なつかしの顔のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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なつかしの顔

[ナツカシノカオ]
1941年上映時間:36分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1941-01-22)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2011-03-02)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2016-02-14)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト花井蘭子(女優)お澄
清川荘司(男優)父さん
榊田敬二(男優)馬方
原作成瀬巳喜男
脚本成瀬巳喜男
製作氷室徹平
東宝(東宝映画京都撮影所)
配給東宝
録音宮崎正信
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【クチコミ・感想】

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2.戦地に出ている主人が、街のニュース映画に出るということで、家族や近所の人たちが、はるばる映画館まで足を運ぶ。
とてもシンプルな内容で、実にほのぼのとしている。

戦時中だからこそ、意図的なまでにほのぼのとした内容で、それがまた、静かな恐怖を感じさせた。

後年の成瀬巳喜男映画にあるような、感情を揺さぶる激しい演出は鳴りを潜め、家庭で見守る人達の日常を、静かに、そして極めて穏やかに描いている。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 5点(2012-10-07 21:16:49)
1.ニュース映画に具体的に登場する中国戦線、空を渡る軍の複葉機、農地を横切り演習する兵士たちと銃撃音など、日中戦争の泥沼化の中で成瀬作品にも戦時色が濃厚に現れてきている。

それでも、玩具のヒコーキが舞う空のショットや山地を遠望するのどかな田園のロケーションが充実し、映画は瑞々しい。
農村の一本道、その脇に並ぶ木立の風情、縁側から土間まで仕切りのない居間のセットそれぞれが不思議に郷愁をそそる。

ニュース映画をめぐって花井蘭子と馬野都留子がそれぞれやさしい嘘をつく。そのため
彼女らは言葉少なく、ぎこちない。そんな嫁・姑・義弟三人の朴訥な会話がいじらしい。

花井蘭子が腰を落として小高たかしと向き合う。そこに挟まれる、流れる雲と小川のせせらぎのショット。その清らかな叙情がこころを打つ。
ユーカラさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-03-10 23:02:48)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
700.00%
8266.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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