2.《ネタバレ》 原作のマンガも、アニメも見たことないので純粋にこの映画単体での評価になる。
1988年の作品ということで、いろいろ懐かしい。
いまどきキスしたくらいでどうということないのだが20年前はそんな感じだったのか。 なんかこっちが気恥ずかしくなるというか。 不思議な感覚だ。
CDが出てくるが当時は発売されてから数年、まだまだ普及のレベルには到達していない。 物珍しかったろう。
Wikipediaできまぐれオレンジロードのことを読んでみたけど、恭介って超能力者だったの? この映画ではそんなことはまったく出てこなかった。
まどかってスケバンだったの? この映画では全然そんな感じじゃない。
原作のことをまったく知らないで観た事でかえって純粋に映画単体での評価が出来ると思う。
それがいいかどうかはわからないけど。 原作知らないで見る人はあまりいないだろうし。
三角関係、高校生の恋愛感情などなど結構楽しめた。
まどかはずるい、何にもしてないのに。 いや、してるか。 祭りの夜に浴衣を着て電話した。 これは男にとってはかなり強烈な印象だろう。
でもキスも許さなかった。
普通あの状況なら寝るところまで行っても不思議じゃない。 やっぱり1988年だからか。 それともそういう展開は許さない作品だったのか。
恭介はまどかが好きなんだからひかるの努力なんてのはどうにもならない。
でも、どっちも好きで良いのにと思う。 ひかるがあんなに好いてくれるんだから好かれたままでいれば良いのに。
というわけで終わり方がやや不満である。 そこまでかたくなにひかるを拒絶しなくたっていいのに。