1.大好きなカレン・ブラック全盛期の1本。1930年代、ハリウッドの内幕ものという題材も興味深い。が、何とも後味の悪い作品。私としてはカレン・ブラックだけ見ていれば良いのだが・・・。周囲の男を手玉にとりながらも決して誰のものにもなろうとしないエキストラ女優のフェイ。その彼女に翻弄され破滅へと向かうホーマー。(演じるドナルド・サザーランドは体重を増やしての怪演)夢を抱いてハリウッドへやってきたトッド。(若き日のウイリアム・アザートン)役者も皆、曲者ばかり。イギリス人のジョン・シュレシンジャーだからこそ、撮れた内容だったのかも。