クォ・ヴァディス(1951)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クォ・ヴァディス(1951)

[クォヴァディス]
Quo Vadis
1951年上映時間:168分
平均点:6.25 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-09-15)
ドラマ歴史ものリメイク小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-11-07)【イニシャルK】さん
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監督マーヴィン・ルロイ
アンソニー・マン(ノンクレジット)
助監督セルジオ・レオーネ(第二班監督:ノンクレジット)
キャストロバート・テイラー〔1911年生〕(男優)
デボラ・カー(女優)
レオ・ゲン(男優)
ピーター・ユスティノフ(男優)
フェリックス・エイルマー(男優)
ラルフ・トルーマン(男優)
エイドリアン・コリ(女優)(ノンクレジット)
ソフィア・ローレン(女優)(ノンクレジット)
ウォルター・ピジョン(男優)(ノンクレジット)
バッド・スペンサー(男優)(ノンクレジット)
エリザベス・テイラー〔女優・1932年生〕(女優)(ノンクレジット)
小林修(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水城蘭子(日本語吹き替え版【テレビ朝日/フジテレビ】)
穂積隆信(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【テレビ朝日/フジテレビ】)
富永美沙子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
瑳川哲朗(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中明夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ヘンリク・シェンキェヴィッチ「クォ・ヴァディス」
脚本ジョン・リー・メイヒン
音楽ミクロス・ローザ
撮影ロバート・サーティース
ウィリアム・V・スコール
製作MGM
配給MGM
特撮A・アーノルド・ギレスピー(特殊効果)
トム・ハワード[特撮](特殊効果)
美術セドリック・ギボンズ(美術監督)
エドワード・C・カーファグノ(美術監督)
ウィリアム・A・ホーニング(美術監督)
ヒュー・ハント[美術](セット装飾)
編集ラルフ・E・ウィンターズ
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1
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5.ただのキリスト教プロパガンダ映画になってしまっている。
ネロ帝が暴君なんていうのは世界史を学んだものなら常識で、それをそのまま描かれてもつまらない。実はこういう面があったとか、こういう原因があって ああなってしまった、みたいな掘り下げが無く 薄っぺらい。
「片や絶対悪、片や絶対善」みたいな映画には辟易する。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-09-05 09:16:04)
4.この頃の歴史大作って、セットと衣装にばっかり凝ってて肝心の中身は何もない、というのが多いのですが、何と意外に面白かった。●マーヴィン・ルロイ監督といえば「哀愁」や「心の旅路」を連想してしまいますが、この作品も思いっきりそっち寄りで、もはや史劇作品の皮を被ったメロドラマです。大体、最初のところで、「男が気になった女を何とかして落とそうとする」というだけのために1時間以上もかけています(笑)。そもそもロバート・テイラー自体、色恋(というかほとんど劣情に近い)に悩むロマンス中年にしか見えず、戦場をかいくぐってきた武闘派の軍人にはまったく見えません。●それにしてもデボラ・カー、どんな場面でも、正面のショットではしっかり照明が当たっている。何と美しいこと!
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-12 01:23:17)
3.歴史スペクタクル超大作。のハズなんですけれども。
どうも、シケた印象が拭えないのです。確かに、いかにもスペクタクルです、というシーンが一部あるにはあるのですが、大半のシーンはいまいちパッとしない中に、唐突にそういう規模感を誇示するようなシーンが挿入されるもんで、「その中間のちょうど良いシーンは無いのか」、と言いたくなります。そのスペクタクルシーンも、CGなんか無い時代に「うわー、いかにもCGっぽいなあ」と感じさせるもので、ある意味、時代を50年ほど先取りしていますが。
皇帝ネロのキリスト教弾圧が描かれる以上、ネロが単なる「おバカさん」として描かれるのは致し方ないとも思われますが、肝心の主人公まで薄っぺらい人物なのは、不満を感じざるを得ません。最初はローマ人以外を見下していた主人公が、キリスト教との出会いとともに人類愛に目覚める――という風に本当は描きたかったんじゃないかと想像するも、実際は「キレイなお姉さんについていって新興宗教の集会に出席したら、すっかりハマってしまいました」という現代でもアリガチな話以上のものは、何も描かれておらず、我々の心に残るような、転機と呼べそうなものが何もないから、困ったもの。
終盤、競技場でライオンに襲わせるなどの、ネロによるキリスト教徒虐殺シーンが続くのですが、これも、その残酷さを正面から描くでもなく、逆に間接的な描写で我々の感情に訴えかけるでもなく、殺戮の割にはやけに淡々とした描写が続くばかりでコワくない。撮影のためによくこれだけの数のライオンを集めたなあ、とは思うけれど、そんなことにだけ感心してても仕方ない訳で。
という訳で、表面的な語り口が続く3時間弱。ちょいとつらいです。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-04 17:20:06)
2.実は群集の中にエリザベス・テイラーや端役時代のソフィア・ローレンが交じってるらしいんですが、残念ながら自分には見付けられませんでした。それだけスペクタクル部分(特にライオン)の迫力が凄かったって事ですね。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-16 14:53:43)
1.昔はこういう史劇がよくありましたね。キリスト教のコアな信者の女性(デボラ・カー)を好きになってしまったローマの軍人(ロバート・テイラー)と、その時の皇帝ネロ(ピーター・ユスチノフ)の迫害をテーマに話は進みます。映画の題名の”Quo Vadis?”というのは(このクエスチョンマークが大事なんだよね(笑))、ネロ帝の迫害が続くローマに向かう殉教者ペトロあるいはペテロの「主よどこに行くのですか?」ということばです。思想・信条の自由と、他人への無償の愛などがテーマの宗教劇ですね。
オオカミさん 7点(2003-12-03 09:37:49)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6337.50%
7112.50%
8225.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1951年 24回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞レオ・ゲン候補(ノミネート) 
助演男優賞ピーター・ユスティノフ候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・サーティース候補(ノミネート) 
撮影賞ウィリアム・V・スコール候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ミクロス・ローザ候補(ノミネート) 
美術賞セドリック・ギボンズ候補(ノミネート) 
美術賞ヒュー・ハント[美術]候補(ノミネート) 
美術賞エドワード・C・カーファグノ候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・A・ホーニング候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 
編集賞ラルフ・E・ウィンターズ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1951年 9回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞ピーター・ユスティノフ受賞 

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