9.押し付けがましい偽善的な作品は苦手だなぁと思ってたけど、普通に面白い作品でした。
鹿野とボランティアの葛藤が作品のテーマの本質なのかも知れないけど、それを2時間やられたら憂鬱だったかも知れない。
その辺りが意外とあっさり解消したので、中盤以降はラブコメのような感覚で楽しめました。
生きるとは迷惑を掛けることというメッセージが印象的で、それが出来たら生きられるかも知れないと思えた。
逆に言うと、それが出来なければ生きられないのかも知れない。
そんなことを深く考えることが良いことなのかどうかはよくわからないけど。