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サンダウナーズ(1960)

[サンダウナーズ]
The Sundowners
1960年上映時間:136分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-02-28)
ドラマファミリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-03-02)【Olias】さん
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監督フレッド・ジンネマン
助監督ロイ・スティーヴンス〔助監督〕
キャストロバート・ミッチャム(男優)
デボラ・カー(女優)
グリニス・ジョンズ(女優)
ダイナ・メリル(女優)
ピーター・ユスティノフ(男優)
ロナルド・フレイザー(男優)
小林清志(日本語吹き替え版【NHK】)
水城蘭子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
浦野光(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
富田耕生(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本イソベル・レナート
音楽ディミトリ・ティオムキン
撮影ジャック・ヒルデヤード
ニコラス・ローグ(カメラ・オペレーター〔ノンクレジット〕)
ジェリー・フィッシャー(カメラ・オペレーター)
製作フレッド・ジンネマン
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術マイケル・ストリンガー〔美術〕
衣装エリザベス・ハッフェンデン
その他ディミトリ・ティオムキン(指揮)
ウォルター・トンプソン(プロダクション補〔ノンクレジット〕)
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2.《ネタバレ》 ほのかにウエスタンっぽくもありながら、その実は直球ど真ん中のファミリー・ドラマです。しかもテーマは「流浪か定住か」に明確に絞られています。そこからぶれない中で、夫と妻と、そして時には子供が、地道で的確な会話を積み重ねています。この堅実さはジンネマン監督ならではです。とりわけその中で、設定上土と埃まみれメイクを余儀なくされながら、それでも凜とした美貌(と色気)を失わないデボラ・カーの存在の強さが素晴らしい。●進行としては、前半で羊の大行進や山火事スペクタクルで目を奪っておいて、中盤では羊の毛刈り作業なんかのディテールの描写も怠りません。そして毛刈り対決では、ハラハラ一大決戦かと思いきや、前半で行く末をたっぷり暗示しておいて、後半は一瞬で切り上げるこの手際の良さ。この辺は現代の制作者も見習ってほしい。●ただ、馬を入手したあたりから、何かテンションも落ちて進行もチグハグになった気が・・・草競馬などは、2回もある割にそれほど機能していませんし(子供頼りというのがよくない)、そもそも物語としては、みんなが地主宅から散り散りになったところで完結でしょ。あの辺でフィニッシュしてほしいところでした。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-22 00:38:34)(良:1票)
1.《ネタバレ》 「サンダウナー」っていうのは、後半出てくる競走馬の名前。映画史的に殆ど語られる事がない映画だけに、地味な佳作かと思いきや、とんでもない。家族、親子の愛、夫婦の絆、仲間達との絆、オーストラリア大地の雄大な景観、飛び交う羊たちの群れ、メルボルンカップ、山火事スペクタクル・・・と、内容てんこもり盛りだくさんの御馳走映画でした。しかし長編小説のダイジェスト映画版などでは決してなく、きちんとした一個の映画作品として成立しているのは名匠フレッド・ジンネマン監督の力量と演出の巧みさによるもの。この監督の作品に出演する事が、アカデミー賞受賞への近道と当時から言われていたようですが、この映画でも、各々の役者から好演技を引出し且つ、個性を損なうことなく画面に生きている人間像として観客に納得させてくれる、ホント素晴らしいと思う。奥さん役デボラ・カーの演技巧者っぷりは、これまで観た作品からも当然だと解ってはいましたが(意外な色っぽさもここで引き出され6度目最後のアカデミー賞ノミネーション)、定住嫌いの旦那役R・ミッチャムがここまで良い役者とは。三回目の共演作とあって呼吸もピッタリ。映画を観終わって即思い出したのは、昔観てたアニメ「マンガニッポン昔ばなし」のED「いいな、いいな、人間っていいな~」のテーマ曲。過去の諸作に比べ若干緻密さには欠けるものの、この作品はジンネマン監督流の「人間賛歌」。タイトルが原題も含め複数系なのも納得。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-14 08:48:27)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
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6150.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1960年 33回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞デボラ・カー候補(ノミネート) 
助演女優賞グリニス・ジョンズ候補(ノミネート) 
監督賞フレッド・ジンネマン候補(ノミネート) 
脚色賞イソベル・レナート候補(ノミネート) 

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