22:58:28) |
140.ジョニーがムチャクチャ上手い!!この人は今、陰気、暗い、でも可笑しい、という演技させたら世界一、と思ってます。お話のほうは、ハリウッドの片隅で、必死ではなくマイ・ペースに時にはあざとく生きている三流芸人と映画人たちが可笑し悲しい。心のどこかではわかってるの、でもそれを認めたくないみたいな切羽詰まった人間の業を感じる。お気楽なようでいてそうじゃないの、そんなどうにもならない矛盾も感じる映画。どの世界の人にもいえることだけど、息の長い人というのは人の表裏がちゃんと理解できる人なんだと思う。ティム・バートンもそんなひとり、愛のある人。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-30 00:19:41) |