279.お話自体は取り立てて優れているとは思えず、結構演出が大袈裟に感じられる部分もあります。あのフラッシュバック等何の説明もなく唐突に出てくるので違和感しかありません。しかし作品公開から既に20年以上の月日が流れていることも影響しているのですが、今見直すと妙に映される光景に懐かしさを感じられて嫌いにはなれないですね。今見ても本気で怖いというよりは薄暗い部屋や電話の着信音、画質の悪いビデオ映像、こういったものが確かに子供の頃は怖かったなあという、これらが恐ろしくて仕方なかった頃の記憶を呼び覚まされる郷愁混じりの怖さを味わえると言いますか。VHSも消え去って中田秀夫監督もジャパニーズホラーというジャンルも何だか半分冗談みたいな作品ばかりになってしまった昨今、これは確かにあの頃は本当に怖かったんだという思い出は大事にしたいのです。 |
278.原作は読んだけど、映画は観たかな...と思ったが、比較的原作に忠実だろうと思う(記憶は薄いし、小説はもっとのめり込んだ気がする)。 物語としてよく出来ているので、この後のブームも当然か。 【simple】さん [地上波(邦画)] 6点(2019-12-22 18:17:44) |
277.ものすごーく久しぶりに観て、そういや初めて観た時に何だか妙な映画だなーと思ったことを思い出しました。で、今観ると、すべて納得、という訳じゃないんだけど、何となく、なるほどなー、とも。 そもそも主演がどうしてまたよりにもよって松嶋菜々子なんだ、と。そこまで言われる筋合いは無いかも知れませんが(笑)。でも原作のイメージとはかけ離れてる。で、映画の印象はというと、ああこれは「女性の映画」なんだなあ、と。呪いのビデオの噂をする少女たちがいて、主人公も女性で(真田広之は強い男性のイメージかも知れないけれど、あくまで彼女を励ます立場)、貞子姐さんもどうやらアンドロギュヌスではないのか、普通に女性として登場しウラメシヤとのたまう(言ってないけど)。 少々後ろめたいラストも、あんまり後ろめたくなくって、どっちかっていうとターミネーターのラストのサラ・コナー。 本作観てて、背景でエキストラが何やらモゾモゾやってたりするのが、何となく違和感あったんですけど、その後『女優霊』を観て、あーこういうのが好きなのね、と思ったり。背景にいるのが普通の人かそれともオバケか、という違いだけで。 あと、古井戸の蓋を開ける場面って、何が起こるやらという緊張の場面なんだろうけど、どこか淡々としている。こういう場面、アメリカ映画なら井戸の中からカメラを構える感じで、ギギーって蓋が開いて光が差し込んでくる、ってなカットを入れそうな気もしたんですが。ここ、本作ではもっと順序立てていて、井戸を開け、中に入り、その後で見上げる。この世とあの世の境目に徐々に踏み込んでいく感じ。で、じゃあそれって面白いのか、コワいのか、という話にもなるんですけど、まあ、どうなんでしょ(笑)。嵐の場面と、例の「飛び出すテレビ」の場面(はは、こりゃデモンズ2だ)とに挟まれて、こういう静かな見せ方も、アリだよなあ、と、今回、思ったのでした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-09-09 04:00:18) |
276.びっくりするほど怖くないのです。それは、何かが起こる前提としての登場人物の日常生活が、全然描かれてないから。したがって、それが揺さぶられたり破壊されたりする恐怖感なり逸脱感が発生してきません。輪をかけて、役者の演技もみんなぱっとしないし、撮り方も平坦でべたっとして奥行きがないとなれば、見るべきところがありません。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2017-08-09 22:44:16) |
275.1990年代後半はリングが流行った覚えが強い。 今観ると竹内結子若いねぇ。 小説では推理調が強かった覚えがあるのが、そこはやはり映画ということで恐怖を全面に制作されているんだけど、なんたって怖くないんだなこれが。恐怖のエンジンかかるのが遅い。映画としてはちょっと微妙かな。 それでも呪いのビデオテープを見て1週間以内に死ぬというアイデアからホラーシンボル・貞子のキャラ確立はさすが。 ジャパニーズホラーを代表とし、後に火付け役になったリングが凄いことは認めます。 補足だがパチンコCRリングは本当に完成度が高い。 忠実に映画を再現している。大当たり中のfeels like HEAVENは懐かしさからなんとも感慨深い。 |
274.松嶋菜々子ちゃんが可愛い。 何度見ても飽きない映画です。大好き。 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-11-10 02:44:37) |
【K】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-31 10:16:33) |
272.友人が彼女と2人で我が家に「リング」のビデオ持って遊びに来ました。 友人カップルと、かみさんの4人で鑑賞。(部屋は真っ暗) いや~~怖かった~。 しばらく雑談し友人達はお帰り。 友人がコッソリ部屋に置いていったビデオを見つけ、 かみさん絶叫!!! 「ギャーーーー!!!」って。 いや~爆笑しちまった♪ 【しんしん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-23 16:25:02) |
271.ストーリーがない。なぜ?どうして?なのかというのは全て後付けで描かれている。これほどご都合主義の映画も珍しいです。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-07 22:25:41) |
270.貞子が怖い。 でも、さんざんパロディにされた後ではキャラクター化してきたような…。 ストーリーはよくできている。 苦手なビックリ系のお化け屋敷ホラーとは一線を画する出来栄え。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-04 00:32:23) |
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【キリン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-27 02:51:30) |
268.正統なホラー映画で良作だと思います。自分はホラー映画が怖くて見れないとかいうのは全然ないのですが、それでも夜寝る前に明かりを消して観てたら少しゾッとして「続きは明日観るか」と思いました。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-19 10:04:26) |
267.他の皆さんの評価は、どうしてこんなに低いんだろう。 自分は最初に見た時、あまりに怖いんで、怖さ紛らわすために、もう一度連続して全部見ちゃったほど。 見た後は、原作も読んだし、この後に公開されたスピンオフ作品も、基本、全部見たと思う。 それだけの衝撃度があった。 しかも、一度見て終わりのホラー映画がほとんどの中、この映画だけはしばらくするとまた見たくなる。 この作品の怖さ、話の広がりのワクワク感、テンポの良さ、真に怖くなるラスト、どれを取っても素晴らしいと思う。 さて、今回はビデオじゃなくてDVDで見直したから、当時の怖さや楽しさ(友人に「絶対見たほうがいい」って話したくなること)が残っているか、ちょっと不安だった。 でも、それは杞憂だった。 映画全編に漂う、あのジメっとした嫌な感じは、今もしっかり受け取れた。 今見ると、車やファッション、電話やテレビも古くさくて最初のうちは気になったけど、話がしっかりしているから、途中で気にならなくなる。 ちゃんと、今見ても怖かった。 これって結構、凄いことだ。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-05-27 06:19:01) |
266.ちょっとあっさり終わったね。テンポが非常にいいのでだれることなく観ることができた。でも、原作とかリアルタイムで見てないので、中谷美紀の意味合いがあまりに不明。らせんがらみではあるんだろうけど。らせんも見なきゃいけないの?真田松嶋が上手いので安心感がある。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-09 11:35:10) |
265.日本の俗な怪奇伝説を寄せ集め盛り込んだジャパニーズホラーの金字塔的作品。子供時代、男女が集まると怪奇話をしたように、くだらないが楽しい。どこかで聴いたことのある怪談で構成されているのは正解で、今となってはユーレイなんてくだらないという人間でも、幼少期、得体の知れないものは何でも恐れていた頃を呼び覚まされるかのように何故か鳥肌がたつ。JPOP、ポケモン、FF、たまごっち…90年代後半全盛を迎えていた日本のポップカルチャー、これもその中のひとつと言えるだろう。本当にこういう世界的に見ても独自性が合って、興味が無い人ですら知ってるような、皆で共有できるようなものが無くなったなあ・・・ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-21 06:19:58) |
264.呪いの連鎖を描いたジャパニーズ・ホラー。 この作品のモデルとなっているのが、明治時代に実在した超能力者の女性で、 いんちきだとマスコミに散々叩かれ、哀れな末路を辿ったという事実が、 どろどろした内容のストーリーにいっそうのリアル感を与えていたのではないかと思う。 恐怖心を与える映像や音楽などの演出は秀逸な出来映えだが、キャスティングはちょっと・・・。 ラストのオチはあまりにも後味が悪くて笑ってしまった。 それでもジャパニーズホラーの中では、良く出来た作品だと思う。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-12-26 12:52:24) |
263.貞子がぬーっと飛び出してくるシーンが有名だけど、あのシーンの怖さより、ビデオの謎の映像が生理的になんか逆なでする不気味さがあって、そのインパクトの方が僕には価値がありました。息子がビデオを観てしまったのに玲子が気づいて狼狽えるシーンが好きです。好きなんですけど・・・この作品といい『チームバチスタの栄光』といい、どうしても男二人の物語のままではなく男女ペアの話に変えないと気が済まないという、メジャー映画のスタンスが気に入らなかったりします。それから小説では性的ハンデを持って生まれた貞子に対する差別意識に非常に気持ちを持っていかれるストーリーだった記憶があるんですが、映画にはそういう意識があまり感じられませんでした。息子を助ける為に親に犠牲になってもらおうとするラストの道路の映像はとても印象的でした。良質な終わり方だったと思います。 【だみお】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-12 00:59:48) |
262.邦画のホラーでは優作。ストーリが大変よく出来ているし、演出もうまい。音の演出がいいスパイスで恐怖を増大させている。久しぶりに見たがやっぱり怖かった。最近は薄型テレビが普及しているから、貞子さんも出て来れないかも? 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-05-05 00:15:37) |
261.原作とのギャップがかなりあるので、原作=映画で考えると ちょっと残念感は否めませんが この映画「怖くない」そんな意見も多いけれど 私は邦画ホラーでナンバーワン怖かった! ミスキャストとかは、もうどうでもいいです。 ディティールが怖い。 高山竜司が布をかぶってテレビにちょびっと映るとか 一瞬のこと、みたいのが怖い。 下を向いていたら、足だけ視界に入ってくるとか。 貞子シーンはやりすぎてて、ひえ~とはなんないけれど 全体的な色めとか、暗い感じとか 最初のシーンで夏の夜を感じさせる音の演出とか テレビから聞こえる野球の声とか そういう普通のシーンが何かイヤ~な感じで感じられる。 そういうとこが怖かったです。 【umeno】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-01 15:47:56) (良:2票) |
260.怖い怖い!!!映画の始まりの暗いくらい波の映像がかなり怖かった。 【ちゃっぷまん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-14 13:22:19) |