324.映画的な作品ではないけど、ある意味最高峰とも言える面白さ。そして面白いだけでなく、物事に対して自分が常にどうありたいとか、自分を顧みて考えた上で明日への活力を与えてくれる作品。時にこのような映画が産み落とされ、時代が変わっても鑑賞できることに感謝したい。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-20 06:39:47) |
323.ああゆう一つの空間で、あそこまでドラマ作れるのんってすごいなぁって思った。日本語と違って、「無罪」ぢゃなくて「有罪ぢゃない」ってゆうニュアンスもうまいな~。。みたいな‥。こうゆう発想、自分の中でありそうでなかったんでめちゃ新鮮やった。うちは別に引っかかるところがなかったんで、満点つけました。goodな映画ですね。 【小星】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-11-19 00:31:28) |
322.ふつうにおもしろい作品でした。密室で、少人数で、激しい動きもほとんどなし。ほぼ会話だけで成り立たせるという手法は斬新でした。といっても古典映画ですが。いちばん最後に名前を言い合い、そのまま別れていくシーンが印象的です。ただ、本編とはまったく関係ないところで苦情を一つ。字幕が読みにくい! 暑い日の白昼の設定で、登場人物たちは続々と上着を脱ぎはじめます。モノクロ映画で白いワイシャツ姿が多いのですから、画面全体が白っぽくなります。それなのに、字幕の文字も白。ワイシャツと重なると、色覚検査状態でした。「お前、どけよ」と絶望的なツッコミを入れたくなったのは私だけしょうか。後半、夜になって多少は改善されたのですが…。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-17 10:57:15) |
【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-04 03:08:18) |
320.1対11が12対0へと進んでいくまでの工程には「その推理の積み重ねは本当に正しいのか」と疑問を持つ事象も一つ二つ存在するし、脚本的にうまく強引に進めすぎる嫌いも強いのだが・・・。 反対の意見を持つ人間が多数だとしても自分の考えをしっかりと持ち、如何に正確にかつ簡潔な言葉で示して見せて相手を納得させていくか。この主人公の知に満ちた話術に魅力を感じると同時に家庭内でまた社会の中において人前で話をするときの自分に置き換えてみればこれほど勉強になる映画は他に無い。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 22:19:12) |
319.《ネタバレ》 うまく作られている。1番印象に残っているのは4番が眼鏡の事を話しているシーンの後ろで10番の落ち込んだ後ろ姿。 【十人】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-02 03:22:03) |
318.おもしろっかた。陪審員制度についても考えさせられた。もし、ヘンリー・フォンダがいなかったら、あの少年は間違いなく有罪だったでしょう。それにしても間延びしそうな内容なのに、ずっと退屈させない演出はすごい。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-02 09:40:31) |
317.この映画を観終わって何点をつけようと考えたとき、10点しか頭に浮かんで来ませんでした。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-17 14:35:48) |
316.三谷版を見てしまった後なので同じ映画の日本版と米版を二度見たような。。。そういうわけで予想通りの出来ではあったが、それ以上ではなかった。それでも完成度はかなりかなり。。。ただ、自分が日本人のせいか「優しい日本人」の方が一人一人の個性がよく描かれていた気がし、「いるいる、こーゆー奴」とか「オレはこいつ派だな」とか感情移入しやすかった。 【目白沈寝】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-07-12 04:17:37) |
315.言いたいことは全て言われているのでこれだけ言います。この作品は文句なく10点です。 【ヴィン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-03 23:29:22) |
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314.《ネタバレ》 法学部の学生だった頃に,ゼミの教授から“いやしくも法律を学ぶ立場の者なら,必ず観ておくべし”と言われた。ゼミの単位を落としたくない私は,観た。確かに面白い。いや,面白いだけでなく,なぜ私たち学生にあんな事を言ったのか,その理由もわかったような気がした。“なるほど,これが民主主義か!”てなものである。ヘンリー・フォンダが,あたかも自由と正義の守護天使のように見えたものだ。そして,シドニー・ルメットが描きたかったのは,人を裁くということを通じて謳い上げた人間賛歌であると。そう強く思ったのが,およそ20数年前のことである……そして今,あらためて今作を観て,あの時教授が言ったことの本当の意味がわかって,わずかばかり慄然とした。あの被告の少年は,私が見ても状況的に限りなくクロに近い。彼は真犯人ではないと完全に言い切れる物的証拠は,正直どこにもないのである。あるのは,あくまで推論のみ,それも現場から遠く離れた密室で,警察官でもない普通の男たちが鼻つき合わせて議論するだけだ。そこに,能弁で頭が切れ,かつ相手を意識誘導できるような人間が混じっていたなら……結果は映画の通りである。物語としては,あれでよかったのだろう。しかし,本当の真実はあの映画では依然見えない……背筋をそっと軽く撫でられるような恐怖感を覚えたりするのは,ひょっとすると私がおかしいからでしょうか。シドニー・ルメットの意図がもしそういうところにあったとするなら,彼は実に人をくった大ボラ吹きとしか言いようがない。まこと,あっぱれ。というわけで,あくまでそんなひねくれた見方をした上での10点です。 【Roxy】さん [地上波(字幕)] 10点(2006-06-22 12:40:12) |
313.この映画は大学の講義で法律をやっていたときに、こういう映画があるから一度見てみるといいと言われ、その日のうちにレンタルした作品です。見たときは驚きました。半世紀前の映画で、白黒で、場所も変化なしだけど引き込まれました。お金をかければいいものが作れるんじゃないっていうのが凄く分かりやすいですね。演技とストーリーさえよければ面白いものが作れるという代表です。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-20 23:24:01) |
312.事件解決の展開のレベルはB級推理小説並なんだが12人の陪審のかけ合いが秀逸。差別主義、絶対主義、客観主義、人種主義、利己主義、迎合主義、独善主義など思想的差異を見事にカバーし複雑な鬩ぎ合いを描いている。一室での特別な条件下での討論に見えるが、そこには「社会」そのものが現れる。いかに社会が思想、偏見、独善に満ちていることか。人間心理・社会心理を描いた映画として大傑作。日本でも裁判員という陪審制度に近い制度が導入される。日本の場合は全員一致がルールではないのでこういうことはまず起こらないが「陪審の責任」を見る上で教科書としたい映画である。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-15 00:57:41) |
311.「凝ったSFXとか派手なアクションなど使わなくても面白い映画は創れるんだ」と言う典型ではないでしょうか。もともと私は物事を理屈で考えるタイプでしたので、証拠や推測を元に他人を説得して行く過程には興奮せずには居られませんでした。個々の陪審員の人物像にも特徴があり、その間でおこるドラマがこの映画のもう一つの意味を持っていると思います。この映画の魅力は私の貧弱な語学力では殆ど伝えきれませんが、そこはこの点数を付けている事から御察しください。 【alian】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-05-07 00:54:10) |
310.もう20年近く前になるでしょうか。家の近くに初めてレンタルビデオ店が出来ました。そのとき初めて父が借りてきたビデオがこの作品でした。「これ面白いんだぞ。まあ観ろ。」めずらしく家族揃ってこの作品を観たのを覚えています。派手なアクションも笑いも涙もない、モノクロの作品がなんと面白いことか。ただのドラマだけでこれほどドキドキする感覚になったのはこの作品が初めてでした。お金をかけなくても面白い作品は出来るという見本のような作品です。自分も子供が年頃になったら、父と同じようにこの作品を教えてあげたいと思います。未見の方はぜひ観てくいただきたい、これぞ名作中の名作です。 【目隠シスト】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-05-05 21:40:25) (良:1票) |
309.今まで生きてきた中で一番短く感じた一時間半だったかもしれない 【海棠ルチア】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-26 01:21:17) |
308.ストーリーは最初から読めてしまうのに、それでも興奮してしまう。 十二人の男たちにしっかりとした個性があり、発言内容や態度の裏にそれぞれの人生 が透けて見えるところが面白い。 【Ruby】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-24 04:54:06) |
307.トイレと会議室しか写らないのに全くストーリが飽きない。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-23 01:44:03) |
306.《ネタバレ》 こういう映画を作っちゃうっていうのが凄い。 【たーくん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-19 17:17:00) |
305.《ネタバレ》 う~ん、面白い。個人的には主人公よりも、最後まで有罪と言い続けるオッチャンのほうが好きです。偏見に満ちているかもしれないけど、人間臭くていいや。そして、自己紹介してから別れるラストシーンが印象的でした。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-17 14:40:56) |