4.日活映画、中平康監督、石原裕次郎、芦川いづみ。
これだけで大体のイメージはつくが、予想以上に下ネタがストレート且つ過激で驚いた!
ここまで表現が露骨だと、逆に新鮮な印象を受ける。
とにかく、卑猥な単語が連発。
清純無垢な芦川いづみの目の前で、これらの単語を連発するもんだから、現在の感覚からしたら、確実にセクハラ騒ぎなわけで、それだけでも何だか興奮。
石原裕次郎が芦川いづみを木に押さえつけて、身動きを封じた上での強引なキス。
これは現在でいう、壁ドンに近い状況。
相手次第なら効果抜群だが、相手を間違えると犯罪レベルな行動だ。
単純な青春映画というより、幾分、過激さも含んだ内容で、なかなか面白い。
優秀な遺伝子を授かる為に、夫でもない男と二週間もホテルごもりしてセックスに耽溺するエピソードも強烈。
舞台は実際に田園調布っぽいのも、個人的には興味をひかれた。
当時の田園調布らしき住宅街の映像を見られたのは、貴重な経験だった。
にしても、芦川いづみはかわいい。
藤竜也が憎くて仕方ない。