225.凄い映画を見てしまった。最初の30分と最後の10分以外は全てリアルなド迫力戦闘シーン。「戦場って本当にこうなんだろうな」と思わせる映像が続いていく。キース役の人は本人が出演したそうで、徹底的にリアルさにこだわったのだろう。自分のようなあまり深く考えない人は映像の凄さを、ドラマが好きな人はソマリア内戦や戦争の無意味さなどについて考えて楽しんでいただきたい。・・・あっ、でもラストの愛国的な言葉は要らなかったな。血と泥にまみれた兵士たちの映像でよかったのでは・・・さぞアメリカ嫌いの人に叩かれるだろう。プロパガンダだ云々・・・でも民兵側をも描こうとすると長くなるし、何より軍の協力を得られなかっただろう。民兵側の感情や行動に付いては、自分で補完するしかあるまい。そこのところは大目に見ていただきたい。しかし、戦争映画としては傑作の部類に入るのではなかろうか。何のドラマも存在せず、ただありのままの戦闘や恐怖を描き、特殊技術の使用でリアルに仕上げる。正しいCGの使用法だと思う。ブラッカイマーはさぞヒーローを登場させたかっただろうな。 |
224.初め見たときは、ぶっちゃけてそれほどおもしろくなかった(ーー;)…それもそのはず、まずおもしろさを要求するにもこの映画は娯楽性など追求していない;ってのに気付いた(^^;)それでも話が詳しく解ってくるのに3・4回は見たかな(・_・?)=なんせ、レンジャーは髪型が一緒だから、区別がつかん(>_<)=☆//そして感じたことは、見ていると市外戦のまっただ中に立たされている…そんな気分だった(+_+;)<またとてつもなく感動させられた<『仲間のために命を懸けて必死に戦う』…この姿に涙してしまった(T^T)…↓、そして適役のソマリア人、彼らも家族を持つ一人の人間であると教えられた(>_<)//この世で唯一、人を殺しても罪にならない殺人…それが戦争であると思う(>_<)今一度、人間の行為の愚かさを知り、今も死んでいる人達のことを考えるべきである…@ 【ジャンキー】さん 10点(2004-03-15 20:12:07) (良:1票) |
223.戦闘シーンばかりで途中で見るのやめようかなぁと思ったが、なんとなく最後まで見てしまった。映画館で見たら自分も撃たれるな気分になりそう。ジョシュ・ハートネットが主役で大丈夫!?と思ったけど、演技より戦闘シーンに全てをかけた感じ。別にアメリカがどうこうも思わなかったし、映像がすごいという印象だけです。 【いざ、ベガス】さん 5点(2004-03-13 17:59:15) |
222.戦争の真実を描いた作品ですね。音響・映像もかなり完成度の高い作品でした。 【SAT】さん 7点(2004-03-07 19:41:26) |
221.つまらなくはない。 下を見ると映画批評じゃなくてアメリカ批判をしている人が多々見られるが、このHPは映画のHPですので、国際議論のBBSにでも行ってくださいな。 【海野やよい】さん 6点(2004-02-29 23:36:36) (良:1票) |
220.戦闘シーンの迫力や恐怖感、残酷さなどについての演出ははとても良かったのではと思います。2時間半のなかなか長い作品でしたが、物語に引き込まれ、あっという間に終わったという感じでした。それにしても、本当に戦争とは惨いもの…。そして、戦争映画を描くことは非常に難しいのだなと改めて思いました。一歩間違えば戦争を綺麗に、また、戦争を肯定的に受け取れるような内容となってしまうから。やはり、アメリカ産のアメリカさん映画だったとこもあったかな…。ふとこのようなことを願ってしまいました。…イラクへ行っている自衛隊の無事帰国を。 |
【k】さん 6点(2004-02-19 12:25:59) |
218.お互いの背中を守りあい、誰一人として置き去りにはしないのですね…。命は尊いものだもの。だったら、いい加減に首を突っ込むのはやめましょうよ。事を大きくしてどうするの。アメリカの愚かさだけは伝わりました。 【ジェファ】さん 5点(2004-02-18 10:03:03) |
217.映画を喜劇や悲劇をひっくるめたエンターテイメントとして定義している筆者にとって、これは映画ではない。これは、映画ではなく再現ドキュメンタリーである。リドリー・スコットのBBCで働いていたという経歴が影響しているのかどうか分からないが、とにかくドキュメンタリー番組のように淡々と戦争を描いている。決してアメリカ万歳を謳ったものではない。軍隊における指揮系統の硬直化、他国の内戦に軍事介入することの是非もさることながら、単なるアメリカ批判に終わらない何かを訴えるものがある。アメリカを批判することは容易い。だが、自分が当事者になった場合、どのような代案を提示できるのだろうか。現在の国際情勢を考える上でこれは重要な点ではないかと思う。よく作られている作品だとは思うが、冒頭に述べたようにエンターテイメントとして評価はできないのでこの点数。 |
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215.《ネタバレ》 要するにこの映画は米国への告発と、そんな米国の体たらくとは全く無縁の、体を賭して戦った無名兵士へのオマージュである。当時ソマリアは無政府状態でたくさんの人民が虐殺されていたのだが、米国民は全くの無関心を決め込み、自国の軍隊がソマリアに派遣されていることすら知らなかった。しかし、この事件で米兵に犠牲が出たため米国内で非難の声が高まり、結局アメリカはソマリアから撤退し、結果としてソマリアを見捨てることになる。最後に流されるあのテロップ・・「アメリカ19、ソマリア1000」という数字は、たった19人死んだだけで大騒ぎしするくせに、ソマリア人が何人死のうが関心を持たない米国の欺瞞と責任を鋭く突く。この映画ではひたすら米兵の視点から戦闘が描かれている。人間らしく描かれ、傷ついて死ぬのは皆米兵で、ソマリア人はまるでゾンビのようである。私はリドリー・スコットが、兵士へのオマージュということ以上に、わざと米兵に観客が感情移入するように描いてると思うのだ。あの最後のテロップを生かすために。 |
214.ソマリア民が米兵の死体をリンチするシーンは生理的に駄目でした。脚色ありのドキュメント映画 【亜空間】さん 9点(2004-02-13 00:36:37) |
213.ありのままを描いたドキュメントといった感じ。戦闘シーンは迫力があり、なかなかだったがストーリー重視派にとってはイマイチかも。友達にやたら薦められたので見たが、そこまでの物・・・という感じだった。 【kazu】さん 7点(2004-01-31 20:25:03) |
212.エンディングがまんま「グラディエータ」で、泣くところを、劇場で爆笑してしまい、周囲の顰蹙を買ってしまった。 【ぐりあん】さん 7点(2004-01-30 20:04:17) |
211.や、凄いのだが、結局、これは「私は何の為に見ているのだろう」っていう疑問だらけが頭の中でいっぱいになってしまって、 上手く語れない。こういう映画が存在する意義が判らない。当然、娯楽として見れている訳ではなく、 当時のソマリア戦争の様子を知りたかったからって事なら、別の機会で勉強すればよかったなって今頃後悔してるし、 あまりにもアメリカのプロモーションビデオすぎるよ。 結局、こういう映画を全世界に向けて堂々と発信してる国だからこそ、懲りていない訳だし、結局はそこに結びつく訳で。 【3737】さん 3点(2004-01-29 13:58:51) (良:1票) |
210.純粋に、戦争アクション映画として観れば、満点の出来。しかし、実話を基にしているわりにソマリア人の扱いが非道いので、-2点。一方で、予告編の出来が素晴らしいので、+1点。差し引きで、この点数です。ちょうど9.11の直前に製作された映画ですが、一般的なアメリカ人の戦争観を、上手に表現しているのではないでしょうか。つまり、アメリカは世界の秩序を護る大国で、その正義に誇りを感じる一方で、アメリカ兵の命から膨大な軍事費までの、多大な犠牲を払ってまでで、世界に介入する必要があるのかという疑問。この両対立する意見のなかで、どちらかの立場に立ちつつも心情的に揺れ動かずにいられないのが、標準的なアメリカ人なのだと思います。この映画は、全体的に「アメリカの正義」寄りの内容ですが、その正義の「リスク」「コスト」を、極端な戦争批判に走りすぎることなく表現した点が、アメリカ人が死なないヒーローアクションや、戦争批判色が強すぎて一般受けしない戦争映画に比べれば、素晴らしいと思います。 【IKEKO】さん 9点(2004-01-24 03:02:48) (良:3票) |
209.戦闘シーンはリアル感がありました。終始、戦闘ばっかなので見た後に疲れてしまった。 【ギニュー】さん 6点(2004-01-22 23:48:25) |
208.別にこれはこれでいいと思うんだけど、何だかカメラワークや演出のおかげで演技が殺されてる感じがして仕方なかった。映画的にはそれなりに楽しめたと思う。 【コーヒー】さん 2点(2004-01-22 06:06:33) |
207.リドリースコット監督大好きなのにこの映画は最悪。おそらく見せ場だと思われるラスト上官の熱演!?もいかにもアメリカ人受けするような偽善的な感じしかしなかった。戦争を美化せず描いたというが残酷描写が目立っただけ。これ以上アメリカ中心のプロパガンダ映画が増えない事を切に願う。 【わーる】さん 0点(2004-01-20 22:12:39) (笑:1票) |
206.アメリカの自問自答、もしくは自己批判ともとれる今作には非常に意義があるといえる。上層部のエゴに付き合わされた若い兵士達の奮闘。彼らにはエゴイズムやイデオロギーはなく、自衛の為に銃を撃ち、仲間を守る為に戦った。ひねくれた見方ではなく冷静に見れば、彼らは野戦規定を遵守し、無用の殺戮は行っていない。(その描写自体がエゴだ、という意見があれば、それはもうこの映画云々を超えたハナシになってしまうが。) 戦争映画における「敵」の描写は相対的なものですし(歴史の教科書内では、あってはならんことですが)。キャストが豪華でチョト嫌味があったのかもしれませんね。誰も置き去りにはしないという、男達の強い結束を描いた映画として素直に評価します。 【はたらきばち】さん 7点(2004-01-20 13:44:40) (良:1票) |