1.《ネタバレ》 それなりに楽しめはしましたが、いつくか文句も言いたくなる出来栄えであるのも事実でして。
たとえばCGの出来がね、他の史劇大作のクオリティと比較すると、かなり低レベルなんですよね。
まぁ予算がないんだろうなとは思うんですけど、そのへんは少々目をつぶる必要があります。
それから主人公の彼。肉体美は素晴らしいものがありますが、顔がね、
なんかアホみたいな面してるんですよ。あんまり格好良くないのよね。
それがまたなんだかB級っぽさを強めているような気もするしね。
それからアクションシーンなんですけど、どのアクションも
普通に撮った画と、それをスローモーションにするっていうのを
交互に展開してアクションシーンにするっていうやり方だけで、あんまり独創性を感じないのよね。
スローモーションの多用や鎖の振り回しとかは、もしかして3D映像として撮影しているのを
意識してのことなのかな?それがかえって映像的につまんなくしちゃってるのだとしたら残念。
とまぁ酷評ばかりになりましたが、レニーハーリンは好きな監督なので
彼への応援の意味も込めて5つ星をつけたいと思います。