アメリカン・ハッスルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アメリカン・ハッスル

[アメリカンハッスル]
American Hustle
2013年上映時間:138分
平均点:6.35 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-01-31)
ドラマサスペンス犯罪もの政治もの実話もの
新規登録(2014-01-05)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-03-18)【TOSHI】さん
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監督デヴィッド・O・ラッセル
キャストクリスチャン・ベール(男優)アーヴィン・ローゼンフェルド
ブラッドリー・クーパー(男優)リッチー・ディマーソ
エイミー・アダムス(女優)シドニー・プロッサー/レディ・イーディス
ジェレミー・レナー(男優)カーマイン・ポリート
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)ロザリン・ローゼンフェルド
ジャック・ヒューストン(男優)ピート・ムセイン
マイケル・ペーニャ(男優)パコ・ヘルナンデス/シーク
シェー・ウィガム(男優)カール・エルウェイ
アレッサンドロ・ニヴォラ(男優)アンソニー・アマド
サイード・タグマウイ(男優)アル
アンソニー・ザーブ(男優)ホートン・ミッチェル上院議員
コリーン・キャンプ(女優)ブレンダ
バリー・プリマス(男優)テレジオの顧問
ロバート・デ・ニーロ(男優)ヴィクター・テレジオ(ノンクレジット)
ポール・ケイ〔男優・1965年生〕(男優)ホテルの主人(ノンクレジット)
宮内敦士アーヴィン・ローゼンフェルド(日本語吹き替え版)
桐本琢也リッチー・ディマーソ(日本語吹き替え版)
中村千絵シドニー・プロッサー(日本語吹き替え版)
坂詰貴之カーマイン・ポリート(日本語吹き替え版)
東條加那子ロザリン・ローゼンフェルド(日本語吹き替え版)
堀勝之祐ヴィクター・テレジオ(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・O・ラッセル
音楽ダニー・エルフマン
挿入曲デューク・エリントン”Jeep's Blues”
ピエロ・ピッチオーニ”La chatte à la Satie”
フランク・シナトラ”The Coffee Song”
エラ・フィッツジェラルド”It's De-Lovely”
トッド・ラングレン”I Saw the Light”
トム・ジョーンズ”Delilah”
エルトン・ジョン”Goodbye Yellow Brick Road”
サンタナ”Evil Ways”
ザ・ビー・ジーズ”How Can You Mend a Broken Heart”
ポール・マッカートニー”Live and Let Die”("ポール・マッカートニー&ウィングス"として)
デヴィッド・ボウイ”The Jean Genie”
レッド・ツェッペリン”Good Times Bad Times”(ノンクレジット)
撮影リヌス・サンドグレン
製作チャールズ・ローヴェン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ブラッドリー・クーパー
配給ファントム・フィルム
振付マンディ・ムーア〔振付〕
衣装マイケル・ウィルキンソン
編集ジェイ・キャシディ
アラン・バウムガーテン
その他コリン・ウィルソン(サンクス)
あらすじ
1979年、ニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、パートナーのシドニー(エイミー・アダムス)は、FBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、司法取引に応じる。偽のアラブの大富豪を餌にした、おとり捜査に協力する事になった二人は、標的のカーマイン市長(ジェレミー・レナー)に接近する。
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【クチコミ・感想】

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12
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40.実話を基にした詐欺師ものなので、どうしてもその騙しの行方を追いかけて「うーん、そういう事件があったのか」と自分の知識向上を求めたくもなるが、途中からあきらめた。これ人間を楽しむ方のやつだって。うん、とっても楽しめた。出演者全員良かった。この手の作品でも、各々の思いとか、思い通りにならない辛さとか、しっかり人間味を表現することを諦めてない感じ、巧いと思う。デニーロ出てきてからは、更に囮捜査の緊迫感も加わって、最後まで楽しめました。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-06 11:51:10)
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39.《ネタバレ》 “American Hustle”『アメリカの詐欺師』。カンフーハッスルのハッスルですね。さぁ詐欺師の映画とくれば、最後どんでん返しで痛快に騙されるのが定番かと思いますが、私の集中力が足りなかったのか、どうにも波に乗れませんでした。 物語はプラザホテルのシークと市長の取引から始まります。取引を前に3人が揉めてます。でも理由はわかりません。 市長が出ていくとアーヴィンの回想、どうして彼は詐欺師になったかを振り返ります。そして愛人シドニーとの出会い、回想。奥さんロザリン登場。ディマーソ登場…市長の取引に戻るのは、始まってから48分辺り。おいおい、どうしてここから映画を初めたんだい?  最初の方しっかり観ていなかった私が一番悪いんだけど、最初に出ていたアーヴィン、シドニー、ディマーソの間にも騙し、騙されがあるものと思って観ていたから、シドニーが留置所で監禁されて、マジックミラーの後ろでディマーソとアーヴィンが話してるのを観て、2人でシドニーを騙してるのか?なんて思ってしまった。あぁちゃんと観れてないなぁ。 アブスキャム事件本題以降は、序盤で割と多く出ていたアーヴィンの“心の声(ナレーション)”が減ったため、このセリフが本心なのか相手を騙してるのかも解らなくなり、どれが本心だろう?って関心が薄れてしまいました。勝手に自滅してますねぇ。  でもテレジオ登場で映画はピリッと締まります。シークにアラブ語で質問するトコの『やべぇ』空気は最高。手に汗握ります。ここが一番のピンチで山場じゃないでしょうか?そしてアーヴィンは“失敗すると殺される”立場になります。さぁ、どう切り抜けるか?? でもその緊張感は長続きしないで、序盤のムードに逆戻り。いま誰が有利で、いま誰が不利なのか、チェス盤の駒の配置がイマイチ伝わってきません。私の集中力がなかったせいも大いにありますが、メインの3人がアレコレやってる事件より、奥さんの単独暴走のほうが面白くて目を引きます。 最後もどうにもスッキリしない。実話ベースにしても、もう少し解りやすい娯楽作品に振ったほうが良かったのかも?とか、観せ方変えればもっと面白くなったんじゃない?なんて思ったり。1回目の理解度はこの程度。もし集中力が続きそうなときにもう一度観たら、もうちょっと楽しめるかもしれない作品。
K&Kさん [DVD(字幕)] 5点(2024-02-13 22:43:37)
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38.クリスチャン・ベールが実に魅力的。稀代のイケメンでありながら、こういううだつの上がらない風のおっさんもまったく違和感なく演じてしまうわけで。 物語としては軽い感じ。おとり捜査という、いかにも緊迫しそうな舞台設定でありながら、なんとなくサラッと流れていきます。ただし、なぜかノンクレジットのロバート・デ・ニーロの登場シーンだけは、空気がビシッと引き締まります。台本がそうなのか、それとも役者の存在感か。 まあ2人の女性との絡みや、ラストのどんでん返しも含め、けっこう楽しませてもらいましたということで。
眉山さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-12 04:10:25)
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37.《ネタバレ》 詐欺師だけど、悪人ではなさそう。 そう思いながら見てたけど、思った通りの話で安心した。 市長も悪人とは思えず、やっぱりFBIがいちばん悪いように感じた。 逮捕されちゃったのは気の毒だけど、最悪の結末にならなくて良かった。 マフィアも物分かりが良くて平和な物語でした。 現実離れした展開ではなくリアリティがあったけど、親権で揉めなかったのだけは嘘くさかった。
もとやさん [インターネット(吹替)] 5点(2023-03-03 12:48:43)
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36.お腹いっぱいになりそうなゴージャスなキャスティング。 ローレンスやベイルの演技・役作りは堪能できるが、いかんせんストーリーが響かない。そして140分は長い。 これってコメディなの?笑っていい場面がよくわからなかった。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-18 00:08:34)
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35.《ネタバレ》 2013年にこの映画の存在を知った時から、エイミーアダムスの”ノーブラおっぱい半見えブラウス”が気になる作品でした。  あれから7年、ようやく鑑賞。(ノーブラおっぱい半見えブラウスも)   この作品の中で胸糞悪いキャラナンバー1は、ジェニファー・ローレンス。  ベイルの電話を盗み聞きするは、出しゃばってベイルの仕事を計画していない方へ持ってくは、子供を人質にしてベイルを縛りつけて離婚にも応じないは(この子供を利用して自分の立場を守るあたりが特に胸糞悪い)、エイミーアダムスに勝ち組アピールするは、(そのくせ完全な勝ち組でもないことを分かっているから浮気するは)、浮気相手に大事な情報もらして夫の命を危険にさらすは…とんでもないアバズレ女。    それに対して、エイミーアダムスの純粋なこと…。  ダメダメ男のベイルに尽くし、計画的にクーパーに惚れてる演技して再三体を求められたって、どんなに演技のためとはいえそこだけは絶対断るほど貞節だし(強引に襲われたときは出生の秘密を明かすみたいな形で相手を興ざめにさせて操を守ったし)。  おとり作戦に参加するにあたっては、何かあったら一緒に逃げるBプランも用意しようと、二人の未来もしっかり想定する賢さも相当だけれど、「でも息子ガー」とウジウジするベイルに「息子さんも一緒で逃げるのよ」と、会ったこともない彼氏の子供も愛する覚悟ができているその愛情と包容力たるや、もう女神。   (まぁその二人にはさまれて、息子可愛さになかなかハッキリすっきり(離婚に応じない妻には別居しかないのに普通に帰宅しちゃう)してくれないベイルも結構イライラしますが。)   でも最終的には、ジェニファーがマフィア男に惚れこまれて離婚に応じてくれたので、泥沼にならずに非常に良い展開。 (浮気相手の女性に嫉妬して、離婚して二人を幸せにさせてなるものかと意地でも離婚に応じないたちの悪い妻には、他の男を与えないと話が進みませんよねやっぱり。)   そしてベイルとエイミーは一緒に暮らしてめでたしめでたし… (どうやら息子とも暮らせてるようで、元妻は2週に1度の面会権って感じのようです)  ぶっちゃけ、品も聡明さもなく着飾ることしか能のない口の悪い出来損ないのゲスな実の母より、賢くて誠実で愛情あふれるエイミーのほうが、息子にとっても生育環境はずっと良いので、めでたし要素がいっぱいなのが痛快!!   その他のキャラを見ても、ブラッドリー演じる身勝手な刑事は、手柄をほめてもらえず、 善人だけど州民のためならルール違反も犯すことウッカリ罠にはまっちゃったジェレミーは逮捕されても減刑。 それぞれ相応なオチになっていたと思います。  (200万が警察から振り込まれた先がデニーロの口座じゃなくてベイルの口座だったことは、エイミーがあの送金係の女性を仲間にしていたおかげだと思うと、ジェレミーに禊を済ませることができたのもエイミーのおかげなわけで、ホント、エイミー、女神。    関係を公にしづらい男女の話は、バッドエンドが多いので個人的に貴重な八ッピーエンドの作品リストを作っているのですが (たとえば「〇〇〇・〇ッ〇〇」とか「ヴェ〇〇〇〇の〇〇〇〇」とか)この作品も新規追加にします。    ちなみに、実話をもとにした作品とはいえ、ジェニファー演じた妻は実際は当時50歳で、マスコミに詐欺で稼いだ金で暮らす女として報道されて翌年自殺したとか。  聡明なビジネスパートナーのエイミー演じた女性も、詐欺のことは知らなかったとか。  それだとドラマ性がないので、大胆に脚色してハッピーエンドにしたのは大成功だと思います。
フィンセントさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-10-30 11:49:26)
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34.《ネタバレ》  実話だから仕方がないけれど、カーマインのような志のある善良な人間を陥れるような物語ってのは、見ていて気分が良いものではありません。しかも、『まだ犯罪を犯していない政治家たちに、賄賂を受け取る場をセッティングして無理矢理犯罪者にしちゃう』ってのが胸糞悪いです。  いや、そもそもこの映画、ちょっとわかりにくいです。話についていくのがやっとで、映画を楽しむ余裕が持てません。難しめの映画を否定する気はありません。ですが『説明不足』と『難解』をはきちがえている作品がときどきあるように思えます。この作品なんかまさにそれじゃないでしょうか。  で、ただでさえわかりづらいのに、ちょっとオツムの足りない妻と強かな愛人の確執的なものが頻繁にさしこまれて、気が散ります。  『アーヴィンの妻はなぜ離婚を申し出たの?』『カーマインをはじめとして、大物政治家たちは結局逮捕された。だったらディマーソはなぜこの件からはずされたの?』『テレジオはなぜ最後アーヴィンに感謝していたの?』  その辺りの疑問に対する答えが、想像はできても確信できない私。『じゃああなたの理解力が足りないだけだから、この作品を評価する資格はないね。』と誰かに言われれば、確かにそうかもしれません。  ですがあえて言いましょう。一生懸命見たのによく理解できない、いや、させてもらえない映画なんてクソだと。  そしてこの映画の登場人物はクソばかりだと。まさにクソまみれの作品だと言いたいです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-06-17 02:50:05)
33.《ネタバレ》 ジェニファーローレンス目当てで鑑賞。うーん、可もなし、不可もなし。
にけさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-17 06:32:19)
32.《ネタバレ》 クリスチャン・ベイルの役作りには驚いた。ストーリーは可もなく不可もなく。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-06 11:34:29)
31.《ネタバレ》 絵に描いたような善人の市長を騙す事に心痛めるアーヴィンの詐欺師らしからぬ葛藤が興味深い。詫びを入れに行った際の修羅場は「裏切るくらいなら裏切られるほうがマシだよなぁ」と言った人の事が思い浮かび、司法取引の一端である他人を売って自身の罪をチャラにしてもらう制度の胸糞悪さが際立っていた。特筆すべきはデ・ニーロでワンシーンのみの登場ながら、小賢しい詐欺師どもを瞬時に抜き差しならぬ状況に追い込んだ存在感は流石。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-26 01:12:34)
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30.クリスチャンベールの役作りと演技は圧巻。 内容も悪くない。見ている時は、まあ引き込まれるのだが、もう一度見ようとは思わない。 そんな映画でした。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-09-15 19:32:27)
29.まあ、これだけのキャスティングなんで、達者な役者の皆様の安定した芝居を鑑賞するだけで、140分十分楽しめるのですが。しかし、制作側の方は、その役者陣を使いこなすだけで手一杯だったのか、その上に立つ演出の方向性までは固まっていませんでした。いっそ、もっとコメディチックな部分を強調した方がよかったのでは?
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-02 01:50:17)
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28.《ネタバレ》 ジェニファーローレンスの演技は良いけど、癖が有りすぎた。 デニーロの登場で映画に緊張感が生まれ、良いアクセントとなっていた。  そこそこ面白い作品だった。
タックスマン4さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-09 09:56:48)
27.《ネタバレ》 なかなかおもしろかったよ。本物の詐欺らしく、派手さがないところが良い。少し実話の中の人物に配慮して、エゲツナイ部分は少なくしたようだが、もう少し踏み込んだら深い部分の人間像をもっと描けた様に思う。
cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-22 20:54:35)
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26.C・ベールは体重を20kg増やしたそうだ。イケメンをぶっ壊すハゲ頭にぶよついた身体。CGでなんとかなりそうなご時勢にあっぱれな根性ではある。もっとも私は”太ってない”のに”太っている”と思わせることができるのが巧い役者だと思うが。ま それはいいけど。 イケてないパンチ頭で嬉々として嫌なFBIを演じたB・クーパーもえらいが、一番良かったのはJ・ローレンスかな。なんだかじわっと情念が滲み出るような女優さんですね。 ちょっと話は弱いかなー。詐欺師が主人公なのだから、こちらをも煙に巻く仕掛けが、いかに鮮やかに決まるかが肝だと思うんだけど。その辺の驚きが小さかった。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-17 00:29:37)(良:1票)
25.《ネタバレ》 お話自体は正直ソレホド面白くない(実話ベースだから仕方ないかも)のだけども、出演の皆さまの役作りがお見事。クリスチャン・ベールはどうやったらそんなになるの!?的な容姿で役者魂炸裂だし、短いながらも圧巻のロバート・デ・ニーロの登場シーンのすごさときたら!ゾクゾクしたよホント!! ある意味見応え十分な本作、とてもうまく計算された配役に感心した次第でゴザイマシタ
Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-17 21:32:03)
24.《ネタバレ》 この映画を観た人は誰しもが納得するところだと思いますが、ワン・シーンだけなんですがデ・ニーロが登場してから緊張感が高まりテンポがすごく良くなるんです。そこまではどちらかと言うとモタモタした展開だっただけに、これは監督が狙ったのか映画の神に愛されているデ・ニーロだからこそ成し得る御業なのか、面白いところです。そしてクリスチャン・ベイル、あそこまで醜く肉体破壊してまで役作りに励む役者魂は、彼こそデ・ニーロの後継者たり得る人物なのかもしれません。良く観察してみると、この映画での彼の演技はなんか若いころのデ・ニーロを彷彿させるものがありました。 終わってみれば主要キャラはみなルーザー(負け)でカタルシスのかけらもないし、映画の登場人物に感情移入出来ることを求める人には耐えられないお話しでしょうね。でも俳優の演技を愉しむという観点からは、主要キャラ四人が全員オスカー・ノミネートというのも納得の逸品だと思います。
S&Sさん [DVD(字幕)] 9点(2015-03-03 23:45:10)(良:2票)
23.ハゲでお腹が出てて、でも魅力的なおっさん。ダンディではないが。詐欺師の映画として観ると痛快な感じは無くて少々物足りない。ストーリーも解りにくくてイマイチだが、それぞれのキャラが立ってる点はおもしろい。特に、ジェニファー・ローレンス。うざくて痛くて圧巻です。
ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-01 20:57:47)(良:1票)
22.《ネタバレ》 でっぷりとしたお腹にざんばらハゲを隠すためのバレバレの一九分けヘアがトレードマークの生粋の詐欺師アーヴィン。彼の仕事上でも私生活でも名実共にパートナーである男にだらしない女イーディス。自分の出世のことしか頭にない自己中心的な俗物FBI捜査官リッチー。鬱からくる情緒不安定でネイルアートだけが生き甲斐の現在別居中のアーヴィンの妻であるロザリン。一癖も二癖もあるそんな彼らの本音と建前、嘘と真実、愛と憎しみが複雑なタペストリーのように絡み合うコメディタッチの社会派ドラマ。このデビット・O・ラッセルって監督、前々から感服しいてたことだけど役者を使うのが実に巧い!!「あんた、何処まで肉体改造したら気が済むねん!」ってくらい今回も役者魂を見せ付けてくれる胡散臭さ爆発なクリスチャン・ベール、絶対に友達になりたくない“ザ・やな奴”を見事に演じたブラッドリー・クーパー、いつおっぱいポロリするか分からないような露出狂ファッションで常に男を振り回すビッチを生々しく演じたエイミー・アダムス、関わり合いになりたくないけど客観的に見る分には面白いイタいお騒がせ女ジェニファー・ローレンス…、他にもほんのチョイ役ながら相変わらず存在感抜群のデ・ニーロやらおバカな市長役のジェレミー・レナーやら、そんな豪華な役者陣が織り成す見事な熱演の数々は見応え充分でした。ただ…、ストーリー的にちょっと弱いかな~と感じたのも事実。実際にあった事件を元にしたからか、いまいちカタルシスに欠けるという印象が拭えない作品でもありました。個人的には、同監督の前作「世界にひとつのプレイブック」の方がドラマティックで好きですね。それにこの監督って良くも悪くも優等生なんですよね~、作品としてもう少しアクの強さみたいなものが僕は欲しかったですかね。それでも、最後まで安定して観ていられるエンタメ映画の佳品に仕上がっていたと思いまーす。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-31 23:39:50)(良:1票)
21.思ったより面白くなかった。クリスチャンベールの役作りは圧巻だが、背景が理解できないとどうしても話にのめりこめず、自身の知識不足を実感するばかりだった。
おっちょさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-09-15 18:28:51)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.35点
000.00%
100.00%
200.00%
325.00%
425.00%
5717.50%
6922.50%
71230.00%
8615.00%
912.50%
1012.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞クリスチャン・ベール候補(ノミネート) 
主演女優賞エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
助演男優賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
美術賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マイケル・ウィルキンソン候補(ノミネート) 
編集賞ジェイ・キャシディ候補(ノミネート) 
編集賞アラン・バウムガーテン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)エイミー・アダムス受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)クリスチャン・ベール候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕受賞 
助演男優賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
脚本賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 

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