十三人の刺客(2010)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 十三人の刺客(2010)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

十三人の刺客(2010)

[ジュウサンニンノシカク]
13 ASSASSINS
2010年上映時間:141分
平均点:6.19 / 10(Review 97人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-09-25)
アクションドラマサスペンス時代劇リメイク
新規登録(2010-05-18)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督三池崇史
演出舟山弘一(スタントコーディネーターアシスタント)
木谷邦臣(所作指導)
キャスト役所広司(男優)島田新左衛門
山田孝之(男優)島田新六郎
伊勢谷友介(男優)木賀小弥太
沢村一樹(男優)三橋軍太夫
古田新太(男優)佐原平蔵
高岡蒼甫(男優)日置八十吉
六角精児(男優)大竹茂助
波岡一喜(男優)石塚利平
近藤公園(男優)堀井弥八
石垣佑磨(男優)樋口源内
窪田正孝(男優)小倉庄次郎
阿部進之介(男優)出口源四郎
伊原剛志(男優)平山九十郎
松方弘樹(男優)倉永左平次
吹石一恵(女優)芸者おえん/山の女ウパシ
谷村美月(女優)牧野千世
斎藤工(男優)牧野采女
内野聖陽(男優)間宮図書
光石研(男優)浅川十太夫
岸部一徳(男優)三州屋徳兵衛
平幹二朗(男優)土井大炊頭利位
松本幸四郎(九代目)(男優)牧野靭負
稲垣吾郎(男優)松平左兵衛督斉韶
市村正親(男優)鬼頭半兵衛
舟山弘一(男優)
井上肇(男優)
原作池宮彰一郎「十三人の刺客」(1963年東映映画脚本)
脚本天願大介
音楽遠藤浩二
撮影北信康
山田康介(撮影助手)
製作島谷能成
島本雄二
テレビ朝日(「十三人の刺客」製作委員会)
東宝(「十三人の刺客」製作委員会)
電通(「十三人の刺客」製作委員会)
小学館(「十三人の刺客」製作委員会)
朝日新聞社(「十三人の刺客」製作委員会)
朝日放送(「十三人の刺客」製作委員会)
製作総指揮平城隆司
プロデューサー中沢敏明(エグゼクティブプロデューサー)
ジェレミー・トーマス〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
市川南〔製作〕
配給東宝
特撮坂美佐子(CGIプロデューサー)
OLM(CGI)
美術林田裕至
柘植伊佐夫(人物デザイン)
松井祐一(特殊造形)
編集山下健治
録音柴崎憲治(音響効果)
その他IMAGICA(協力)
池上司〔原作〕(協力)
あらすじ
江戸末期、次期老中が内定している明石藩主の松平斉韶は、その傍若無人ぶりで悪名を轟かせていた。幕府の危機を感じた老中土井利位は、信頼する島田新左衛門に斉韶の暗殺を託す。新左衛門は十一人の凄腕を集め、斉韶の参勤交代に狙いを定め旅に出る。途中、山中で命を助けた山の民を加えた十三人の刺客は、宿場町をまるごと買い上げ圧倒的多数の明石藩士襲撃の時を待っていた。一方、新左衛門のかつての盟友でもある斉韶の家臣・鬼頭半兵衛は、虎視眈々と刺客を迎え撃つべく体制を固めつつあった。果たして十三人の精鋭は本懐を遂げることが出来るのか?63年の同名作品を三池崇史監督が豪華キャストでリメイク。
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
33.作品のテーマとしてはおそらく封建社会や武士道の矛盾や欺瞞を暴くことを目指しているのでしょうが、結局は稲垣吾郎演ずる殿様の頭がおかしいだけで侍たちを含めた他の人間をその犠牲者以上のものとして描けているようには思えません。劇中の台詞にもあったように下が支えなければ上は成り立たないですから、その共犯関係をちゃんと描かなければ社会風刺としては不十分でしょう。伊勢谷友介演ずる山の民がもうちょっと侍社会を相対化する視座として機能すれば良かったのですが、それもコメディリリーフ程度の存在で終わってしまっています。映画としての最大の欠点は登場人物の人となりからその心情、戦略に至るまでとにかく一から十までご丁寧に全部台詞で説明してしまっているところです。一応本格時代劇の体裁を整えるよう努力はしていますが、やはりこれは当時のテレビ局製作の日本映画の限界が見えてしまっていると言わざるを得ません。そんな中松方弘樹だけはその人物像がろくに説明されないにも関わらず立ち振る舞いや顔つき、台詞の発声だけでこの人は何か違うと思わせる異様な迫力を漂わせています。何をやらせても様になっており若い頃に自分がどう動けばカメラに一番カッコよく映るか相当訓練されたんでしょうね。この映画が存在する一番の価値は松方弘樹の殺陣をある程度まともな一本の作品の中で後世に残したことでしょう。
Сакурай Тосиоさん [DVD(邦画)] 3点(2023-08-14 23:46:29)(良:1票)
32.元作品の大いなる劣化作品。テンポ悪く、お下劣。
にけさん [映画館(邦画)] 4点(2019-01-13 23:17:20)
31.豪華キャスト、現代の技術で「七人の侍」のようなコテコテの時代劇という時点で存在価値を感じる。
終盤の長い殺陣や容赦のないグロテスク表現などが見所。
問題はメインキャラが13人もいるせいで1人1人のキャラが薄いところ。敵の稲垣吾郎のキャラだけが存分に立っていた。
Nigさん [DVD(字幕)] 6点(2018-08-18 01:22:03)
30.最後の長々と続くチャンバラシーンですが、次から次からと出てくるさまはまるで無双シリーズです。劇中でざっと○○人と言ってたシーンがあったと思うのですが、それ以上の人数がいるような気がしてなりません。あと、みんな同じような格好しているので人の見分けが苦手な私には、主要な何人かを除いて誰が誰やら分からないまま最後まで観てしまいました。
いっちぃさん [地上波(吹替)] 5点(2015-07-04 09:21:34)(良:1票)
29.時代劇フリークと言わないまでも、時代劇作品は好きで、新作が出れば必ず見ます。時代劇にも、CGやVFXが取り入れられ、古い時代には表現出来なかったものが、まざまざと表現出来るようになりました。その技術の発展は、「もう映像化出来ないものはない領域」に、入っていると思います。だけど、だからこそ、”映像化してはならないもの”、があると思うのです。特に、時代劇ではね。四股を切り落とされた娘の演出は、悪趣味としか思えません。映像化しなくても、そこは、”イマジネーション”で、伝えて欲しかった。興ざめです。チャンバラ台無しです。あの映像があるので、年老いた両親が、いくらチャンバラ好きでも、とても観せられません。役者の演技の労をねぎらって、3点献上。
さん [DVD(邦画)] 3点(2015-04-14 12:22:12)
28.肝心かなめの殺陣シーンにまるで切迫感がない。ただただ質の高くない物量あるのみ。「一命」の殺陣シーンしかり、「悪の教典」の殺戮シーンもまたしかり。結局、三池崇史監督はアクションやサスペンスをうまく撮れないのだろう。
えぴおうさん [DVD(邦画)] 4点(2014-11-12 16:44:57)(良:1票)
27.この監督の映画は合わない。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-18 01:30:46)(良:1票)
26.メンバー集めにも面白みはなく、あとは戦闘シーンがダラダラと続くだけの、中身のないタダのアクション映画。たぶん外人向けに作ったのでしょう。実際知り合いの外人は面白がって見ていました。日本人でも、その手の中身の無いハリウッド映画好きな人にはウケルのかもしれません。稲垣の狂気だけは少々見所がありました。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 2点(2013-12-29 12:58:58)
25.松方弘樹が釣り師ではなかったことを久しぶりに思い出した.
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-08 01:20:50)(笑:2票)
24.どこか超現実的な浮遊感とも言えそうな虚無感を漂わせていたあの元映画よりも、『将軍家光の乱心 激突』のスペクタクル調に近いかも知れません。だから、あのスックと立ちふさがった姿、役所広司じゃなくて千葉真一だったらなあ、と思わんでもないし、殿様の「イッチャッテル感」も京本政樹の方がストレートだったりするのですが、まあ何にせよ、この作品、“修羅場”の映画です。「タイタス・アンドロニカス」のノリとも言ってもいいかも知れない。クライマックスの破壊と修羅場を描かんがためにすべてを準備し、あとはただひたすら、殺戮、破壊、修羅場。“刺客”たちが次々に弓矢を投げ捨てる姿がひたすらカッコいいのです。そしてあの鮮烈な、「みなごろし」の文字の、どんな残酷描写よりも引けをとらない恐怖。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-09 12:05:21)
23.これは決定的に何を伝えたいか?が欠けている。ただチャンバラしているように思います。226とか戦争映画のノリを単に時代劇に移しただけだと思います。桜田門でも感じたがワンイッシュー(一つの目的)だけだとそこまでの導入が長く長く感じます。これは監督の技量が問われるものであり、日本の映画作りの限界なんではないでしょうか。それにしても俳優と呼べるのは役所さんと松方氏の二人だけ。あとは素人!これだから日本映画というものから皆が離れていくのだと痛感しています。
たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-10 13:54:21)(良:2票)
22.三池監督は個人的に合わないと感じていたがこれは素晴らしいですね。ラストの決戦は非常に見ごたえがありました。
キリンさん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-18 02:51:06)
21.なかなか良かった。伊勢谷と岸部のシーンはいらないな。シリアスに、リアルに撮ったらもっと良かったと思う。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-06-19 20:58:38)(良:1票)
20.個人的に三池監督は苦手。彼の悪ふざけ癖が受け付けない。勧善懲悪物好きだし、この作品は評判が良いので観てみたら、やっぱりあった数カ所の悪ふざけ演出…。伊勢谷君の役も監督の悪ふざけ癖か?これが彼の味なんだろうな。でも彼が撮った事と稲垣吾郎の意外な役での起用が若者の動員数を増やした結果に繋がっているんだろう。ラストのチャンバラシーンもいろいろ突っ込みどころあるが、松方、市村、役所がいるおかげでだいぶまとまっていると思う。悪ふざけがなかったら高得点だったかもな。あと冒頭の原爆のテロップ、外国人向けなんだろうけど日本公開版では省いた方が良かったね。あとは…燃える牛のCG下手過ぎ。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 6点(2012-05-20 15:57:00)
19.三池監督らしさが前面に出たエンタテイメント時代劇。
「スキヤキウエスタンジャンゴ」が変化球なら今作品は直球勝負といえる。
とにかく役者全員濃い!殺陣もお見事!大掛かりなセットも素晴らしい!
SMAPの稲垣吾郎演じるヤツもほんと憎らしいほどハマっている。「愚かな道を選べ」とか素でセリフがシンクロしちゃう程天晴れな演技。彼の俳優歴でも屈指の出来栄えではなかろうか?そんなヤツだから故?窮地に陥る姿を観て観たくなるのも勧善懲悪の観客席心理をうまくついている。まだか、まだかと引っ張って、「みなごろし」を取り出して掲げる瞬間、そして「斬って斬って斬りまくれ!」の怒号から開戦する瞬間はゾクゾクするほど興奮しま
した。ときおりエグいシーンもあるし、観終わった跡に余韻はあまりのこらないですが、久しぶりに楽しめる時代劇大作だと思います。
シネマブルクさん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-05 23:40:00)
18.47年前の工藤版は壮絶でありながらけして痛快ではなかったのだが、この三池版は素直に痛快だ。そして集団時代劇の中で大スターが大スターらしくいることの違和感、リアリズムに徹したストーリーに美男美女のロマンスが入ってくる違和感といった映画会社と映画監督の戦いの爪跡のようなものもここにはない。工藤版のいい所を拝借しながら派手に、下品に、つまりは今風に仕上げている。工藤版も悪玉は憎らしいほどの悪玉であり、またその悪玉っぷりこそ工藤映画の真髄でもあったのだが、三池版の悪玉はそこからさらに「(悪の)輝き」を手にする。ただ憎らしいだけではなくスター性を備えているのだ。さらに工藤版に乏しかったユーモアを『七人の侍』の菊千代をパロったであろう新たなるキャラによって補填している。少々悪ふざけが過ぎるようにも見えるが三池監督らしさが出ていて良い。様々な制約を受け入れながら自己を通し抜いた工藤版同様に三池もまたちゃんと自己を通しているのだ。二人の差はその時代の許容範囲の差に過ぎないのかもしれない。
R&Aさん [映画館(邦画)] 6点(2011-11-15 15:53:32)
17.面白い、つまらないは別にして見せる場面、絵作りがうまかったと思います。伊勢谷友介の存在が、この物語はあくまでエンターテインメントを貫くという姿勢をあらわしていた気がします。
ちゃじじさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-29 01:28:13)
16.納得いかない部分はありつつも、全体的にとても見応えのある作品でした。殿様には指か腕を切り落とすくらい、もう少しいたぶる描写があってもよかったかなぁ。/エンドロールのキャストを眺めながら「え!この人も出てたの?」と気づくくらい、キャラの立ってる一部の俳優以外は誰が誰やら分からず。とりあえず刺客の13人だけはそれなりに知名度のある、誰でも見て分かる人を揃えてもよかったんじゃないでしょうか?石垣佑磨も顔は知ってますが、いつ活躍してたのか思い出せません・・・。/おえんが新六郎の雰囲気を察する瞬間のシーンがとても芸術的に見えました。
Monochrome Setさん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-16 00:20:16)(良:1票)
15.往年の日本の娯楽映画が好きなので、オリジナルの「十三人の刺客(1963)」も随分前に観ていた。
娯楽映画に限ったことではないが、昔の日本映画には昨今のものにはない圧倒的なエネルギーが満ちあふれていて、作品の善し悪し以前にしっかりとした“見応え”があるものが多い。
往年の日本映画のリメイクは多々あるが、どの作品も映画作りにおけるそもそもの力強さに欠け、オリジナル作品に匹敵する映画は殆どない。

そういうことを踏まえて言いたいことは、今現在において往年の日本の娯楽映画にひけをとらないエネルギーを映画に込められる作り手は、結局、三池崇史をおいて他にいないだろうということだ。

リメイク作品としては珍しく、オリジナルを超える“強さ”を持った娯楽映画だったと思う。
バイオレンス映画を数多く撮ってきた三池崇史監督と「時代劇」の相性は非常に良いとも思った。特に今作の残酷さと泥臭さが存分に溢れた"侍映画”としてのストーリー性に、この監督ならではの暴力性と娯楽性はとても良い塩梅で合致していた。

太平の世が続く時代の中で、徐々に取り残され始めてきた"侍”たちの生き様は悲哀に溢れ、単純ではない格好良さがあった。
そして、刺客たちの標的とされる残虐な暴君には、極悪非道な言動の中に主君ならではの哲学性も持ち合わせており、一筋縄ではない悪役としてのキャラクター性があった。
主役級から脇役に至るまで、一人一人のキャラクターに味があり、群像のドラマ性が高かったことが、クライマックスの大殺陣を盛り上げた最たる要因だったと思う。

「面白かった」と一言言い放ち満足感に浸れる素晴らしい娯楽映画だ。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-10 03:03:04)
14.直接的なエログロをなくして戦闘シーンを短くしたら、素晴らしい映画になっていたような… それぐらい役者さんのいい演技が随所にあったと思います ちなみに橋を吹っ飛ばす様な大量の爆薬があれば、あれで抹殺出来たでしょう 武士道に反するからダメなのかな?でもなんでもありだって言ってたよね でもそれじゃ映画にならないかw
マーガレット81さん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-04 19:38:19)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.19点
000.00%
100.00%
233.09%
344.12%
466.19%
51515.46%
62424.74%
72525.77%
81616.49%
944.12%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.55点 Review9人
2 ストーリー評価 5.00点 Review15人
3 鑑賞後の後味 5.60点 Review15人
4 音楽評価 4.70点 Review10人
5 感泣評価 3.40点 Review10人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS