114.アル・パチーノの「どうだ!うまいだろ臭」が強い感じがする。確かにうまいよ。でも過度になってしまって、少し嫌味だ。人生訓すぎる脚本もマイナス。人間の高潔さを説いた人間が、買春していちゃ「そりゃないぜ、パチーノさん」と突っ込みたくもなる。ここから先は作品の出来不出来ではなく、完全に個人の好みになるが、高潔さや勇気を描くのにこんなにダイレクトなやり方は芸に乏しいと思った。まるで小学校の道徳の教科書のよう。あからさまな倫理観を表現されても「so what?」というのが率直な感想。 【給食係】さん 3点(2003-11-18 01:28:43) (良:2票) |
113.アル・パチーノに惚れた映画。タンゴを踊るアルパチーノの表情にはこっちも微笑んでしまいます。そして演壇での演説はアルパチーノ節の炸裂で聞きほれてしまいました。心に残る名作です。 【ピニョン】さん 10点(2003-11-16 02:16:27) |
112.街を歩いていて、いいニオイがすると、思わず「フ~ア~!」と叫びたくなる。そんな映画です。 【STYX21】さん 10点(2003-11-13 21:20:27) |
111.ズドンと響いた映画。繰り返して観る度に新たな感動がある。異質な世界とのコミュニケーションの難しさを考えつつ,息つく暇もない。アル・パチーノの独断に満ちた言動・返答への性急な迫り方によって緊張感はますます加速!ガブリエル・アンウォーの台詞がほとんどないというのが「タンゴ」のシーンを引き立てているのではないだろうか。 【ロウル】さん 8点(2003-11-13 17:10:19) |
110.ある合コンの席で若いイケメン君と映画の話しになった。彼はアル・パチーノの大ファンだと言う。オッケー私もだゼ!マイケル・コルレオーネの孤独について熱く語ろうじゃないの!と勢いこんだら、イケメン君、「ゴッド・ファーザー」は見てないと言う。「スケアクロウ」も「スカーフェイス」も「狼たちの午後」も。んもー!じゃなにが好きなのよと思ったら「セント・オブ・ウーマン」だと言う。特別印象に残った映画ではなかったけど、先日久しぶりに見たら確かになかなかよかった。孤独で頑固で、見ている分にはおもしろいが深く付き合って振り回されるのは真っ平なチャーミングなオヤジをあれ程上手く演じられるのはパチーノの力量だろう。しかしやっぱり私は若い頃の方が好きだな。勿論イケメン君には「サイコーだよね!あの映画!タンゴを踊るシーンとフェラーリぶっとばすシーンが大好き」と同調しておいたが、その後連絡はない。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2003-10-31 11:50:51) (良:1票)(笑:3票) |
109.タンゴ、ファラーリのシーン、最後の演説が素晴らしい。が、それも彼が張り続けてきた虚勢とそれゆえの孤独があってこそ心に響く。一人の盲目の退役軍人の人間そのものを演じきったパチーノが素晴らしい。孤独と人生の闇に怯えながらも、他人と分かち合う術を知らない不器用な主人公に共感を禁じえない。私の生涯最高の映画の一つです。 【犬】さん 10点(2003-10-29 01:26:19) |
108.第三者から見て(いや家族さえも)傲慢で偏屈と言われる男の心と誇りを見せられた気がした。自分の身の回りの偏屈オヤジを勝手に見なおしてしまいそう(笑)ラストの大演説は、ともすればアホらしく見えてくる設定、話なのに、説得力があった。アクの強いアルパチーノにうまくハマった役、ファンなのでうれしい。 【ウメキチ】さん 9点(2003-10-25 10:37:21) |
107.この映画のアル・パチーノから男の格好良さを教わった。普段は飲んだくれのスケベ親父なのにきめるべき場面ではきっちりときめる。そのギャップがいいのだ。盲目軍人スレイドは、人のことを罵倒できるほど立派な人間でもない。にも拘わらず他人にはやたらと厳しいのだから嫌なおっさんではある。だが、その矛盾ぶりが逆に現実の人間らしくていいのではと思う。そういうところが私の父親にそっくりなのだ。俺もいつの日か自分用に仕立てたスーツを着てみたいと思う。個人的な思い入れがあまりに強いので10点を。映画終盤、アル・パチーノがクリス・オドネルの顔を撫でる場面を思い出すたびに何故か涙が込み上げてくる。 |
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105.パチーノの演技はとても凄い。脅威の一言。ただそれ以上はというと少し首をひねります。面白くないわけじゃないがめさよかったというわけでもないので。 【とま】さん 6点(2003-10-20 00:11:05) |
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【カフェ俺!】さん 7点(2003-10-17 00:08:44) |
103.《ネタバレ》 この盲目のオヤジは、確かにガンコで救いがたい愚か者です。しかしこの人は最後の最後まで、ずっと女を求めていました。 それがとても嬉しかったです。タンゴのシーンは、踊りの素晴らしさよりも、アルパチーノの顔の表情が実に感動的でした。 「俺は女が、むちゃくちゃ大好きなんだよ!」というオーラが漂ってきます。 顔だけで「生きている」ことの素晴らしさを見事に表現しています。 私だったら、いくら女性と踊るのが好きだと自覚していても、「好き」という気持ちを押し隠そうとするかもしれません。羞恥心のために。 これほど自分の感情をオープンにできる人を羨ましく思います。「人間は欲がなくなったらオシマイだ」と言わますが、「女が好きでどうしようもない」という感情は本当はすごく素晴らしいことだと思います。 それだけでも「生きる原動力」になりえます。 それが男だと思います。 最近の世の中は、自意識過剰になっている人が増えてきて、愛するよりも、どうやったら愛されるだろうか?なんて姑息に計算をたてて考える人が多いような気がします。 この映画を観て、目からうろこが落ちました。私は映画史上まれにみる偉大なスケベオヤジをアルパチーノが演じたと思っております。 このアルパチーノ演じる盲目の男は常に女を愛し、人を求めていました。 この映画の邦題は「夢の香り」になっていますが、直訳は「女の香り」です。 目が見えなくても、女の香りだけは、無くなったりはしません!彼は自分の境遇に絶望はしても、最後まで「人を求める気持ち」を失わなかったのです! 人間が、つらい人生を生きていけるのは、他人を愛せるからです! 私もいっぱい人を求めたい。そしてその嬉しさを感情に表現したい。愛したい。フーアー! 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-10-15 03:50:58) (良:1票) |
102.パチーノ君、演技が輝いてますねー。泣けるわこりゃ。 【ケンジ】さん 8点(2003-10-08 22:05:16) |
101.アル・パチーノの演技は見事にハマってましたね。最後の演説は凄く良かった。しかし世間の評価ほど良いとは思いませんでした。 【アキラ】さん 5点(2003-10-07 13:40:34) |
100.すんばらしい!アルパチーノが親戚の家でキレるシーンは部下を思う上司の心が出てました。涙もんですよ 【のりまき】さん 10点(2003-10-06 02:55:05) |
99.車のシーンはそのへんのカー・アクション映画より興奮した。ラストの演説もよかった(フィリップの嫌な野郎ぶりも!)。世代を越えた友達ってのもいいね。 【桃子】さん 8点(2003-10-03 15:03:13) |
98.これは見なきゃいけないと薦められて、本当にそのとおりだった。素直に、いい映画でした。 【ckeru】さん 9点(2003-09-29 20:49:01) |
【まいった】さん 9点(2003-09-25 21:30:17) |
96.映画好きの知人にすすめられて見たけどかなりおもしろかった。今まで特別アル・パチーノのファンではなかったがこれ以来かなりのファンになった。演技がすばらしいしこの人のスピーチはたとえ間違ったことを言われても説得させられそうな勢いがある。ラストも大佐の未来が明るいものであることを予想させる展開でほっとした。今まで三回くらい見たけどほんとにすばらしい。 【ボーボボ】さん 9点(2003-09-20 09:57:06) |
《改行表示》95.タンゴのシーンが一番好きです。かっこよかった。 なんて人間らしい人なんだろう。 【A_sui】さん [地上波(字幕)] 10点(2003-09-03 01:49:38) |