71.クイズのやらせを扱った社会派作品。個人的にはもうちょっと気楽なエンタメを想像していたので、シリアスなシーンも多くてあまり面白くなかった。 ユーモアセンスのある会話も散りばめられているが、基本的にセリフばかりというか喋ってばかりいいる映画なので、字幕ではなく吹き替えでみたのは正解だった。 【mhiro】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2025-02-06 22:22:39) |
70.テレビ業界の信用が地に落ちている昨今、なかなかタイムリーなお話でした。スポンサーのご意向に翻弄される姿がなんともリアル。しかし昔は、番組に「やらせ」があってはいけないという明確なルールがあったんですね。わざわざ政府機関が調査に乗り出すというのが驚きです。今なら人員がいくらいても足りないでしょう。 逆に言えば、我々は多くの番組を「どうせやらせだろう」と思って見ているわけで、別に最初から期待していないというか、話半分に見ているというか。それを視聴者の目が肥えたためと見るか、テレビ業界の慢心と見るかは微妙なところです。 ただしこの作品でも、小賢しい人間は巧妙に生き残りました。このあたりは昔も今も変わらないようで。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2025-01-26 03:39:36) (良:1票) |
69.昔おもろかった記憶があったので、2回目の鑑賞。バレそうで危うくなってからの、ドキドキ感はよく伝わってきて、やはり面白かった。今はヤラセは即排除の風潮であるが、クイズ番組はやはり横行していたのだろう。最近とんとクイズ番組が減りましたもんね。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-03-09 20:01:39) |
68.確かに人気クイズ番組のやらせは当時はかなりのスキャンダルであったろう。でも現代ではどうしてもスケールの小ささを感じてしまう。全体としてやや冗長で、ラストもインパクトに欠ける。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-12-09 23:23:45) |
67.世間的に高い評価を受けそうな映画ですね。しっかり作り込まれている。でも自分には長くて退屈でした。テレビがエンタテイメントとしての存在をまだ確立していなかった頃のお話しですな。 【フラミンゴ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2012-11-12 06:16:35) |
66.最初のうちは単にテレビのやらせと高をくくっていたのだが、どうしてどうして最後はずいぶん考えさせられた。この映画の時代背景は1950年代、白黒テレビ発展途上の時代で、テレビがマスコミを支配し世論を動かす方向へと進みつつあった時代だ。そして現実に起こった問題を元にしているだけあって、実にリアルで緊迫感にあふれる。インチキ番組を正そうとするジャーナリストの気迫もすばらしいが、一躍スターとなった大学教授の苦悩も真に迫る。そして最後は出演者だけがとがめられ、番組製作側が痛手を負わないという不合理さ。米国を初めとする資本主義社会の醜ささえ感じる。物知りという知識ではなく、真実を見極め、テレビに踊らせられない判断力がほしいものだ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-10-18 19:03:25) |
65.R・レッドフォードの誠実なメガホンと主演2人の好演が心地よい。事実をなぞっただけなら、平板なドキュメンタリーになりそうなところを、それぞれの人生を絡めてきちんとドラマに仕立ててある。精神強迫症のキャラを演じれば並ぶもののないJ・タッツーロが、ユダヤコンプレックスでがちがち、でも博識のプライドは天より高いユダヤ人役。レイフ・ファインズが名門の出自に潰され気味の俗世に流される大学教授、と両者とも一歩も引かない演技。捜査員も教授の老父も、各々の人生がうかがえて脇役といえど味わい深い。テレビのやらせ事件が心棒だけど、人間ドラマとしておもしろかった。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-07 12:24:04) |
【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-19 15:02:13) (笑:1票) |
63.まあまあ面白いが、特に印象の残るわけでもなく普通の映画だった。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-10-03 23:08:45) |
62.不正・腐敗を暴くのはアメリカ映画の一ジャンルになっているほどで、米国が好む題材。 レッドフォードらしい真摯で端正な作品になっていますが、彼にはあまり向かない題材のようにも見受けられます。 事件の核心に迫るジャーナリストの執念、座を追われた元チャンピオンの偏執、新チャンピオンとなったエリート教授の逡巡・慢心とそれぞれ見応えはあるのですが、欺瞞を描くには彼自身がクリーンすぎるようで。 でもレッドフォードが一番描きたかったのは甘い誘惑に揺れやすい人の心の弱さと知らぬ間に別人に変貌した自分を許せない良心の呵責かもしれず、レイフ・ファインズの苦渋の表情と額の汗はインプレッシブ。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-22 00:00:04) (良:1票) |
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61.もはやテレビの世界では当たり前のような印象もあるノンフィクションを演出する欺瞞。テレビというもっとも影響力のある媒体に人生を左右される登場人物たちの生き様がリアルに描かれる。極めて微妙な問題であるテレビの「やらせ」、それが罪か否か。抑えた演出と安定した展開力によるロバート・レッドフォードの映画監督としての力量を目の当たりにする。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-16 13:27:19) |
60.何よりも、要の2人のジョン・タトゥーロとロブ・モローの個性が薄いのが痛い。レイフ・ファインズと比べても、キャラクターの方向性というものがほとんど見えません。枠組自体は地味で、しかも実話であればひねりようもないのだから、この辺がしっかりしていないと楽しみようがないのです。類作の先例の「ネットワーク」や「ブロードキャスト・ニュース」と比較すると、何が足りないのかがよく分かります。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-30 03:50:34) |
59.レイフ・ファインズとジョン・タートゥーロが、しっかりした芝居をしているから、ようやく成り立っているということは、レイフ・ファインズが嫌いな私にもよくわかる、ということは、当然、ロバート・レッドフォードも、そういう映画を意図して作ったのだろうと思う。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-21 15:59:41) |
58.いわゆる一つのヤラセだが、元々番組が圧倒的な支持を受けたのは、それこそが視聴者の求めるものであったからであってこの事件のケースは視聴者が何らかの不利益を被っているとも思えず、一種のエンターテイメントであるという見方をすればそれほど問題とも思えない。まだテレビが全面的に信じられる時代であったからこその騒動であろう。それよりも大きなテーマは、テレビにとって数字は魔力であるということ。日本テレビのプロデューサーが数字を金で買っていたなどという事件が日本でもありましたがテレビの人間にとってはそれが全てであり、そのためにはどんな真面目一徹の人間ですら悪魔に魂を売ってしまうこともあるのだ、という様子がよく描けています。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-09 15:42:31) |
57.アメリカでは、こういう社会派の映画がよく作られますな。なかなか見応えがありました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-21 17:02:22) |
56.普通にありそうなテレビ番組の八百長だけに批評はすごかったんじゃないんですか? 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-07 23:08:14) |
55.クイズ番組と言えば日本でも沢山、あるけどアメリカにもきっと日本以上に沢山あるんだろうなあ!と思いつつ、果たしてクイズに関するものを映画にした場合、面白いのか?不安の方が大きかったものの監督がロバート・レッドフォードて聞いて前作「リバー・ランズ・スルー・イット」が大好きな者としては観ないわけにはいかないと思い映画館まで観に行きました。で、感想としては下手なアクションものやSFものよりはずっと良い。面白いと思いました。 【青観】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-16 08:42:22) |
54.うーん、点数通り「可も無く不可もなく」って感じです。 でもあんなにエリートな人が何故にいかさまに荷担するのか?って所を もう少し突っ込んでくれれば面白かったかな? 【あずき】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 11:49:16) |
53.みなさんの感想を見たら、擁護派や諦め派が多くてびっくりです。今ややらせは当たり前なのかもしれないけど、ちょっとうんざり気味。この映画のモデルたちは事件後表舞台から姿を消してますけど、今はそんなことないですもんねぇ。公言してるんならまだしも、事実だと見せかけて実はやらせ、っていうのはできればやめてもらいたいものです。TVは影響力大きいんだから。 この映画、結構興味深く見れましたが、なんとなく最後がダラダラとした感じで終わってしまったのであまり印象に残るものではありませんでした。それがノンフィクションの弱いところですね。 【るいるい】さん 6点(2005-03-19 14:34:50) |
52.なぜ民放のロードショウでは決して放送されないのかがよくわかる映画です。 【DeVante】さん 6点(2004-11-19 20:45:49) |