39.「負担」への言及が弱いし、面白おかしく編集するために多少のバイアスはあるだろうが、考えるキッカケにはなる。ただし、これを鵜呑みにしてオワリにせず、自分で調べてみる必要はあるのかと。本作では取り上げられなかったが、日本の医療制度も外国人にいいように利用され、食い物にされている側面があるということも留意すべきだろう。 |
38.「意見が偏っている」云々はともかくとして、日本の医療制度が如何に恵まれているか再確認できる。ただ、財源が確保できなくなったら、アメリカみたいになってしまう危うさがあり、国家に全体を委ねず、健康管理は可能な限り自分で徹底しないといけないだろう。 |
37.僕はドキュメンタリー映画がそんなに好きじゃない。そんな中で監督の主張が前に出過ぎてるのは特に好きじゃない。でも評価が高いので、この映画を観てたみたが、これは面白い。全てが正しいわけじゃないと思うが、作りが絶妙である。最後まで全く飽きなかった。しかし、治安も悪く、こんな穴だらけの医療制度で、よくアメリカとゆう国は成り立ってるなー。ほんと不思議な国である。きっと国民がタフなんだな。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-16 03:47:31) |
36.味噌もくそも一緒にして、悪いのは共和党と保険会社としているのだから、ドキュメンタリー?としては、破たんしまくっている。例えば、腎癌に対する造血幹細胞移植の適応は日本でも保険適用になってない診療なのに、それを適用にしない保険会社を告発するのはどうかと思うし、保険会社や共和党を悪いというなら、医師・医師会の側の問題も指摘しないとフェアでない。それをいったら、今の制度は多くのアメリカ国民が良しとしているだから、アメリカ国民も悪いということになる(それとも、共和党と保険会社によって、アメリカ国民が洗脳されているとでもいうのか?)。そもそもアメリカの医療体制に問題が多いのは間違いないが、先進国どこも多かれ少なかれ問題を抱えているにもかかわらず、フランスやキューバやカナダがあたかも理想かのようにとりあげるのは、全く偏っている。理想の医療制度など存在しえないことは、分かりきった事実なんである。知識が十分でない人々を誤った認識に至らしめるような、偏った映画をこれ以上つくるべきではない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 0点(2013-11-01 14:57:56) |
35.アメリカの医療問題に苦言を言いたいがあまり、フランスの紹介が明らかにおかしくなってますね。まるで天国のように見せているのがマイケル・ムーアの手癖というか、公平なドキュメンタリーではないです。ただ、深く考えさせてくれるのはさすがです。キューバに乗り込むところとか、普通の作家では考えられないだろうし、不可能でしょう。ムーアのすごさを感じられる映画ですよ。いい意味でも悪い意味でも。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-14 16:15:54) |
34.2008.11月鑑賞。問題がありすぎて考えさせられる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-10 19:25:28) |
33.ムーアの作品を観ると、毎度すごく引きつけられます。そして「うわぁ、これが事実なのか!」とビックリしてしまいます。世の真実をきちんと知って判断するにはこうした映画を1つ見たくらいで充分ではなかろうし、それだけに真面目で深刻な内容について、観た後の感想を軽はずみに出すのは不安だったりもします。けれど『華氏911』にしても、この作品にしても、同じように強く思うことは「金と、権力・地位と、情報(のコントロール)」がいつも人を脅かしているなということ。情報といえば「みんなで助け合おう」てな考え方が出てくると即座に「共産主義」て言葉が出てきちゃうんですね。なんで特定のカラーに分類し「敵か味方か」みたいな単純判断するんだろう? ところで若い頃は「アメリカに生まれたかった」とか「ハワイで暮らしたい」とか思ってたけど、もうアメリカには幻滅。病人から約束の金をいちゃもんつけてふんだくったり道に放り出したり、もう人間じゃないですね。アメリカを船に例えると、乗せた黒人をたくさん海に放り投げた『アミスタッド号』みたいです。フランスもイギリスもまるで興味なかったけれど、この作品観てフランスやイギリスやカナダの人々の生活について興味が出てきました(疑いも含んだうえですが)。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-02-02 16:05:27) |
32.アメリカの医療制度の問題を鋭く描いている。 マイケルムーアの作品は、大げさに誇張しているところもあるとは思うが、それを除いても今のアメリカが問題だということがこの映画でわかる。 誇張したり簡略化して描いている分、わかりやすくて(監督に言わせればアメリカ人のために単純化しているのだろうが)見る人を選ばない。 これからもこの、アメリカを愛しているが故に今のアメリカが許せない、マイケルムーア監督の作品に期待したいと思う。 |
31.メッセージが強すぎてエンターテイメントとしては楽しめなかった。そういう映画ではないのはわかってますが。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-12-26 17:08:41) |
30.相変わらず、この人は見せ方がうまい。最高か最低しかないアメリカの医療制度と、他国の平等で無償の医療制度を、これでもかとばかりに対比させて叩き潰していく。しかし、これも過去の話。アメリカはこれから平等で公平な医療を誰でも受けられる国に生まれ変わります。ですよね、オバマさん? 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-13 17:03:18) |
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29.内容のことはともかく、語り口のリズムが絶妙で、あっという間の2時間でした。都合のいいところだけつぎはぎしてるような印象も強いので、この映画だけで分かったような気になるのは危険だと思いますが、娯楽作としての完成度は高いです。下手な社会派ドラマなんか観るより、よっぽど楽しめました。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-04-17 19:58:54) |
28.地元の医師協会主宰の映画会で観て来ました。この作品でマイケルムーア好きになりました。 アメリカの医療制度と現状がよくわかるドキュメンタリー。以前は日本の皆保険制度が当たり前だと思っていたから、ホントびっくり(x_x)/ 【kaneko】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-02-08 16:58:29) |
27.参った。これは素晴らしいドキュメントです。同監督の銃社会批判やブッシュ批判は、どこか他人事でしたが、医療の話は普遍的なものであり、感ずるものが段違い。 今、日本でも問題にありつつある医療問題ですが、アメリカの実情には愕然。 どこまで公正に事実を伝えてくれているかはわからないんですが、自分が他国について何も知らないってことを気づかせてくれました。フランスは本当に絶望がない夢のような国なのか、アメリカの医療問題と他国の違いはなぜなのか。 日本では個人的に毎月結構な額の保険料を取られている気がするが、それでも医療費はそれなりにとられます。僕なんかは貧乏の割に健康体なんで保険料なんか払い損だなーとか考えちゃうダメな奴なんですが、やはり無料で医療を受けられる国はやはり莫大な税金をとられているんですよね。そんな点からも、税金や経済についてはもうちょい触れてほしかったところですが、教えて教えて言ってないで自分で調べろって話ですね。 メディアでは、悲惨な国の実情は時折報道するが、他国の素晴らしい点をなかなか見せてはくれない。国の現状をより良くするには国民が賢くなり、知るということが大事です。そりゃあもう政府に恐れられるほどに。 まさに自分の無知を思い知らされた気分なので、これをきっかけにもっと他国について勉強したくなりました。そんなきっかけを与えてくれる映画ってのはホントに有難いです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-02 01:11:09) (良:1票) |
26.フランスやキューバなどの国民皆保険が上手く回っている国の税制や経済などについて、もう少し突っ込んだ解説や分析が欲しかった。日本にも、何か見習うべき点があるのではないでしょうか。今、国民皆保険の導入に挑んでいるオバマ大統領には、頑張って頂きたいです。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-11-22 22:58:28) |
【ぷっきぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-15 03:15:09) |
24.アメリカかぶれのティーンエイジャーに見せたい映画。 政府の方向性では間違いなくアメリカを追随していると思われる日本にあって、ここで描かれている悲惨な医療問題は決して他人事ではないと思う。ただ、日本にはアメリカ社会の根底にある狂信的なまでの社会主義アレルギーがなく、むしろそういったイデオロギーを何ら持たずに生活する人が大半であるから、船頭次第でどっちに転ぶか分からない。例えばこの映画で描かれているような他国の現状に関心を持ち、さらに自国の現状を顧みる人が増えれば、同じ轍を踏まない道を選べるはずだと思いたい。 それにしてもアメリカ人の肥満率はひどいものだ。一目瞭然の自分たちの無秩序な生活習慣を棚に上げ、平然と体制を糾弾する身勝手さもまた、この国らしい。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-04 12:11:32) |
23.マイケル・ムーアの映画ってドキュメンテリーなんだけど、音楽やテレビドラマや映画、アニメーション等を使って非常に娯楽的な要素を持ち込んでいるのが上手いと思う。折角の内容だって、見てもらわなくちゃ何の効果も無いだろうから。そういった中でアメリカの医療問題ってのは知らなかった人には非常に驚かされる事だと思う。日本ではERなんて医療ドラマが人気になってその裏にある医療費の問題には触れてなかったから、この映画はその意味ではERを見ていた人には特に見てもらいたい。日本ではこうしたドキュメンタリー映画の公開が圧倒的に少ないから、こうしたムーアみたいな撮り方は日本では見てもらうという意味でも面白いとおもう。 【奥州亭三景】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-04-29 10:43:37) |
22. マイケル・ムーア監督の作品は、「ボウリング~」「華氏911」と見てきましたが、これが一番素直に見られたような気がします。押しつけがましいところも少なく(っていっても結構あるかもしれないけれど)、良い問題提起になっているのではないかと思います。レビューの数がまだそれほど多くないようですが、できるだけ多くの人に見てもらいたい作品です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-22 18:31:20) |
21.ムーアの映画を観るといつもその反対側の意見が気になったりするものだが(医療費をタダにした場合のデメリットとか)、ひとつだけ自信をもって言えるのは病人にやさしくない国などあってはならないってことです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-06 11:00:27) |
20.とてもシリアスなことをユーモアと情熱たっぷりで伝えてくれたムーアさん。 勉強になりました。 ありがとう。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-09 23:57:18) |