女人哀愁のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女人哀愁

[ニョニンアイシュウ]
A Woman's Sorrows
1937年上映時間:74分
平均点:5.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1937-01-21)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2009-01-05)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2024-02-26)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト御橋公(男優)
北沢彪(男優)堀江新一
大川平八郎(男優)益田敏雄
入江たか子(女優)河野広子
堤真佐子(女優)妹・よし子
清川玉枝(女優)
佐伯秀男(男優)北村良介
原作成瀬巳喜男
脚本成瀬巳喜男(脚色)
撮影三浦光雄
製作入江ぷろだくしょん(映画製作所)
配給東宝
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2.《ネタバレ》 あたしは古い女だから、と言ってる主人公、でもレコード売り場で働くってのは、この時代そう古くさいわけでなく、モガの素質はあったわけだ。古い古いって言われてるから、ズルズルと古い見合い結婚してしまったようなところがあり(イトコが好きなんだけど近すぎてうまくいかない)、結婚なんてこういうものなんだ、と自分に言い聞かせ、成るように成ると流して冷たい夫と暮らした日々が、最後に爆発に至るってな話。あたしだってダンスぐらい踊れるわ、とイトコの妹と踊る場なんか、彼女の心の深層を見せハッとさせる。若い世代は平気でジャレあえ、もうそこまで無邪気になれないヒロインとイトコの二人と対照させる。大事に大事にこきつかう(襖のあけたて・弟の算数の宿題)夫と、金はないが愛はある妹の愛人がまた対照される。じっと耐えてきた入江が、ついに妹の愛人に加担することで自己主張する展開、どこか仁侠映画にも似た情動がある。ラストでビルの屋上にイトコと立ち、「ズルズルはいけないわ」ってなことを言う。成瀬映画の基本モチーフって「ズルズル」だと思ってる私としては面白かった。ズルズルはいけないと思いつつ、ズルズルしてしまう人生の味わいを描くことにかけて、天才的な監督だったと思っているもので。三浦光雄の撮影に逆光の美しさあり。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-18 12:03:37)
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1.本作のビデオを発見することができたこと、それ自体が自分の中で感動! もの凄い大変だった。 内容だが、『女人哀愁』ってより、『嫁さん憂鬱』って感じの陰惨たる内容。 入江たか子が嫁入りするが、ダンナの両親と同居で苛められまくるという流れ。 これは観ていて憂鬱になるばっかりで、楽しくも何ともない! それに、強いイメージのある入江たか子が、おとなしい嫁さん役を演じているのに無理を感じる。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-01-05 20:14:30)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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