5.「隣の家の少女」を知識なしで観たあとにこの映画を観ました。とても恐ろしい犯罪をここまで正確に描写したという点で評価いたしますが、内容としては観る価値はなく、おすすめもしません。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 4点(2013-10-02 15:24:04) |
4.児童虐待の本質を扱った中身の濃い大変重苦しくて悲しく、見るのも辛い物語ですが、これが実話とは!!・・・。バックに流れる当時、流行った幾つかのヒットナンバーだけが生き生きとして僅かの救いのようでした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-26 22:04:58) |
3.サンダンス映画祭出品の作品ななので、外れはないと思い鑑賞しましたが、幼児虐待の映画とは知らずに鑑賞してしまいました。上映中に以前裁判で虐待事件で同じ内容の事件を傍聴したことがあり、途中その当時の裁判のやり取りを思い出してしまいました。サンダンス出展作品なので、虐待シーンが重いのかと慎重に鑑賞しましたが、軽いシーンが多くて良かったです。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-09 23:38:02) |
2.エレン・ペイジの悲痛なる表情がいつまでも胸に焼き付いている。本作も「ボーイズ・ドント・クライ」「乙女の祈り」などのいつまでも記憶に残る不快映画の類だが、一番怖いのはこれらが実話という点だ。惨い。下手なホラーよりよっぽど怖い。こういったことが惨いとか怖いと思えるうちは自分も健康なんだと思うが、人間は慣れていく、麻痺していく生き物だから、自分だけは絶対にこんなことをしないと思っていても、壊れる瞬間があるのじゃないかという疑いがある。それも結構怖い。人間(自分も含め)不信になりそうだ。観たくなかったが、大切なことを知る、考えるため、或いは現時点での自分の感覚を試すという意味でも、観るべき映画だと思う。余談だが、エレン・ペイジは誰かに似ていると思っていたが、大路恵美に似ていることに気づいた。別作品では大竹しのぶに似ていると思ったし、要するに日本人的な顔なのだろう。目に馴染みやすい女優さんである。 【よーちー】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-07-03 23:35:38) |
1.えぐい。これが1960年代のアメリカで起こったとは・・・。育児の疲れと薬によって正しいことと正しくないことの分別がつかなくなった母親の狂気、なんだけどもここまで報われない映画を俳優陣もそうだけど見事に映画化した脚本家と監督は賞賛すべき。一つの家族の中で起きたことではなく赤の他人が何人も絡んで起きた事件であり今でも共通する、「あの家族には関わるな」が一人の少女の命を奪ってしまったこの辛さ、見ていて痛いほど伝わってきました。なんでもそうだけど、相手をいじめる理由が「わからない」が一番怖い。 |