47.しかし、アダルトビデオ持ち出されるのは、ものすごくつらかったろうなぁ(後ろには昔の彼女もいるんだし・・・)。裁判官も(検察官に)「あなたが読みなさい」って・・・。そういう問題じゃないだろう! 加瀬さんの演技がリアルすぎて余計に悲惨。 |
46.おもしろかったです。痴漢冤罪ってテーマがどこか身近に感じられて良かったですね。素直に主人公に感情移入できました。冤罪被害者を中心にずさんな司法制度の問題点を描いているんだけど、検察官や裁判官を完全な悪者にするわけではなく、それぞれに事情があることもきちんと描いています。そういう意味では客観的でリアリティのある良質な映画だと思いました。何気に主人公を信じる友達の友情に感動しました。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 01:20:29) |
45.心の底から面白かった。場面転換ほとんどなし。単調。低調。それなのに143分が体感30分でした。周防正行が優れた監督で魅力ある人物なのは重々認めるけど、草刈民代が嫁って羨まし過ぎるだろってジェラシーも吹き飛びました。素晴らしい! 【OSM】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-14 23:00:40) |
44.《ネタバレ》 こんな理不尽なことあるの?痴漢冤罪という誰にでも起こりえるテーマがリアルに感じた。「裁判所はとりあえず有罪か無罪か決めるところ」あらためて言われるとそうなんだけど、じゃあ真実って・・・ 何か陪審員制度が前向きに考えれるようになってきた。役人のエゴに振り回されるよりはいいかと。「12人の怒れる男たち」観たくなったなぁ 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 19:54:50) |
43.《ネタバレ》 裁判官って難しいんだなって思いました。当たり前ですが・・ 裁判官次第で判決がかわるんだなって驚きです。・・・が 痴漢はとても難しい犯罪ですね。実際やっていてもうそ付く人もいるだろうし 警察ももう少し人の意見を聞くということを忘れないで欲しいです。 【さらら】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-08-09 13:43:31) |
42.《ネタバレ》 警察ってのはほんとにいい加減なもんですからねぇ。あまたの数ある事件・事故の処理は本当に適当にやっちゃう。僕も、痴漢事件ではないですけど、交通事故にあった時に似たような経験をしたことがあるんで、ああ、こんなにいい加減なんだと凄くショックを受けた事があります。ですから、この冤罪男性にはとっても共感しましたね。外国でこの作品を見せたらブラックコメディかなんかだと思われたらしいですけど、本当にブラックコメディなんですもんね、現実そのものが。あのラストの判決文の恣意性といったらないですよね。勿論、あそこには、日本の司法の問題点の凝縮が詰まってる。だけどそれとは別に、自分の身の潔白を証明することの難しさもまた同時にあるわけです。不条理の塊を煮詰めて観客にグイグイと一気飲みさせるような、そういう映画です。これから陪審員制度が始まるわけですから、皆さん、この作品はぜひ一度拝見しておくべきですぞ。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-08 21:04:05) |
41.《ネタバレ》 司法制度の問題点を見事に捉えたエンタテイメント。過去の冤罪モノ作品「松川事件」や「日本の黒い夏・冤罪」に比べて扱われている事件が「痴漢」とミニマムではあるが、冤罪が出来上がる滑稽なまでの可笑しさと恐ろしさはヤハリ他人事じゃない。面白かった。しかし、ちょっと気になったのが「本当にやてないの?」と主人公に聞きに来た傍聴男の描写。私も傍聴ファンだが、そこまで下衆じゃないぞ!ちょっとムッときたので、一点マイナスです。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-08 01:02:55) |
40.いや~ 完璧です! 少なくとも、法律、裁判に素人である私を納得させるには、十分すぎるほどの 完璧なシナリオ! よくぞここまで、練り上げた!って言いたいですね~ 脚本、演出、細かい伏線..そして、結末! どれをとっても 一級品 です..すばらしい~ 周防監督 さすがです!! 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-06 12:22:01) |
39.《ネタバレ》 いろいろ考えさせられる良い映画だったと思う。途中で裁判官が替わった時点で嫌な予感がしたが、最終陳述の際に裁判官が居眠りしていたシーンがあったが怒りがこみ上げてきた。実際に裁判官にこの映画をみてどう思うか聞きたい。これは映画だけの世界で実際は違うと信じたい。しかし被告人が無罪を勝ち取るためのやっていないことの証明が弱かった。真犯人が別だと仮定した場合における裁判官の質問に答えられていないことから、タイトル通りそれでもやっていないのだろうが、もしかしてやっていたのではないかという点が残る。ここはわざとそういう部分を残したのか。仮にそうであっても疑わしきは被告人の利益にというからして有罪はおかしい。痴漢冤罪が叫ばれてきてもう久しいがこの映画はもう少しはやく作成されるべきだったと思う。 【K2N2M2】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-05 13:39:52) |
38.裁判の怖さ、社会の矛盾がすごく印象に残った映画でした。疑わしきは有罪なのか無罪なのか、いろいろ考えさせられる作品です。裁判って怖い!! 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-05 10:52:44) |
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37.監督の主張が重く、しっかりと突き刺さる秀作。題材として冤罪を扱う作品は少なくないが、本作ほど身近で、現実味を帯び、理不尽で、考えさせられ、かつ印象深い一本にはなかなか出会えない。周防監督が本作に込めたメッセージに対して、やはり我々観客には少なからず思考が求められる。が、もし自分が今彼の立場に置かれていたら・・・やはり無罪を証明するために全力で闘うことしか思いつけない。例えそれが無駄な闘いだと解っていても。 【wood】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-30 19:08:12) |
36.冤罪事件の恐ろしさ・問題点というのがこの映画の表テーマなのだと思いますが、もう一つの裏テーマとして、仕事と人生の両方に人間はいかに誠実につきあっていくべきかという普遍的な問題があるように思えました。この映画で号泣したと人に言うと笑われるかびっくりされるのですが、実はラスト30分前くらいの田中哲司演ずる弁護士が瀬戸朝香弁護士に対して語るシーン、ここで号泣してしまいました。誠実で正義でありたいと思う良心と仕事に対して成果を求める職業人としての誠意の矛盾。圧巻でした。これからご覧になる方、再見される方はこのシーンに是非注目してみてください。以来、田中哲司は私のフェイバリット俳優の一人になりました。 【Sean】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-07-25 18:21:11) |
35.《ネタバレ》 周防監督の力強い訴えをヒシヒシと感じながら、ずーっと集中してスクリーンに見入っていました。痴漢・痴漢冤罪問題に絡めて日本の裁判制度の歪み・根底にある問題を掘り下げていくストーリー。あえて大掛かりな演出や過剰な展開を排除し、非常に淡々と進んでいくので、リアリティを感じる部分が多かったように思います。まるで私自身もこの裁判を傍聴している一人のような、そんな不思議な感覚にすら陥りました。随所に監督の「拘り」とこの問題への「怒り」を感じたと同時に、私自身にも投げかけられた数々の問題…。女性の立場から見ても非常に考えさせられる映画であり、多くに人に観てもらいたい作品だと思いました。ラストは現状の裁判制度の厳しさ、理不尽さを考えると納得としか言いようがありません。悔しいですけど。この様な見落とされがちで皆が疑問を抱きつつも目を背けてしまう、このような扱い難いテーマを題材にした監督の視点の鋭さを感じました。 【うさぎの餅つき】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-24 10:30:31) |
34.もし仮に(主人公は、実はやっていると思うね!)冤罪ならば、それを受け入れてる(反撃をしないこと)主人公がマッタク判らない。映画みていて、主人公は弱い!精神が弱すぎる。 もし私が冤罪に遭遇してしまったら、私は”反撃”する!ぜーーったい!死んでも許さない。まず、被害者のいる前で駅で、暴れまくるね!!まちがっても警察なんて行かないし、裁判なんてバカみたい。事件に関する、自分の敵すべてに反撃か、もしくは自分が”発狂する”であろう。こんなの、ムカつくしアホらし。 それにしても、こんなアホな”筋書き”には死んでも乗れない。まあ、日本社会問題提示としては評価するのだが、こんな血液の通ってない造りの映画にするなよ!あほ!生身の人間って、こんなもんじゃないぜ!!もっとも、 俺もこの主人公を有罪にしたいね!こいつが”痴漢をしていない現場”はこの作品には映されていないから。こいつが犯人ではないことはあきらかにされていない。ほんとはやってるかもね。わかんないよ。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 2点(2007-07-22 23:56:44) |
33.んなぁアホな!これでいいのか裁判官?どこかの社会の世界じゃん!「俺が黒って言ったもんは白でも黒なんじゃいっ」って言ってるようなもんでしょ! 【Dr.Tea】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-21 04:58:18) |
32.《ネタバレ》 怒りを覚える。日本の司法制度は完全に腐っている。正しく言えば司法に限らず行政も立法も司法も、日本のシステムそのものが腐っている。ずっとそう思っていたが、この作品を見て改めてそう思った。大恥国日本残念。 【ワトソン君】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-04 13:44:33) |
31.色々考えさせられる映画。日本の検察官、裁判の仕組みはなんてクソなんだ。 このことに限らずえらい人達が決めた意味のわからない制度やルールはたくさんある。税金を無駄にして各地に作られる誰も使わない施設とかもそうだ。えらい人達ってある意味頭がものすごく悪い。勉強ばっかりしてたから悪知恵ばっかり付いちゃったんかな。 映画が長いことだけが不満。 追加:実物の検察官はこの映画以上に本当にクズ。 起訴するかどうかを検察官個人の独断で決められる強力な権限を持ち、 気に入らないやつは自分の意見だけで起訴して裁判になれば有罪確率99.8%という本当に異常な国。 できることなら法曹界とは一生関わりたくないね。 これだけおかしい状態なのに検察も裁判所も 誰も何も言わず、何も変えようとしない。 やつらの悪さはきっと死んでも直らない。 悪人が反省もせずにさっさと認めるよりも 無実の人が無実だと言う(=当たり前のこと)ほうが何百倍も苦しむことになるなんて そんな理不尽で腐った組織は1秒でも早く滅びてしまえばいい。 【虎王】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-05-12 23:50:21) |
30.《ネタバレ》 国家権力に対しては、いかなる手段を講じても勝てないと言うことか。敵に回したら恐ろしいの一言に尽きるし、敵に回すつもりは無くても、そのような事態に陥る可能性が誰にでもあるということが恐ろしい。話が完結していないところは、問題提起の意味合いからだろうが、それがまた余韻ではなく不安を残している。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-28 11:19:41) |
29.これから満員電車に乗るときは今以上に気をつけます。 【アスモデウス】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-04-17 22:25:31) |
28.裁判の傍聴をしたことがあるが、その時の雰囲気がそのまま再現されていて監督始めスタッフの方がこの映画に求めるリアリティの高さを感じた。また、俳優のセリフ一つ一つに監督の想いを乗せているのがよく分かり、周防監督は日本の法制度に相当に怒りを感じてらっしゃるのだなと伝わってくる。難点を挙げれば少し長かった。 【おっちょ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-03-03 11:20:21) |