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さかなのこ

[サカナノコ]
2022年上映時間:139分
平均点:6.00 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-09-01)
ドラマコメディ動物もの伝記もの小説の映画化
新規登録(2022-08-28)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-07-21)【イニシャルK】さん
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監督沖田修一
キャストのん(女優)ミー坊
柳楽優弥(男優)ヒヨ
夏帆(女優)モモ
磯村勇斗(男優)総長
岡山天音(男優)籾山
宇野祥平(男優)海人の店長
鈴木拓(男優)鈴木先生
島崎遥香(女優)谷崎ゆりえ
朝倉あき(女優)浜野庄子
豊原功補(男優)歯医者
三宅弘城(男優)ジロウ
井川遥(女優)ミチコ
長谷川忍(男優)番組MC
脚本沖田修一
前田司郎
作詞中島みゆき「慟哭」
製作東京テアトル(「さかなのこ」製作委員会)
バンダイナムコフィルムワークス(「さかなのこ」製作委員会)
日活(「さかなのこ」製作委員会)
毎日新聞社(「さかなのこ」製作委員会)
企画東京テアトル
制作東京テアトル
配給東京テアトル
特撮浅野秀二(VFX)
美術安宅紀史
三ツ松けいこ(装飾)
その他ゆでたまご(Special Thanks)
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1
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8.前半はコメディ色が強くて結構笑えたけど、中盤以降はちょっと切なくて泣きそうになった。
良い隣人に恵まれて、今の活躍があるんだね。
そういった人たちに対する感謝の気持ちが込められた作品だったように感じる。
但し、ギョギョおじさんだけはダメだ。
ハコフグを自分で捌いて自分で食べるなら自己責任だけど、子供に食べさせて試してるようなもん。
現在では安全が確認されているのかも知れないけど、当時はその危険性にもっと注意するべきだったと思うよ。
お父さんの対応が正解で、親指隠したくらいじゃ危ない。
あと、本作とは関係ないけど、海に潜るシーンはちょっと感慨深かった。
他のあまちゃん女優もそれぞれ活躍してるけど、やっぱり彼女がいちばんあまちゃんだな。
もとやさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-09-11 12:48:02)
7.のんはどこまでも「女」であるのだが、なぜか「さかなクン」に見えてしまうという不思議な作品。やや期待とは違っていたが、作品としてはこれはこれでよかったのかなと。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 5点(2024-07-21 00:28:56)
6.さかなクンものんも嫌いではないが、この映画はどうですかね。面白い人もいるのだろうか。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-08-16 20:38:15)
5.ストーリー的にはどうなんでしょう?いろんな話が突拍子もなくて全体的にぶれてる気がするが、それを補っているのがのんという俳優の存在。のんが主演であったから成り立っている映画だと思いました。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-08-11 11:33:43)
4.予備知識なしで 鑑賞..なかなかの 変化球~ 少し驚いた..もっと 真面目な脚本・演出で 観たかったかな~ (それじゃ~ 客が入らない?ってことかな..)
コナンが一番さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-07-09 17:50:45)
3.作品の内容も重要だけど、気にしてる(邦画は特にだけど)ポイントは「1つ」だけ。
それは…「映画のスケール感」だ。
あ、ストーリーのスケールって意味じゃなく、テレビドラマ的なレベルじゃなく、ちゃんと映画っぽいスケールなのか?…そんな、映画の規模を感じさせるのが…なんつーか、うん。
そこは無いと、せっかく「映画館に来てるのに…」って気持ちになっちゃうんだ。
だから「カメラを止めるな!」も(話や構成は良かったけど)あまりハマれなかった……それを想い出したんだ。

今日は平日だからか人が凄く少なくてビックリしたけど…待機しながら考えてるのは「観終わった後の昼飯の事」だが……もう「一蘭」のコクのある豚骨ラーメンにするか、「コメダ珈琲」のボリューミーなサンドウィッチにするか悩みながら。

映画館の中じゃあまり人が居なかったけど…隣りが老夫婦でニコニコと会話しながら鎮座している。
いや、仲良い雰囲気はいいんだけど…始まった予告編の時にも、かなぁぁぁぁぁり大声で喋っとる。
心の中で「こんな人らに怒るのも嫌だしなー…」って、もうヤな予感しかしないけど…始まった映画を観る。

取り敢えず……映画の上映中、俺がずぅぅぅぅっと笑ってた。
監督の「寸止め」演出が素晴らしく、争い場面はユーザーには抑えた演出で展開せず、極力排除されてる。
例えば、言い争いのシーンとかは遠くから見せるけど、言葉でのやり取りでの争いは見せない、みたいな?…ある意味「ああ、この感じが争いの無いさかなクンっぽいなぁ…」と思う演出だったな、と思った。
んで、予告編で思ってた「のんが男を演じる」ってのは…あくまで「男っぽい」だったね。
なんつーか、のんの女の子らしさというか、キュートさは何も隠さないままで…単に男の衣装を着せてる…そこも素晴らしく、例えば喧嘩を止めるシーンとかでも「女がいる!」ではなく「女の子(っぽい男)がいる」ので、殺伐さが(嫌でも)抜けるから、絶対に喧嘩になんかならない。
そこをよく理解してる、監督の優しい演出だった。

映画に感心しながらも、隣りの老夫婦は話をしながら、さも可笑しそうに笑ってる。
妙に、(何故か)それが嫌じゃなかった。
例えるなら、かぁちゃんと一緒にTV観てる感じっつーか…喋ってる内容も映画の内容だったし、この映画自体に「そんな人すらも受け入れる度量のようなもの」も感じてしまった。

まぁ、切なかったのは…周囲でも変わり者扱いを受けている「ギョギョおじさん(さかなクン)」の今後?…アレは想像したら本当に切なくなってきた。
いや、尼崎にも…過去、小学生低学年の時かな…?
凄く楽しい変わり者のホームレスも居てさ?最初は怖かったけど色んな遊びを教えてくれた。
その人を「子供たちは皆で大好きだった」のに、警察や父兄、市役所のオッサンらから強制排除されて、尼崎から消えたって事もあった……それも思い出しちゃった。

     *

     *

そして俺は…凄く釣りが好きなので、過去から「海」も「魚」も好き。
釣りもだけど…小学生か中学の時に、修学旅行で観に行った水族館を想い出した。
階段で囲むような巨大な円柱で、異常ぉぉぉぉぉに大きな水槽に、釣りの対象にしたかった(日本の)魚たちがキラキラいろんな色を放ちつつ泳いでたんだ。
それを下から見上げて、憧れの視線を向けた光景の素晴らしさがあった。

「ああ、俺は水族館に憧れた時期があったな…」――なぁんてのを、ふと想い出した。

俺のお袋もアホなので、姉からお袋の葬式の時に聞いたんだけど…俺が中学卒業したら「働けないかな?」と、勝手に須磨の水族館へと「ウチの子は、ここで就職できませんか?」と話に行ったらしいのも思い出した。
そんな状況なので、隣りの老夫婦の会話や笑い声にムカつくどころか…切ない過去を想起させてくれた事が、有難くて有り難くて…もう。

ストーリーに関しては全部を述べるのはアレだけど、言えるのは…ひとつ。
のん演じるミー坊は、関わった人間を幸せにさせる。
そういう人間って、本当にいいなーなんて考えつつ…「今からでもなれないかな…」と映画を観ながらニヤニヤしてしまった。
そうだ、隣りの老夫婦と同じように…俺も笑っていたんだよな。

映画が終わってライティングされた中、皆が劇場外に出ていく。
俺は、老夫婦の出ていくまで席を立たずに、意味も無く微笑みながら見送った。
うん、上手く言えないけど…幸せな気持ちのままで。

よし、今日の昼は「一蘭」でもなく「コメダ珈琲」でもなく、うん。
家の近くの「回転寿司」にしよう。

今日は、コレでいい。
映画の奴隷さん [映画館(邦画)] 8点(2022-10-04 06:28:08)
2.「普通って何?ミー坊はよくわからないよ」

「普通」じゃない人生に嘆く幼馴染に対して、主人公の“ミー坊”は純粋にそう言い放つ。
そこにあったのは、安易な“なぐさめ”でもなければ“やさしさ”でもなかった。
ミー坊自身、普通じゃない生き方をしていることへの自覚があったわけでもないだろうし、好きなものをただ「好き」と言い続けることの価値なんてものを「意識」していたわけでもないだろう。

ただボクは“お魚さん”が好き、だから、“お魚さん”のことばかり考えて生きていきたいし、生きていく。
もし、ただそれだけのことが「普通」じゃないとされるのなら、しかたがない。

彼の根幹にあり続けるものは、雑味のないその「意思」ただぞれのみであり、それ以上でもそれ以下でもない。彼は自ら選択したその生き方に対して、他者からの意味も価値も求めていない。だからこそ、決して揺るがず、ブレない。

それが、この映画の主人公の魅力であり、彼を描いた本作の魅力だろう。
誰しも、自分自身に対して嘘偽りなく、まっすぐに生きていたいと心の中では思っているはずだ。
でも、残念ながらこの世界はそういうことを簡単にまかり通せるほどやさしくできていないし、そういう意思表示をすることさえ難しい。
そんな「意思」を貫き通す主人公が登場しても、「こんなのファンタジーだ」と、普通の大人なら感じてしまうだろう。

そう“普通”なら、こんな馬鹿げたヘンテコリンな映画は、まともに観ていられないはずなのだ。
だがしかし、この映画の中心、この映画を生み出したプロジェクトの中心に存在するモノが、「さかなクン」という“リアル”であることが、この作品を奇跡的に成立させているのだと思える。
どんなに“変”な人間たち、どんなに普通じゃない人間模様を見せられていたとしても、そこにさかなクンという現実に存在する人間の人生が存在する以上、この物語が破綻することはなく、私たちはこの映画世界に没入することができる。

また、いびつで愛おしく多幸感に溢れる映画ではあったけれど、この映画は決して“綺麗事”や“理想論”を都合よく並び立てているわけではない。
あからさまにネガティブなシーンは敢えて一つも見せていないけれど、この映画世界の中では、常に苦悩と孤独、人生における辛酸がぴったりと寄り添っている。

その極みこそが、さかなクン自身が演じる“ギョギョおじさん”の存在だろう。
社会から拒絶され疎まれ、孤独に生きる“ギョギョおじさん”は、まさにさかなクン本人の“ありえたかもしれない姿”であり、主人公ミー坊自身の未来像かもしれなかった。
藤子・F・不二雄の短編漫画「ノスタル爺」のように、子供の頃に出会った孤独な大人は、自分自身の未来の姿だったという悲壮な展開すらも容易に想像できた。


作品のイントロダクションから伝わってくる情報を大きく越えて、全編に渡る“多幸感”とそれと合わせ鏡のように存在する“闇”を孕めた特異な映画だったと思う。
フィルム表現のザラつき、エモーショナルな時代の風景、性別なんて概念を超越したアクトパフォーマンス、そして好きなものを好きと言い続ける崇高さ、映画表現を彩るあらゆる面で、意欲と挑戦に溢れた傑作。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 10点(2022-09-23 09:51:55)
1.元々さかなクンのファンなので、興味深く見ました。数々のエピソードは愉快なものが多く、映画を楽しくしてくれています。いろいろな笑えるシーンがとってもおかしいです。ただ、映画やエッセイにできなかったであろう辛いエピソードも多かったはず。家族や友達に恵まれるということが、とっても大切であるとわかります。
shoukanさん [映画館(邦画)] 7点(2022-09-05 17:34:41)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
2211.11%
300.00%
415.56%
5422.22%
6422.22%
7422.22%
815.56%
900.00%
10211.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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