6.裕次郎と除いては大河に負けず劣らず、配役・演技はよかったなあ。合戦もCG無しの迫力で見応えあり。でも20年間を3時間で描くのはやはり無理があり、各々のエピソードが省略されてしまう。その点ではどうしても大河に負けている。特に「砥石崩れ」の描き方は甘く、総じて武田勢をよく描きすぎで登場人物に苦悩が感じられずドラマとしての深みがない。そもそも比較する事に無理があるのかもしれないが、ああいうのを作られちゃうと映画では太刀打ちできないのは仕方ないけど。 |
5.何に驚いたって、中村勘九郎が少年だったこと。まぁ、40年も前の作品だから当たり前なんだけど(笑)。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-22 17:53:15) |
4.2回目鑑賞。超豪華俳優総出演というところか。裕次郎が謙信として台詞もなく、ニヤリとする場面、チラッとの出演が印象に残る。 現在のテレビの大河ドラマのダイジェスト版。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-15 11:49:36) |
3. それなりに楽しめましたが、映画としては内容盛り込みすぎなんでしょうね。一つ一つのエピソードが薄い感じがしました。やっぱり大河ドラマのほうがいいのかもしれません。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-20 17:22:15) |
2.鎧、甲冑姿の武者、騎馬隊が実にカッコ良いです。村上勢の騎馬弓隊が特によく、川中島より良かったです。川中島の有名な信玄・謙信のシーンは錦ノ介信玄VS裕次郎謙信のアップばかり、引きの映像が一つも無いから迫力も伝わらず大減点です。でも一太刀交えた後の裕ちゃんのニヤリ微笑む顔がニクイです。山本勘助が天下平定のような野望を持っていたとはにわかに考えがたいが、どんな人も年と共に思考は鈍るんですねえ。子供時代の勘九郎君もなんか微笑ましかったなあ、将来息子に泣かされるとはねえ。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2005-02-08 23:59:11) |
1.歴史上に名高い「川中島の戦い」をクライマックスに据えているが、完全に武田軍サイドから語られているので展開に名将同士の虚々実々の駆け引きやスリル感が薄い。甲斐と越後、双方の描写を7:3くらいの割合で描いていればグンと面白くなっていたのでは??石原裕次郎の謙信も何か(個人的に)イメージに合っておらず今イチ。錦之助の信玄も若過ぎて貫禄が不足している。そもそも詩吟や講談でも有名な話だけに見せ方をもっと工夫してくれていれば…。三船の山本勘助役は伝承のイメージには程遠いが、武骨な中にも信玄や勝頼への父性愛みたいな純情さが伝わってそう悪くなかった。こういう大作には矢張り大画面に映える役者が不可欠、という極々当たり前の事が昨今のハリウッド大作やNHK大河ドラマでは等閑(なおざり)にされている点を思い合わせると、大味ではあるが本作の持つ歴史的価値も強ち軽視できまい。とは言え、稲垣浩の本領はコノ手の大掛かりな時代劇よりも「手をつなぐ子等」や「無法松の一生」の方にあると思っているので悪いが6点。 【へちょちょ】さん 6点(2004-05-30 04:05:26) |