334.前半と比べると後半のエピソードが弱く中途半端に終わって物足りない、前半部分だけで1本の映画にするか、後半部分の尺は倍にして3時間ぐらいが理想かな 【映画大好きっ子】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-16 21:45:06) |
《改行表示》333.《ネタバレ》 現代の秀逸な戦争映画に比べると見劣りするが、年代を考えればこれはこれで新しかったのでは。 ところで、サウスパークのカートマンは、この映画のベトナム娼婦のパロディをやったのだろうか。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-09 00:40:24) |
《改行表示》332.《ネタバレ》 前半と後半で雰囲気がだいぶ違う。 どっちも楽しめた。 やはり前半のハートマン軍曹は強烈。 役者の人が実際に海兵隊でベトナム戦にも参加経験があるそうなので 本当の訓練もこんな感じなんだろう。 ただ教官が殺されるような事件って実際にあったんだろうか。 なんか急に不自然さを感じてちょっと醒めてしまったんだが... 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-03 03:23:41) |
331.何度観てもおもしろいです。海兵隊の訓練はここまで厳しかったんですね。。。登場人物たちも1シーンしか出てこない人たちも含めて、みな印象深い人たちばかりです。ただし、強いて言えば、後半ベトナムに行ってからかかる曲は全て生理的に受け付けませんでした、聴いていると気分が悪くなります。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-11-27 09:26:31) |
330.《ネタバレ》 他レビューと同様、前半はまぁ良し、後半??? 宇宙描写はリアルなくせに、戦争描写は下手。 それは置いといて、キューブリックってのは本当、品の無い輩だな。これだから最後、因果で殺されるんだよ! |
《改行表示》329.《ネタバレ》 名作だから観ろと言われると、ハードルが上がってしまい評価は下がる傾向・・ 自分はキューブリックという監督とは相性が良くないのかも。 戦争の全線でメンタルを保つには、あのくらい鍛えないと駄目なのかもしれないと、前半は興味深い。 執拗なパワハラやいじめに会い、精神がねじれていくおデブさんのエピソードには、唸ってしまった。 後半の戦場のストーリーは、イマイチですね。どうもリアルが足りない。ベトナムぽくもないし。 地雷にやられた仲間の元に走って集まるとか、不注意過ぎるし、放置された敵の死体全然映らないし、 狙撃手の居場所がわからないのに、当てもなくバズーカ撃ちまくってるくせに、居場所が判ったら 小銃だけで接近を図るとか、意味不明・・。救出作戦じゃあないんだからブッ飛ばすだけで良いはず。 更に、最後の狙撃手との撃ち合いで、弾切れして拳銃に持ち替えるジョーカーの右胸には、手りゅう弾が 2発もぶら下がっている。20メートル先の相手に何故投げないのか・・・? そして、まだ生きている敵が女だからなのか、集まって覗き込むアホな面々。自爆されたら終わりだよ。 だいたい、その女もマシンガンで10発近く食らって死んでないとか有り得ないし・・ この茶番戦闘の後で、ミッキーマウスマーチ歌いながら歩くの見せられて、感動しろとでも言うのだろうか? 自分には無理です、評価できない。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 3点(2020-03-22 00:48:39) |
328.《ネタバレ》 前半傑作。後半凡作。前半部は、時計じかけのオレンジを思い出させる人間の狂気を育てる怖さ一杯。後半は!残念。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-30 22:46:29) |
《改行表示》327.《ネタバレ》 最近になって急に、1988年の「ファミコンウォーズ」CMを思い出して あっ、CMは知っているのに肝心な「フルメタル・ジャケット」観てない。と思い CMシーンが観たくて鑑賞しました。思ったよりも内容も良く楽しく映画鑑賞しました。 がぁー、 やはり私は、あの想い出のCMシーンが最高でした。「♪かぁーちゃん達には、内緒だぞぉー!♪」 【昭和の代表】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-07 22:38:42) |
326.《ネタバレ》 組織や環境が人を変える。これがキューブリックの不動のテーマ、若者を兵士に変える、自然豊かなのどかな国を凄惨な命のやり取りの場に変える。恐ろしい現実を突きつけられる映画ですが、幾分フェアでない、新兵訓練を描く前半ですが主軸のある同僚の変貌は軍隊の機構ではなく、いじめによってもたらせられる。もちろんこうした事は現実にもおこっているのでしょうが、組織として彼を漆黒の復讐者に変えたのではなく、いろいろあってこうなったという見方もできるのではないか、足手まといであることを突きつける現状(いじめの発端)も実態はそのまま戦地に送ることはできない、という見方からすれば責めがたい規則ではないだろうか。どうしても主張に振り回されたのではなかろうかという思いがあり、映像表現力の圧倒性をこそ評価するにとどまる。7点。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-29 15:29:12) |
《改行表示》325.まさしくベトナム戦争映画の代表作。キューブリックが戦争の無意味さを冷笑。お決まりの役者が狂気になるシーンも炸裂。さすがだね。 ラストのミッキーマウス切な過ぎ。仲間がいる安堵感からくる歌なんでしょうけどね。 |
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324.《ネタバレ》 キューブリックの中で1番好きな映画、全編ロケだとの事。ロケで無いとこの迫力(内面の切迫感という意味で)は出ないだろう。好きな所はヴィンセント・ドノフリオ(のデブ男)編が終わって、明るいベトナムのハノイの風景に切り替わる所、ナンシー・シナトラの歌でやっと前編が終わり、後半突入感が満載のシーンだ。その後半の後半はスナイパーとの銃撃戦からが素晴らしい(というか、恐ろしいのだが)。「戦争がココまで人間を変えるのだ」というキューブリックのメッセージでコレは反戦映画だと思っている。 【アマデウスga好き】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2015-10-19 23:35:13) |
323.《ネタバレ》 他の方が仰る通り、前半10点、後半6点の映画。言いたいことは全て語られているため、とにかく洗脳にも似た"製造過程"は凄いとしか言いようがない。戦場に参加するアメリカ兵のほとんどが貧困層であり、将来の格差の拡大・固定化で日本でも軍に志願せざるを得ない状況が作られる可能性があるだけに、ほほえみデブのような末路を迎えたくないよね。貧乏人は国家によって戦場で使い捨てにされる"消耗品"か? |
322.《ネタバレ》 20年以上ぶりに久々に鑑賞。当時の感想は、前半が面白く、後半が普通という印象だったが、今回もやはりその通りだった。前半の訓練編には精神的に追いつめられる描写など、感性に訴える部分がつよく、後半は戦争の悲惨さをドキュメンタリータッチで淡々とやっており、意外性や、のめり込ませるという内容にはなっていない。やはりキューブリックはこういった前半のような、精神的な部分をつく映画を作らせると天下一品だと感じた。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-04-15 14:15:33) |
321.前半は一心不乱に見入ってしまう魔力がありますが、後半は普通の戦争映画になってしまいます。同時期に公開されたプラトーンが素晴らしすぎるのか、、それともフルメタルジャケットが難解すぎるのか。。この映画が何を訴えたかったのかがちっともわかりませんでした。前半素晴らしくて後半はあまりぱっとしないので、、間を取って5点です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-04-02 22:10:45) |
《改行表示》320.《ネタバレ》 好きな映画では断じてない。が、魅入らされたのは事実です。 ・・・どうでもいいけどハートマン軍曹の元ネタってこれだったのか・・・w 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-04 18:57:33) |
《改行表示》319.《ネタバレ》 前半は海兵隊養成所、後半は戦地のベトナムが舞台になるが、前半の出来栄えが見事。 微笑みデブの人格が破壊される過程がとてもリアル。 殺戮者を育てるための海兵隊での洗脳教育。 人間性を捨てなければ、立派な殺戮者にはなれない。 教官の下品で卑猥な罵倒にさらされ、イジメを誘発するような環境の中、穏やかだったデブの顔つきがすっかり変わってしまう。 連帯責任を強いる教官のせいで仲間からも嫌われ、どこにも逃げ場がなければ、銃と話をするようになっても仕方がない。 訓練の目的通りに完全なる殺戮者になりきっていれば結末は違っていただろうが、そこまで自分を捨て切れなかったことが哀れを誘う。 何が起こるかわからない緊迫感に、思わず見入ってしまった。 教官は憎まれ役だが、実は理不尽な人間ではなく職務に忠実なだけで、認めるべきところはちゃんと認めていた。 卒業してから実は優秀な教官だったと教え子たちの思い出話になったかもしれない。 でも、歯車が狂えばこういう惨事も起こりえる。 孔子が弟子の性格によって教え方を変えたように、人に応じた教え方があったはずで、一律の古い軍隊教育が生んだ悲劇。 もっとも、職務自体が人間性の破壊という狂気をはらんだものだから、個人の責任とはいえないけれど。 前半はパーフェクトだったが、後半のベトナム戦地編では明らかに失速。 どこかで見たことのあるような戦場風景で、前半のようなインパクトがなかったのが残念。 後半にも戦争の狂気がハッとする切り口で描かれていたら、不滅の大傑作になったかもしれない。 瀕死の重傷を負った女狙撃手にトドメを刺すくらいでは、狂気漂う前半と均衡がとれず、ドラマとして弱い。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-26 22:49:05) |
318.本来社会的動物である人間の誠実性に対する不信が伝わってくるドライな映画でした。なかなか良かったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-25 20:11:05) |
《改行表示》317.まったく期待せずに見たから、案外面白かった。 前半と後半でまったく別の映画のよう。 |
316.《ネタバレ》 ミッキーマウスを歌いながらの行進を、炎バックのシルエットで捉える。素晴らしいクロージングと、このセンス。 【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-03-05 23:54:47) |
《改行表示》315.《ネタバレ》 軽妙なBGMと共に頭を刈り上げるオープニングや最後のミッキーマウスマーチなど、この人の皮肉がかったジョークは自分には全く響いてこず、映画として面白いかどうかは言うまでもなく、またしてもキューブリックとの相性の悪さが出たように思いました。 映画の前半と後半で全く別の映画となってしまっており、どちらからも伝わってくるのは戦争という異常な世界による人間性の喪失であって、前半では前線に立った時に躊躇う事なく人を殺せるような殺人マシーンの製造過程の中、精神を崩壊させて脱落する者が出てくるほどの過酷な環境が丹念に描かれており、また後半では、苦しんでいる少女の息の根を止める時にふと出てしまうわずかな人間性が訓練よって形成された非人間性とぶつかり合う様を描いたところが最も大きなテーマと言えると思います。 前半部分で、タイトルの「Full Metal Jacket」がデブの訓練生が発狂した時の台詞で出てきましたが、この場面を一番のテーマと捉えているからこそこの映画のタイトルとなったと考えましたが、だったら何故、そのシーンのすぐ後で物語を分断してしまったのか、ここは大いに疑問を抱かずにはいられません。しかし、タイトルの意味を深く考察した他のレビューを拝見しますと、まぁ納得はできますが心に響くほどではないというのが正直な気持ちです。 後半部分は、スナイパーの少女が出てくるまでは単なる断片の寄せ集めという印象しかなく、ヘリからの銃乱射や新聞製作の会議や兵士のインタビューなど、どれも本題(少女と対峙する場面)に関係のないシーンやサブプロットばかりだったように思えました。 それよりも、この映画を観終わって自分が一番気にかけてしまうのが戦争が終わった後の事なのですが、前半に出てきたあのような軍曹は当時数多くいたと思われますが、あれはどう見ても“彼自身”であって教官の任務として罵っているとはとても思えず、もし戦争が終わり平和な日常に戻った時、暴言を吐くことなく“人間”らしく生きていくことが出来るのだろうか、また彼らの訓練を受けて非情さを植え付けられた人間はその数十倍におよぶはずで、彼らもまた戦争時の非人間だった自分自身をリセットし切り替え、再び心を持って生きていくことが果たして出来るのだろうかと、心配せずにはいられません。 ベトナム戦争が終わりPTSDで苦しむ人が数多くいたというのも、この映画を観れば分かる気がしました。 【もっつぁれら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-01 19:18:22) |