パラダイス・ナウのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パラダイス・ナウ

[パラダイスナウ]
Paradise Now
2005年オランダパレスチナ上映時間:90分
平均点:6.58 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-10)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2007-04-25)【TM】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
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監督ハニ・アブ・アサド
キャストカイス・ネシフ(男優)サイード
アリ・スリマン(男優)ハーレド
ルブナ・アザバル(女優)スーハ
ヒアム・アッバス(女優)サイードの母
アシュラフ・バルフム(男優)アブ・カレム
ARATAサイード(日本語吹き替え版)
窪塚洋介ハーレド(日本語吹き替え版)
脚本ハニ・アブ・アサド
配給アップリンク
その他クリストファー・マッカリー(thanks)
エド・ソロモン[脚本](thanks)
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6.自爆テロが失敗して途中で引き返す場面とか、きっとこういう事がたまにあるんだろうなと感じさせる普通っぽさがある。ラスト、どんなに正論で諭されようと、受け入れられない価値観があるんだね。
nojiさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-03-19 19:34:59)
5.パレスティナ問題を日本の感覚で捉えるのは困難ことだけど、自爆テロも辞さない強い信念の一端をかいま見ることができた。何とか平和になってほしいと願望するが・・・。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-22 19:31:28)
4.久しぶりに、ドーンときた作品。
見ている最中は感情移入し過ぎて、自分も「生の実感が欲しい」と思うほど、死を身近に感じることで生きていると確認できるのか、と想像した(主人公たちは生の実感が欲しくて自爆するわけではないが)
スウェーデンの自殺の話が出てくるのも、日本やスウェーデンのように平和で「死が遠すぎて」人々が自殺する国と、イスラエルなどの紛争が続いていて「死が身近」な国の対比なのかな、と。戦争状態も良くないが、平和すぎるのも良くない(時間がありすぎて、自らの内面と向き合い過ぎたり、社会の欺瞞を考えすぎたり)のかも…と考えさせられた。

日本の子供は、異なった価値観を合意形成する能力が多国より劣っているというデータがあったような気がするが、日本人が「他者(特にマイノリティ)の視点から物事を考えることができない」のは、“世間”という日本独自の概念があるからではないかと。
世間に恥じないように…というのは、同じような境遇で暮らしている人たち(=世間)の基準に合わせることである。違った生い立ちや境遇の人たちは別の「世間」に属しているので、結果として当人は自分と似た人の価値観・視点でしか物事を見れない。
健常者・男性・異性愛者・老人…マジョリティに迎合してマイノリティの視点がない社会を日本が続ける限り、日本はスウェーデンのように「平和なのに人々が自殺する」国であり続ける。(日本の方がスウェーデンの1.5倍以上の自殺率だが)
この作品の点数が低いのも、他者の視点が持てないからではないのかと感じた(全ての人が、現地に思いを馳せていないわけではないが)
こういった作品を見るのであれば、問題に関する最低限の知識と現地の人の心情を想像する能力を身につけていただきたい。(日本社会とこのサイトで、マジョリティである男性への皮肉も込めて
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-08 19:30:53)(良:1票)
3.パレスチナの自爆テロのニュースを見るたびに、なぜなぜと思い続けていたが、この映画を観て少し分かったが気がした。あくまでも分かった気がするだけで実際は違うのかもしれないが、実行犯の彼らの気持ちに共感できた。
あっさりと自爆テロに協力しようとする彼らの気持ちが理解できないという意見もあるが、私は比較的すんなり理解できた。彼らはあらゆる未来を閉ざされている。特にサイードは物事を考える能力に恵まれているのに、大学などは夢物語で自動車の修理工しか職が無い。イスラエルに膝を屈して就労ビザを取ってもたいした職につけないのは目に見えている。自分の能力を生かせないのは本当につらいことだ。「やってられない」という思いが強いだろう。まして、彼は父親がイスラエルに対する協力者とみなされ処刑されている。汚辱を晴らすためにも実行犯に応募するのは無理が無い。
インテリ役の女性(スーハ)を登場させたのも効果的だった。イスラエルによる占領という軍事的暴力に自爆テロという暴力で対応することの不毛を説く彼女の主張は分からないでもないが、対立の現場であるヨルダン川西岸地区(ナブルス)で生まれ育ってきたサイードたちには通じないのは自明のことだ。いわゆる「暴力の連鎖」。その哀しさを盛り込むことで、ストーリーはぐっと深みを増した。
実際にテロを実行するに当たって、ハーレドやサイードの心の動きの過程が分かりにくいのが難点だが、作られた価値は十分にある。もっとこういう映画が日本にも入ってきて欲しいと思う。DVD特典映像の監督インタビューも一見の価値あり。
枕流さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-26 00:42:55)
2.自爆テロをする側の気分なんてのは到底理解できるものではないけどすごいリアルに感じました。パレスチナがどんな状況か、というのはテレビとかでしか見たことないけど映画の中では何もおきないのでちょっと物足りない・・・ところも。なにか事件みたいな感じで自爆テロをした同士が出てきたとかしたらもっとのめり込めたかと思う。「Paradise Now」今は楽園。皮肉だなぁ。。。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-04 12:05:02)
1.すごく技巧を凝らしてるわけじゃなくて、単調にとてもシンプルに描いているからこそ、悲しくなりました。それにしても、髪を短く切ったり、髭を剃って、ものすごく外見が変わったのに、回りの人が洋服のコトしか言わなかったことに、すごくびっくりしました。
さらさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-24 10:44:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
6541.67%
7433.33%
8216.67%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
外国語映画賞 受賞 

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