《改行表示》34.《ネタバレ》 ジャックと豆の木をイメージして子どもが観たら、たいへんなトラウマになってしまうんじゃないかと心配になるほどの大人向け映画。 巨人にとって人間は単なるエサ、という設定が潔い。 しかも、王冠が有れば問答無用で巨人たちを服従させることができるというのもわかりやすい。 巨人の国から人間界へと展開するテンポも非常に良く、わずか数日間の出来事に凝縮しているのも上手い演出。 そしてジャック役のニコラス・ホルトが、弱々しい割にいざという時に頼りになるという現実的なヒーローであることも、時代を映しているようで好感が持てた。 予想を遥かに超えて楽しめる、ある程度大人になった子ども向け。 いや、佳作。 |
《改行表示》33.《ネタバレ》 思っていた以上に映像がド派手。特に大きな豆の木が一気に成長していく様子は一見の価値ありです。 巨人が恐怖の対象としてちゃんと怖く描かれているのが良いですね。とりわけ巨人の登場シーンは最高に良かったと思います。 走って逃げても巨人が走ればあっという間に追いつかれる当然の理屈をきちんと描いているのが良い。 ロデリック卿の陰謀が最大の見せ場かと思いきや、そこからもう一波乱用意されていて、とにかく最後まで目が離せません。 ストーリーは単純明快。ですが物語に起伏があり、演出が良いので、ちょっとレベルの高いおとぎ話を見ているかのような満足感があります。 騎士が窯に入れられちゃうシーンや、大勢の巨人が走って追いかけてくるシーンなど、とにかく『怖さ』をきっちりと描いてくれているので予想以上に楽しめました。自分たちの城の中でまさかのラスボス登場のシーンもかなり怖かったですね。見つかったかと思ったら鏡。そんなちょっとしたスカシなど、映像の力だけに頼っていないのが良い。モンスター映画としての面白さがいっぱいつまった隠れた名作。アクションとしてもサスペンスとしてもアドベンチャーとしても申し分なし。 最後は英雄になった主人公ジャック。 お姫様とも結ばれて最高のハッピーエンド。 年代問わず楽しめる爽快なエンターテイメントに仕上がっています。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-15 03:25:13) |
32.《ネタバレ》 想像していたよりも全然戦わないので、ちょっと拍子抜け。まともに戦っても勝てるとは思えないので、そこは頭を使って、腕力ではなく知力で戦ってほしかったのですが、後半の籠城戦含めて、あんまり頭使ってなかったですね。なので期待はずれかなあって思っていたら、エピローグのまとめ方に惚れてしまいました。うまくまとめたなあ。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 6点(2019-09-04 11:45:28) |
《改行表示》31.地上波吹き替えをリモコン操作して、英語、日本語字幕付きにして観ました。 ユアン・マクレガーさんの美声を聞きたかったから。 ユアンさんリーダーで大活躍でした(満足) お話しは期待しすぎたためか、フツウかなと言う印象。 王さまや重臣の衣装がコミカルなのに、巨人が怖すぎ! さらっと観れば、楽しめたのでしょう。 【たんぽぽ】さん [地上波(字幕)] 6点(2018-10-19 16:56:44) |
30.子供向けにテンポも速く退屈させず判りやすい展開も印象良い。ファミリー向けに十分推薦できる。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 6点(2018-08-21 16:41:31) |
《改行表示》29.《ネタバレ》 王様が豆の木を切り倒して、巨人たちが上空に取り残されたとき、 「これで映画終わってしまったらどうしよう」と思いましたが、 終盤にしっかりと地上で人類vs巨人がはじまりホッとしました。 絵本を読み聞かせるシーン、豆を手に入れて伸びるシーン、天空へとのぼり巨人と初遭遇するシーン、裏切り・奪われ・・・奪還し、 一つ一つのシーンがきっちり楽しく、最後にまた絵本を読んでくれてストンと終わってくれました。 王様は不遇ながらも結婚許してくれたり、ええ人でしたね。 【元祖】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-01-15 09:56:42) (良:1票) |
28.怖い。子供向けファンタジーみたいなもんかとスルーしてたが、いやはや結構シリアスなモンスター映画。人ばんばん死ぬし、むしろ子供には刺激が強いかも知れない。かなりハラハラしました。キャラ物のホラーが好きな人にはオススメしたい。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-04-05 22:40:05) |
《改行表示》27.これぞ、【THE おとぎ話】 幼児が見ると、ちょっとしたトラウマになりそうですねぇ^^ 予定調和なので、大人の鑑賞には少し向かないかな。 決して面白くない訳ではないんですけどね。 テレビ鑑賞なので、文句は言えないし、点数にも反映していないのですが 兎に角、吹替えが酷すぎる。 タレント吹替えはホント止めて欲しいです。 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 4点(2016-02-07 23:25:06) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 お豆さんと王冠を上手く活かした物語でした。 テンポが良くて大人でも子供でも楽しめる作品だったと思います。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-01-31 08:09:40) |
25.テンポよく、迫力があって、予定調和で終わる。決して優れた映画ではないかもしれないが、小難しい作品をみて「時間返せ」となるよりは、スッキリとしていて後味がいいと思う。 【馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-01-30 17:35:45) |
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《改行表示》24.《ネタバレ》 お伽噺をそのまま映像化するんじゃなくて、新解釈を加えるというのは最近流行りのパターンですな。 最新のCG技術と相性の良い題材だったようで、映像的な迫力があって見応えがあった。 話が小気味好く転換していくのも良かったし、ラストのオチも綺麗に纏まってた。 ロンドンの雨が多い理由にも納得。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-01-29 23:21:58) |
《改行表示》23.「進撃の巨人」を思い浮かべてしまう。娯楽作品として思ったよりも面白かった。 とにかく展開が早く、ダレるところもほとんどない。論理的には気になることも多いが、全く気にしないで鑑賞可能...まああくまでも「娯楽作品」だけど。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-11 19:44:56) |
22.《ネタバレ》 私が気になったのは、人間と巨人族の戦力バランスです。勿論一対一なら人間は圧倒的に不利でしょうが、本作の設定程度の戦力差であれば、巨人族に人間が駆逐されるとは思えません。絶望する必要が無いのです。多大な犠牲を払ったとしても、最期は数がモノを言い人間が勝利するのは目に見えています。にもかかわらず、巨人を無条件で平伏させる“絶対的な武器”が存在するのは、人間側にちょっと都合良すぎるかなあと。 【目隠シスト】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-05-21 18:53:23) |
21.《ネタバレ》 映像的には面白かったんですが、主人公とヒロインがいまいちだったせいか、今ひとつ面白みに欠けるというか、なんというか。なぜ、お坊さんは豆を持っていたのだろう?なんで、そんな王冠を思いついたんだろう?そもそも、あんな大きな浮島があったら天気はどうなっちゃってるんだろう?とか考えちゃうので、そんなこと考えさせないテンポがあればよかったのだが、前半、ちょっとスローテンポだったのが残念。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 22:27:48) |
20.《ネタバレ》 崖の上でピカピカ光るメタルクウラたち。「絶望」というと未だにあのシーンが浮かんでくるんだけど、森の中から巨人たちが姿を現した瞬間、似たような感覚を味わえたのが嬉しかった。正直、天空パートは微妙だったけど、地上に降りてきてからの盛り上がりで挽回できたと思う。なんなら立体機動装置も出しちゃえば…ってそれはダメか。1対1では話にならない戦力差があっても、篭城戦ならそれなりに面白くできるものだなと。ただ、最後はやっぱり拍子抜け。あれしかなかったんだろうとは思うが…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-14 18:48:36) |
19.《ネタバレ》 おとぎ話のセオリー通りに配置されたキャラが予定調和的に活躍して終わるストーリーですが、決して大味では無く、細部が拘りを持って作り込まれています。巨人たちの大きさや腕力の見せ方が上手で、「進撃の巨人」を実写で見せて貰ってる気分です。巨人や豆の木といったフィクション要素を除いた部分を出来る限り現実的に描くことが、この種のファンタジーが見応えを獲得する秘訣だと分からせてくれます。とても楽しめました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-11 00:52:45) |
18.《ネタバレ》 童話「ジャックと豆の木」に基づいたスペクタクル・ファンタジー。豆の木が伸び空島へ、前半は空島を舞台にしたアドベンチャー。空島から醜すぎる巨人たちが襲い来る、後半は大迫力の攻城戦、ロード・オブ・ザ・リングのようでした。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-16 00:49:44) |
17.例えば昔、『グレムリン』ってな作品があって、何やら要領を得ない3つの約束をさせられる(約束ってのは当然ながら、後で破られるために存在する)のだけど。それに比べると本作の「豆を水に濡らすな」というのはヒネリが無いし、ましてや、床下に落とした一粒が雨に濡れちゃうなんて、これでは単なる不可抗力、あんまり平凡過ぎるのでは。という訳で、どうも大味な印象の本作。でも天空の巨人の国に辿り着いての探険、仕掛けられた謎のワナ、なんていう展開は、過去の怪獣映画、恐竜映画を彷彿とさせ、ワクワクさせます。それだけに、いきなり巨人が出てくるのは、これまた大味で残念。他にオモシロイ生物は、ここには居ないんでしょうか。と、手っ取り早く突っ走っていくのは、後半の地上でのバトルを描きたかったからですね。こんなバトルは付け足しでもいいから、途中をもっと膨らませてくれてもよかったんじゃないか、と。しかし、これはこれで楽しい展開。まさか、巨人と戦う描写として、綱引き合戦というシチュエーションを準備するとは、これは意表を突かれました。こんなに巨人をウジャウジャ出して、風呂敷広げ過ぎなんじゃないの、と思ってたら、最後にちゃんと(冒頭から繋がる)気の利いたオチも準備している。戦いにウェイトを置き過ぎて、ジャックも王女も魅力に乏しく、ユアン・マクレガーの役どころも何だか生煮えな印象ですが、童話を題材にアメコミ風味のアレンジ、素朴な楽しさがあります。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-01-03 18:03:03) |
《改行表示》16.『ジャックと豆の木』をハリウッドで映画化するとこんなやつになるのか・・・ まぁ、暇つぶしには良い。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-12-31 23:51:18) |
15.《ネタバレ》 生活費を得るために、街へと馬を売りに来た平凡な青年ジャック。そこで謎の修道士と出合った彼は、ひょんなことからその馬と魔法の豆を物々交換することに。その夜、あやまって床下に落とした魔法の豆から伸びた蔦が瞬く間に天空高く育ったことから、ジャックは偶然知り合った王国の姫や騎士らと共に天空の巨人伝説を巡る冒険の旅へと巻き込まれてしまう。誰もが知る名作童話を、大胆なアレンジと最新のCG技術を駆使して映画化という、最近流行りのファンタジー作品。恐らくこんな映画なんだろうなーという、こちらの期待を一切上回らないがまあまあ面白いという、典型的な可もなく不可もなくな映画でありました。欲を言えば、もうちょっと主人公の青年役の俳優に華があれば良かったかなー。それに巨人たちの造形もただ小汚いだけで僕にはあんまり魅力を感じませんでした。クライマックスも、ロードオブザリングで散々やり尽くしてきたような映像がひたすら続いて少々単調。あれれ、書いてるうちに不可がいっぱい出てきた(笑)。でもまあ、適度な暇潰しとしてはぼちぼち楽しめると思います。ユアン・マクレガーの飄々とした演技も良かったです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-01 08:18:23) (良:1票) |