5.《ネタバレ》 いま話題の『アルゴ』と同じ様なプロットですけど、思うにアメリカの捜査機関は映画製作をダシにした引っかけ作戦がけっこう好きなんじゃないでしょうか。おとり捜査自体が認められない日本では想像もつかないお話しですけど。 ちょっと脚本の出来が悪すぎですねー、見せたいのが、素人のA・ボールドウィンがプロデューサーに化けることでまき起こるドタバタなのかマフィアをはめるスリルなのか、どっちつかずなんですよ。マフィアを引っかけるのにあんな大掛かりなトラップが必要なのか説得力がないし、そのマフィアたちも全然迫力がない連中であっけなく捕まっちゃうし、もの足りません。T・コレットやJ・キューザックと言ったけっこう大物女優を使っているのに、彼女たちのキャラがとても下品なので監督の演出意図に首を傾げたくなりまた。レストランでT・コレットがコップにオシッコをためるシーンなんて、もうどこが面白いんだよと突っ込みを入れたくなりましたよ。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-11-06 23:31:00) |
4.マンガみたいなストーリーでどっからどこまで実話なのかは分かんないし、面白おかしくしてるのは少しは創作してるよね。犯人逮捕っていうより嘘の映画を本気で作ってる姿をもっと見たかったなぁ~と思うのは仕方のないことだけど細かいことは別に・・いや、気にしないようにしたので楽しく見れました。実話(!?)なだけにあまりひねった事も起きずにそのまんま、結構普通な感じがするので先が読めてしまうのはちょと残念です。 |
3.《ネタバレ》 映画プロデューサーになりきったディヴァイン(A・ボールドウィン)が次第に映画作りに本気になっていくのが良かった。最終的にはちゃんと撮影するところまでいっていたし。確かに自分が関わってしっかりとした映画が作れるというのはかなり魅力的なことだし、是非作りたいとなるのは自然なことかもしれないなと思った。それにしても、結果的に騙されていて、映画を最後まで作ることが出来なかったスティーヴン(M・ブロデリック)は気の毒だと思った。その他のあの映画に関わっていくはずだった人達もきっと騙されて怒っただろうなと思った。まぁ、しかし、こういう事件がありそうなのも、いかにもアメリカ、ハリウッドだなと感じた。映画全体としては題材は面白いと思ったけれど、展開が平坦で何かもう少し欲しかった気がした。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-22 22:38:21) |
《改行表示》2.キャストも良いし、面白い話なのにレビューすくないっすね(日本では劇場未公開らしい)。コメディやサスペンスはおまけみたいなもので、なかなか上質な人間ドラマになっています。犯人逮捕のためとはいえ、監督・キャストなど全てを騙す必要があるのか、 と終始疑問に感じつつ憤りを感じ、(劇中の)監督に感情移入をしながら観てしまいました。先の展開が気なるドラマが魅力的で、気持のよいラストにはちょっぴり感動しました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 12:50:35) |
1.刑事が出世のため,囮捜査で映画撮影を計画しマフィアの大物をおびき寄せ一網打尽にしようとするが…というストーリー。中々にテンポが自分好みでちょこちょことFBIにつっつかれては,なんとか説得し作戦を継続するというところも面白かった。初メガホンを夢見る映画監督や,復帰を賭ける女優などが騙されているという点では見ていて気分の良いものではなかったが,なにしろ囮捜査として始めた映画撮影に刑事がどんどんとのめり込んでいくものだから,最初に感じた嫌な気分もすぐに感じなくなっていた。しかし,ラストがちょっと自分好みではなかったのが残念。自分としては,あのまま映画完成まで突き進んで欲しかった。そして,その映画の評価は…ってラストだったら良かったんだけど。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-13 18:11:59) |