21.ドラゴンクエストに関しては無知な人間ですので、失礼ながら一本のアニメーション映画として評価します。物語に起伏もありラストの妙にひねった展開がなければ普通に冒険ファンタジー映画として評価される出来だと思います。CGも動きの硬さは感じますがよくできてると思います。特に顔の生傷には相当こだわっていますね。2Dアニメは基本的に単色で塗られたのっぺりした肌しか表現できませんので、これは3Dアニメであることの強みを生かしていると思います。それで例のラストなんですが、まあ失敗ですし悪評も仕方ないです。でも一部に支持派がいるのは納得できます、というか支持します。やるならもっと序盤からわかりやすく示唆すべきというのも尤もな批判ではあります。でもラストのメッセージ的にもここまでは全てが本物であるかのように語られる必要性はあったと思います。我々はなぜフィクションに対して本物以上に思い入れを抱くことができるのか。それは単にフィクションが傷つくことのない別の世界へ逃れることを可能とする現実逃避の対象だからでしょうか?いやむしろ現実では傷つくことから本能的に逃げようとしてしまうからこそ、それに真剣に向き合う場としてのフィクションが必要なのだと思います。そしてそこで前述の生傷へのこだわりが生きてくると思います。この映画の裏メッセージは傷つくことこそが生きていると感じられる本物の証であるということだと思います。 |
《改行表示》20.《ネタバレ》 DQ5をプレイしたことのない人にとってはちょっとわかりづらいかもしれない。 本編をまあまあ忠実に再現しているが、ストーリーが駆け足で進みすぎる。(デボラが出てこないぞ!?) 最後に宇宙プログラミング説が出てくるとは驚いた。 【チェブ大王】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-03-12 22:58:41) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 動画配信で鑑賞。たぶん酷評の嵐を知って見たからだろう。言われるほどひどくはなかった。クライマックスで突然現れる奴が噴飯物である事は分かる。あれは大失敗だと思うが、監督本人は別にゲーマーに喧嘩を売っているつもりは全くないだろうから。 一言言わせてもらえば、フローラの声は中川翔子の方が良かった。彼女は「私は断然フローラ」と言うくらいのフローラ派だから。 【ぴのづか】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-02-11 15:56:18) |
18.《ネタバレ》 賛否両論分かれる展開かと思います。私にとってはありでしたし、ぐっと来るものがありました。冠に偽りなしです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-30 22:57:42) |
《改行表示》17.酷評はみていたので、覚悟はできていたのですが、それでも酷すぎて怒りを覚えるレベルです。 ドラクエ5はドラクエシリーズの中でも、人気作品だし、私も大好きですが、音楽や、町の名前はそれをつ使ってるものの、 まったくの別物。物語の没入感、冒険感がまったく感じない。 音楽もただただ、それっぽいところで5の曲を流すだけ。 ラストもとにかく酷すぎ。 鳥山絵じゃない時点で、ドラクエの名前をかたってはいけないのでは・・・ このくそっぷりぜひみてほしい!! 【へまち】さん [ブルーレイ(邦画)] 1点(2020-08-23 11:47:58) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 酷評の嵐だったので、ハードルが下がっていたためか、だいぶ楽しめた。 ドラクエⅤはSFCやDSで何周もするほど大好きで、モンスターも全部仲間にし、レベルを全キャラカンストさせたほどでもう愛していると言ってもいいのだけど、この映画、私にとっては悪くなかった。 あの壮大なストーリーを2時間の映画にするのは土台無理な話で腹をくくっていたのだが、要所要所を丁寧に綺麗で迫力ある映像に仕上げつつも大胆にストーリーのカットや改変、ダイジェスト等を行っていたのでやはり不満は募った。一方でキャラクターの喜怒哀楽を表情豊かに表現していたのはとても満足できた。ビアンカもフローラもすごくかわいく、結婚関係のエピソードは改変しつつも良くできていたと思う。 そして問題の終盤の展開は、よく「制作者はゲームのプレイヤーをバカにしている」と炎上していたが、私は世界観のネタバラシに関して、なるほどそういうことであればダイジェストも改変も仕方ないよなというのと、これは「天空の花嫁」ではなく「ユアストーリー」だから別物だよなと割り切り、そう思えば悪くないのではと思えてきた。 そしてコンピューターウイルスの登場とその発言は、ゲームを楽しんでいる人に水を差す、世間のゲームを良く思わない人・関心がない人たちとそのいまだによくある価値観・意見であり(自分も幼少の時から今でも、ゲームにのめりこんでいると親からよく言われたものだ)、それに対しそんなことはない、ゲームをプレイした経験や体験は本物であると否定する。これは今までドラゴンクエストをプレイしてきた・している私たちを全肯定してくれていることに他ならない。劇中の主人公同様、自分が子供のころにドラクエシリーズをプレイした思い出がぶわっとフラッシュバックし、胸が熱くなった。 この「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」はタイトル通り、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイした鑑賞者個人の経験で補完することで完成する映画だった。ドラクエⅤの映画化なんて無理ですよ、原作ゲームより面白い映画なんて作れないですよと白旗を上げ、ゲームをプレイした思い出を懐古させる。確かにドラクエの映画化というのは、これが正解なのかもしれない。どうやったって個人がプレイするゲームに勝る映画なんてできっこないのだ。 なかなか思いついても実行はしないような構造をしている映画だが、そこのチャレンジ精神も含めて、評価したい。エンディングで名曲メドレーをやってくれたのもうれしかった。映画のエンディングが終わり、現実に戻るとき寂しさは、ドラクエを全クリしてエンディングを見終わったときの寂しさと同じものを感じた。 【eureka】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-08-06 01:44:13) |
15.《ネタバレ》 これは松本人志監督の「大日本人」をリスペクトした作品です。ある程度の情報は仕入れて心構えは出来ていたものの、それを上回るぶち壊しをラスト10分に入れてきて茫然自失。それまで非常に良い出来だったのを「よくもやってくれたな」という感じ。ゲームを楽しくやって感動してる横で「それたかがゲームじゃん」と水をさしてくるしょうもないことを公式がやったことに呆れ果てた。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-06-28 20:05:10) |
14.《ネタバレ》 ドラクエは1~3までしかやってませんが、ゲームばっかりで彼女に振られたり、留年しそうになったり、かなりの思い入れがあるタイトルです。ドラクエ5の映画版だとは知りませんでしたが、それなりに楽しめました。最後のあのシーンまでは…。正直あの展開はなしです。仮想世界で楽しみたいのに、わざわざ現実に引き戻すとは、SFで禁じ手の夢落ちと同じです。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-21 17:56:14) |
《改行表示》13.公開当時の結末の不評が気になるところだったが、 実際に観てみたら案外思ったほどでもなく、むしろ良かった。 ただのドラクエだけに留めなかった手法はアリだと思います。 随所に渡る「ドラクエっぽさ」や冒険感がすごく再現されてる。 ドラクエの魅力がたくさん詰められてる感じがします。 色んな要素も練り込んであるので飽きないですね。 個人的には結婚を申し込むシーンが最高潮でした。 はすっぱな有村架純(ビアンカ)も悪くないなぁ。 ゲームは悪と言い張るオトナにこそ伝わってほしい内容(伝わらないだろうけど) そしてドラクエ(FC/SFC)で育った世代のオトナこそ観てほしい内容。 『大切なことはゲームから学んだ』 FFの映画よりは…うっ!頭がっ… 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-06-14 09:33:13) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 なぜこういうオチにしたのだろうと、観終わってみて率直に思いましたね。 ドラクエはFFと違って日本だけですごく人気があるゲーム。 映画化の話を聞いたときは、映画という媒体を通してドラクエの人気を世界に広めようとしているのかなと思ったのですが、 実際鑑賞してみると全然そういう内容ではなく、すごく内輪な結末でしたね。 賛否あるでしょうが、ゲームの世界だからとかいうのなしにやはり普通に一つの世界として見せて欲しかったなぁ。 CGはほんと良く出来ていて、和製でもこんだけやれるんだなと感心しましたし、 音楽はドラクエのサントラが全編にわたって流れていてファンもその点は満足するでしょう。 良かったシーンは、ビアンカにプロポーズした時の彼女の反応かなぁ。可愛らしかった。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2020-03-29 15:37:44) |
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《改行表示》11.《ネタバレ》 CG映画が、ポリゴンの塊であることは、誰もが知っている。そもそも映画とは、暗い部屋に投影される光と音にすぎない。そもそも小説は文字の順列にすぎない。ミッキーマウスは労働者の着ぐるみ。人間とは血と骨と臓器のうまい具合の絡まりにすぎない。そんなことは言われなくてもわかっている。みんな知っている。なにもかも虚構であり、物理で記述可能なのだ。そんなことはもうとっくのとうに『新世紀エバンゲリオン』で味わっている(特に、世界の中心でアイを叫んだけもの)。だから「それがどうした。」なのである。そして、こういうメタ認知構造を突き付けてくる作品は、僕は嫌いじゃない。 だいだいだなあ笑い男よ、僕たちはね、ぼうけんのしょが消えるという、我が実存そのものを全消去されるショックを耐え抜いて今を生きているのだ。なぜって、勇者だからさ。 僕たち人間のスゲエところは、上記のような「現象」でしかないものに「価値」を見出すことができるということ。そしてその「価値」は、いかなるものからも傷一つつけられることはない。そう、あのラスボスであってもだ。(ぼうけんのしょが消えたときはかなり傷ついた) ここは意見が分かれるところだと思うが、僕は、あのラスボスは何も破壊できていないと思っている。だってミルドラースのバグですよ、そりゃ弱いでしょ。 しかもこの映画、ちゃんと笑い男に打ち勝ってるではないか。そのときの武器がアレなのも大いに共感できる。てんくうのつるぎは、僕(=ゲームの主人公)には装備できなかった。でもアレは、僕にも装備できる。なぜって、勇者だからさ。そしてエンディングが「そして伝説へ」。 それに中盤、ところどころにラスボスシーンの必然性(ピンクの聖水のトリップ反応、クエストというセリフ、設定というセリフ、雑な端折り)が仕込まれていたので、丁寧な仕上がりとなっていると言える。轢かれた猫のような衝撃はそれなりに緩衝できるように作られている。 でもさすがにラスボスに負けていたら、今頃ボロカスに書いていただろう。 ガキの頃ドラクエと出会い、ドラクエで言葉や計算を学び、ドラクエで人付き合いが増えた。20歳くらいになるとDSとかプレステとかでリメイクされ、ドラクエと再会した。最近ではユーテューブでプレイ動画(ありえねえ裏技があってびっくり!)見る。そして今、CGで映画としてよみがえりしドラクエだが、僕にとってのドラクエは最初から今まで一貫して変わらぬ存在。これが「価値」だ。しょせんゲームで、しょせんドラクエだ。「時間の無駄」と言われれば何も言い返せない。それでも、今でも僕が僕であるための支えの一つである。これはきっと多くの元少年も思いを同じにするところだろう。 要するに、つうこんのいちげきと捉える人が多いけれど、僕にとってはかいしんのいちげきな映画だった。僕は支持する。感動した。ありがとうドラクエ。 |
《改行表示》10.様々な媒体で酷評されていた例のオチを知った上での鑑賞。 そのせいか、特にラストのショックも無く純粋に楽しめました。 婚約者を選ぶシーンは本当に良かった。 そして、映画館で観たかった・・・。 【N.Y.L.L】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-03-07 11:23:00) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 フルスペックのCGアニメを邦画で本気で作ったらどの程度の出来になるのかが気になって鑑賞。CGの造形自体や、質感・背景のつくり込み等はディズニーにも左程引けを取らないが、表情や細かい動きなどが少し劣る印象(動きがどれもカタい(ロボットぽい)のが気になった。あと、日本語のリップシンクも見慣れないだけかもしれないが、これもやや違和感がある。) 問題は話の内容の方だが、元がゲーム1本分のシナリオなんだから2時間に収めようとしたらそりゃダイジェストっぽくなるのは致し方無く、そこは寛容に許してやろうとも思ったのだが、急展開からのラストは個人的には「万死に値する」「お終いで台無しな」「意味不明の」代物と言う他ない。確かに、軽ーくダイジェスト流してきてラストも魔王をあっさり倒して終わりだと、鑑賞後感が相当に残念になるのは否めないが、だからと言って…CGアクションも意外と良いので、率直にガッカリ。 一点、一人だけ演技凄いなあと思った悪玉が、声優でも何でもなくて吉田鋼太郎だった。吉田氏の凄さを実感すると同時に、声優起用したがらない監督の気持ちが少し理解できた。 【Yuki2Invy】さん [映画館(邦画)] 3点(2019-11-28 00:01:22) |
8.《ネタバレ》 減点法で点数つけたくないけど、あのオチは納得いかなくてこの点数です。わざわざ夢オチみたいなことをドラクエでやる理由がわからん。 【おとばん】さん [映画館(邦画)] 3点(2019-08-25 19:00:46) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 山崎監督のインタビュー「副読本のようにならず、ゲームというメディアと戦える方法はないだろうか……ということを来る日も来る日も考えていた」そしてある日、映画のプロットを書いているときに「今回挑戦した新たな手法がふっと浮かんだ。」(シネマトゥデイ) そのアイディアが...裏目に出ましたね。 長時間プレイして得る達成感に対して、2時間そこそこの映画で期待に応える確信が持てなかったのかも知れない。 今回挑戦したと言う「新たな手法」は、山崎監督にとっては新しいかも知れないが、観客にとっては決して新しくはない。その代表例が TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のクライマックス。 物語に愛着を持つ視聴者はその演出に混乱し、ある意味でエヴァは伝説になったが、そんな伝説、そんなインパクトはいらない(笑) 作者の意図を超え肥大化した作品に、プレッシャーを感じた作り手が まれに陥る選択《物語世界それ自体を客観的視点で再定義する》ことで 物語を自分の手元に戻し、終結させる。 ただし、これは《観客それぞれが補完し自分用にカスタマイズした世界を、一方的に再定義してしまう》ことでもあり、よほど上手く行わないと拒絶反応を受ける事になる。 本作では、物語のクライマックスに突然、それが発動する。 今や東宝から巨匠扱いされるほどの監督が、これほど大衆に支持されている物語で、こんな危険な博打を仕掛けるとは信じ難い。 一応、私もDQVをエンディングまでプレイした一人。 この映画化に期待したのは、剣と魔法と勇者の成長、愛嬌あるモンスターたちとの戦い、謎と伝説と栄光の物語。その単純明快なヒロイック世界の追体験だと思うのだ。 百歩譲って、客観視点を生かしたければ、アバン(イントロ)で堂々と前振りするべきだし、エンドクレジットはオールDQシリーズのふり返りにするべきだった。 以上、否定するように書いたが、本作のDQらしい雰囲気づくりやCGキャラクターの (子供にも受ける) 演出には好感を持った。 不安から始まった鑑賞も、それなりに楽しんで終盤を迎えられた。CG制作スタッフの努力には感謝したい。 後にテレビで放送する際は、客観視する部分をカット(アフレコも変えて)発動したのはミルドラース (ラスボス) の次元魔法ってことにしてくれない? 【墨石亜乱】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-07 10:11:09) (良:1票) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 ななめうえをいく後半の展開で『台無し』になってしまった。 製作側はどうだいびっくりしただろうとドヤ顔だが見る側はドン引きです。 ドラクエ5に思い入れがあり、泣かせるシーンが数か所ありおまけの6点です。 それにしても、ストーリー展開が雑すぎ。 ドラクエ5は題材としては最高なのにホントもったいない。 最後に、ドラクエというゲームに興味ない人はまったくおススメできません。 【まっか】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-04 22:55:58) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 ドラクエ5に思い入れがある自分としては辛い作品でした。映像はとても頑張っています。「ディズニーアニメを目指してるんだろうか」と皮肉りたくなるほど高クオリティなのでびっくりしました。それにビアンカ可愛いですね(演技はアレですが)。 しかし問題なのがストーリーです。“原作通り”を望んではいませんでしたが、幼少期を早々に飛ばしたり、場面転換が急だったり、各キャラとの関係性が不鮮明だったりと「こんなことなら2部作にすればいいのに」と思ってしまうほど無茶な流れが多々ありました。 そしてあのラストです。「だからあんな不自然な飛ばし方、サブタイトル『ユアストーリー』なのか」と納得はしましたが・・・正直、そんな伏線回収(?)望んでなかったです。プレイヤーというメタ的なことを出すのは否定的じゃないですけど、そういうのやるならむしろ最初からやればよかったんじゃないでしょうか。押し入れから埃をかぶったSFCとドラクエ5が出てくる→スイッチオンであの(劇中の)オープニング→ラストはThe Endでリアルに戻る。そういう劇中劇で十分よかったと思います。それをよりにもよってVRにウイルスとは。「見終わったらまた5をプレイし直したくなるんだろうな」思っていたのですが、そんな気持ちにはなりませんでした。 【あんどりゅ~】さん [映画館(邦画)] 4点(2019-08-04 02:52:38) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 「ドラゴンクエストⅤ」をCGアニメ映画化。3世代に渡る大冒険。さらわれた母ちゃんを取り戻せ、殺された父ちゃんの仇を討て。ドラクエの域を越えた深遠なる旅のテーマ。しかし終盤に失速。敵モンスターの描き方が雑やな。魔王なんてDBのフリーザみてえだぜい。ゲーム音楽は忠実に再現。ドラクエⅥの映画化に期待。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-04 00:22:46) |
3.ナンバリングタイトルにてとりあえず泣いてばかりいるおじさんとして、終始ハンカチ手放せない展開は想定内。「しかし」。身震いした。すべてタイトル通り。そしてすべて掌の上。もうこれ以上は書けない。【ネタバレ有】で書いたとして、それを読んでいただくヒマがあるなら劇場でまずご覧になることをオススメします。 【まつもとしんや】さん [映画館(邦画)] 9点(2019-08-03 02:11:47) |
《改行表示》2.これは私が知っている「ドラクエⅤ」ではない。 今回はネタバレ無しレビューで行きたいと思うのでラストについては言及しないが、これは作り手の手の内にいいように転がされたというか、「ドラクエⅤ」の思い出を踏みにじられたというか……少なくとも、「う~ん 、そうきたかぁ!」等と感心してしまうようなオチではない事は確かであった。 思い返せば副題の「ユアストーリー」というのが公開前からちょっと引っ掛かってはいた。どういう意味なのだろうかと。 しかし、見終えた今、その副題に対して確かに間違ってはいないが、納得するという事は全くなく、単に言い訳にしか聞こえない。 全然フェアじゃないし、観客をビックリさせてやろうという思惑しか透けて見えて来ないのでむしろ腹立たしい。 「ドラクエⅤ」リアルタイム世代とか、思い入れが有りすぎる人ほど爆死する危険があるので注意。 とは言え、途中までは確かに「ドラクエⅤ」のストーリーに浸ることが出来たと思う。かなり端折っているので脳内補完するしかないが…。 あまりに年月の流れが早すぎて、感情移入する前にどんどん進んで行くので、ダイジェストだと思えばそこそこ楽しめた。 ビアンカやフローラやスライムなどのキャラクターはとても可愛いし、パパスはカッコいいし。 ただ、やっぱりラストがねぇ…。 「ドラクエⅤ」でそれをやらなくてもいいじゃん、普通に感動させてよって感じ。 いろんな人に警告したい映画ということで2点献上。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 2点(2019-08-02 19:22:01) (良:2票) |