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日蓮と蒙古大襲来

[ニチレントモウコダイシュウライ]
1958年上映時間:138分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇特撮もの歴史もの伝記もの
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タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督渡辺邦男
キャスト長谷川一夫(男優)日蓮
市川雷蔵(男優)北条時宗
勝新太郎(男優)四条金吾
淡島千景(女優)吉野
中村鴈治郎(二代目)(男優)道善(清澄寺住職)
志村喬(男優)弥三郎
千田是也(男優)重忠(日蓮の父)
東山千栄子(女優)梅菊(日蓮の母)
黒川弥太郎(男優)日昭
叶順子〔1936年生〕(女優)萩江
村瀬幸子(女優)尼御前
河津清三郎(男優)平左衛門尉頼綱
浦辺粂子(女優)弥三郎の女房
見明凡太朗(男優)四条兵衛
香川良介(男優)北条実政(九州探題)
田崎潤(男優)依智の三郎
永田靖(男優)極楽寺入道重時
左卜全(男優)老兵
島田竜三(男優)河野通有
羅門光三郎(男優)蒙古の使者
伊達三郎(男優)竹崎季長
松本克平(男優)宿谷入道則光
杉山昌三九(男優)少弐資能
林成年(男優)日朗
梅若正二(男優)比企小次郎
沢村宗之助(男優)東条景信
石黒達也(男優)比企大学
千葉敏郎(男優)平景信
荒木忍(男優)良寛
舟木洋一(男優)浄観(道善の弟子)
浜世津子(女優)白拍子
花布辰男(男優)八郎左衛門
原聖四郎(男優)浄顕
上田寛(男優)道慧(通訳)
若杉曜子(女優)長屋の女
石原須磨男(男優)村人
天野一郎(男優)町人
大美輝子(女優)新潟の女
脚本八尋不二
渡辺邦男
音楽山田栄一
撮影渡辺孝
製作永田雅一
企画辻久一
税田武生
配給大映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
特撮黒田義之(特殊技術 助監督)
築地米三郎(特殊技術 撮影)
今井ひろし(特殊技術 撮影)
中岡源権(特殊技術 照明)
美術上里義三
編集宮田味津三
照明伊藤貞一
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2.歴史、宗教、スペクタクル、とくると、大作映画の王道3点セット、という感じがいたしますが、それにしても1958年製作のこの映画。例えばウィリアム・ワイラー版の『ベン・ハー』が翌59年の映画であることを思うと、なかなか攻めてるなあ、と。
いかにも、海外映画がイエス・キリストだったら、日本映画は日蓮で勝負、といった感じで、弾圧に屈することなく法華経の教えを説く日蓮上人の姿が描かれます。大地震のシーンでは地割れが起こり家屋が倒壊し、日本映画だって負けてませんよ、という意気込みが伝わってきます。
タイトルにあるように、目玉は蒙古大襲来、と言いたいところですが、待てど暮らせど元は襲来してこない。映画がかなり終わりに近づいたところでようやく元寇となるも、時間の関係で、文永の役と弘安の役がまとめられた感じ。戦いの流れなどはあまり描かれず、もっと日本側の苦戦を描きこんだ方が盛り上がるんじゃないの、と個人的には思っちゃいますが(防塁などもすでに築かれている模様)、到来する大船団、巻き起こる混乱、大規模な合戦シーンを矢継ぎ早に叩き込み、そして暴風雨のクライマックスへ。ミニチュアを駆使した迫力の映像が、圧巻です。
なお実際は、文永の役の頃は台風の到来シーズンには当たっておらず、弘安の役の時は台風が到来したのであろうけれど、壊滅的な被害という訳でもなさそう(その後も戦闘は続いた)ですが・・・。
それはともかく本当は、前半をもっと削っていいから(宗教者の親子の情を描くというのも、ちょっとどうかと思うけど、日本的と言えば日本的か)、元寇をたっぷり描いて欲しかった、とは言え、こんなスペクタクル映画向きの題材がその後もあまり描かれてこなかったことを思うと、貴重、であり、感謝。
あ、元寇以外がつまらないと言ってるんじゃないですよ。そこまでの約2時間も、日蓮の苦難また苦難の連続で、物語を引っ張っていきます。だんだん、なんでこの人こんなにイヤがられてるんだろう、と思えてくるのですが、空気読めない感たっぷりの表情で日蓮を熱演する長谷川一夫。空気が読めないんじゃないです、信念なんです。
時宗を演じるは、市川雷蔵。何となく、ピッタリな気がします。この空気読めない感(笑)。
いざ元寇となると、日蓮の存在感が薄くなり、そのまま唐突に映画が終わってしまう印象で、企画的にはやっぱり多少、無理があったような気もしますが、日本映画のパワーを感じ取ることのできる作品、だと思います。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-09-17 11:22:03)
1.突然自らの宗派の創始を思い立った日蓮が、数々の迫害を受けながらも鉄の信念で日蓮宗を広めていくという話。宗教家と言うよりは聞き分けの無い武道家といった風情の長谷川一夫演ずる日蓮が、気張って説法を説くだけの中盤までは結構退屈ですけど、大映が社運を賭けたという蒙古襲来シーンの、水平線を埋め尽くす蒙古の艦船と上陸した軍勢は「トロイ」に勝るとも劣らないスペクタクル(これは言い過ぎか…)。現在では当たり前のお題目「南無妙法蓮華経」が、邪教の呪文の様に扱われるのも新鮮でした。欧米では聖書ものや聖人ものが比較的ポピュラーなジャンルとなってますが、名目上仏教国である我が国では宗教絡みの映画は珍しい。偶にはこんな珍品に触れてみるのも良いかもしれませんヨ、5点献上。
sayzinさん 5点(2005-02-26 00:05:48)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5240.00%
6120.00%
7120.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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