16.丁寧に描かれていて後味も悪くない映画です。とくに前半の主人公が障害者となってやりきれない思いをかかえこんで堕落するところから、再生していく様がしっかりと描かれていて好感を持てました。ラストで本当の師匠やこの映画の主人公のモデルの方が登場したのもよかったです。ただ、【sayzin】さんが言われるように、サマ子の扱い方が特別すぎた感が否めません。もっと普通の存在で良かったんじゃないですかね。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-27 19:12:06) |
15. 多くの要素を盛り込もうとしすぎたのか、やや一貫性のない作品になっているように思えます。加藤晴彦もともさかりえも良かっただけにちょっと惜しいですね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-08 15:43:23) |
14.話はなかなか面白かったです。でも最後の変な集団との闘いってもう少し真面目に描いて欲しかったですね。それと、「ともさか」もがんばっていい演技してると思いますが最後どうしてああいう去り方なんでしょう?加藤晴彦ならずとも納得がいきませんね。それでも一度は見て欲しい爽やかな作品でした。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-06 12:53:55) |
13.邦画特有の変にお涙頂戴的な展開もなく、爽やかな青春映画として良作だと思います。私には丁寧に描かれた前半が却って良かった。しかし後半の展開は余りにもファンタジックで、折角のテーマが弱くなってしまった様に感じました。判り易過ぎる悪役の空手家はまだいい。でも、サマ子って一体何者? 例え相手が二枚目の健常者でも、こんな都合の良い天使がホイホイ現れるほど現実は甘くない。それに青春映画の定番とは言え、ラストの主人公の旅立ちも、この映画では違う様な気がした。むしろ社会に根付くことを選択し、そしてそれがコミュニティに受け入れられる(ように努力する)状況を描くことこそ、本作の主人公にとってより希望溢れるラストだったと思います。そういうことで、無敵の大東流合気柔術に、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-10-17 20:36:58) (良:1票) |
12.合気柔術ってまじでこんなに強いんですか。思っていたより楽しめました。でも、神戸ちゃんはイタかった。 【クロ】さん 5点(2004-09-27 17:47:17) |
11.当たり前なんですが,邦画だな~って雰囲気が漂ってます.でも結構観れますよ.清々しさと暖かさがあります.あと,今更ですが石橋さんは良い役者だなと思いますね. 【マー君】さん 6点(2004-06-29 19:42:16) |
10.普通に面白かったけど、大会は微妙だった 私は加藤晴彦のひねくれた所をともさかりえと出会って 変わっていく展開が面白かったと思います。。 結ばれる時は良かったと思います。。 【れみ】さん 7点(2004-06-13 00:55:58) |
9.おかしな格闘大会が無ければ良かったんだけどねえ。せっかくの良い題材を殺してしまっている。空手家みたいな人があれだけ打撃で攻めていたのに急に腕取りにいくなんておかしいよ。この映画を身障者の映画とするのは差別なんでしょうな。一つの青春映画ってことですか。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-03-26 16:35:32) |
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8.日本の映画はあんまり見ないのですが、母にすすめられて見ました。とってもよかったです。。。加藤晴彦さん、バラエティではよく見るのですがちゃんと俳優もされていたのですね。前半は悲しかったです。(涙は出ませんでしたが。)やっぱり事故には気をつけないとと思いました。人生ががらりと変わってしまいますね。いつの間にかそれでも負けないでがんばってほしいって応援してました。 【mako】さん 7点(2004-03-09 09:49:58) |
7.変わった作品ですね・・・。巫女さんどこいったんでしょうか・・・ 【A.O.D】さん 5点(2004-02-05 20:55:49) |
6.前に試写会で観ました。なかなか良かった。ともさかりえのキャラが面白かった。加藤晴彦とともさかの恋の行方が気になるところ。 |
5.障害者を扱った日本の作品だとつまんない(わざとらしかったり、妙に説教くさかったり)のが多い、という思いがあったのですが、これは別。下半身麻痺で車椅子に乗っている主人公が合気柔術を学ぶ姿(それに「知りたがってるけど聞きにくい」事柄についても)が、実に丁寧に描かれていました(モデルになった方が「かっこ悪いところもきちんと描いてくれ、嘘はつかないでくれ」と要求したのだそうです)。脇を固める火野正平、石橋凌、桑名正博がいい味出してたし、ともさかりえも魅力的でした。ただ残念なのが後半の悪者格闘家(?)が出てくるシーン。それまでとても丁寧にリアルに作られていた話が、あそこから急にマンガチックになっちゃったんですよねえ。あたくしとしては、地味に静かに終わっても良かったと思うのだけれど、見せ場を作らなきゃって思ったのかなあ。でも、いい作品です。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-10-08 21:29:29) (良:1票) |
4.主人公はデンマークだか外国の方の実話だそうですね。合気道の「大東流」(?でしたか)も実在し、話は突然事故で障害者になった青年が合気道に出会って精神的に立ち直っていくという話。普通のサラリーマンをしながら、合気道の達人の先生という役の石橋稜がいい。武道の達人が一見こんな風にさりげなく謙虚で、人格者であるというのを十分納得させる素晴らしさだった。加藤晴彦も車いすでの合気道シーンを熱演している。ともさかりえの雰囲気もよかった。 【キリコ】さん 7点(2003-05-31 15:42:24) |
3.いや、良い邦画をみせて頂きました、って感じですね。障害者の気持ちは健常者にはわからない、そういう間隔でどうしても障害者をメインにした映画ってのは作られやすいのだけど、これって基本的に立場に関係なく、青春映画に出来上がっているんですよね。青春している青年がたまたま障害者だったっていう感じかな。加藤晴彦の演技ってテレビドラマでしか見たこと無かったのでこれ見たとき正直”ドラマと違うじゃん”って感じが強くて(笑)、感心していました。あと、ともさかりえには本当にびっくりでしたね。どうも彼女の演技は上手く表現できないのだけど、中途半端感ってのがあって、それがあたしは好きではなかったのだけど、この映画に関して言えばそういうところはまったく感じられませんでしたね。あと、なんと言っても石橋凌、なんかすっかりおじさん役が堂にいってました。これがオドロキかな。~推薦といった映画にあまり良い映画は少ないけど、これは少ない方の映画のひとつでしょうね。普通に青春映画として見て頂くのが一番良いと思います。 【奥州亭三景】さん 8点(2003-05-14 20:03:33) |
【あろえりーな】さん 7点(2003-05-07 00:30:23) |
1.「世の中、平らな道なんて無いんだぜ」「ただ生きてるだけじゃダメなんだ」というポスターのコピーに惹かれたことは事実です。書店に陳列されていた原作を手にした記憶もあり、また加藤晴彦をスクリーンで観てみたいという気持ちからもフラリと映画館に入りました。場内は車椅子の方も多く、また合気道(術)家らしき方々も見かけました。事故で下肢に障害を持ち、なげやりな悲観的な気持ちでいた車椅子の青年がAIKIに出会いそれを通して現実を受け止め、前向きになることを学んでいく実話をもとにしたストーリーです。加藤晴彦は自分のキャラクターを主人公に重ねて演じています。負けん気の強い表面と反対に、思うようにならない苛立ちと絶望感の後にふと見せる虚無の表情など繊細で傷つきやすい裏面を熱演しています。「障害は個性」なのは当然ですが、現実問題として障害を持つ方が生活していくための環境課題は多いと実感しました。火野正平演ずる達観(?)した患者は妙に現実的?。相手を受け止めないと何も始まらないのは誰でも同じですね。逃げずに、あるがまま、周りのすべてを受け止めることが自分の存在なんでしょうね。ともさかりえのラブシーンはちょっとびっくりでした。 【天地 司】さん 6点(2003-05-03 16:43:41) (良:1票) |