《改行表示》61.これは女性向けの映画だろうか。 冒頭の雰囲気は気に入ったが、その後の物語は自分にはなかなかついていけいない。会話を楽しむ作品だと思うので、それに合うかどうか。 【simple】さん [地上波(字幕)] 4点(2016-08-06 14:48:08) |
60.女3人寄れば何とやらという格言があるほどだから、6人も集まった井戸端会議ならぬ美容室会議はさすがに姦しい。だがその姦しさがあればこそ、女性陣の団結力隣人愛はすばらしい。この映画に出てくる男性陣はシェルビーの父も夫も弟たちもみんな脇役、お飾りで存在感を示す場もないほど。それゆえ、女性陣の家族特に子どもを思う気持ちが伝わってくる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-04 10:04:17) |
59.《ネタバレ》 若きジュリア・ロバーツ、ダリル・ハンナが初々しい。サリー・フィールドは適役だしシャーリー・マクレーンはさすがの演技力。でも美容室でのトークはなんかおばさん達の世間話レベルで結構退屈。後半もなぜジュリア・ロバーツが倒れ、そして彼女の生命維持装置を切るという結論に達したかがわからず、どうにもそこらへんをすっ飛ばした感があるかな~。全体を通じて男が添え物程度の存在感しかないのも明らかに狙って構成されてるよねこれは。何か今一つ乗りきれなった、そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-04 08:33:32) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 女性はおしゃべりが好きだ。何でも気軽に話せ、愚痴を言い合える友達は貴重な存在に違いない。だから多少気が合わなくても、憎まれ口を叩いても、喧嘩をしても、やがて何事もなかったかのように仲直りできるのだと思う。あるいは喧嘩、和解、悪口、仲直りを繰り返すことによって、より一層強固で奇妙な友情が生まれるのかもしれない。いくら無二の親友がいても遠くにいては心もとない。遠くの親友より、相談できるご近所様ということもあるだろう。更に竹馬の友だったり、宗教もからめば、「友情」の一言では言い表せない「絆」が生まれるのだろう。その絆が本作の主題。美容院を舞台に普通の女性の日常生活がいきいきと描かれる。祝日、式、パーティ等の場面が多いのは偶然ではなく、そこは女性が活動する場だから。裏方で準備するのはたいてい女性で、頭が下がります。男といえば、近所迷惑を顧みずに鉄砲で鳥の木を脅したり、いたずらをしたりで、役に立ちません。シェルビーは、出産と子育てに命をかける女性の象徴。彼女が死して天使となり、母や子や夫を見守るのは当然でしょう。祈りとは運命を受容すること。 米南部の文化が紹介される。カラーエッグやクリスマスの家の電飾は、今でこそ珍しくないが、公開当時の日本ではまだ一般的ではなかった。プールにマグノリアを浮かべたり、アルマジロの巨大ケーキを作ったり、花婿の友達が銃を鳴らしながら登場したりと興味深い。娘の死を嘆いて涙する女性を友人が無理に笑わせる場面があるが、これこそ日本にないブラック・ユーモアのセンスで、周囲が悲しみに沈んでいるときに、わざと馬鹿をやったり、ジョークを飛ばしたりて皆を笑わせると誉められるらしい。運命を受容し、何もかも笑い飛ばすことができれば幸せでしょう。 原題「Steel Magnolias」のマグノリアは南部の州花で可憐な花だが、鋼鉄のマグノリアとなれば、伝統的に農業に携わってきた南部女性の芯の強さを指すのだろう。「鋼鉄のように強いはずの男が…」の台詞があるが、男性批判ではなく、自分の強さに気づいたということ。その強さは、それは出産し、子を育て、死を見守るという女性の役割に基づくものだろう。女性賛美の映画だ。男性の影が薄いのは、焦点を絞るための演出の妙。出産しそうな妻を乗せた車をバイクで追いかける。それも男の役割。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-18 23:47:49) |
《改行表示》57.小さな田舎町を舞台に、女性たちの交流と友情を描いたドラマ。 ジュリア・ロバーツが演ずる娘とその母親のエピソードはありきたりで、 これがメインのお話なら、とても高評価はつけられないのだが、 そちらはサブストーリーに回し、女同士の友情をさりげなく描いたところに好感が持てた。 母親役のサリー・フィールドは適役、シャーリー・マクレーンがんばってます。 ちなみに男性陣も結構出てくるんだけど、まったく役に立っておらず、でくのぼうばかり。 女性向けの映画などで別にいいのだが、観ててかなりイライラした。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 09:41:42) |
56.好きなジャンルではありませんが、それでも感動してしまったので、とても良い映画なのだと思います。毒をはき、辛口のトークもするが、お互いに思いやりや信頼関係も強い。多くの登場人物の、それぞれの小さなドラマが上手にからみあっている感じでした。上質な映画を見させていただきました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-07 16:23:13) |
55.美容室での女達のおしゃべりは観ていて疲れました。ウィザーは存在感があっていいですね。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-04-10 07:33:39) |
54.お花やドレスなどの色合いがとても綺麗。こんなところに住みたいなあと思いました。 【*まみこ*】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-03-01 01:16:22) |
53.《ネタバレ》 同じ南部が舞台の女性映画「キルトに綴る愛」は苦手でも、これは 6人の女優さんの個性が生かされたなかなかよい作品。 脚本家が妹をモデルにした肝心のシェルビーは難病ゆえにだいじに育てられ、母親マリンの払う犠牲を当然のごとく受け入れる我儘娘にも思えて、彼女の死に際してもあまり悲しみは感じなかったけれど。(ジュリア・ロバーツが苦手ってこともあるかな) 葬儀で憤りをぶちまけるサリー・フィールドと女っぽくなくガサツで意固地なシャーリー・マクレーンがよかったです。 特にウィザーは作品をひきたてるスパイス。 サム・シェパードやトム・スケリットら男性陣もさりげなく存在感を見せていい感じでした。 誰かが去っていけばまた誰かが生まれ、思いを受け継いでこの世は続いていく。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-27 01:30:02) |
52.ハーバード・ロス監督って、その時々の旬の女優の魅力を引き出すのが巧みな監督さんでしたよね。フィルモグラフィーを一瞥しても「愛と喝采の日々」「グッバイガール」「ボーイズ・オン・ザ・サイド」・・・どの作品でも、女優さんたちが生きいきと輝いていたシーンが思い浮かびます。70年代から90年代にかけ、ジョージ・キューカー監督の後継者的役割を担ったっていうイメージ。この映画は正にそういう意味では、彼の集大成的な作品に仕上がっていたと思います。当時ブレイク寸前だった、ジュリア・ロバーツも瑞々しくて素敵だったけれど、誰が一番っていうより、みんながみんなそれぞれにいい。アカデミー賞でも「ベストキャストアンサンブル賞」っていう部門があれば、「リトル・ミス・サンシャイン」とかこの映画に進呈したい気持ちです。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-04 10:54:16) (良:1票) |
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《改行表示》51.《ネタバレ》 女性のキャストが多い映画は得てして苦手なのだが、この映画は面白かった。話の筋もあるにはあるし、それはそれで感動的なのだが、それよりも登場人物一人ひとりの思いに心を致し、彼女らの会話とアメリカの田舎町の雰囲気を楽しむための映画だと個人的には思う。時代背景を無視して、ひたすら恋愛模様のみを追いかけるオースティンの小説の現代アメリカ版といった印象を受けた。 脚本については、アネルのイメチェンのエピソードが唐突な印象があるが、その他の登場人物はよく描けていた。役者が皆うまく、安定した演技を見せている。群像劇はともすれば登場人物が多くて、印象を残せない役者がいるものだが、この映画はそれがない。男性キャスト含め全員が存在感を出すことに成功している作品だ。物語の本筋はどちらかと言うと悲しい話だが、観終わった後の印象もスッキリしており、気持ちが良かった。何か深い印象を残すという作品ではないが、疲れたときにふっと観かえしたくなる映画だ。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-10 00:15:45) |
50.世代も性格も価値観も違う女性たちの友情と、サリー・フィールドとジュリア・ロバーツの母と娘が互いを思う気持ちと2人それぞれがわが子を思う母親としての気持ちが心に染み入る映画でした。温かくて優しくユーモアにあふれ、特にお葬式の後に彼女達が口論になり、そして笑い合う姿が特に強く心に残ります。よくぞこれだけの顔触れが揃った豪華な女優陣それぞれの持ち味がよく出ていて、男が目立たない映画ですがお父さんのいい味も見逃せない。そんな人々が暮らす小さな町の描写に、優しさを感じさせる控えめな音楽が作品にとても良く合っていました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:11:59) |
49.《ネタバレ》 やはり『愛と追憶の日々』と雰囲気が重なるところが自分としてはちょっと抵抗があるところです。それだけ、シャーリー・マクレーンの存在感が大きいということでしょうか。舞台劇の映画化だそうですが、確かに台詞回しがそれっぽいですね。でもサリー・フィールドの上手さが再認識できたのは収穫でした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-17 22:25:58) |
《改行表示》48.憎まれ口や、えげつない冗談の数々(特にシャーリー・マックレーンは最高!)がドン ドン繰り出されますが、本当は皆が気のいい人達ばかりの実に清々しい理想的な素晴らしい街の日常を悲しい出来事も交えながらサラリと描いた、ハーバート・ロスの「愛と喝采の日々」の雰囲気をそのまま生かした良作。それにしても、ここに出てくる女性たちは幾つになっても明るくてユーモアに溢れ、いざという時には芯の強いたくましさがあります。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-05 23:32:32) |
47.ストーリー展開がサクサクッと早くて、でも、それが心地よいスピードなので、すんなりと受け入れられました。あのくらい簡潔に物語が進んでいくのってすっきりしてて好きです。女優さんたちの演技は言うまでもなく、自然で素敵でした。友達も、家族も、みーんな大切ですよね!やっぱり、一人で生きてるんじゃないんだ!って優しく感じる映画でした。 【リノ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-04 00:40:30) |
46.《ネタバレ》 実話が元になっていると知って「へぇ!」と思いました。最初は舞台劇として美容室内での会話だけで進む物語だったそうです。シャーリー・マクレーン演じるウィザーおばさんの実在モデルに興味津々です(笑) トム・スケリット演じるパパの実物はやはりウィザーおばさんとよくケンカしてたのかな? お互い良いケンカ相手で、あれなら歳とっても元気でいられそうです。この映画はじめて観たとき、すごい涙が出ました。葬式直後、ダリル・ハンナの優しいけど優等生的発言になんかシラーとしてしまうのは映画の作戦で、コレが良い引き金となって、サリー・フィールドの「Wh~~~y????!!!」の叫び。これがこの映画の一番の見所! 書きながら思い出すだけで涙が出そうです。あの演技は素晴らしい!! そして、湿っぽく泣かせたままにしない変化球が好きです! 多分、映画で泣き笑いしたのはコレだけかも。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-18 13:37:46) (良:1票) |
45.大人になってから観ると沁みる作品。サリー・フィールドの名演技に気付けば涙でいっぱいに・・・友情って素敵です。 【MINI1000】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-26 23:03:32) |
44.《ネタバレ》 親になってみると(涙)が止まらない。初期のジュリアもいいが、ママのサリーフィールドもいいです。さらにさらにシャーリー・マクレーンもよい。思い出すだけでうるうるしちゃう。「鉄のマグノリア」女性の強さを表しているのですね。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-28 23:47:14) (良:1票) |
43.ストーリといい、雰囲気といい「愛と追憶の日々」に似ているなと思いました。もう一つ似ていると思ったのは、女優の演技合戦でしょうか。ともかく両作品とも良作ですし、この作品は特に撮影の妙もあってか、全体に広がる優しいトーンがなんとも心地よいのです。助演男優のさりげなさもありますが、やはり「女性は強し」といったところでしょうか。ドルリューのテーマに乗った優しいラストも秀逸です。 【kagrik】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-30 14:56:25) |
42.皆かなり感じのいい演技だと思います。特にシャーリー・マクレーンの偏屈な感じが最高です。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-22 13:05:08) |