36.冒頭は「トランスポーター」をもっとリアルで泥臭くした感じ。あの路線で行くのかなと思ったら、予想外の展開でした。ユーモアの一つもないし、どんどん人は死んでいくし、妙にグロいですが、アメリカ映画らしからぬ浪花節的なものも感じます。後半の〝仕事人〟ぶりも見事。 そてにしても、ライアン・ゴズリングは寡黙な役がよく似合います。終盤に行くにしたがい、ジェイソン・ステイサムというより高倉健に見えてきました。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-12-19 18:45:50) |
35.冒頭のドライブシーンで心を掴まれた。寡黙な主人公もいい。しかし、後半はバイオレンス描写が多く、通常のアクション映画のようになってしまうのが残念。最初の雰囲気をずっと保っていてくれれば、素晴らしかったのだが。 【アクアマリン】さん [レーザーディスク(字幕)] 5点(2019-02-17 17:45:10) |
34. 設定は面白いと思いましたが、展開が早すぎてちょっとついていけない部分がありました。 レオンなどの登場人物などとなんとなく比べてみたのですが、そういう観点で見ると哀愁も足りない気がします。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-02 10:27:23) |
33.表情ひとつ変えず夜の街にクルマのハンドルをきるクールな主人公。その冒頭は ウォルター・ヒル&ライアン・オニールの「ザ・ドライバー」を思わせる。 原作もそうなのか、恐らくは「ザ・ドライバー」に着想を得た冒頭なのかと思いますが、 まだ幼い1人息子と暮らす隣人の女が現れて以降は予想のつかない展開が待っていました。 人妻だと分かると決して一線は越えない奥ゆかしさ。幼い1人息子からも懐かれる。 裏稼業の時に見せるクールな表情の時とは全く異なり、この母子と過ごす時の人の好さを感じさせるゴズリングの表情も印象的。 よって中盤以降のバイオレンス描写とのバランスはあまり良くなかったとは思うのですが、 それにしても本作のゴズリング、かなりのカッコよさ。そしてキャリー・マリガンが好きになった。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-29 20:17:27) (良:1票) |
32.冒頭の、派手なカーチェイスだけではない逃走シーンで期待が高まりましたが、バイオレンスな雰囲気が苦手なため、自分的にはダメでした。センスの良い、切れ味ある映画技法も多かっただけに、それを別のカタチで味わいたかったです。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-11 12:29:17) |
31.主人公のドライバーにそれほど感情移入できなかった。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-01 19:17:59) |
30.まず音楽がいい。アングラな物語やラヴロマンスシーンにうまく融合していてセンスの良さがビンビンに伝わってくる。 特にラストのCollege feat. Electric YouthのA Real Heroでしょうか。凄いいい曲でエンディングをより一層際立てている。 普段はやさしくて無口でクールな男が凶暴な一面を併せ持ち、あんな人妻と恋に落ちたら…という男の夢も詰まってる。 優しさと狂気のテンポがうまく合ってなんとなく心地よい、そんな映画。 少々残念な点としては期待ほどカーチェイスが少なくアクションとしてはパンチが弱いかな。後半への失速感は否めない。 |
29.この作品は当たりだ。予想以上にカッコイイ作りである。 数少ないセリフのチョイス、演出、構図、照明、編集・・・実にイイ感じなのだ。 切ないラストもにくいぜ。 【へろへろ】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-08-28 18:36:44) |
28.一部の人にはかなり絶賛で、一部の人にはピンとこない専門チャンネルのような映画であることは知っていた。そして、それは観て確かめるしかないので、オレ、これピンとこなきゃ、どーしようとドキドキしながら鑑賞。結論からゆーと、この良さが今一つ理解できないなんて、俺にはやっぱ映画を観るなにかがかけてるのか、と、しばし落ち込むことに。いや、まったく面白くないとは思わない。それこそ冒頭の今まで観たことないカーチェイスとゆーか、車での逃走や、エレベーターでのキス、からの、思わず声が出てしまうようなシーンなど、印象的で食い入るように見てしまうシーンは色々あった。でも、80年代風の演出や、映画好きならわかる表現が、ことごとくわかんない。車にあまり興味がないのも響いてるのかなー。テンポもなんだか悪いように思えた。特に後半。主人公がドンドン不気味なって、ついていけなくなったのも映画を観終わって、普通と思える原因かもしんない。鑑賞のテンションを例えるなら、くしゃみでそう、あ、くちゃみでそう、あーでるでる、でなーい、なんかきもちわるーい、みたいな 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-07-10 02:39:18) (良:2票) |
27.最初のシーンは、お〜っ、と思ったがその後急におとなしくなり、「ドライブ」っぽくなかった。 キャリー・マリガンが可愛いのは発見だった。それが自分にとってのこの映画の価値。きちんと観れば面白かったのだろうか。 【simple】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-05-12 23:24:36) |
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26.主人公がとにかくクールで、「自分もこんな男になってみたい」と思いながら鑑賞していました。この感覚は、僕が子供の頃に映画『バットマン』を観ながら「バットマンになりたい!」と強く願っていたのと似ている気がします。この寡黙なドライバーから、スーパーヒーローのような資質を感じました。荒っぽさはあるものの、真っ直ぐと自分なりの「正義」を実行する。男の憧れですね。本作はとにかく画が最高に綺麗でした。台詞も極力抑えられていて、映像で表現しています。俳優陣の演技も一級品。音楽もスタイリッシュでカッチョイイ。アーティスティックな作風ですが、娯楽性もあるので見やすいと思います。酔いしれちゃいました。 【Y-300】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-08 23:34:23) |
25.映像はスタイリッシュ。主人公の雰囲気やカーアクションも良い。でもストーリーに特別な魅力は ないし、理屈抜きの爽快感も感じられず。人妻役の、目や表情での演技が印象的。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-26 08:21:36) |
24.BS無料放送でやっていたので鑑賞しました。途中から突然ダークな雰囲気に変わってゆきますが、全体的に情緒的かつ思わせぶりな演出が多く雰囲気が良いです。主演のライアン・ゴズリングという男がしゃべらないが、しかしこれがまた非常に良かったです。特にオープニングの逃走シーンは最高にクール。 世の中で絶賛されているような映画なのか?と問われるとチョット違うような気もするし、グロいシーンも多いので評価は低いのかもしれません。しかし全体的な雰囲気は非常に良かったので映画通にはお勧めしたい一本です。(寡黙=カッコイイ=でもイミフなシーンも少しありましたが) 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 6点(2014-11-17 11:44:16) |
23.すごく面白そうな感じで始まったけれど とくに何もなく終わってしまった。 |
【Yu】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-30 13:24:50) |
21.寡黙で強く、抜群のドラテクを持つドライバーがかっこいい。ドライバーの過去は謎だけど修羅場を何回もくぐり抜けたであろう度胸や腕があるが、それ故に平凡な幸せに縁がなく哀愁が漂う。男性にはロマンを感じさせるが、女性には理解されない映画かな。面白かったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-14 19:02:09) (良:1票) |
20.犯罪に関わるプロフェッショナルはカッコつけた無口なタイプが多いように感じるけど、この映画の主人公は根っから大人しいタイプ。ちょっと変人でもあり、好きになったアイリーンとの会話なんかを見ても、妙な間があって面白い。ライアン・ゴズリングの上手さか、雰囲気あるんだよな~。こういう人ほど「ブチギレると怖い」という復讐劇だったけど、前半に比べると面白さが随分落ちた印象。グロ系については耐えられる範囲なんで助かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-24 17:36:07) |
19.期待してたわりにはアッと驚く展開もなく、言われるほど映像や音楽が印象には残らなかったです。主人公は渋くてかっこいいです、こんな無口だと感情移入なんてできないじゃんと思ってたけど、不器用で一途すぎるところに、しまいに引き付けられました。可もなく不可もなくといった印象です。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-06-11 21:32:50) |
18.良い意味で期待を裏切られました。 寡黙な主人公の残虐さと純粋さのバランスの悪さ不器用さ良く描かれていると思います。男女をうまく描いた秀作!! 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-20 15:42:08) |
17.タイトルから想像するほど走りまくる映画では、無いのです。設定といい、夜の雰囲気といい、ウォルター・ヒルの『ザ・ドライバー』を連想させます、が、ここにはイザベル・アジャーニみたいなアヤシイ(妖しい)人はいなくて、もっとピュアな“恋愛”があります。しかしそれ以上にピュアな、“暴力”があります。この映画、場面場面をビシッとキメてきます。画面をキメるため、しばしば登場人物がショットの中で大きな動きを見せません。そこが本作の良いところでもあり、悪いところでもあるのかも知れないけれど。疾走するカーチェイスのシーンですら、主人公は涼しげな表情を我々に見せ続けます(よくある安い映画では必死の表情でハンドルを切りまくるところですね)。そしてそのクールな、しばしば優しさすら溢れる表情の裏には、実は狂気が隠されていたことを思い知らされる後半。狂気の者に、安住は決して許されない、という訳で、実にシビレまくる映画でした。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-10 09:15:25) (良:2票) |