いのちの停車場のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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いのちの停車場

[イノチノテイシャバ]
2021年上映時間:119分
平均点:5.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-05-21)
公開終了日(2021-11-10)
ドラマ医学もの小説の映画化
新規登録(2021-03-03)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-06-30)【イニシャルK】さん
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監督成島出
キャスト吉永小百合(女優)白石咲和子
松坂桃李(男優)野呂聖二
広瀬すず(女優)星野麻世
西田敏行(男優)仙川徹
南野陽子(女優)若林祐子
柳葉敏郎(男優)宮嶋一義
小池栄子(女優)寺田智恵子
泉谷しげる(男優)並木徳三郎
石田ゆり子(女優)中川朋子
田中泯(男優)白石達郎
伊勢谷友介(男優)江ノ原一誠
森口瑤子(女優)
中山忍(女優)
松金よね子(女優)
小林綾子(女優)
菅原大吉(男優)
国広富之(男優)
西村まさ彦(男優)
金子昇(男優)
原作南杏子【原作】「いのちの停車場」(幻冬舎文庫刊)
脚本平松恵美子
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞小椋佳「いのちの停車場」
主題歌西田敏行「いのちの停車場」
撮影相馬大輔
製作早河洋(製作総括)
東映(「いのちの停車場」製作委員会)
木下グループ(「いのちの停車場」製作委員会)
テレビ朝日(「いのちの停車場」製作委員会)
電通(「いのちの停車場」製作委員会)
朝日新聞社(「いのちの停車場」製作委員会)
東映ビデオ(「いのちの停車場」製作委員会)
読売新聞社(「いのちの停車場」製作委員会)
製作総指揮岡田裕介
企画木下直哉
配給東映
特撮野口光一〔特撮〕(VFXスーパーバイザー)
美術福澤勝広
編集大畑英亮
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5.《ネタバレ》  知り合いが大絶賛していたので、視聴。マジかよの出来でガッカリ。原作があることが信じられないほどの不出来なストーリー。在宅医療のドラマとは思えない。校正入ってるんですかね。    58歳の官僚が死の床で子供のころ欲しかったプラレール、って言うんだけど確かに発売は1958で計算上は合うけど1992のきかんしゃトーマスから認知の自分としてはすごい違和感。確かに調べれば間違いとは言えないけど。  小児がんの在宅医療ってのはなしで学校に行く必要から多分、院内学級とかある病院に入院すると思うんですけどね。  新薬の治験では一応急性の毒性に関してはチェック済だと思うのでいきなり血を吐いて死んでしまう展開は誤解を生むのではないかと思います。  老人の住むゴミ屋敷みたいなのは第三者が清掃するのも本人が認めなくて難しいのにそんなところはお構いなしやって感謝される展開はちょっとどうかなと思いまいした。   もう、豪華な出演者で皆さん達者な演技でそこはすごいと思うんですけど、その分残念感に変換されてしまう。あと、個人的に温かい人間関係=家族みたいな描き方に気持ち悪さ全開。唯一良かったのは田中泯の病気で脳の異常で苦痛を感じてモルヒネも効かないって設定。彼の演技も迫真ですごかった。   あと、ついでに豆知識。医師の国家試験は何点以上が合格の資格試験ではありません。受験者の上位九割を合格とする選抜試験であります。ついでに言うと当然ですけど優秀な医者になる人ほど成績上位で合格します。そして、そのまた逆も真であります。
たこのすさん [インターネット(邦画)] 2点(2023-01-15 10:11:56)
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4.《ネタバレ》  命の質、quality of lifeについて見せられる映画だった。病院の規定や国の法律なんかはさておき、患者にとって大事なものは何か、最優先すべきものはなんなのか、それらを考える良いきっかけになる映画だと感じた。   しかしそれとは別に、まほろば診療所のようなやり方は賛否ありそうだなとは感じます。医者でありながら医療行為は最優先とならない現場。在宅医療ってこういうもんなんだと誤解させる危うさはあると思います。ただこういう、可能な限り患者のこと、その意思を優先して治療にあたってくれる先生がいることは純粋にありがたいと思うし貴重な存在だ。ある意味現在の医療では、死の瞬間まで病院のベッドに横たわり機械に繋がれただただいのちの時を永らえさせることのみを目的とされているように思う。そして確かに、自分はそんなふうに生かされたいとは思えない。個人的に、もう自由に動けなくなった時点で死を選びたいと思っていますしそういう意味では安楽死に賛成派であるし。冗談めいたような雰囲気の中の他人との雑談でも似たようなことを言う人はいるが、実際本気でそう思ってる人とかどれくらいいるんだろう。なぜかそんなことを考えた。   面白い映画だとは言えない。咲和子先生や野呂青年の役柄がなんというか、極端に「映画!」って感じで逆に現実味がなかったこととか、病気の女の子と海に入るとか、美談にするにしても少しやり過ぎ感を感じる。だが社会のテーマのひとつとして勉強になったり考えを深める映画だとも思える。特に、治験での治療に文字通り命を賭けその甲斐もなく亡くなったプロ棋士の女性のエピソードは言葉を失い、泣いてしまった。そういう力がある映画だと思いました。   最後にもうひとつ。この映画はコロナ後の映画であるにもかかわらず、作中に登場したIT社長のエピソードは秀逸と感じた。彼はIT畑バリバリの凄腕社長であるにもかかわらず、決してリモートでの就業を是とはしない。あくまで直接現場に立つことを熱望する。その熱量のためか正直傲慢な面もあるが、どうやら社員からの信頼は厚いようだ。治療の見通しが立ちそのことを社員と共有しながら「すぐにそっちに乗り込んでやるから待ってろ」と檄を飛ばし社員たちは喝采で応える。。。胸が熱くなったシーンでした。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-10-23 12:51:23)
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3.《ネタバレ》  ムビチケ貰ったので(協賛企業経由なヤツ)見に行ったのだけど、なんだか色々と残念な映画だったわ。   冒頭の大事故スペクタクルなシーンが、ただ病院が大混雑したために手が回らなくなりました、という状況のためだけに存在していて。  田中泯と吉永小百合が親子っていう設定に無理があって(吉永小百合を40~50代として見てくださいね、という事なのかしらね)。  役者さんたちの会話のタイミングが妙に悪くて(特に西田敏行の間の空け方は危なっかしさすら感じて)。  患者が出てきては死んで泣かせてのパターンを繰り返して。  広瀬すずの境遇が明かされるのが結構経ってからで(あんな少人数の職場でそんなに長く明かされないものかしら?)。  何故か小池栄子と伊勢谷友介のエピソードは放ったらかしなままで終了して。  ラストはまさかの絶望エンド。   なんていうか、コロナ禍でちゃんと撮りきれないまま公開するしかなかったのかしら? 伊勢谷友介はまあアレがあったからアレだけど。   在宅医療や終末期医療、安楽死の問題を盛り込んで人間性、情の側面から現代の医療を捉えているのは判るのね。でもひたすらに感情的、感傷的になってしまっている気がして、それはどうなのかしらねぇ。もちろん心が無いのは良くないけれど、法律には勿論それが存在することの意味があるのだから、それを無闇に間違っている、あるいは法律よりも優先されるべきである的な投げかけをしても良くないのよね。冷静に論理的に考えるべきものまで感情論で潰しちゃダメだと思うわ。さすがにサユリスト向き映画的情緒で片付けちゃいけないわよね。   救いは松坂桃李かしらねぇ。喜怒哀楽ハッキリしたキャラなので映画の中で生きてる!ってカンジがしたわ。莫迦だけど。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2021-06-18 21:07:26)
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2.《ネタバレ》 広瀬すずが可愛かったなあ。去年の二本の映画ではあまり可愛いカットがなく、特にラストレターなんかアップすらごくごく少ししかなかったので、可愛さを本当に久しぶりに大きな画面で堪能できました。髪型はやっぱり前髪ぱっつんがいいなあw 他にも、石田ゆり子、中山忍、南野陽子、好きな女優がいっぱい出て、キャスティングしたの俺かよって映画ではありました。(ただ、南野陽子は劣化がきつくて、かつて一押ししてた自分としては少々泣けましたけどね)  ただ、ストーリーがね。これではテーマは訪問医療ではなくて安楽死がテーマではないかと思います。しかも、そのメインテーマとかした安楽死で、最後の最後の決断を観客に丸投げされてはね、脚本家が無能というより無責任ではないかと感じます。 また、いくつかのエピソードを取り扱ってるわけですが、濃淡のつけ方が少し。どのエピソードも中途半端に力が入っているので、かえって全体として薄い印象に。  自分的にあまり感動できる要素が少なかったです。  批判的な書き込みで8点てのはどうかと思うんですが、広瀬すずの基本点で。
rhforeverさん [映画館(邦画)] 8点(2021-06-01 12:34:09)
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1.《ネタバレ》 原作を先に読んだが、既に本作のキャストが表紙になっていたこともあり、読んでいる時は登場人物のイメージがしやすかった、というか主人公は吉永小百合以外に思い浮かべられなかった(笑) 在宅医療や終末医療という、今後ますます重要になっていくであろうテーマに真正面から向き合うストーリーは、感動と共に、読者に重い問いかけを投げかけており、社会に一石を投じる意欲作だった。  そして本作の鑑賞に至ったわけだが、ストーリーは原作に忠実でありつつも、一部登場人物の背景に改変があったり、2つのエピソードが合体していたり、新しいエピソードが追加されていたりと、映画としてのオリジナリティーを求めたことは理解できるものの、結論としては原作のイメージを超えることはなかった。 ※新しいエピソードのひとつに、小池栄子演じる芸者のエピソードがあるが、何故か回収しないで終わった感が残った。  日本が誇る大女優・吉永小百合が初の医者役に挑戦したという本作だが、あのおっとりとしたキャラクターは生き馬の目を抜く救急救命の世界に長くいた人にはとうてい見えず、年齢も原作よりも10歳以上超えていることもあり、残念ながらリアリティーに欠けたことは否めない。  もっと致命的なのは吉永小百合演じる主人公の父親を田中泯が好演しているのだが、この二人は実際はほぼ同年齢であり、さすがに親子に見えづらかった。 この辺は恐らく「主役に吉永小百合」ありきで製作が始まったことに起因するのだろうが、私には興ざめだった。  とはいえ、キャストは脇役に至るまで多彩かつ豪華であり、そこは見所のひとつと言えるだろうし、特に柳葉敏郎演じる厚労省の高級官僚は、某刑事ドラマの印象そのままで、いいキャスティングだったと思う。
田吾作さん [映画館(邦画)] 5点(2021-05-31 15:49:49)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.20点
000.00%
100.00%
2120.00%
300.00%
4120.00%
5120.00%
600.00%
7120.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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